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二章
サブストーリーは突然に
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何を言おうか迷っていると、外が突然騒がしくなった。
歓声にも似た喧騒。それが段々大きくなり始め、店の扉が叩かれる。
ナギさんが扉を開けると、そこには沢山の人だかりが出来ていた。
「ナギちゃん! 大変よ!」
先頭にいた興奮気味のおばさんが店の中に飛び込む。
その手には、何故か鉄鍋が握られていた。
「おばさん? 一体どうしたんですか?」
「大変なのよ! 大丈夫なのよ!」
どうやらナギさんの顔見知りらしい。
大変なのに大丈夫とは何だろう。興奮からくる混乱だろうか。
ナギさんも、目の前のおばさんに不思議顔だ。
でも、その興奮の理由はすぐに分かった。
「だから大丈夫になったのよ! 無神街! 無くならないんだって!」
「えっ!?」
ナギさんが驚きの声を上げ、おばさんの肩を掴む。
「ど、どういう事ですか!? なくならないって!? おばさん! どういう事!?」
ナギさんの高速シェイクでおばさんが残像を撒き散らす。その力は人間のモノじゃない。
流石にこのままじゃおばさんがバターにでもなりかねないと思った僕は慌てて止めに入った。
「ご、ごめんなさい……。そ、それでどういう事なんですか?」
「決まったのよ! 無神街はそのまま。整地はしないって、会議で正式に決まったって御触れが出たのよ!」
それはあまりにも突然で。突然過ぎる朗報で。タイミングの良すぎる偶然だった。
僕も、ナギさんも、状況を瞬時に察知する事は出来なかった。
「わ、私……ここに居ていいんですか……?」
「いいのよ! ナギちゃんも、トリナちゃんも、ルエラちゃんも。このお店も、ここに居て良いんだよ」
「ケ、ケンセイさん……」
振り向いたナギさんの頬を一筋の涙が伝う。
それは、無神街が無事だった事による歓喜の涙だけではない気がする。
僕は微笑んで頷く。すると、彼女は僕の胸に飛び込んできた。
「私……ここに居られるって……。あの子達と一緒に……」
魔族ながら、人と暮らす事を選んだ彼女。人の中に紛れながら、自分の居場所を探していたのかもしれない。
不安から開放された、安堵の涙。
そんな彼女を、僕は優しく抱きしめた。
「若いっていいわねぇ」
そんな言葉に、僕達は自分達が置かれた状況を認識した。
周囲に集まる人の視線は、抱き合う僕達に向けられている。
ナギさんが慌てて離れるが、起こった事象からは逃げられない。
冷やかすような野次も僕には何処か小気味良かった。
「と、ところでっ! 無くなるのはほぼ決定だったはずなのに、どうして急に変わったんですか?」
「それがねぇ。何でも一番の賛成派が突然死んじゃったらしいのよ。その人が方々にお金をばら撒いて半ば強引に進めてたから、当人が死んじゃったら無理に変える必要はないんじゃないかって事でさ。結局他の賛成派連中もあっさりと引き下がったみたいよ。まぁ貰うものは貰ってあるし、わざわざ面倒に首をつっこむ事はしないってね。現金なやつらだよまったく。でも、一人死んだくらいで取りやめになるならアタシが殺しに行っていたんだけどさ。この鍋持ってね」
おばさんの冗談に皆が笑う。
そんな中、僕だけは見逃さなかった。
「その手があったか……」と悔しげに呟くナギさんの姿を。
その姿はいかにも魔族っぽく。
だけど逆に、真っ先にそれを思いつかなかった彼女は人間っぽく。
「それにしても、自殺なんてねぇ――アタシにゃ理解出来ないよ。毎日生きるので精一杯だけど、死のうなんて一度も思った事はないよ」
「自殺だったんですか?」
「みたいねぇ。書斎で首を吊ってたらしいよ。理由が分からないから、殺されたんじゃないかって噂もあるんだけどね。屋敷に大勢人が居たのに誰も気づかないわけないでしょう? だからやっぱり自殺って事らしいねぇ。
