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6話
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しおりを挟む目が覚めて、食べて・・・。一日中ずっと、ひっかかる。
ヘルベチカの言っていたことは本当なのか?
パンドラもやはり逃げるべき敵なのか?
それと、なんで聖音?
アイツは聖音の夢にも度々現れている。だからお互い話が通じる、連携と協力をしろ、と言うことか?だとしたら聖音にも似たようなことを言っているのかもしれない。っていうか他のみんなのところへはどうなんだ?
「俺の言うことに従って・・・はは、ねーわ。」
実感がわかなくて思わず苦笑いがもれる。だいぶ疲れているのか、頭の中になんかこう、コミカルな場面が浮かんで・・・。
「リュド君、おはよ!」
後ろから快活な聖音の声。耳や頭だけでなく心の臓にまで響くほどびっくりした。
「ごめん。考え事してた?」
コイツにとって俺は黙りこむと何か考えている奴だと思われているらしい。考えていた内容がすごく申し訳ない。
「ぼーっとしてた。」
たまには違う返しをしたら聖音は顔に心配の色を浮かべる。何が正しかったんだ?
「・・・ねえ、リュド君に会ったら言わなきゃいけないことがあったの。」
とっさに身構えた。あたりを見渡してそばに誰もいないのを確認した聖音が耳打ちをする。
「もしパンドラに一人だけ呼ばれてもついていかないでね。それがみんなとの、最後のお別れになるよ。」
最後のお別れ。聖音からそんな言葉が出てくるなんて。
「あと、私がみんなを逃すためにあることをするからもし邪魔されそうなら、なんとか時間を作って。」
「お、俺が!?」
随分な無茶振りだな!?しかし、さっきから気になることを度々会話に挟んでくる。あることをするって、何をするつもりだ?
「大丈夫。パンドラは帰すつまりの人には手は出さない。君が前に出ると困ると思うよ。」
そうなのか?・・・そう言うことでもないな?
「それも全部、ヘルベチカから聞いたのか?」
すると聖音はウインクして、そばを離れていった。疑問だらけの俺の心境は置いてけぼりだ。そしてみんなと合流する。この環境に嫌でも慣れてきた全員は普通の精神状態で会話できるようになっていた。パンドラはといえば、さっきどこかへ行ってしまった。後を追うか、どうしようか、と考えていると自然に足が動いていた。
「みんな!聞いて聞いて、いいお知らせだよ!」
「い゛っ・・・!!」
ドアが勢いよく開く。そう、そのドアは容赦なく俺にぶつかった。
「えっ!?なん・・・いやごめん、大丈夫!?」
額がじんじんする。言葉にはあらわせない痛みだ。大丈夫とは嘘でもいえないほど痛いが、ゆっくりとうなずいて後ろに下がった。オスカーとハーヴェイ、スージーが笑いを堪えているのが聞こえる。辛い。
「今日でこの檻生活はおしまい!長かったようで、短かった・・・て、あれ?みんな、嬉しくないの?まさか、僕とお別れするのが寂しい?」
誰よりも嬉々として語るパンドラとは対照的に全員がしーんとしてた。多分、突拍子なさすぎてびっくりしているんだと。今までと生活環境が一変するなんて大事なこと、いきなり言われたらそうもなる。
「いや、そうじゃなくて。あまりにも急だから・・・。」
ジェニファーが最初に口を開く。そうじゃなくて、とは。悪気はなさそうだけど。
「まあそれもそうか。でも、もっといい話があるんだ。心して聞いてね。」
今度はなにかと心の準備をし始めたはずだ。俺はなんとなく予想がついていたが。
「なんと!君たちを元の世界に帰す方法を見つけちゃいました!!」
「えっ・・・!?」
事前にいっていたとはいえ、やはり内容がとてつもなくてさっきと反応が全く同じだった。そして、俺の予想は的中した。
「嘘でしょ!?」
「え、ほんと!?どうやって!?」
真偽を疑う声、方法や過程を知りたがる声、驚きの声に騒がしくなる。どれにも活気があった。
「もう、そんなひどい嘘つかないってば。ほんとだよ!檻生活どころか、こんな危ない世界からもおさらばできるのさ!方法はね、次のミーティングの時に説明するから待ってて。」
「今じゃダメなの!?」
大きな図体に集まって一つの塊が責め寄る。一歩引いて見ていたのはスージーと聖音と俺だった。
「だって今日がお別れになるかもだから、今はほら、みんなと一緒にいられる時間にしたいんだよ。スージーたちにはお世話になったんでしょ?お別れするまでにお礼とか話したいことがあったら話しておくといいよ。」
ここまで気遣いができる奴だというのに・・・。
「でも、あの・・・。」
