6 / 50
第6話:夜の温室と幽霊騒動
その噂は、通いの清掃員であるマルサおばさんが、青ざめた顔で出勤してきたことから始まりました。
「で、出たんですだよ、旦那様! 幽霊です!」
「……朝から騒々しいな。幽霊など非科学的だ。どうせネズミか何かの見間違いだろう」
アルフレッド様は朝のコーヒーを優雅に啜りながら、新聞から目を離さずに一蹴しました。
しかし、マルサおばさんの震えは止まりません。
「いいえ、確かに見たんです! 昨日の深夜、温室の方で……、真っ白なドレスを着た女が、ゆらゆらと宙に浮いていて……。それに、むせ返るような甘い匂いがして、あれはきっと、この屋敷で死んだ女の霊が、男を誘っているに違いありません!」
そこまでまくし立てると、彼女は「今日はもう帰らせてもらいます!」と逃げるように去ってしまいました。
残されたのは、掃除途中のモップと、困惑する私、そして呆れ顔のアルフレッド様だけです。
「やれやれ。これだから迷信深い人間は困る」
「でも、アルフレッド様。温室の方で、というのは気になります。もし誰かが侵入していたら……」
「ふむ。確かに、希少な種を持ち出されてはたまらん。……今夜、確かめるとするか」
アルフレッド様の眼鏡が、きらりと怪しく光りました。
その夜。
深夜の鐘が鳴る頃、私とアルフレッド様は、ランタンの灯りを消して温室の茂みに身を潜めていました。
ガラス越しに月光が差し込み、巨大なシダ植物が黒い影を落としています。
昼間は楽園のような温室も、夜はどこか不気味な雰囲気を漂わせていました。
怖い……。
でも、植物たちを守らなきゃ。
私がギュッとエプロンの裾を握りしめていると、隣のアルフレッド様が小声で囁きました。
「来るぞ。招かれざる客が」
ガサガサ、と温室の入口付近で音がしました。
現れたのは、半透明の幽霊――ではなく、黒いマントを目深に被った二人の人影でした。
「おい、本当にここに幽霊が出るのか? ベアトリス」
「ええ、間違いありませんわエドワード様! 使用人たちの間で噂になっていますの。『リンネ公爵は夜な夜な怪しい儀式をして、死者を蘇らせようとしている』って」
「へへっ、それが本当なら弱みを握れるな。教会に密告して、あいつを異端審問にかけてやる!」
聞き覚えのある声。
またしても、エドワード様とベアトリス様でした。
彼らは懲りもせず、私たちの屋敷に不法侵入して、スキャンダルを探しに来たようです。
「……まったく。幽霊よりもタチが悪い」
アルフレッド様が忌々しげに舌打ちをした、その時でした。
ふわり、と。
どこからともなく、濃厚で妖艶な香りが漂ってきました。
ジャスミンにも似ていますが、もっと神秘的で、理性を溶かすような甘い香りです。
「な、何この匂い……?」
「おい見ろ! あそこだ!」
エドワード様が指差した先――温室の奥まった暗がりの中に、それはいました。
闇の中にぽっかりと浮かぶ、純白の姿。
人の顔ほどの大きさがある白い何かが、ゆらり、ゆらりと、宙を漂っているのです。
「ひっ……!」
「で、出たぁぁぁ! 白衣の女の幽霊だぁ!」
二人は抱き合って悲鳴を上げました。
確かに、月明かりに照らされたその姿は、白いドレスを着た女性が舞っているように見えなくもありません。
「うわあああ! こっちに来るな! 呪われる!」
「きゃあああ! 助けてエドワード様ぁ!」
パニックに陥る二人を見て、私は恐る恐るその幽霊に目を凝らしました。
そして、その香りと形状に気づいた瞬間、恐怖は感動へと変わりました。
あっ……!
咲いたんだ!