まぁ、何にせよアタシ達にとっては嬉しい話さ。ここが無くなるだけならまだしも、跡地にあんなモノが出来てたらと思うとぞっとするよ」
「あんなモノ?」
言葉にするのも汚らわしそうに顔をしかめたおばさんに思わず尋ねる。
すると、ナギさんが遠慮がちに呟いた。
「無神街を無くした後、ドラーシュの市場が出来る予定だったんです」
「また……ドラーシュか――」
ため息が出た。
出来る事なら聞きたくのない単語が、いつだって身近にある。
「ほらほら! 何だねその顔は!」
僅かに落ち込んだ空気をぶち壊すように、おばさんが持っている鍋を叩き鳴らす。
誰しもが耳をふさぐ姿を笑い飛ばすと、大声を上げた。
「今日はお祝いさ! 知らぬ存ぜぬ神も居ぬ。明日をも知れぬ愚か者共の宴だよ! 出し惜しみは無し! どこの社交界にだって負けはしないさ! ほら! そこのごろつき共! 馬鹿面ぶらさげて立っている暇あったら小汚い家に隠してる酒でも持ってきな!」
その言葉を皮切りに、集まっていた人々が堰をきったように走り出す。
神に願う事もなく、神を讃える事もない。
捧げる供物も儀式もない。
そんな祭りの始まりを、鐘代わりの鉄鍋が街に告げていった。
ニーヤ達が戻って来た頃には、無神街はすっかりお祭りムード一色に染まっていた。
どこからか集められたテーブルと椅子が、狭い路地の両側を埋め尽くす。立ちならぶ即席の屋台は決まってる料理を出すわけではなく、誰かしらが持ち寄った食材を適当に調理して出す。もちろんお代は取らない。
一貫性も、共通性も、清潔感もない。
猥雑で、無秩序で、混沌とした祭り。
それでも、ここにいる皆の気持ちは一つだった。
「そう言えばさ、反対派の貴族って自殺したんだよね?」
どれくらいお酒を飲んだのか、少し顔を赤くしたニーヤが言った。
「みたいだね。僕もちょっと聞いただけだからわかんないけど」
「アタシさぁ、ちょっとした噂を聞いたんだよね――」
「殺されたってやつだろ? 僕も聞いたよ」
ここで返ってくるのは『何だ知ってたのか、つまんね』みたいな反応だろうと考えていたら違った。そんな僕の言葉を待っていたかのようにニヤリと笑う。
「殺したのは『人喰らいの凶手』だって噂」
「え……? マジで?」
ニーヤの口から出た名前に驚く。
冗談だろ――と一蹴出来る話題ではない。
自殺したと言われる貴族が発見されたのは、僕達がデカフグリに着いた頃。
丁度、ミーに出会った頃だ。
ミーはあくまで暗殺者であり、依頼人がいる。
そして、その時受けていたのがヴィクトラードの依頼だった。
実は、ずっと疑問に思っていた。納得できなかった点が一つあった。
ヴィクトラードさんが暗殺者を使ってまで殺したい人物とは誰だったのか。
僕はそれが気になっていた。
ペロ様に、幼女に汚らわしい欲望を向けた相手を躊躇せず殴り飛ばすような人だ。
彼がそんな、人を殺すような人間には見えなかった。
でも、そんな彼でも、やはり手段のためには人殺しもいとわないのだろうと、その話を聞いたとき、僕は勝手に失望した。
だから気になっていたけど、尋ねなかった。
死んだ貴族はドラーシュの市場を作ろうと画策していた。奴隷を商売にしようという最低の人間だ。
もし――ヴィクトラードさんが関わっていたなら。
ミーが殺したのがその貴族だったなら。
行き場を失いつつあったナギさん達に訪れた幸運な偶然は、決して偶然なんかじゃないのかもしれない。
「人喰らいの凶手――その名前は私も聞いた事ありますね。神をも殺すとか、人間じゃないとか言われてますけどどうなんでしょうね?」
「少なくとも――魔族なんかじゃなく、普通の女の子だったよ」
そんな僕の言葉に、ナギさんが驚きの表情を向ける。
しまった――と思った。
「ケンセイさん会ったんですか!? し、しかも女の子って! どういう事ですか! 説明を要求します!」
「ようきゅうします!」
余計な関心を引いてしまった。
一度生まれた女子のソレを、華麗にかわすスルースキルを僕は持ち合わせていない。
まぁ。彼女達になら別にいいか。