ジェニファーが突然、何かを思い出したように呟く。
「どうしよう、もしかしたら私たちの他にもまだ・・・。」
「・・・えっ?どういう・・・。」
ここで話を変えるべきだと個人的に判断した。次のミーティングではギリギリになってしまう。
「そいつにとったら沢山いようがいまいが関係ない。一人しか帰す気ないんだからな。」
空気がガラリと変わった。
「は?」
「何言ってんだよ、お前。」
「なになに、どういう事?」
騒がしい雰囲気がざわめきに変わる。俺は、これから長々と話すことになるから、深く息を吸った。速くなる鼓動を落ち着かせるためでもある。落ち着いて、「彼女」が言ったことをよく思い出すんだ。
「元の世界に帰すには、お前の力でここで過ごした間の「記憶を消す」事が大前提だ。でもどういうわけか一人にしか実行できない。たくさんいた場合、他のみんなの記憶には残るわけだが、それをお前は許さないんだろう。」
みんなは俺が突然何を言いだすんだ、と疑問を抱いているにちがいない。パンドラも同様。
「リュドミール君、どうしちゃったの?」
もう一度息を深く吸い込む。まずはこっちの言い分を全て出し切る。
「だから一人はリセットしてから帰す。しかし、そこに一緒にいたみんながいなかったら意味がない。だからおかしな部分を埋めるように・・・みんなそっくりの偽物を本物の代わりに送る。用意してたんだろ、この間に。」
表情がかたくなる。ここで、前にあった出来事を引き合いに出すことにした。
「アマリリアは言ってた。完成度が高い、と。俺は本当に気づかなかったよ。化け物だと言われないとわからない。」
そして、この問いにはどう返してくるつもりだ。
「・・・偽物を送ったあと、ここに残された本物、みんなはどうするつもりだ?」
「・・・・・・。」
視線を逸らし、髭の代わりに頬の毛を触り始める。考えている時には顔の周りに手が動くのが癖らしい。
「えーやだ、アマリリアと同じ状況じゃん。」
言われてみたら、そうだ。皮肉にも、あの時助けに来てくれたパンドラと今度は対峙するなんて。向こうも、まさかこうなるって考えもしなかった。本当に、なんでこんな事に・・・。
いや、まだ確定したわけじゃない。パンドラが俺の言い分を否定できる証拠を出してくれたら、俺の戯言で終わる。嘘であってくれと願うばかり。
「君の思いつき?それとも、誰から聞いたの?そんなでっちあげ。」
誰から、聞いたのか。
名前を言って、知らないと返されたらなんと言おう。夢で出会った少女なんて笑い話もいいところ。だからこそ、俺は彼女の名前を言った。
「・・・ヘルベチカだ。」
「ー・・・!!」
例えるなら悪い夢でもみて突然目が覚めたような、そんな顔だった。ようはびっくりしたのだ。その名前に、予想外の反応だった。
「君からその名前が出るなんて・・・。シラを切りたいけど、後が面倒だ。これはもう、信じるしかなさそうだね。」
今度はこっちが驚く。俺は確たる証拠を示したわけじゃない。さっきはとぼけていたくせに、一人の少女の名前が、まさか、認めさせる決め手になったなんて。
と、いうことは、つまり・・・。
「アマリリアの気持ちがわかるよ。あーめんどくさい。でも、まだやけを起こしちゃいない。君たちは束になっても僕に勝てないし逃げることもできない。だから特別に教えてあげるんだよ。答えてあげるよ。」
随分と前置きで焦らされる。
「この世界で人間を生かしておいてもろくな事がない。だから、殺す。大丈夫、苦しくも痛くもない、一瞬だよ。眠らせておいてその間に殺してもいいけどね。」
「ふざけんな、この犬畜生!!」
俺が口を開くまでもなく、黙っていた面々が一斉に吠え始めた。
「記憶を消さなきゃ帰れないわけじゃないんでしょ?別にそんなことしてもらわなくていいから帰してよ。帰れない方が辛い。」
みんなの中ではまだ冷静だったハーヴェイが訴える。助けてくれると信じていたのに。誰も望んでいない。ましてや、生き残る命と消される命があるなんて、誰もそんなやり方望んでいない。
「僕もできればそうしたかった。」
「「仲間が異世界で化け物に殺された」という事実を、そんなことありえないで片付けられる世界で君たちは受け入れられる?誰も信じてくれないし、挙句の果てには「どうかしてる」って馬鹿にすらされるかもしれない。誰にもわかってもらえない悲しみを我慢できる?耐えられる!?」
大袈裟に、大きな手振りに大きな声で、偉い人が大衆を前にして熱弁を振るうような。でも表情は違う。殺気立っていた。自分の思い通りにいかない苛立ちを吐き出しているみたいだ。実際、そうなのだろうが。
「そんなのわからないじゃない!」
