性剣セクシーソード

cure456

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終劇

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――魔王城――

 魔王城の入り口に降りると、そこには無数の魔物の死体が転がっていた。
「……まだ新しいね。急げば間に合うかもしれないよ」
 死体に触れ、シラが言った。
 間に合う。まだ追いつける。
 地面に転がる死体が、彼女達に繋がる道しるべ。
 ひたすら走り、重厚な扉を開け、そこに辿り着いた。

 大広間の奥、煌びやかな椅子の前に立つアミルの姿。
 そして、彼女に向かって武器を構えるモミさんとニーヤ。
 真ん中には全身が炎で包まれたペロ様の姿。
 勢い良く燃える蒼い炎。
 初めて見たときは美しささえ感じたその蒼さ。
 今の僕には――彼女の命を燃やす、哀しい色に見えた。

 僕は走っていた。
 どうしてそんな事をしたのか分からない。 
 身体が勝手に動いて、ペロ様の炎に飛び込んだ。
「ケンセイさん!?」
「ちょっ!? アンタ何してるの!?」
 二人の声が聞こえる。
 身体が熱い。
 このまま灰になってしまうんじゃないか。そう思わせる、全身がビリビリと引き千切られる感覚。
 ペロ様の身体を強く抱きしめ、痛みを掻き消すように叫んだ。
「どう……して……?」
 ペロ様の声が聞こえた時、哀しみの炎が消えた。

「ニーヤ! 貴女も手伝って!」
「わ、分かった!」
 身体が動かない。彼女達の手から放たれるいつもの温もりも、今は全く感じない。
「ぺ、ペロ……様……」
 悲しい顔で、涙を浮かべて僕を見る。
「さよならなんて……言うなよ。仲間じゃないか……」
 彼女の頬に手を伸ばし、そっと涙をぬぐう。
「ケンセイ……ケンセイ!」
 薄れ行く意識の中、ペロ様の泣き声を聞いた。
 神様なんかじゃない。一人の女の子の泣き声を。


「本当に面白い男だなお前は」
 アミルの声と共に、全身の痛みが嘘の様に消えた。
 見上げると、片手を突き出したアミルが立っている。
 僕と目が合うと、彼女は歩き出し椅子に腰掛けた。

「それにしても、神火に焼かれても形一つ変えぬとは。これは想像以上の出来栄えだな。のうシラよ」
「はっ、はい! 素晴らしい魔装具だと思います!」
 アミルの言葉に、萎縮した様子でシラが答える。
「お前がケンセイを連れて来たのか?」
「は、はい。出過ぎた真似を致しました。処罰は覚悟しております」

「待ってくれよ。彼女は何も悪くない。僕が頼んだんだ」
「別に、余は怒ってなどおらん。むしろ感謝しているくらいだ」
 彼女は笑いながら、そしてペロ様に向かって言った。
「神の血を引く娘よ。貴様の炎じゃ余は倒せん。命を粗末にするな」
 その言葉に、ニーヤが激しく動揺する。

「う、嘘よ! アンタ死ぬのが怖いからって適当な事言わないでよ!」
「ふん。死ぬのが怖いだと? 戯言を。その娘は自分でも気付いておろう。自分では余に敵わぬ事を」
 アミルの言葉に、ペロ様は黙って俯いている。
「ほ、本当ですかペロ様……?」
 小さな身体を震わせながら、ペロ様は静かに頷いた。
「そ、そんな事って……。じゃあアタシ達は一体何の為に今まで……」
 糸の切れた操り人形の様に、ニーヤがその場に座り込む。
 魔王の力の強大さに、三人の顔に絶望の色が見えた。

「な、なあ。いいじゃないか。もういいだろ? 無理なんだよ。別にアミルだって悪い人じゃないじゃないか。もう止めて帰ろうよ」
 無理に戦う必要はない。もしかしたら皆仲良く出来るかもしれない。
 そう思っていた。