僕は「じゃあ、どこから話そうかな」と事も無げに視線を移す。
誰を見たのかは、あえて言わないでおこう。
――ある所に、ギャンブルにのめり込んだ女の子がおりました。
歓声にも似た喧騒。それが段々大きくなり始め、店の扉が叩かれる。
ナギさんが扉を開けると、そこには沢山の人だかりが出来ていた。
「ナギちゃん! 大変よ!」
先頭にいた興奮気味のおばさんが店の中に飛び込む。
その手には、何故か鉄鍋が握られていた。
「おばさん? 一体どうしたんですか?」
「大変なのよ! 大丈夫なのよ!」
どうやらナギさんの顔見知りらしい。
大変なのに大丈夫とは何だろう。興奮からくる混乱だろうか。
ナギさんも、目の前のおばさんに不思議顔だ。
でも、その興奮の理由はすぐに分かった。
「だから大丈夫になったのよ! 無神街! 無くならないんだって!」
「えっ!?」
ナギさんが驚きの声を上げ、おばさんの肩を掴む。
「ど、どういう事ですか!? なくならないって!? おばさん! どういう事!?」
ナギさんの高速シェイクでおばさんが残像を撒き散らす。その力は人間のモノじゃない。
流石にこのままじゃおばさんがバターにでもなりかねないと思った僕は慌てて止めに入った。
「ご、ごめんなさい……。そ、それでどういう事なんですか?」
「決まったのよ! 無神街はそのまま。整地はしないって、会議で正式に決まったって御触れが出たのよ!」
それはあまりにも突然で。突然過ぎる朗報で。タイミングの良すぎる偶然だった。
僕も、ナギさんも、状況を瞬時に察知する事は出来なかった。
「わ、私……ここに居ていいんですか……?」
「いいのよ! ナギちゃんも、トリナちゃんも、ルエラちゃんも。このお店も、ここに居て良いんだよ」
「ケ、ケンセイさん……」
振り向いたナギさんの頬を一筋の涙が伝う。
それは、無神街が無事だった事による歓喜の涙だけではない気がする。
僕は微笑んで頷く。すると、彼女は僕の胸に飛び込んできた。
「私……ここに居られるって……。あの子達と一緒に……」
魔族ながら、人と暮らす事を選んだ彼女。人の中に紛れながら、自分の居場所を探していたのかもしれない。
不安から開放された、安堵の涙。
そんな彼女を、僕は優しく抱きしめた。
「若いっていいわねぇ」
そんな言葉に、僕達は自分達が置かれた状況を認識した。
周囲に集まる人の視線は、抱き合う僕達に向けられている。
ナギさんが慌てて離れるが、起こった事象からは逃げられない。
冷やかすような野次も僕には何処か小気味良かった。
「と、ところでっ! 無くなるのはほぼ決定だったはずなのに、どうして急に変わったんですか?」
「それがねぇ。何でも一番の賛成派が突然死んじゃったらしいのよ。その人が方々にお金をばら撒いて半ば強引に進めてたから、当人が死んじゃったら無理に変える必要はないんじゃないかって事でさ。結局他の賛成派連中もあっさりと引き下がったみたいよ。まぁ貰うものは貰ってあるし、わざわざ面倒に首をつっこむ事はしないってね。現金なやつらだよまったく。でも、一人死んだくらいで取りやめになるならアタシが殺しに行っていたんだけどさ。この鍋持ってね」
おばさんの冗談に皆が笑う。
そんな中、僕だけは見逃さなかった。
「その手があったか……」と悔しげに呟くナギさんの姿を。
その姿はいかにも魔族っぽく。
だけど逆に、真っ先にそれを思いつかなかった彼女は人間っぽく。
「それにしても、自殺なんてねぇ――アタシにゃ理解出来ないよ。毎日生きるので精一杯だけど、死のうなんて一度も思った事はないよ」
「自殺だったんですか?」
「みたいねぇ。書斎で首を吊ってたらしいよ。理由が分からないから、殺されたんじゃないかって噂もあるんだけどね。屋敷に大勢人が居たのに誰も気づかないわけないでしょう? だからやっぱり自殺って事らしいねぇ。
まぁ、何にせよアタシ達にとっては嬉しい話さ。ここが無くなるだけならまだしも、跡地にあんなモノが出来てたらと思うとぞっとするよ」
「あんなモノ?」