こっちだって負けてはいないが、どっちも譲らない。むしろ思いの強さ、どれだけ本気が伝わるかでいったら圧倒的に向こうだ。
「ここにいるうちは想像できないだけで戻ったら今にわかるよ!君たちは本来ここに来るべきじゃないんだ!ここでの記憶は、君たちのこれからの未来において邪魔でしかない!だから僕は、それを消してあげたいんだ!」
ーしてあげたい。
アマリリアの時と違うのは・・・善意だ。彼に悪意による殺意がない。ただ、パンドラのそれは、「独善」。お前が良かれと思って決めつけているだけだ。
「そんなの、お前のただの押し付けじゃねーか!」
「自分のことは自分で決めるわ!死ぬ方がよっぽど嫌よ!」
俺の周りからうるさいほどの野次があがった。でも奴はこたえていない。
「まあなんとでも言うといいよ。ここで起こったことも何もかも無意味になるんだから。」
開き直っていた。完全に仕組まれていると思わせるぐらいの余裕だ。それと、誰も動こうとしない。オスカーでさえ、大人しくしている。特にアイツはパンドラの実力をその目でしっかりと見てきた。俺は、アイツを臆病だとは思わない。ここに弱虫はいない。いるのはまともな奴と、そうじゃない奴だ。
「さっきから黙って聞いてたけど・・・。」
スージーが俺を強引に押し退ける。そのあとをマシューがついていく。
「記憶のリセットって、そんな強力な力を生まれただけの魔物が使えるわけがない・・・。もしかして、リセから能力を奪った魔物って、お前?」
久々に聞いた名前だった。俺たちを襲った、不気味な魔物。
「えっ?リセって誰?僕はそんなことした覚えないよ?」
さっきまで一際戦意をあらわにしていたパンドラがまるで人格そのものが変わったかのように、気の緩み切った表情を見せた。
「しらばっくれんな!その力はアイツしか使えない事になってんのよ!」
そう吠えながら銃を構えた。
「よくわからないけど・・・。」
大きな腕は腹部に吸い込まれる。取り出したのは懐中時計。
「師匠!!」
マシューがとっさにスージーをかばった直後の事だった。何が起こったかわからなかった。マシューは頭、両腕、両足、胴体すべてが切り離されて地面に転がり落ちた。
「いやああああっ!!」
いくら血も肉もない、無機質な何かで作られた体とはいえ、見るにたえないものがある。ジェニファーの悲鳴が響く。アイツ、仲間の死体まで目の当たりにして、大丈夫なんだろうか。
「君たちも用済みだね。」
さっきは一瞬動じた様子だったスージーは二発続けて撃った。構えたまま、さらに叩き込むつもりだったのに弾丸は全て大きな掌がすべて受け止めた。目にも見えぬ速さの弾丸をしっかり捉えていた。手に握った弾を人差し指と親指に器用に挟み、それを目の前めがけて弾く。銃で撃ったみたいに速い。それは、スージーの腹部を貫通。続け様に放たれた弾は腰、胸。普通の人間なら腹を貫かれた時点で即死である。体のそこら中に穴を開けた体は膝から崩れ落ちる。血の一つも流さずに。
「君ももう少し頼りになると思ってたんだけどなぁ。」
頭を上から掴んで持ち上げる。穴の向こうに別の体が見える。
「・・・お前・・・。」
銃を構えた。こんな状況でも、そんな状態でさえも。
「ていうかさ、君みたいなじゃじゃ馬には自分の破壊した物を直す力なんかいらないよ。それより自分以外の壊した物を直す力の方がよかったのにねぇ。」
そう言ってパンドラは彼女の頭を潰した。
「・・・!!」
声が出なかった。やめろ、と叫びたかった。あまりにもショックな光景に、まるで目の前から強い風を浴びてその風が口の中に入り込むかのように苦しかった。
「ん?」
反応を示さなくなったソレを放り捨てると、次に狙いを定めたのは・・・。
「アイツ・・・。」
きっとオスカーでもハーヴェイでもジェニファーでもない。何もしていない人間をわざわざアイツと言わない。そう、後ろの後ろで座り、床に紙を敷いてせかせかと何かを描いている聖音。視線と気配を感じて顔を上げた顔に焦りが見える。
「あわ、あわわわ・・・。」
さすがの聖音も言い訳を考える余裕がない。束の間の間余裕だったパンドラは見る見るうちに顔と声が強張っていった。
「転移魔法!?そんなバカな、人間が・・・さては、みんなを逃す気だな!?」
「あわわわ。あ、あともうちょっとなのにー!」
書く手は最後まで止めるつもりはない。でも、パンドラは確実に聖音を狙って駆け出した。
まだ、間に合うー・・・!
少し駆け出して、そして聖音の前に立った。両腕を広げ、足も広げて。俺が一体あんな化け物相手に何ができるという?違う。何かするわけではない。何もさせないために俺は立っている。
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