13 / 50
第13話:同調圧力の破壊
しおりを挟む
教室の空気は重苦しかった。
無視は脳への傷害行為であるというアルヴィスの宣告は、生徒たちの良心に深く突き刺さっていた。
だが、人間は自分の非を認めることを極端に嫌う生き物だ。
特に、プライドの高い貴族の生徒たちは。
「……で、でもっ!」
沈黙を破ったのは、やはりマリアンヌだった。
彼女は扇子を握りしめ、必死に反論の糸口を探していた。
「先生の仰る医学的なことはわかりました。ですが、社会的な事実はどうなんですの? クラスのみんなが彼女を無視している。学園中のみんなが彼女を嫌っている。これだけの人数が、彼女は悪だと判断しているのです。火のない所に煙は立ちませんわ!」
彼女の言葉に、下を向いていた生徒たちがパッと顔を上げた。
そうだ、自分一人の判断じゃない。
みんながやっている。
多数派なのだから、自分たちは正しいはずだ――そんな安堵の色が浮かぶ。
「みんながそう言っているから、彼女が悪いに決まっています!」
マリアンヌが勝ち誇ったように叫んだ。
しかし、アルヴィスは冷ややかな目で彼女を見つめ、ハァ、と深いため息をついた。
「またか。……君たちは論理的誤謬のマーケットだな」
アルヴィスは黒板に向き直り、カッカッと文字を書き殴った。
『衆人に訴える論証』。
「君の今の主張は、典型的な多数派論証だ。多くの人が信じているから、それは真実であるという思い込みに過ぎない」
彼は振り返り、チョークを指で弄びながら語り始めた。
「かつて、人類のみんなは天動説を信じていた。太陽が地球の周りを回っているとね。だが、地動説を唱えた時、その人物はたった一人だった。……さてマリアンヌ嬢。多数決で決めるなら、天動説が正しくて、その人物が間違っていたことになるな?」
「そ、それは……、昔の話でしょう?」
「本質は同じだ。真実は、信じている人数の多寡とは無関係に存在する。みんなが言っている、は、それが正しいことの証明にはなり得ない」
アルヴィスは教壇を降り、マリアンヌの席の前までゆっくりと歩いた。
「そもそも、君の言うみんなとは具体的に誰だ?」
「えっ? だ、だからクラスの皆様や……」
「定義が曖昧だ。統計的に有意なサンプル数なのか? それとも君の半径数メートルにいる、イザベラ派閥の数人だけの意見を世界の総意だと錯覚しているだけか?」
アルヴィスは教室全体を見渡し、声を張り上げた。
「よし、検証しよう。今ここで挙手してくれ」
彼はリリアを指差した。
「リリア・アシュベリーが、誰かを虐めたり、悪事を働いたりしている現場を、直接自分の目で見たという者は手を挙げろ。噂で聞いた話は除外する。君の眼球が捉えた事実だけだ」
静寂。
誰も手を挙げない。
生徒たちは顔を見合わせ、戸惑っている。
彼らは皆、「イザベラ様がいじめられたと言っていた」「ドレスを裂いたらしい」という噂を聞いただけだったのだ。
「……ゼロか」
アルヴィスはマリアンヌを見下ろした。
「見たまえ。これが君の言うみんなの実態だ。目撃者は一人もいない。君たちは実体のない噂というウイルスに感染し、集団ヒステリーを起こしているに過ぎない」
「う……、ぐっ……」
「君たちは自分の目で確認もせず、みんなが無視しているから、という同調圧力に従って、一人の人間に石を投げていた。……自分の頭で考えることを放棄した人間を、私は貴族とは呼ばない。ただの群れる羊だ」
その言葉は、彼らの貴族としてのプライドを粉々に砕いた。
羊呼ばわりされた屈辱。
しかし、反論できない事実。
その時、教室の隅から一人の女子生徒がおずおずと立ち上がった。
地味で目立たない、眼鏡をかけた少女だった。
「……私、言いたいことがあります」
マリアンヌが期待の眼差しを向ける。
「ほら見なさい!」と言わんばかりに。
だが、少女はリリアの方を向いて、震える声で続けた。
「入学したばかりの頃、私が廊下で教科書を落とした時……、一緒に拾ってくれたのは、リリア様だけでした。……私は、リリア様が悪い人だなんて、本当はずっと思っていませんでした」
