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291:兄弟
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ニックさんとは宿の前で別れて、またご飯時にということになった。
部屋にはいると、やはり睡魔が襲ってくるので、軽く眠る。
そのあとは、手土産にクッキーを作る。大量に。ラスクも。
あとはオート君のお祝い。
シフォンケーキのフルーツ添え。モモとウリ、ブドウ。
もちろん生クリームも。
これも作れるだけ作っておく。
あっという間に月が昇る時間となった。
身支度をして、準備をする。
ニックさんだ。
迎えに来てくれたようだ。
案内されたところは、ニックさんの弟さんたちが使う食堂のようだ。
奥様と息子さん、おお、かわいらしい娘さんもいる。
「初めまして。ニバーセルが一領国、コットワッツの砂漠から来ました、
砂漠の民、ティスです。これは妻のモウです。
私が仮入隊時代にニック殿には大変お世話になりました。
今回は妻を紹介するために、ご迷惑とは思いましたが、
尋ねさせてもらいました。
本日のご招待、ありがとうございます。」
「初めまして。妻のモウと申します。
ご招待、ありがとうございます。
これはコットワッツで流行っている菓子です。
日持ちはしますので。
お口に合えばよろしいのですが、皆さまでお食べください。」
ニックさんがニヤニヤしている。
挨拶がおかしかっただろうか?
「いや、ご丁寧にありがとう。
ニックの弟、アックだ。妻のマイルと息子のホスン、娘のサルンだ。
ニックがニバーセルの軍にいたとき?
何年前だ?20年?あんたはいくつの時だ?」
「ああ、私が入隊していたのは15から20歳前ですね。ですから、
37年前ですか?そこで、槍の使い方を一通り。
隣国の軍内のことなので、ご家族にもその内容はお話しできないとは思いますが、
いま、ニバーセル軍部隊長の右腕、槍使いのニックは、
ニバーセル内では有名です。その部下も副隊長になったと聞いております。」
「そうなのか!それはすごいな!
兄が確かにニバーセルの軍にいたことは知っている。
20年前にやってきてな。
そうか、槍使いのニックか!二つ名があるとは驚いた!!
さすが俺の兄さんだ!
さ、その話をもっと聞かせてくれ、イリアスは何もないといわれるが、
逆になんでもあるんだ。さ、ここの飯を食べてくれ。」
食事は、あのメイガの粉が入っているのか、
灰汁のえぐみを隠すためか、かなり濃い味だった。
おいしいのだが、危険だ。
さらご飯があれば、ひとくちで一膳は食べられる。
コリコリもでた。もう大丈夫。スルメのようで、やはりコリコリしているから
おかずになる。肉と炒めている。
この肉は豚だ。アヒルではない。
海のものはなかった。
食事が終わって、雑談だ。
奥さんの愚痴をさんざん聞かされた。
子供さんはいま、23歳と21歳。
年相応に見える。
ちょうど下の子供が生まれたときにふらりとやって来たという。
旦那さんは諸手をあげて歓迎した。
奥さんも最初は男手が増えることを喜んだ。
宿の経営も順調だったのだ。が、この男働かない。
ぼけっと中庭で酒を飲んでいる。
旦那に何度も何とかしろといったそうだが、軍の仕事も大変だったんだ。
いいじゃないかと、甘い。
食い扶持は増えるし、宿のお客も増える。
どうしてくれようかと考える日々だったとか。
だけど、1年もたたないうちに、いやな客が来ないことに気付いたのだ。
やはり客商売。ごねる客もいるし、金の払いの悪い者もいる。
挙句、文句をつけて金をとろうとする者もいる。
それがいなくなった。
中庭で義兄が威嚇していたのだ。
「な?だから俺は大丈夫だって言ってただろ?」
「あなたは黙っていてください。わたしが言うまで気付かなかったくせに!」
「おー、こわ!兄さん!ティスさん!こっちで飲みましょう!
ホスンお前も。」
「じゃ、サルンちゃんは次の雨の日に?」
持ってきたクッキーを食べながらのプチ女子会。
サルンちゃんも気に入ってくれた。
作り方も教えてあげる。料理ができる子はいいねー。
サルンちゃんはおとなしい感じの女の子でニコニコしながら、
母親とわたしのはなしを聞いている。
「ええ、最近は早いのよね。
多妻なので、早く嫁いだほうがいいみたいな風潮が出来てるの。
流行りがあるのよ。」
「多妻は多妻なんですね。」
「そうなの。」
「えっと、じゃ、マイルさんのところも?」
「庶民で多妻はすくないわ。サルンが嫁ぐのは
マトグラーサの豪族なの。」
うれしそうにしているサルンちゃん。
話は母親がするが、サルンちゃんに目をやると、そうだと、
うれしそうに頷く。
相思相愛だそうだ。
「おめでとう。では、雨の日にはマトグラーサへ?」
「ええ、ニック義兄さんに護衛をしてもらうつもりなの。」
「ああ、マイル。俺はニバーセルの軍に戻ることになった。
もう、こちらに戻ることはない。」
「え?」
「明後日に出発する。いままでありがとうな。」
「兄さん!どうして?ティスさん!あんたたちは迎えに来たのか?」
「アック、違う。ニバーセルの話を聞いたんだ。
それで、いろいろ考えて、戻ることにした。」
「兄さん!」
「なに、サルンは嫁に行くが、ホスンもいずれ嫁を迎えるんだろ?