私は思わず茂みから飛び出しました。
「待ってください! あれは幽霊なんかじゃありません!」
「うわっ!? ふ、フローラ!? お前も幽霊になったのか!?」
「生きてます! よく見てください、あれは……」
私が言いかけた時、アルフレッド様がランタンの覆いを取りました。
カッ、と明るい光が温室を照らし出します。
そこに浮かんでいたのは、女性の霊などではありません。
サボテン科の植物からひょろりと伸びた茎の先に咲く、透き通るような純白の大輪の花でした。
「こ、これは……、花?」
「そうだ。その名は月下美人」
アルフレッド様が愛おしそうに花に近づきます。
「着生サボテンの一種だ。この花は、一年のうちでたった一夜、それも数時間しか咲かない。まさに今、この瞬間だけだ」
闇の中で白く輝く花弁は、繊細なレース細工のようでした。
その神々しい姿は、確かにこの世のものとは思えない美しさです。
「し、しかし、さっきまで宙に浮いて動いていたぞ!?」
「そう見えただけだ。月下美人の花は大きく重いが、それを支える花茎は非常に細くて長い。さらに、背景にある葉や茎は深緑色で闇に溶け込む。だから、白い花だけが空中に浮いているように錯覚するんだ」
アルフレッド様は、花の周りを飛び回る小さな影を指差しました。
「それに、動いて見えたのは風のせいだけではない。見ろ、蛾が集まっている」
「蛾……、ですって?」
「月下美人がなぜ夜に咲き、なぜこれほど強く香るか。それは、夜行性の蛾やコウモリを呼んで受粉するためだ。闇の中で目立つ白と、遠くまで届く香りは、彼らにとっての灯台なのだよ」
エドワード様たちはポカンと口を開けました。
幽霊の正体は、一夜限りの恋人を待つ、植物の切実な生命の営みだったのです。
「……つまり、我々はただの花と虫にビビっていたと?」
「ご名答だ。まあ、君たちのようなやましい心を持つ者には、純粋な美しさが恐ろしい怪物に見えたのかもしれんがな」
アルフレッド様の皮肉に、エドワード様は顔を真っ赤にしました。
「く、くそっ! 覚えてろ! 次は必ず……!」
「次はない。不法侵入で突き出されたくなければ、さっさと消えろ」
冷たい一喝に、二人は蜘蛛の子を散らすように逃げ帰っていきました。
再び静寂が戻った温室で、私とアルフレッド様は月下美人の前に並びました。
強い香りが、私たちを包み込みます。
「……綺麗ですね」
「ああ。だが、あと数時間もすれば萎れてしまう。この美しさは、今夜だけのものだ」
アルフレッド様は静かに花に触れ、それから私を見ました。
ランタンの灯りに照らされた彼の横顔は、いつになく穏やかでした。
「フローラ。この花が開く瞬間に立ち会えたのは、君が毎日、温度と湿度を管理していたおかげだ。……礼を言う」
「いえ、私はただ……」
胸が温かくなりました。
一夜で散る儚い花。
けれど、その最も美しい瞬間を、この人と共有できたことが、何よりも嬉しく感じられました。
「さあ、スケッチの時間だ。幽霊騒ぎの真相を、しっかり記録に残しておこう」
「はい、アルフレッド様!」
その夜、私たちは夜明けまで、甘い香りに包まれながら語り合いました。
幽霊屋敷の噂は、こうして美しい誤解として私の手帳に記されたのです。
「で、出たんですだよ、旦那様! 幽霊です!」
「……朝から騒々しいな。幽霊など非科学的だ。どうせネズミか何かの見間違いだろう」
アルフレッド様は朝のコーヒーを優雅に啜りながら、新聞から目を離さずに一蹴しました。
しかし、マルサおばさんの震えは止まりません。
「いいえ、確かに見たんです! 昨日の深夜、温室の方で……、真っ白なドレスを着た女が、ゆらゆらと宙に浮いていて……。それに、むせ返るような甘い匂いがして、あれはきっと、この屋敷で死んだ女の霊が、男を誘っているに違いありません!」
そこまでまくし立てると、彼女は「今日はもう帰らせてもらいます!」と逃げるように去ってしまいました。
残されたのは、掃除途中のモップと、困惑する私、そして呆れ顔のアルフレッド様だけです。
「やれやれ。これだから迷信深い人間は困る」
「でも、アルフレッド様。温室の方で、というのは気になります。もし誰かが侵入していたら……」
「ふむ。確かに、希少な種を持ち出されてはたまらん。……今夜、確かめるとするか」
アルフレッド様の眼鏡が、きらりと怪しく光りました。
その夜。
深夜の鐘が鳴る頃、私とアルフレッド様は、ランタンの灯りを消して温室の茂みに身を潜めていました。
