いわゆる異世界転移

夏炉冬扇

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314:親

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「・・・・。」
「黙っていてもわからない。この話はなかったことにしましょうか?
・・・・。
ルグ、悪いがコーヒーを。この2人にもだ。」
「はい。」


長い沈黙。
ルグがどこのバリスタだ?というようなしぐさでコーヒーを入れていく。
お茶菓子がないようなので、こっそりクッキーをお皿に出した。
目を瞠ったが、そこはルグ、そつなく小皿に分けていく。


無言のまま、コーヒーを並べていくルグ。

「さ、どうぞ。この焼き菓子はおいしいですよ?
コーヒーには好みで砂糖と乳を。あまり入れすぎないように。」
「・・・コーヒー?」
「ええ、上澄みを飲むのではなく、布で濾してますから、混ぜても大丈夫ですよ?」


「「おいしい。」」
「そうですか、それはよかった。焼き菓子もどうぞ。ティータイで流行りの
プリンは食べましたか?それはまた、街で食べてください。
この焼き菓子はまだ、街には出回ってませんが、食の祭り、ご存じですか?
その時には大々的に広めるつもりですよ。どうぞ?」

「・・・。」
「・・・。」

2人はもそもそと食べている。あっという間だ。
予備に置いておこう。セサミンから見えるところで大量に出す。

「気に入りましたか?ルグ、もう少し持ってきてくれ。」
「はい。」

ルグは何言ってんの?という顔を出さずに、素早くクッキーを見付け、
今度は大皿に盛ってテーブルに置いた。
もちろん、コーヒーのお代りつき。いいな、それ。


「さて、コットワッツ領主とうまいコーヒーとうまい焼き菓子を食べてきたと、
それでご満足したのならお帰りください。
せめて、食の祭りのことを宣伝していただければと思いますよ。」
「ま、待ってください。」
「先程から待っていますよ?」
「・・・ルコール、いいな?」
「ああ、かまわない。」
「話を聞いてほしい、いや、聞いてください。」
「ええ、もちろん。」



メジャート領国ワーサ領主の甥、アバサネ君の話。

父親は領主の弟。
同い年の兄弟、フリーとレンジと自分と。
今年で38だ。
仲は良い。しかし、隣の領国で同じような立場のルコールと遊ぶことが多かった。
やはり母親同士が姉妹なのも関係していると思う。
成人と同時にフリーとレンジは嫁を迎えるが、自分はそんなことはなかった。
ルコールといるほうが落ち着くのだ。
父親の仕事もフリーとレンジでこなしていく。自分は特に何もするわけでもない。
5年前に財産分与の話が上がり、
先に湿地を与えてもらっているとルコールから聞いていたので
同じように自分も湿地をもらうことにした。なにもしなくていいからだ。
そこから、そこがゴミ捨て場となった。
それでも、別に何とも思わなかった。
ルコールは早々に後継者争いから脱落している。

今回の会合の後、銃の話が持ち上がった。
父親はその銃さえ大量に手に入れば自分が領主になることも
夢ではないと思っているようだ。自分たち兄弟に金を稼げと檄を飛ばした。
そんなことを言われてもなにもできない。
そうするとレンジが今回の話を持ってきた。
うまく湿地を売ってこいと。ルコールも統治に関心がないのなら、
南にでも出奔すればいい、と。
母親に話を持っていくとえらく乗り気で、とんとん拍子に
ここコットワッツに売り込む話ができていった。
自分たちが言えば二つ返事で金を出すだろうと。
20年分の予算を手に入れた話はすでに聞いている。
この話が出なくてもこちらに来るつもりだったようだ。



ナソニール領国領主スホームの甥、 ルコール君の話。

兄弟は多い。後継者争いなぞ無理なのは生まれる前からわかっている。
管理もしなくてもいい湿地をもらった時点で降りたことになっている。
食べるには困らない。嫁を貰うこともせず、領内の仕事をすることもしない。
仲良く育ったアバサネと二人で過ごすほうが、母親の愚痴を聞くより
余程いい。自分は何もせず、ただ、誰かがしてくれればいいのにというばかり。
それは自分も同じだった。
だから今回のアバサネの話には母親共々飛びついた。
南には楽園があるという。
そこで、一から生きていきたい。
母親と離れ、アバサネと一緒ならどこでもいい。



(姉さん、これ、帰ってもらっていいですか?)
(いやいや、なかなか面白いよ?)
(どこがですか?)
(え?要注意人物は当主候補よりもその補佐役を買って出てるほうだとか?)
(それが分かったところでなんとも)
(ま、そうだね。世間を知らない若造というのはたくさんいるということ?)
(我が兄たちはましな方だったと痛感しました)
(いろいろ聞きたいことがあるけど、湿地は欲しいから買って?)
(ええ、わかりました)



「いろいろあるのはわかりました。
ナソニール側の湿地はいいとして、メジャート側の湿地は今ゴミ捨て場だと。
で?それをいくらでお売りになると?」
「・・・2万リングだ。」
「湿地の土地価格は調べましたか?あなた方が管理者だという
土地の大きさから出すと、4300リングです。
ナソニール側が2300、メジャートが2000。
そのメジャートはゴミ処理場として使い尚且つ浄化をしていないとなると
1000リング以下だ。多く見積もっても3000ですよ?」
「し、しかし樹石が取れる!」
「どれだけ?」
「それは・・・」
「調べもしないで、ただ湿地には樹石があるという知識だけをお持ちなようだ。」
先ほどからアバサネ殿主導で話を進めていますが、
ルコール殿?あなたはどうお考えなのですか?」
「売れればそれでいいんだ。その金で南に行く。それだけだ。」
「南にいってどうやって生活するのですか?
金はいずれなくなる。いえ、ただ単に興味本位で聞いています。
働くのですか?なにで?」
「・・・・。」
「答えたくはないというより何も考えていないと。
3000リング手にし、
領民と同じ生活をするとして、2人で月に30リング、6年も持たない。
だから2万リング出せという話は無しですよ?」
「・・・5000リングで。」
「5000ね。・・・手続きは?領地譲渡の書類はお持ちで?」
「ここに。」
「あなた方はこのまま南に行くつもりなのですか?母君たちは?」
「知らない。」
「はぁ。宿代も踏み倒すと?我が領地になったと近隣に説明もしないのですね?
こちらの領土になったらすぐに柵を張り巡らしますよ?」
「かまわない。」
「あなたの兄弟、フリー殿とレンジ殿は承知なのですね?」
「そうだ。」
「ルコール殿は?」
「湿地に関心なぞない。だからわたしの管理地になっている。」


(書類で済む話なの?)
(真名の宣言形式の書類と同じです。
署名をし、宣言をした瞬間に赤い石が張り巡らされます)
(おお!あれ自動なんだ。税は?)
(税の査定は資産院の仕事ですね)
(へー、ワイプ師匠呼ぶ?)
(いえ、国境線が変更になれば資産院にも連絡が行きます)
(すごいね)
(そうですか?今回は湿地なので書面で通知が来るだけですね)
(価値ないのね、湿地)
(樹石が燃えることを知っているものは大勢いますが砂漠石で十分なので)
(ああ、樹石ね、暖炉の薪の代わりにもなったよ)
(え?すぐに燃え尽きるでしょ?)
(うん、最初の1つはね。消えた後に2つほど入れてその温度を保てもらったの)
(ああ、なるほど)
(軽石もそのまま赤くなって温度を保ってくれたよ)
(ああ、姉さん、素晴らしい!)


「5000リングね。わかりました。買いましょう。
ただし、宿代を払ってください。
そして、姉上たちと一緒に一度コットワッツを出てください。
戻って売却した旨をそれぞれで報告を。出奔するのはそれが終わってからだ。
あなた方がこのまま姿を消せば、文句を言われるのはこちらだ、
それは勘弁願いたい。
姉上たちは一度出ていただければ、
二度とこの領国には来れないようにもできますから。
南に行くのならフレシアを抜けてナルーザを南下すのでしょ?
コットワッツにいる必要はない。」
「・・・領地に戻るのは避けたい。」
「例え領地の仕事をしていなくても、
統治者子息としての責任はあるでしょ?義務ですよ?」


(お?マティス!耳が痛い話だね!)
(ああ、まったくだ。)
(に、兄さん!そんなこと言わないで!姉さんも!)
((はーい))


「このまま金をもって逃げないと母に取り上げられる!」
「だったら、交渉は失敗したと言えばいい。」
「そんなことを言えば、どれだけのことを言われるか!!」
「あなた方はもう親になってその子供が独立していてもおかしくない年なんですよ?
何を情けないことを!」


(あはははは!しかたがないよ。親の束縛はいいも悪いもあるからね)
(姉さん?)
(うふふふ。わたしの母さんも束縛はひどかったよ?)
(愛しい人?)
(あんたがいるからわたしは安心だ、って毎日言われてみ?結婚もできないよ?)
((・・・))
(ま、それを覆すほどの恋をしなかったってことなんだけどね、これはいいわけだ)
(愛しい人)
(ああ、マティスと向こうで出会ってたら即結婚してるよ?母さんが反対してもね)
((・・・))
(ここでこの2人が出奔したらあのねーちゃんたちの生活はどうなるの?)
(父親が健在なら生活費はでますよ。当主替えになってもそれは同じです)
(そうなんだ。じゃ、あのルタネさんにもお金いってたの?)
(もちろん。今回のことで打ち切りましたが)
(ちなみにおいくらほど?)
(月100リングです)
(おお!そりゃ、お貴族様はお金がいるね。)
(普通は実家の事業か自分が行う事業でそれ以上に金を稼ぐんですよ)
(なるほど。じゃ、ちょっと赤い塊として呼んでくれる?)
(いまですか?)
(そう、あの湿地に興味があるという赤い塊一族を)
(姉さん?先に言いますが、2万リングで買うなんてことしないでくださいね?)
(はーい)


「あなた方と母君との関係はどうでもいい話ですよ。
が、そうもいかないと。
今回、あの湿地に興味を持っているのはわたしではないのですよ?
その御仁に相談してもいいですか?」
「?」
「赤い塊殿、どうぞ、出てきてください。」

マティスと2人で姿を現す。
2人はびくりとして固まってしまった。

『これはこれはおどろかしたかな?すまぬな。
我らは赤い塊一族と呼ばれるものだ。
赤い塊と呼んでもらえればいい。
ああ、ルグ殿?済まぬが我らに紅茶を入れておくれ?
茶菓子はそこに入っているだろ?シフォンケーキをクリームものせてな。』

「はい、お待ちを」

やはりルグは優秀だ。ドーガー?あんたの分もあるから!
うらやましそうにしない!
ちなみに面布は魚の骨で口元から浮いているので飲食可能、
3Dマスクだ。
マティスは何も言わずに、一人掛けの椅子に座った。
わたしはセサミンの横に。

『さてさて、まずは、これをな、お食べ?
我らも頂こう。ルグ殿、ドーガー殿もよばれるがいい。』


2人は初めて見る菓子に興味を示すが、それ以上にわたしを警戒している。


『そのように警戒しなくてもいい。さ、紅茶が冷めぬうちにな。』

おそるおそる口に入れるがうまかったのだろう、
2人で顔を見合わせにこりと笑った。

『ふふふ、うまいか?そうか?
このうまいものを誰に食べさせてやりたいとおもったか?母君か?』

「い、いえ。」

『父君も?兄弟たちにも?』

「いいえ。」

『そうか、では一人で食べたのなら?』

「一人で?それならば、アバサネに。」
「わたしはルコールに。」

『仲が良いな。そうか。セサミナ殿にな、湿地を買うように勧めたのは
我なのだ。おまえたちが言うように樹石には価値があると思ってな。』

「だったら!もっと高額で買ってほしい!」

『そうだな。しかし、浄化もしていないゴミ捨て場の状態。
樹石の価値もお前たちは提示できなかった。そうだろ?
3000リングで適正だ。5000リングなら上出来ではないのか?
誰にも文句はいわれんだろう?』

「・・・・。」

『でも、母親たちは違う。
5000リングで売ってももっと高値で売れたはずだと
文句を言う。たとえ、それが2万リングでもだ。
そしてその金は当然自分たちで使う算段だ。
後継者争いの資本だといっても、それはそれなんだろうな。
売れなくても文句を言う、そういう親はなにをしても文句はいうんだ。
子供のころはいい。だが、大人になっても変わらすだ。ちがうか?
自分が被害者のように、子供にのしかかってくる。
お前たちの場合は、どうして他の兄弟のようにうまく立ち回れないんだ?
いいところの嫁を貰ってこい?
父親に媚を売ってもっと生活費を出してくれるようにいえ?
そんなところか?』

「ど、どうしてそれを!」

『だいたいそんなもんなんだよ。親と言われるものが、
すべての子供にとっていい親とは限らない。子供にとって絶対の親でもな。
大人になればなるほどその理不尽さに気付く。
しかし、切ることはできない。それが親との縁だ。豪族の多妻の中では
それはますますひどいだろうな。想像にたやすい。』

「「・・・・。」」

『切ることができないから逃げるというのは良い選択だとおもうぞ?
お前たちとは意味合いが違うが、我も親を疎ましく思ったこともある。
我の場合はあきらめた。一人だったからな。
そう思えば心持は軽くなった。我が母親と楽しく過ごせたよ。
見送る最後までな。
しかし、お前たちはひとりではないんだ。
切ることができない心やさしい子たちだ。
切ることができないのなら逃げればいい。
そうしないと遅かれ早かれお前たちが壊れていただろうよ。
2人ならなおさらだ。
なにを好もうとそれは本人たちの自由だ。
お前たちの母君たちには悪いが理解できないだろうよ。』

「あ、あなたはわかるというのか!」

『理解はできるさ、それこそ他人だからな。
親はどうだろうな?理解してほしいというならば、
親の、母親の気持ちも理解できるか?
無理だろ?しかし親子だ。切れない縁だ。
だから逃げればいい。いいんだよ。
あとは何とでもなる。』

「あ、あ、あ、あ、あ」

2人は下を向いて泣いてしまった。

『泣くな、泣くな。泣いても5000リングが増えるわけではないからな。
逃げてもいいとは言ったが、義理は果たせ。それは人としてだ。
世話になった者たちもいるだろう?これから国をでると伝えろ。
ここで不義理を起こせば、この先お前たちが同じ目にあう。
因果応報だな。ああ、では親にはいいのかと?
あははははは!親だからだ!親だから許されるんだよ!
子は切っても逃げても子なんだ。親に甘えても罰はあたらんさ。
ま、本当は説明すれば理解を示す親もいるがな。
やはり自分の子だ。理解しようとするのが親だから。
なにも今じゃなくてもいい。どこかで落ち着いてからでもいい。
手紙の一つでも出せばいいさ。
お前たちがいなくなっても生活はできるんだろ?』

2人は顔を見合わせて頷いた。
そこがいいよね。自分がいなくなれば生活ができないという
束縛はないんだから。

『だったら、いいじゃないか。
ただ、お前たちがこの先、生活できるかどうかは疑問だがな。
何だったら仕事を紹介してやってもいいぞ?
服を変えれば誰もお前たちとは気付かないだろう。
それでも条件は義理を果たせ、だ。
一度故郷に戻れ。そこで、親兄弟に湿地を売ったと宣言しろ。
売った金で事業を始めるとな。
他国で事業をはじめるとやさしい嘘も必要だ。
かならず近隣住人に説明を。浄化はすぐに行う。
それと同時に柵が作られるとな。
ゴミ捨て場のことは兄弟たちが請け負うことだ。
言っておくが柵を超えて捨てることはできぬからな。』

長い沈黙があった。

「母と共に故郷に戻ります。兄弟たちにも宣言し、
近隣領民にも説明もします。
それで、コットワッツに戻ります。先に4500リングください。
わたしに2000、ルコールに2500。
母と兄弟たちには4500で売れたと言います。
戻てきますのでそこで500リング。
それで、赤い塊殿?申し訳ないが仕事を紹介してほしい。」

『ほう?南にはいかぬのか?』

「まだ、まだ行かない。金を稼ぐことが出来るようになるまで。
それまで、ここ、コットワッツにいたい。」

『なぜ?』

「・・・・理解してくれる人が一人でもいるところがいい。」

『なるほどな。セサミナ殿?かまわぬか?
この2人がここコットワッツにいても?』

「それはかまいませんが、移住者扱いですよ?
それで、税も納めてもらう。」

『それで構わないか?』

「「はい」」

『仕事な、なにができるだろうな?
樹石を取る仕事でもするか?
あの湿地に樹石があることは知っていたのだろ?
子供の時分に遊んだか?』

「はい。あの湿地に、水を撒くと撒いたところに樹石が浮いてくるでしょ?
うまく模様を描くとそこに樹石が浮かんでくるのが楽しかった。」

「・・・それをなぜ先ほど言わなかった?」

「?そんなことは皆が知っていることだと。
あれ?それをなんで今言ったんだろう?」


言霊を使ってるからだよ。


『ふはははは!それは楽しい遊びだな。我は初めて知ったぞ?
なるほど、イリアスでは水は貴重だ。そんなことはせぬわな。
おもしろいな?セサミナ殿?』

「ええ、本当に。」

『浮いてくるなら、それを回収するのもたやすいな。
ま、それはおいおい考えていこう。
さ、契約をかわせ。その瞬間に赤い石は動くのか?』

「宣言すればすぐですよ。」

『ほう。そのときからセサミナ殿は浄化が使える?』

「ええ。」

『お前たち、どれくらいで領地に戻れるか?』

「2日でしょうか。」

『ではな、3日後の半分だな。そのときに、兄弟たちを呼んでおけ。
3つの領地の混ざりあうところにな。
湿地に興味がないルコール殿の兄弟は来ないか?
来ぬならそれでいい。柵ができようとできまいとどうでもいいのだろうさ。
アバサネ殿の兄弟は来るだろうな。
コットワッツ領主が来ると言っておけばいい。
浄化が終わった後買い戻す気だからな。そこで宣言しよう。
できれば、赤い石が動くところが見たいからな。』


おもしろい仕組みがあったもんだ。


譲渡契約が交わされ、あとはセサミンの宣言待ちとなった。
そういえばラルトルガの時も宣言したよね。


この2人は仲良く帰っていった。
うまく4500で売ったといっても取り上げられるのだろう。
なんとも言えないな。
自分の手元に500といったところは見込みはあるのかな。

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