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しおりを挟む「…そして、弟王子は国王になる儀式の時に民に宣誓しました。
皆に慕われていた兄王子の意思を継ぎ
国を豊かにする事と大切な民を守り抜くと。
すると、
心打たれた天壌の神が王と国を祝福し
宣誓の約束の証として、
豊穣と守護を司る宝玉を下賜されました。
宝玉を戴いた時の事は曖昧な書かれ方をされているのですが
隠れた太陽が再び輝きだし、空には虹色の光が走った。
と、ありました。」
城でこっそり読んでいた歴史書の内容を頭に浮かべながら
なんとか間違わずに言えました。
学園の授業では、魔法についてしか学べないので
本当であれば、学園に入る前に
家で雇う家庭教師たちに
国の歴史や一般常識や貴族のマナー等を学びます。
僕の場合は、
教師が
最低限のマナー教育以外の授業を放棄をしていたので
城の図書室に忍び込んで歴史を覚えました。
一般常識は、、、
前世の記憶で何とかカバーしている状態でボロボロですが…。
応援ありがとうございます!
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