ガラス越しに月光が差し込み、巨大なシダ植物が黒い影を落としています。
昼間は楽園のような温室も、夜はどこか不気味な雰囲気を漂わせていました。
怖い……。
でも、植物たちを守らなきゃ。
私がギュッとエプロンの裾を握りしめていると、隣のアルフレッド様が小声で囁きました。
「来るぞ。招かれざる客が」
ガサガサ、と温室の入口付近で音がしました。
現れたのは、半透明の幽霊――ではなく、黒いマントを目深に被った二人の人影でした。
「おい、本当にここに幽霊が出るのか? ベアトリス」
「ええ、間違いありませんわエドワード様! 使用人たちの間で噂になっていますの。『リンネ公爵は夜な夜な怪しい儀式をして、死者を蘇らせようとしている』って」
「へへっ、それが本当なら弱みを握れるな。教会に密告して、あいつを異端審問にかけてやる!」
聞き覚えのある声。
またしても、エドワード様とベアトリス様でした。
彼らは懲りもせず、私たちの屋敷に不法侵入して、スキャンダルを探しに来たようです。
「……まったく。幽霊よりもタチが悪い」
アルフレッド様が忌々しげに舌打ちをした、その時でした。
ふわり、と。
どこからともなく、濃厚で妖艶な香りが漂ってきました。
ジャスミンにも似ていますが、もっと神秘的で、理性を溶かすような甘い香りです。
「な、何この匂い……?」
「おい見ろ! あそこだ!」
エドワード様が指差した先――温室の奥まった暗がりの中に、それはいました。
闇の中にぽっかりと浮かぶ、純白の姿。
人の顔ほどの大きさがある白い何かが、ゆらり、ゆらりと、宙を漂っているのです。
「ひっ……!」
「で、出たぁぁぁ! 白衣の女の幽霊だぁ!」
二人は抱き合って悲鳴を上げました。
確かに、月明かりに照らされたその姿は、白いドレスを着た女性が舞っているように見えなくもありません。
「うわあああ! こっちに来るな! 呪われる!」
「きゃあああ! 助けてエドワード様ぁ!」
パニックに陥る二人を見て、私は恐る恐るその幽霊に目を凝らしました。
そして、その香りと形状に気づいた瞬間、恐怖は感動へと変わりました。
あっ……!
咲いたんだ!
私は思わず茂みから飛び出しました。
「待ってください! あれは幽霊なんかじゃありません!」
「うわっ!? ふ、フローラ!? お前も幽霊になったのか!?」
「生きてます! よく見てください、あれは……」
私が言いかけた時、アルフレッド様がランタンの覆いを取りました。
カッ、と明るい光が温室を照らし出します。
そこに浮かんでいたのは、女性の霊などではありません。
サボテン科の植物からひょろりと伸びた茎の先に咲く、透き通るような純白の大輪の花でした。
「こ、これは……、花?」
「そうだ。その名は月下美人」
アルフレッド様が愛おしそうに花に近づきます。
「着生サボテンの一種だ。この花は、一年のうちでたった一夜、それも数時間しか咲かない。まさに今、この瞬間だけだ」
闇の中で白く輝く花弁は、繊細なレース細工のようでした。
その神々しい姿は、確かにこの世のものとは思えない美しさです。
「し、しかし、さっきまで宙に浮いて動いていたぞ!?」
「そう見えただけだ。月下美人の花は大きく重いが、それを支える花茎は非常に細くて長い。さらに、背景にある葉や茎は深緑色で闇に溶け込む。だから、白い花だけが空中に浮いているように錯覚するんだ」
アルフレッド様は、花の周りを飛び回る小さな影を指差しました。
「それに、動いて見えたのは風のせいだけではない。見ろ、蛾が集まっている」
「蛾……、ですって?」
「月下美人がなぜ夜に咲き、なぜこれほど強く香るか。それは、夜行性の蛾やコウモリを呼んで受粉するためだ。闇の中で目立つ白と、遠くまで届く香りは、彼らにとっての灯台なのだよ」
エドワード様たちはポカンと口を開けました。
幽霊の正体は、一夜限りの恋人を待つ、植物の切実な生命の営みだったのです。
「……つまり、我々はただの花と虫にビビっていたと?」
「ご名答だ。まあ、君たちのようなやましい心を持つ者には、純粋な美しさが恐ろしい怪物に見えたのかもしれんがな」
アルフレッド様の皮肉に、エドワード様は顔を真っ赤にしました。
「く、くそっ! 覚えてろ! 次は必ず……!」
「次はない。不法侵入で突き出されたくなければ、さっさと消えろ」
冷たい一喝に、二人は蜘蛛の子を散らすように逃げ帰っていきました。
再び静寂が戻った温室で、私とアルフレッド様は月下美人の前に並びました。
強い香りが、私たちを包み込みます。