「相変わらず面白い事を言う男だな。余が悪い人ではないだと? これは滑稽だ」
 アミルは高らかに笑い出す。
「ケンセイよ、剣を抜くが良い。余が託した魔装具の力見せてみよ」
 そう言うと、彼女は立ち上がり剣を抜いた。
 刀身が彼女の瞳の色と同じ、紫のオーラで包まれた禍々しい剣。
 まさに魔王が持つに相応しい装いだった。

「な、何を言ってるんだよ。何でアミルが剣を抜くんだよ。もういいじゃないか、もうそういうのやめてくれよ」
「お前がやらないのなら、その娘達は全員殺すぞ」
 切り刻まれる様な鋭い眼差し。
 それは冗談を言っている雰囲気ではない。
「や、やめてくれよ。僕がそんな事出来るわけないじゃないか」
 意味が分からない。どうしてアミルと戦わなければいけないんだ。
 勝てるはずもないし。勝つ必要もないじゃないか。

「そうか。これを見ても、まだそんな事を言えるか?」
 彼女が椅子の脇から何かを放り投げた。
 ゴロゴロと僕の足元に転がる物体を見て、目の前が真っ暗になった。 
「お前が助けた女達だったか。余を殺さねば、こんな物がもっと増えるだろう」
「あ、あ、あっ……」

 僕が始めて助けた、洞窟で出会った少女達の変わり果てた姿。
 忘れもしない、三人の屈託の無い笑顔。
 もう会えない。
 もう笑わない。
「あああああああああああああああああああああああああああ!」
 無残にも、まるでゴミの様に投げ捨てられた首を抱いて。
 湧きあがる感情に身を任せ叫んだ。

「やる気になったか」
 許さない。絶対に許さない。
「殺してやる! お前なんか殺してやる!」
 守ったのに、助けたのに。
「さぁ来いケンセイ! 最後の戦いを始めようぞ!」
「うあああああああああああああああ!」

 無我夢中で剣を振った。
 頭が破裂しそうな程の怒り。
 少女達を守れなかった悔しさ。
 少なからずアミルに抱いていた恋心。
 その全てを剣に乗せて。
 涙で視界がかすんでいく。
 今まで歩んだ長い道のり。アミルに会うために進んだ旅路。
 募った想いを打ち砕く様に剣をぶつけた。
 何十回も、何十回も。全ての感情を彼女の剣にぶつけた。

「流石、余の造った魔装――」
 アミルの剣が輝きを失った時、僕の刀身は彼女の胸に深々と突き刺さっていた。 
 口から吐き出された真っ赤な血液が、僕の顔を染める。
「ありがとう、ケンセイ」
 アミルの血は、とても哀しい味がした。

 ゆっくりと、まるでスローモーションの様に崩れ落ちる。
 どうして、彼女はありがとうと言ったんだろう。
 初めて出会った時と同じ、優しい笑みを浮かべて。
 今はもう分からない。
 ただ、これで全てが終わった。
 それだけは理解した。


 横たわるアミルから、逃げるように背中を向ける。
「もう帰ろう」
 この場所に居たくなかった。早く帰りたかった。
 頭の中が真っ白で、もう何も考えたくない。
 守れなかった彼女達の首を拾い上げ、僕は歩き出した。

「けっ、ケンセイさん!」
 驚いたような、怯えたような。青ざめた顔で、モミさんが僕を指差す。
「どうしたんですか。早く帰ろうよ」
「くっ、首……。首が……」
「ああ、お墓でも立ててやろうと――うわっ!?」
 視線を落とした瞬間。衝撃な光景に、思わず腕の中のソレを放った。
 床に転がった首は、彼女達のモノじゃない。人間と見間違える理由の欠片すら見られない、醜悪な魔物の首だった。
「ど、どうなってるんだこれ!?」
 意味が分からない。さっきまでは間違いなく彼女達の首だった。
 アミルの方を見ると、呆然と座り込むシラの姿。
 駆け寄った僕に気付くと、シラはゆっくりと語り出した。