少女は涙目で頭を下げた。
「ごめんなさい。イザベラ様やマリアンヌ様が怖くて……、私も無視してしまいました。ごめんなさい……!」
その謝罪は、教室内にはびこっていた空気に亀裂を入れた。
堰を切ったように、他の生徒たちも口を開き始める。
「実は俺も……、リリアにノートを貸してもらったことがある」
「私も、リリアさんが花壇の手入れをしているのを見たわ。意地悪な人がする顔じゃなかった」
一人、また一人。
みんなという巨大な虚像が崩れ去り、個人の本当の気持ちが露呈していく。
「な、なによ……、あんたたち、裏切るの!?」
マリアンヌが叫ぶが、もう誰も彼女に同調しなかった。
アルヴィスは満足げに頷いた。
「とある同調実験の通りだな。たった一人でも真実を語る協力者がいれば、同調圧力は劇的に弱まる」
彼はリリアの元へ戻り、その肩を抱いた。
「リリア。どうやら君の周りの透明な壁は消滅したようだ」
「……はい。アルヴィス様」
リリアは立ち上がり、最初に声を上げてくれた眼鏡の少女に向かって微笑んだ。
「ありがとう。……教科書のこと、私も覚えています」
教室の空気が、確かに変わった。
冷たい拒絶の冬が終わり、遅すぎる春が訪れたようだった。
ただ一人、マリアンヌだけが、取り残された孤島のように顔を青ざめて震えていたが、アルヴィスはもう彼女に興味を示さなかった。
アルヴィスは、見事に空気という最強の敵を論破してみせたのだった。
無視は脳への傷害行為であるというアルヴィスの宣告は、生徒たちの良心に深く突き刺さっていた。
だが、人間は自分の非を認めることを極端に嫌う生き物だ。
特に、プライドの高い貴族の生徒たちは。
「……で、でもっ!」
沈黙を破ったのは、やはりマリアンヌだった。
彼女は扇子を握りしめ、必死に反論の糸口を探していた。
「先生の仰る医学的なことはわかりました。ですが、社会的な事実はどうなんですの? クラスのみんなが彼女を無視している。学園中のみんなが彼女を嫌っている。これだけの人数が、彼女は悪だと判断しているのです。火のない所に煙は立ちませんわ!」
彼女の言葉に、下を向いていた生徒たちがパッと顔を上げた。
そうだ、自分一人の判断じゃない。
みんながやっている。
多数派なのだから、自分たちは正しいはずだ――そんな安堵の色が浮かぶ。
「みんながそう言っているから、彼女が悪いに決まっています!」
マリアンヌが勝ち誇ったように叫んだ。
しかし、アルヴィスは冷ややかな目で彼女を見つめ、ハァ、と深いため息をついた。
「またか。……君たちは論理的誤謬のマーケットだな」
アルヴィスは黒板に向き直り、カッカッと文字を書き殴った。
『衆人に訴える論証』。
「君の今の主張は、典型的な多数派論証だ。多くの人が信じているから、それは真実であるという思い込みに過ぎない」
彼は振り返り、チョークを指で弄びながら語り始めた。
「かつて、人類のみんなは天動説を信じていた。太陽が地球の周りを回っているとね。だが、地動説を唱えた時、その人物はたった一人だった。……さてマリアンヌ嬢。多数決で決めるなら、天動説が正しくて、その人物が間違っていたことになるな?」
「そ、それは……、昔の話でしょう?」
「本質は同じだ。真実は、信じている人数の多寡とは無関係に存在する。みんなが言っている、は、それが正しいことの証明にはなり得ない」
アルヴィスは教壇を降り、マリアンヌの席の前までゆっくりと歩いた。
「そもそも、君の言うみんなとは具体的に誰だ?」
「えっ? だ、だからクラスの皆様や……」
「定義が曖昧だ。統計的に有意なサンプル数なのか? それとも君の半径数メートルにいる、イザベラ派閥の数人だけの意見を世界の総意だと錯覚しているだけか?」
アルヴィスは教室全体を見渡し、声を張り上げた。
「よし、検証しよう。今ここで挙手してくれ」
彼はリリアを指差した。
「リリア・アシュベリーが、誰かを虐めたり、悪事を働いたりしている現場を、直接自分の目で見たという者は手を挙げろ。噂で聞いた話は除外する。君の眼球が捉えた事実だけだ」