「……綺麗ですね」
「ああ。だが、あと数時間もすれば萎れてしまう。この美しさは、今夜だけのものだ」
アルフレッド様は静かに花に触れ、それから私を見ました。
ランタンの灯りに照らされた彼の横顔は、いつになく穏やかでした。
「フローラ。この花が開く瞬間に立ち会えたのは、君が毎日、温度と湿度を管理していたおかげだ。……礼を言う」
「いえ、私はただ……」
胸が温かくなりました。
一夜で散る儚い花。
けれど、その最も美しい瞬間を、この人と共有できたことが、何よりも嬉しく感じられました。
「さあ、スケッチの時間だ。幽霊騒ぎの真相を、しっかり記録に残しておこう」
「はい、アルフレッド様!」
その夜、私たちは夜明けまで、甘い香りに包まれながら語り合いました。
幽霊屋敷の噂は、こうして美しい誤解として私の手帳に記されたのです。
あなたにおすすめの小説
婚約破棄された竜好き令嬢は黒竜様に溺愛される。残念ですが、守護竜を捨てたこの国は滅亡するようですよ
水無瀬
ファンタジー
竜が好きで、三度のご飯より竜研究に没頭していた侯爵令嬢の私は、婚約者の王太子から婚約破棄を突きつけられる。
それだけでなく、この国をずっと守護してきた黒竜様を捨てると言うの。
黒竜様のことをずっと研究してきた私も、見せしめとして処刑されてしまうらしいです。
叶うなら、死ぬ前に一度でいいから黒竜様に会ってみたかったな。
ですが、私は知らなかった。
黒竜様はずっと私のそばで、私を見守ってくれていたのだ。
残念ですが、守護竜を捨てたこの国は滅亡するようですよ?
公爵令嬢 メアリの逆襲 ~魔の森に作った湯船が 王子 で溢れて困ってます~
薄味メロン
恋愛
HOTランキング 1位 (2019.9.18)
お気に入り4000人突破しました。
次世代の王妃と言われていたメアリは、その日、すべての地位を奪われた。
だが、誰も知らなかった。
「荷物よし。魔力よし。決意、よし!」
「出発するわ! 目指すは源泉掛け流し!」
メアリが、追放の準備を整えていたことに。
厄災烙印の令嬢は貧乏辺境伯領に嫁がされるようです
あおまる三行
恋愛
王都の洗礼式で「厄災をもたらす」という烙印を持っていることを公表された令嬢・ルーチェ。
社交界では腫れ物扱い、家族からも厄介者として距離を置かれ、心がすり減るような日々を送ってきた彼女は、家の事情で辺境伯ダリウスのもとへ嫁ぐことになる。
辺境伯領は「貧乏」で知られている、魔獣のせいで荒廃しきった領地。
冷たい仕打ちには慣れてしまっていたルーチェは抵抗することなくそこへ向かい、辺境の生活にも身を縮める覚悟をしていた。
けれど、実際に待っていたのは──想像とはまるで違う、温かくて優しい人々と、穏やかで心が満たされていくような暮らし。
そして、誰より誠実なダリウスの隣で、ルーチェは少しずつ自分の居場所を取り戻していく。
静かな辺境から始まる、甘く優しい逆転マリッジラブ物語。
【追記】無事完結できました。ありがとうございました。
「地味で無能」と捨てられた令嬢は、冷酷な【年上イケオジ公爵】に嫁ぎました〜今更私の価値に気づいた元王太子が後悔で顔面蒼白になっても今更遅い
腐ったバナナ
恋愛
伯爵令嬢クラウディアは、婚約者のアルバート王太子と妹リリアンに「地味で無能」と断罪され、公衆の面前で婚約破棄される。
お飾りの厄介払いとして押し付けられた嫁ぎ先は、「氷壁公爵」と恐れられる年上の冷酷な辺境伯アレクシス・グレイヴナー公爵だった。
当初は冷徹だった公爵は、クラウディアの才能と、過去の傷を癒やす温もりに触れ、その愛を「二度と失わない」と固く誓う。
彼の愛は、包容力と同時に、狂気的な独占欲を伴った「大人の愛」へと昇華していく。
侯爵家のお飾り妻をやめたら、王太子様からの溺愛が始まりました。
二位関りをん
恋愛
子爵令嬢メアリーが侯爵家当主ウィルソンに嫁いで、はや1年。その間挨拶くらいしか会話は無く、夜の営みも無かった。
そんな中ウィルソンから子供が出来たと語る男爵令嬢アンナを愛人として迎えたいと言われたメアリーはショックを受ける。しかもアンナはウィルソンにメアリーを陥れる嘘を付き、ウィルソンはそれを信じていたのだった。
ある日、色々あって職業案内所へ訪れたメアリーは秒速で王宮の女官に合格。結婚生活は1年を過ぎ、離婚成立の条件も整っていたため、メアリーは思い切ってウィルソンに離婚届をつきつけた。
そして王宮の女官になったメアリーは、王太子レアードからある提案を受けて……?