「パララ様は死にたがっていたんだ」
 大粒の涙を流しながら彼女は続けた。
「いつも言ってたんだ。何をしてもつまらない、何をしたいわけでもない。それならいっそ死んでしまった方がいいんじゃないか。このくだらない世界で生きていくのは――」
「――もう疲れたって」
「嘘……だろ……」
 そんな、全く一緒じゃないか。
 それは僕がこの世界に来る前。
 自分を死に追いやった時。
 僕が思ってた事と全く一緒。

「強すぎるから、誰にも殺される事なんて無いんだ。自分で死を選ぶ事だって出来ない。ずっとパララ様は苦しんでいたんだ」
 僕が人生に絶望して命を絶ったように、彼女もまた絶望していた。
 その理由が何なのかか分からない。
 いや、理由など特にないのかもしれない。
 明確なのは――彼女が死を選んだ、その事実だけ。

 どうして、どうしてなんだよ。
 僕はアミルに会って、生きてみようって思ったんだ。
 何か意味があるかもしれないって。出来る事があるかもしれないって。
 アミルが気付かせてくれたんだ。アミルに会って僕は変われたんだ。

「モミさん! アミルを治してやってくれないか!」
「で、でも……」
「お願いだよ! 何でもするから! 彼女を、アミルを助けてやってくれ! もう嫌なんだよ! 生きていて欲しいんだよ! 確かに魔王は人間にとっては悪なのかもしれない! でも、僕にとっては大切な人なんだ!」
 このまま死なせたくない。すれ違いで終わらせたくない。
 
「すいません……。もう私の力ではどうにも……」
 辛そうな顔でモミさんが言った。
「……残念だけど、死んでしまったら……モミの魔法でも無理なんだよ」
 悲しそうなニーヤの言葉。
 取り返しのつかない過ち。
 救いようのない絶望感。
 冷たくなった彼女を抱きしめ、哀しみにくれた。

 その時、トントンと叩かれた肩に振り返ると、ペロ様が立っていた。
「ちょっと、離れて」
 僕を引き離すと、横たわるアミルに両手をかざした。
 蒼い炎がアミルの身体を包む。だが、肌はおろか、黒いドレスさえも燃えやしない。
 優しく揺らめく蒼い炎は、まるで生命《いのち》の炎。
 そんな感じがした。 
 
「モミ、回復」
 蒼い炎が消え、静かにペロ様が口を開く。
 アミルの身体には、薄っすらと生気の色が戻っていた。
「は、はい」
 モミさんが手をかざす。それを見たニーヤも同じく。
「……ありがとう。皆……ありがとう……」
 アミルの傷口が塞がるまで、彼女達は手をかざし続けた。 
 
 しばらく待つと、アミルがゆっくりと目を開け、僕の顔を見て、静かに笑った。
「……まだ泣いているのか。お前はいつも泣いているな」
「しょうがないさ。僕は泣き虫だからね」
 涙をぬぐい、僕は笑って答えた。

 
「テヘペロ村を襲ったのは、余の命令ではない」
「アミルの――命令じゃない?」 
「まぁ――これでも魔界を治める身。余に責任が無いとは言わんがな。あれはそこに転がってる部下達が勝手にやった事だ。悪かったな」
 さっきの魔物の首、あれがそうだったのか。
「……そうだったんですか。てっきり魔王が命令したものだと」
「余は人間に危害を加えるつもりはない。そんな事をしてもつまらぬだけ。だが一部の魔族はそうではないからな。言い訳がましいかもしれんが、いくら魔王と言っても、全ての魔族の行動を把握出来るわけではない。そんな事が度々あるんだ」
「――それが堪らなく苦痛でな。余はもう疲れたんだよ」
 寂しそうな顔でアミルは言った。
 魔王だからこその苦悩。
 上に立つ者の、どうにもならない悔しさをも表していた。