安泰じゃねえか。」
「あんだけ、憔悴して帰ってきて、また行くってどうなってるんだ?
ずっといるって言ったじゃないか!」
「アック。すまないな。」
「兄さん!」
アックさんは飛び出していってしまう。
うーん、アックさんも兄さん大好きっ子。
ニックさんも後を追う。
「いいのよ。アックはニック、兄さんが自慢なのよ。ずっとね。
だから、尋ねた来た時は、ものすごく喜んだの。
ここに引き留めたのはアックなのよ。」
「ああ、なるほど。」
「心配しなくても大丈夫よ。そこはニックは兄なんだから。
2人でどこかで飲んで帰ってくるだけよ。」
「そうですね。そこらへんは男兄弟なんでしょうね。」
セサミンもあんな感じだろうか。
とりあえず、今日はお開きとなった。
わたしたちも明日ここを出るということを伝えておいた。
部屋に戻り、扉君の家に帰る。
「おいしかったね。すこし味が濃いけど。
メイガの粉がいいね。」
「そうだな。また、いろんな料理を試してみよう。」
「うん。ニックさんは弟君を説得できるかな?」
「あははは。無理だな。」
「え?無理なの?」
「そうだ。弟よりの妥協点を探すだけだ。」
「あー、なるほど。マティスもそうなる?セサミンに泣かれたら?」
「ん?私はないな。お前が優先だ。」
「わたしは僅差でおいしいものだな。」
「そうなのか?しかし、さらに私はおいしくできるぞ?」
「おお!ぶっちぎりですよ!!マティス君!!」
「そうだろ?さ、明日は、海に出てみるか?街を歩くか?」
「アヒルの羽毛を集めたいな。」
「わかった。そうしよう。」
「ん。お風呂はいって寝よう。」
「ああ、そうしよう。」
部屋にはいると、やはり睡魔が襲ってくるので、軽く眠る。
そのあとは、手土産にクッキーを作る。大量に。ラスクも。
あとはオート君のお祝い。
シフォンケーキのフルーツ添え。モモとウリ、ブドウ。
もちろん生クリームも。
これも作れるだけ作っておく。
あっという間に月が昇る時間となった。
身支度をして、準備をする。
ニックさんだ。
迎えに来てくれたようだ。
案内されたところは、ニックさんの弟さんたちが使う食堂のようだ。
奥様と息子さん、おお、かわいらしい娘さんもいる。
「初めまして。ニバーセルが一領国、コットワッツの砂漠から来ました、
砂漠の民、ティスです。これは妻のモウです。
私が仮入隊時代にニック殿には大変お世話になりました。
今回は妻を紹介するために、ご迷惑とは思いましたが、
尋ねさせてもらいました。
本日のご招待、ありがとうございます。」
「初めまして。妻のモウと申します。
ご招待、ありがとうございます。
これはコットワッツで流行っている菓子です。
日持ちはしますので。
お口に合えばよろしいのですが、皆さまでお食べください。」
ニックさんがニヤニヤしている。
挨拶がおかしかっただろうか?
「いや、ご丁寧にありがとう。
ニックの弟、アックだ。妻のマイルと息子のホスン、娘のサルンだ。
ニックがニバーセルの軍にいたとき?
何年前だ?20年?あんたはいくつの時だ?」
「ああ、私が入隊していたのは15から20歳前ですね。ですから、
37年前ですか?そこで、槍の使い方を一通り。
隣国の軍内のことなので、ご家族にもその内容はお話しできないとは思いますが、
いま、ニバーセル軍部隊長の右腕、槍使いのニックは、
ニバーセル内では有名です。その部下も副隊長になったと聞いております。」
「そうなのか!それはすごいな!
兄が確かにニバーセルの軍にいたことは知っている。
20年前にやってきてな。
そうか、槍使いのニックか!二つ名があるとは驚いた!!
さすが俺の兄さんだ!