静寂。
誰も手を挙げない。
生徒たちは顔を見合わせ、戸惑っている。
彼らは皆、「イザベラ様がいじめられたと言っていた」「ドレスを裂いたらしい」という噂を聞いただけだったのだ。
「……ゼロか」
アルヴィスはマリアンヌを見下ろした。
「見たまえ。これが君の言うみんなの実態だ。目撃者は一人もいない。君たちは実体のない噂というウイルスに感染し、集団ヒステリーを起こしているに過ぎない」
「う……、ぐっ……」
「君たちは自分の目で確認もせず、みんなが無視しているから、という同調圧力に従って、一人の人間に石を投げていた。……自分の頭で考えることを放棄した人間を、私は貴族とは呼ばない。ただの群れる羊だ」
その言葉は、彼らの貴族としてのプライドを粉々に砕いた。
羊呼ばわりされた屈辱。
しかし、反論できない事実。
その時、教室の隅から一人の女子生徒がおずおずと立ち上がった。
地味で目立たない、眼鏡をかけた少女だった。
「……私、言いたいことがあります」
マリアンヌが期待の眼差しを向ける。
「ほら見なさい!」と言わんばかりに。
だが、少女はリリアの方を向いて、震える声で続けた。
「入学したばかりの頃、私が廊下で教科書を落とした時……、一緒に拾ってくれたのは、リリア様だけでした。……私は、リリア様が悪い人だなんて、本当はずっと思っていませんでした」
少女は涙目で頭を下げた。
「ごめんなさい。イザベラ様やマリアンヌ様が怖くて……、私も無視してしまいました。ごめんなさい……!」
その謝罪は、教室内にはびこっていた空気に亀裂を入れた。
堰を切ったように、他の生徒たちも口を開き始める。
「実は俺も……、リリアにノートを貸してもらったことがある」
「私も、リリアさんが花壇の手入れをしているのを見たわ。意地悪な人がする顔じゃなかった」
一人、また一人。
みんなという巨大な虚像が崩れ去り、個人の本当の気持ちが露呈していく。
「な、なによ……、あんたたち、裏切るの!?」
マリアンヌが叫ぶが、もう誰も彼女に同調しなかった。
アルヴィスは満足げに頷いた。
「とある同調実験の通りだな。たった一人でも真実を語る協力者がいれば、同調圧力は劇的に弱まる」
彼はリリアの元へ戻り、その肩を抱いた。
「リリア。どうやら君の周りの透明な壁は消滅したようだ」
「……はい。アルヴィス様」
リリアは立ち上がり、最初に声を上げてくれた眼鏡の少女に向かって微笑んだ。
「ありがとう。……教科書のこと、私も覚えています」
教室の空気が、確かに変わった。
冷たい拒絶の冬が終わり、遅すぎる春が訪れたようだった。
ただ一人、マリアンヌだけが、取り残された孤島のように顔を青ざめて震えていたが、アルヴィスはもう彼女に興味を示さなかった。
アルヴィスは、見事に空気という最強の敵を論破してみせたのだった。
8
あなたにおすすめの小説
【完結】追放された私、宮廷楽師になったら最強騎士に溺愛されました
er
恋愛
両親を亡くし、叔父に引き取られたクレアは、義妹ペトラに全てを奪われ虐げられていた。
宮廷楽師選考会への出場も拒まれ、老商人との結婚を強要される。
絶望の中、クレアは母から受け継いだ「音花の恵み」——音楽を物質化する力——を使い、家を飛び出す。
近衛騎士団隊長アーロンに助けられ、彼の助けもあり選考会に参加。首席合格を果たし、叔父と義妹を見返す。クレアは王室専属楽師として、アーロンと共に新たな人生を歩み始める。
婚活をがんばる枯葉令嬢は薔薇狼の執着にきづかない~なんで溺愛されてるの!?~
白井
恋愛
「我が伯爵家に貴様は相応しくない! 婚約は解消させてもらう」
枯葉のような地味な容姿が原因で家族から疎まれ、婚約者を姉に奪われたステラ。
土下座を強要され自分が悪いと納得しようとしたその時、謎の美形が跪いて手に口づけをする。
「美しき我が光……。やっと、お会いできましたね」
あなた誰!?
やたら綺麗な怪しい男から逃げようとするが、彼の執着は枯葉令嬢ステラの想像以上だった!
