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2021年8月16日。鬼滅の刃無限列車編をようやく観ました
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エッセイ8月16日。
朝からリングフィットアドベンチャーに買い出しにとアクティブに動こうとした。しかし思いのほかエネルギーは溜まってなかったようで昼過ぎからバテていた。
映画館で観られなかった『鬼滅の刃無限列車編』をようやくレンタルで観る。どこまでも叙情的で誠実な作風に涙が止まらない。メッセージも真っ直ぐだ。
新しい世代のジャンプ作品らしい作品だな、と思った。過去の想いに囚われず現実に立ち向かえ、信じてくれた人がいれば信じ返せ、悲しくてもつらくてもそこで立ち止まらず前を向いて進め。
そんな清冽な人間のシンプルな意志の強さをハッキリと感じた。
僕だったら映画が始まって30分の幸せな夢に浸ってしまう展開で負けてしまう自信がある。炭治郎は真に強い…………過去への後悔や未練、充実していた頃の『もしも』の世界。そんな物に心を残したままの僕には涙無しにはいられなかった。
何せ今だに寝ていて現実とは違う充実した過去の夢を見ていると「ずっと夢を見ていたいな……」などと思ってしまうのだから。そして夢から醒める度に悲しい気持ちになる。
しかし、人間は飽くまで現実に立ち向かうべきだ。断じて心地好い夢に浸ってばかりではひたむきに生きることは出来ない。
極々シンプルな少年漫画らしいメッセージを受け取れた作品だった。作画や演者の熱演も言わずもがなだ。
以前、チェンソーマンと鬼滅の刃のどちらが自分にとって良いか考え込んだことがあった。どちらもジャンプ作品の今とてもホットな名作だ。だが作風や方向性は大きく異なる。
鬼滅の刃はどこまでも誠実で清く真っ直ぐなモノを感じる。
チェンソーマンは少年誌としては邪道というか、少年誌らしくない頭のネジの外れたえげつない鬱っけの強い、しかし漫画史に残るほどの斬新で読者の心にしかと刻みつける、そして意外にも心の籠った人間ドラマも描いている。
どちらも『人気作を研究しよう』くらいの気持ちで鑑賞し始めたらあっさりハマってしまった。読み込んでいる比重はややチェンソーマンの方が上なのだが、きっと僕の気質的には鬼滅の刃に向いているのだと思う。
誠実であれ。努力を重ねよ。信頼を宝とせよ。ひたむきさを忘れるな。
現代ではやや古い価値観なのかもしれないが、そういったシンプルでドラマティックなモノに波長が合う自分がいる。
単行本もアニメを意識するあまり7巻くらいしか買ってない。原作はもう完結したが、また人気がフィーバー状態になる前に買って読むべきかな…………。
朝からリングフィットアドベンチャーに買い出しにとアクティブに動こうとした。しかし思いのほかエネルギーは溜まってなかったようで昼過ぎからバテていた。
映画館で観られなかった『鬼滅の刃無限列車編』をようやくレンタルで観る。どこまでも叙情的で誠実な作風に涙が止まらない。メッセージも真っ直ぐだ。
新しい世代のジャンプ作品らしい作品だな、と思った。過去の想いに囚われず現実に立ち向かえ、信じてくれた人がいれば信じ返せ、悲しくてもつらくてもそこで立ち止まらず前を向いて進め。
そんな清冽な人間のシンプルな意志の強さをハッキリと感じた。
僕だったら映画が始まって30分の幸せな夢に浸ってしまう展開で負けてしまう自信がある。炭治郎は真に強い…………過去への後悔や未練、充実していた頃の『もしも』の世界。そんな物に心を残したままの僕には涙無しにはいられなかった。
何せ今だに寝ていて現実とは違う充実した過去の夢を見ていると「ずっと夢を見ていたいな……」などと思ってしまうのだから。そして夢から醒める度に悲しい気持ちになる。
しかし、人間は飽くまで現実に立ち向かうべきだ。断じて心地好い夢に浸ってばかりではひたむきに生きることは出来ない。
極々シンプルな少年漫画らしいメッセージを受け取れた作品だった。作画や演者の熱演も言わずもがなだ。
以前、チェンソーマンと鬼滅の刃のどちらが自分にとって良いか考え込んだことがあった。どちらもジャンプ作品の今とてもホットな名作だ。だが作風や方向性は大きく異なる。
鬼滅の刃はどこまでも誠実で清く真っ直ぐなモノを感じる。
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どちらも『人気作を研究しよう』くらいの気持ちで鑑賞し始めたらあっさりハマってしまった。読み込んでいる比重はややチェンソーマンの方が上なのだが、きっと僕の気質的には鬼滅の刃に向いているのだと思う。
誠実であれ。努力を重ねよ。信頼を宝とせよ。ひたむきさを忘れるな。
現代ではやや古い価値観なのかもしれないが、そういったシンプルでドラマティックなモノに波長が合う自分がいる。
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