さ、その話をもっと聞かせてくれ、イリアスは何もないといわれるが、
逆になんでもあるんだ。さ、ここの飯を食べてくれ。」
食事は、あのメイガの粉が入っているのか、
灰汁のえぐみを隠すためか、かなり濃い味だった。
おいしいのだが、危険だ。
さらご飯があれば、ひとくちで一膳は食べられる。
コリコリもでた。もう大丈夫。スルメのようで、やはりコリコリしているから
おかずになる。肉と炒めている。
この肉は豚だ。アヒルではない。
海のものはなかった。
食事が終わって、雑談だ。
奥さんの愚痴をさんざん聞かされた。
子供さんはいま、23歳と21歳。
年相応に見える。
ちょうど下の子供が生まれたときにふらりとやって来たという。
旦那さんは諸手をあげて歓迎した。
奥さんも最初は男手が増えることを喜んだ。
宿の経営も順調だったのだ。が、この男働かない。
ぼけっと中庭で酒を飲んでいる。
旦那に何度も何とかしろといったそうだが、軍の仕事も大変だったんだ。
いいじゃないかと、甘い。
食い扶持は増えるし、宿のお客も増える。
どうしてくれようかと考える日々だったとか。
だけど、1年もたたないうちに、いやな客が来ないことに気付いたのだ。
やはり客商売。ごねる客もいるし、金の払いの悪い者もいる。
挙句、文句をつけて金をとろうとする者もいる。
それがいなくなった。
中庭で義兄が威嚇していたのだ。
「な?だから俺は大丈夫だって言ってただろ?」
「あなたは黙っていてください。わたしが言うまで気付かなかったくせに!」
「おー、こわ!兄さん!ティスさん!こっちで飲みましょう!
ホスンお前も。」
「じゃ、サルンちゃんは次の雨の日に?」
持ってきたクッキーを食べながらのプチ女子会。
サルンちゃんも気に入ってくれた。
作り方も教えてあげる。料理ができる子はいいねー。
サルンちゃんはおとなしい感じの女の子でニコニコしながら、
母親とわたしのはなしを聞いている。
「ええ、最近は早いのよね。
多妻なので、早く嫁いだほうがいいみたいな風潮が出来てるの。
流行りがあるのよ。」
「多妻は多妻なんですね。」
「そうなの。」
「えっと、じゃ、マイルさんのところも?」
「庶民で多妻はすくないわ。サルンが嫁ぐのは
マトグラーサの豪族なの。」
うれしそうにしているサルンちゃん。
話は母親がするが、サルンちゃんに目をやると、そうだと、
うれしそうに頷く。
相思相愛だそうだ。
「おめでとう。では、雨の日にはマトグラーサへ?」
「ええ、ニック義兄さんに護衛をしてもらうつもりなの。」
「ああ、マイル。俺はニバーセルの軍に戻ることになった。
もう、こちらに戻ることはない。」
「え?」
「明後日に出発する。いままでありがとうな。」
「兄さん!どうして?ティスさん!あんたたちは迎えに来たのか?」
「アック、違う。ニバーセルの話を聞いたんだ。
それで、いろいろ考えて、戻ることにした。」
「兄さん!」
「なに、サルンは嫁に行くが、ホスンもいずれ嫁を迎えるんだろ?
安泰じゃねえか。」
「あんだけ、憔悴して帰ってきて、また行くってどうなってるんだ?
ずっといるって言ったじゃないか!」
「アック。すまないな。」
「兄さん!」
アックさんは飛び出していってしまう。
うーん、アックさんも兄さん大好きっ子。
ニックさんも後を追う。
「いいのよ。アックはニック、兄さんが自慢なのよ。ずっとね。
だから、尋ねた来た時は、ものすごく喜んだの。
ここに引き留めたのはアックなのよ。」
「ああ、なるほど。」
「心配しなくても大丈夫よ。そこはニックは兄なんだから。
2人でどこかで飲んで帰ってくるだけよ。」
「そうですね。そこらへんは男兄弟なんでしょうね。」
セサミンもあんな感じだろうか。
とりあえず、今日はお開きとなった。
わたしたちも明日ここを出るということを伝えておいた。
部屋に戻り、扉君の家に帰る。
「おいしかったね。すこし味が濃いけど。
メイガの粉がいいね。」
「そうだな。また、いろんな料理を試してみよう。」
「うん。ニックさんは弟君を説得できるかな?」
「あははは。無理だな。」
「え?無理なの?」
「そうだ。弟よりの妥協点を探すだけだ。」
「あー、なるほど。マティスもそうなる?セサミンに泣かれたら?」
「ん?私はないな。お前が優先だ。」
「わたしは僅差でおいしいものだな。」
「そうなのか?しかし、さらに私はおいしくできるぞ?」
「おお!ぶっちぎりですよ!!マティス君!!」
「そうだろ?さ、明日は、海に出てみるか?街を歩くか?」
「アヒルの羽毛を集めたいな。」
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「ああ、そうしよう。」
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