虐げられていた令嬢が男の正体を知り、幸せになる話。
婚約破棄されたので田舎で猫と暮らします
たくわん
恋愛
社交界の華と謳われた伯爵令嬢セレスティアは、王太子から「完璧すぎて息が詰まる」と婚約破棄を告げられる。傷心のまま逃げるように向かったのは、亡き祖母が遺した田舎の小さな屋敷だった。
荒れ果てた屋敷、慣れない一人暮らし、そして庭に住みついた五匹の野良猫たち。途方に暮れるセレスティアの隣には、無愛想で人嫌いな青年医師・ノアが暮らしていた。
「この猫に構うな。人間嫌いだから」
冷たく突き放すノアだが、捨て猫を保護し、傷ついた動物を治療する彼の本当の姿を知るうちに、セレスティアの心は少しずつ惹かれていく。
猫の世話を通じて近づく二人。やがて明かされるノアの過去と、王都から届く縁談の催促。「完璧な令嬢」を脱ぎ捨てた先に待つ、本当の自分と本当の恋——。
オッドアイの伯爵令嬢、姉の代わりに嫁ぐことになる~私の結婚相手は、青血閣下と言われている恐ろしい公爵様。でも実は、とっても優しいお方でした~
夏芽空
恋愛
両親から虐げられている伯爵令嬢のアリシア。
ある日、父から契約結婚をしろと言い渡される。
嫁ぎ先は、病死してしまった姉が嫁ぐ予定の公爵家だった。
早い話が、姉の代わりに嫁いでこい、とそういうことだ。
結婚相手のルシルは、人格に難があるともっぱらの噂。
他人に対してどこまでも厳しく、これまでに心を壊された人間が大勢いるとか。
赤い血が通っているとは思えない冷酷非道なその所業から、青血閣下、という悪名がついている。
そんな恐ろしい相手と契約結婚することになってしまったアリシア。
でも実際の彼は、聞いていた噂とは全然違う優しい人物だった。
聖獣使い唯一の末裔である私は追放されたので、命の恩人の牧場に尽力します。~お願いですから帰ってきてください?はて?~
雪丸
恋愛
【あらすじ】
聖獣使い唯一の末裔としてキルベキア王国に従事していた主人公”アメリア・オルコット”は、聖獣に関する重大な事実を黙っていた裏切り者として国外追放と婚約破棄を言い渡された。
追放されたアメリアは、キルベキア王国と隣の大国ラルヴァクナ王国の間にある森を彷徨い、一度は死を覚悟した。
そんな中、ブランディという牧場経営者一家に拾われ、人の温かさに触れて、彼らのために尽力することを心の底から誓う。
「もう恋愛はいいや。私はブランディ牧場に骨を埋めるって決めたんだ。」
「羊もふもふ!猫吸いうはうは!楽しい!楽しい!」
「え?この国の王子なんて聞いてないです…。」
命の恩人の牧場に尽力すると決めた、アメリアの第二の人生の行く末はいかに?
◇◇◇
小説家になろう、カクヨムでも連載しています。
カクヨムにて先行公開中(敬称略)
真面目くさった女はいらないと婚約破棄された伯爵令嬢ですが、王太子様に求婚されました。実はかわいい彼の溺愛っぷりに困っています
綾森れん
恋愛
「リラ・プリマヴェーラ、お前と交わした婚約を破棄させてもらう!」
公爵家主催の夜会にて、リラ・プリマヴェーラ伯爵令嬢はグイード・ブライデン公爵令息から言い渡された。
「お前のような真面目くさった女はいらない!」
ギャンブルに財産を賭ける婚約者の姿に公爵家の将来を憂いたリラは、彼をいさめたのだが逆恨みされて婚約破棄されてしまったのだ。
リラとグイードの婚約は政略結婚であり、そこに愛はなかった。リラは今でも7歳のころ茶会で出会ったアルベルト王子の優しさと可愛らしさを覚えていた。しかしアルベルト王子はそのすぐあとに、毒殺されてしまった。
夜会で恥をさらし、居場所を失った彼女を救ったのは、美しい青年歌手アルカンジェロだった。
心優しいアルカンジェロに惹かれていくリラだが、彼は高い声を保つため、少年時代に残酷な手術を受けた「カストラート(去勢歌手)」と呼ばれる存在。教会は、子孫を残せない彼らに結婚を禁じていた。
禁断の恋に悩むリラのもとへ、父親が新たな婚約話をもってくる。相手の男性は親子ほども歳の離れた下級貴族で子だくさん。数年前に妻を亡くし、後妻に入ってくれる女性を探しているという、悪い条件の相手だった。
望まぬ婚姻を強いられ未来に希望を持てなくなったリラは、アルカンジェロと二人、教会の勢力が及ばない国外へ逃げ出す計画を立てる。
仮面舞踏会の夜、二人の愛は通じ合い、結ばれる。だがアルカンジェロが自身の秘密を打ち明けた。彼の正体は歌手などではなく、十年前に毒殺されたはずのアルベルト王子その人だった。
しかし再び、王権転覆を狙う暗殺者が迫りくる。
これは、愛し合うリラとアルベルト王子が二人で幸せをつかむまでの物語である。
編み物好き地味令嬢はお荷物として幼女化されましたが、えっ?これ魔法陣なんですか?
灯息めてら
恋愛
編み物しか芸がないと言われた地味令嬢ニニィアネは、家族から冷遇された挙句、幼女化されて魔族の公爵に売り飛ばされてしまう。
しかし、彼女の編み物が複雑な魔法陣だと発見した公爵によって、ニニィアネの生活は一変する。しかもなんだか……溺愛されてる!?
辺境のスローライフを満喫したいのに、料理が絶品すぎて冷酷騎士団長に囲い込まれました
腐ったバナナ
恋愛
異世界に転移した元会社員のミサキは、現代の調味料と調理技術というチート能力を駆使し、辺境の森で誰にも邪魔されない静かなスローライフを送ることを目指していた。
しかし、彼女の作る絶品の料理の香りは、辺境を守る冷酷な「鉄血」騎士団長ガイウスを引き寄せてしまった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる