ラノベ世界に転生した僕の、バッドエンドのその先は…

もうすぐ3時

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パンッと手が鳴らされた事で、僕の思考は一気に戻されました。




「ありがとうね。クーファ。

皆も大事な話はちゃんと聞いたよね。
今日は、もう解散にしようか。

それから、キーツは私の預かりにするので
周囲にも知らせておくこと。

キーツに色々と質問したいだろうけど、必ず私を通す事。

以上。解散。」




周りが全員立ち上がってセツに礼をすると
各々が部屋を出始めました。



僕としては、まだ聞きたい話もあったのですが…



セツを見ると手で、あっちあっちとゼスチャーで指されました。


そちらに目線を向けると、
僕の自己紹介後に、激怒して叫んでいた3人が居ました。



「王族は許せないけど、お前個人が悪いわけじゃないのに
酷い事言って悪かった」


「事情も知らずにごめんなさい」


「勢いで言っちまったんだ。すまん」



僕と同じくらいの身長の2人の男の子と
男の子よりも頭1つ分ほど身長の低い女の子が
ガバッと勢いよく頭を下げました。



「いえ、あの、僕も…王族が、貴方たちを怒らせる何かをした事
何も知らなくてごめんなさい。」



僕も頭を下げた事で、両者ともに言葉が続かなくなりました。


どうしようかと悩んでいると
セツがクスクス笑いながら僕の足元まで歩いて来ました。



「はい。そこまで。
ユンもカルもアザヒも、ちゃんと謝れて良い子だね。

キーツも、頭を上げて。
これ以上の謝罪は必要ないからね」



僕が顔を上げると、3人が



「「「今度一緒にご飯を食べよう!」」」



と言って手を振って帰って行きました。




この世界で、
親しい友人の居なかった僕は
何となく気恥ずかしさを感じて自分の頬に触れました。



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