「ま、まぁでも。こうやって生きてるんだ。これからどうにかしていけばいいさ。僕達は一度、ペロ様が死ぬ事を受け入れた。それしかないと思ってたから、どうしようもない運命だと思ってたからさ。でもこうして生きてる、運命はいくらでも変えられるんだ。僕達は生きていれば、何度だってやり直せる。何処までだっていけるじゃないか」
 
 子供の頃、毎日がワクワクしていた。
 明日は何があるんだろう、どんな未来があるんだろう。
 決められた運命なんて信じなかった。ただ真っ直ぐ明日を見つめてた。
 それを大人になるにつれ忘れていった。
 どうせ何も変わらない。僕はこう言う運命なんだ。
 明日も、未来も何も無い。そう思って全てを諦めていた。
 ワーワルツに来て、皆と出会って。僕は忘れていた記憶を思い出した。
 何度だってやり直せる、何度だって立ち上がれる。
 前に進んで、自分の信じた運命を掴み取る事が出来るんだ。
 
「……そうだね。アンタの言う通りかもしれない。運命なんて変えられる、大切なものを守るためなら。アンタにそれを教えられたよ」
 ニーヤが微笑む。
「そうですね。諦めず、運命に立ち向う大切さをケンセイさんに学びました」
 モミさんも微笑む
「これで、赤ちゃん産める」
 ペロ様も微笑み、お腹をさする。お腹をさする……?

「な、何言ってんの!? ペロ、そっ、それどう言う事よ!?」
「そ、そうですよペロ様! 赤ちゃんって、一体誰の子供ですか!?」
 ペロ様が真っ直ぐ指を指す。
「ケンセイの、子供」
 皆の視線が一同に集まる。何それ、全く記憶にございません。

「ほう。幼子が趣味とは、なかなか鬼畜な男だ、それでこそ余の夫、そして魔王に相応しい男よ」
 夫? 魔王? 何を言っているんだ。
「な、何だよそれ! 意味が分からないよ!」
「何を言っておる。魔王を倒したんだから次の魔王はお前だ。それに自分より強い男の妻になるのが魔界のならわし。余はケンセイの妻となろうぞ」
 何これ、待ってくれよ。話が飛躍しすぎてるぞ。

「ちょ、ちょっと待って下さい! 私だって、あんなにモミモミされたんですから、ケンセイさんに責任を取ってもらわないと困りますよ!」
 モミさんをモミモミ!? 確かにした。確かにしたけど!
「アタシも精を貰うって約束したからねぇ。初めて見た時からアンタの子を産みたいと思っていたんだよ。妹達も入れて三人分、たっぷり頂くからね」
 考えとくって言っただけじゃないか! しかも三人分!?

「いや! ちょっと! あの……」
 頭がパニックだ。
 どうしてこうなった。どうしてこうなった。
「ちょっと! いい加減にしなさいよ!」
 ニーヤが叫ぶ。助かった、こう言う時のニーヤは頼りになる。
「アタシだって! ×××見られたんだから!」
 何かもう、色々とお疲れ様でした。

――エピローグ――

 辺りが赤く染まる頃、僕達は四人並んで歩いた。
「それにしても、まさかキスで子供が出来るってまだ信じていたとは思わなかったわ」
 呆れた顔でニーヤが言う。
「昔はそんな話ばかりしてましたもんね。ところでこれから何処に行きますか?」
 クスクスとモミさんが笑う。
「そうだね。皆どうしてるのか――ちょっと気になるかな」
「各地に残した女の子達がそんなに気になるのかしら。ハーレムでも作るつもり?」
「そ、そういうわけじゃないよ」
「まぁ、魔王っぽくてよろしいじゃありませんか。英雄色を好むとも言いますしね」
「だ、だからそんなんじゃないって」
 グイグイと、ペロ様が僕の手を引っ張る。
「どうしたのペロ様?」
 彼女は真っ直ぐな瞳で言った。
「どうやって、つくる?」

 夕焼けを背に、誰一人欠かさず僕達は歩いた。
 ワーワルツの旅は、まだまだこれからも続く。
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