ラノベ世界に転生した僕の、バッドエンドのその先は…

もうすぐ3時

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煌びやかな衣装に身を包んだ貴族達が
談笑したり牽制しあったり…



壁の一部のように、気配を消した僕は人間観察をして時間を潰しています。

それも30分を過ぎると飽きてしまい、暇すぎてお腹も空いて来ました。

豪華そうな料理が並んでいるので、つい手を出してしまいそうになります。

城に住んでいた時でも、見たことの無い
色鮮やかで上品そうな料理です。

少しだけなら…ほんのちょっと食べて、
すぐまた壁際に戻れば誰にも注目されないかもしれません…
でも一度目立つと後々逃げられなくなりそうというか、
兄王子に睨まれそうで面倒な事になりそうですし…

悶々としながら迷っていると、
王様が現れたのか、会場が一斉にシンと静まりました。


王様は、中央に配置されている王座の前に立つと


「今宵は王子フィグアスの為によく集まってくれた。
フィグアスは魔法学園を卒業し、今後は王政に顔を出すだろう。
この場に居る者たちと深く関わる事となる。
…この国の更なる発展を期待する!」


あまり長くは喋らず、すぐに椅子に座ってしまいました。


僕が王様と生まれて初めて顔を合わせたのが
神子に近付くのを禁止すると言われた、あの時でした。

二度目の拝謁でしたが、
あの人が父親と言われても、やはり見慣れないオジサンだなあ…
という感想でした。


王様が、片手を軽く振って止めさせるまで
会場は、狂信的なまでに拍手で溢れていました。。





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