※世界観などゆるゆるです。温かい目で見てください
無一文で追放される悪女に転生したので特技を活かしてお金儲けを始めたら、聖女様と呼ばれるようになりました
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
スーパームーンの美しい夜。仕事帰り、トラックに撥ねらてしまった私。気づけば草の生えた地面の上に倒れていた。目の前に見える城に入れば、盛大なパーティーの真っ最中。目の前にある豪華な食事を口にしていると見知らぬ男性にいきなり名前を呼ばれて、次期王妃候補の資格を失ったことを聞かされた。理由も分からないまま、家に帰宅すると「お前のような恥さらしは今日限り、出ていけ」と追い出されてしまう。途方に暮れる私についてきてくれたのは、私の専属メイドと御者の青年。そこで私は2人を連れて新天地目指して旅立つことにした。無一文だけど大丈夫。私は前世の特技を活かしてお金を稼ぐことが出来るのだから――
※ 他サイトでも投稿中
傍若無人な姉の代わりに働かされていた妹、辺境領地に左遷されたと思ったら待っていたのは王子様でした!? ~無自覚天才錬金術師の辺境街づくり~
日之影ソラ
恋愛
【新作連載スタート!!】
https://ncode.syosetu.com/n1741iq/
https://www.alphapolis.co.jp/novel/516811515/430858199
【小説家になろうで先行公開中】
https://ncode.syosetu.com/n0091ip/
働かずパーティーに参加したり、男と遊んでばかりいる姉の代わりに宮廷で錬金術師として働き続けていた妹のルミナ。両親も、姉も、婚約者すら頼れない。一人で孤独に耐えながら、日夜働いていた彼女に対して、婚約者から突然の婚約破棄と、辺境への転属を告げられる。
地位も婚約者も失ってさぞ悲しむと期待した彼らが見たのは、あっさりと受け入れて荷造りを始めるルミナの姿で……?
【完結】婚約破棄された悪役令嬢ですが、魔法薬の勉強をはじめたら留学先の皇子に求婚されました
楠結衣
恋愛
公爵令嬢のアイリーンは、婚約者である第一王子から婚約破棄を言い渡される。
王子の腕にすがる男爵令嬢への嫌がらせを謝罪するように求められるも、身に覚えのない謝罪はできないと断る。その態度に腹を立てた王子から国外追放を命じられてしまった。
アイリーンは、王子と婚約がなくなったことで諦めていた魔法薬師になる夢を叶えることを決意。
薬草の聖地と呼ばれる薬草大国へ、魔法薬の勉強をするために向う。
魔法薬の勉強をする日々は、とても充実していた。そこで出会ったレオナード王太子の優しくて甘い態度に心惹かれていくアイリーン。
ところが、アイリーンの前に再び第一王子が現れ、アイリーンの心は激しく動揺するのだった。
婚約破棄され、諦めていた魔法薬師の夢に向かって頑張るアイリーンが、彼女を心から愛する優しいドラゴン獣人である王太子と愛を育むハッピーエンドストーリーです。