言葉にするのも汚らわしそうに顔をしかめたおばさんに思わず尋ねる。
すると、ナギさんが遠慮がちに呟いた。
「無神街を無くした後、ドラーシュの市場が出来る予定だったんです」
「また……ドラーシュか――」
ため息が出た。
出来る事なら聞きたくのない単語が、いつだって身近にある。
「ほらほら! 何だねその顔は!」
僅かに落ち込んだ空気をぶち壊すように、おばさんが持っている鍋を叩き鳴らす。
誰しもが耳をふさぐ姿を笑い飛ばすと、大声を上げた。
「今日はお祝いさ! 知らぬ存ぜぬ神も居ぬ。明日をも知れぬ愚か者共の宴だよ! 出し惜しみは無し! どこの社交界にだって負けはしないさ! ほら! そこのごろつき共! 馬鹿面ぶらさげて立っている暇あったら小汚い家に隠してる酒でも持ってきな!」
その言葉を皮切りに、集まっていた人々が堰をきったように走り出す。
神に願う事もなく、神を讃える事もない。
捧げる供物も儀式もない。
そんな祭りの始まりを、鐘代わりの鉄鍋が街に告げていった。
ニーヤ達が戻って来た頃には、無神街はすっかりお祭りムード一色に染まっていた。
どこからか集められたテーブルと椅子が、狭い路地の両側を埋め尽くす。立ちならぶ即席の屋台は決まってる料理を出すわけではなく、誰かしらが持ち寄った食材を適当に調理して出す。もちろんお代は取らない。
一貫性も、共通性も、清潔感もない。
猥雑で、無秩序で、混沌とした祭り。
それでも、ここにいる皆の気持ちは一つだった。
「そう言えばさ、反対派の貴族って自殺したんだよね?」
どれくらいお酒を飲んだのか、少し顔を赤くしたニーヤが言った。
「みたいだね。僕もちょっと聞いただけだからわかんないけど」
「アタシさぁ、ちょっとした噂を聞いたんだよね――」
「殺されたってやつだろ? 僕も聞いたよ」
ここで返ってくるのは『何だ知ってたのか、つまんね』みたいな反応だろうと考えていたら違った。そんな僕の言葉を待っていたかのようにニヤリと笑う。
「殺したのは『人喰らいの凶手』だって噂」
「え……? マジで?」
ニーヤの口から出た名前に驚く。
冗談だろ――と一蹴出来る話題ではない。
自殺したと言われる貴族が発見されたのは、僕達がデカフグリに着いた頃。
丁度、ミーに出会った頃だ。
ミーはあくまで暗殺者であり、依頼人がいる。
そして、その時受けていたのがヴィクトラードの依頼だった。
実は、ずっと疑問に思っていた。納得できなかった点が一つあった。
ヴィクトラードさんが暗殺者を使ってまで殺したい人物とは誰だったのか。
僕はそれが気になっていた。
ペロ様に、幼女に汚らわしい欲望を向けた相手を躊躇せず殴り飛ばすような人だ。
彼がそんな、人を殺すような人間には見えなかった。
でも、そんな彼でも、やはり手段のためには人殺しもいとわないのだろうと、その話を聞いたとき、僕は勝手に失望した。
だから気になっていたけど、尋ねなかった。
死んだ貴族はドラーシュの市場を作ろうと画策していた。奴隷を商売にしようという最低の人間だ。
もし――ヴィクトラードさんが関わっていたなら。
ミーが殺したのがその貴族だったなら。
行き場を失いつつあったナギさん達に訪れた幸運な偶然は、決して偶然なんかじゃないのかもしれない。
「人喰らいの凶手――その名前は私も聞いた事ありますね。神をも殺すとか、人間じゃないとか言われてますけどどうなんでしょうね?」
「少なくとも――魔族なんかじゃなく、普通の女の子だったよ」
そんな僕の言葉に、ナギさんが驚きの表情を向ける。
しまった――と思った。
「ケンセイさん会ったんですか!? し、しかも女の子って! どういう事ですか! 説明を要求します!」
「ようきゅうします!」
余計な関心を引いてしまった。
一度生まれた女子のソレを、華麗にかわすスルースキルを僕は持ち合わせていない。
まぁ。彼女達になら別にいいか。
僕は「じゃあ、どこから話そうかな」と事も無げに視線を移す。
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