拓也とセックス

めんこちゃんゼリー

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拓也とセックス

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前から思っていたことだけど、拓也の喘ぎ声は結構うるさい。ちょっと首筋を撫でると「あっうぅん♡」と全身をビクッと震えさせて嬌(よろこ)び、アナルを触れば「アッ♡だめえ…」と獣のように叫んでドロリと蕩ける。耳や、指や、へそや、もちろんペニスもそういう感じで、私が撫でたり舐めたりしたときはこっちが驚くくらい大きい声で獣のように嘶く。
 だから、口を塞ぐ。拓也はうるさい。
 キスをするとき、サングラスが邪魔なので私は拓也の目元から剥ぎ取ろうとするのだけど、拓也は結構冷静でそれを嫌がる。よほど自分の目元にコンプレックスがあるのだと思うけれど、その度に「イヤン♡やめてえぇん」とまたやかましくよがってくるのは、ちょっと腹が立つ。
 思えば拓也と私が出会ったのはもう半年くらい前だったかしら。あの頃男に逃げられていた私がヤケになって馬鹿みたいに酒を飲み、ついに慰めてもらおうと出張ホストを呼んでしまったときからの縁になる。正直、はじめて出会った時は不審者かと思ったし、酔っていた私は確か、拓也に殴りかかったような気がしている。一発ポカッとやったんだけど、拓也はドMでドSっていうホンモノだから、「アッいったぁいもぉおん♡」という例の頓狂な嬌声を発したので、私もスイッチ入っちゃって、朝までドロドロになってヤッたっけ。
 それで結局、月一くらいで私は拓也を指名するようになって、私たちは今日もセックスをする。
 お互いに何度か体を重ねて弱いところは知っているから、最初のうちにあった初々しいまさぐり合いなんでもうしなくなって、お互いに弱点を舌や、指や、ペニスでつつき抉り合うような情事になる。
 とはいえ私は結構お行儀がいい方で拓也も商売で私のペースに合わせてくれるので、ほとんどの場合は私がタチになって、拓也を攻め立てる。
 今私は拓也と向き合うようにして乳首にむしゃぶりつきながら、右手を後ろに回して拓也のアナルをほじくっている。格好的には添い寝みたいな形になって、見てくれだけは布団でイチャコラしているカップルのそれに近いのだけど、拓也の雰囲気は全然そんな感じじゃない。布団の上に寝そべった体勢で体をビクンビクンと反らせるものだから、シーツには台風の気象図のようなシワが寄って、私の体も少し引き寄せられる。前にこのプレイをしたときに、私が「顔に唾液が飛んでくるのはやだ」とクレームをつけたから、それ以来拓也は私からさらに顔を背けるように激しく体をそらせながらすごい体勢で喘ぎ散らかす。
 「おッ♡ふぅん♡ああぁああんッ!」
 文字面はハートマークがついて女性っぽいけれど、この声を出しているのはそこそこ年季の入ったオッサンなんだよね。
 「アアッ」
 拓也が短く吼えた。
 「さ、さわってぇえ…/////」
 私がタチの時のお決まりの流れ。ペニスを触るのは、拓也が欲しがってから。
 「うふふっ♡ドコがいいの?」
 私はその度に、ちょっとSっ気をだして煽ってみる。私は元彼とのセックスではいつも責められてばかりだったからタチはあまり得意ではないのだけど、拓也はいつも乗ってくれる。
 「コ、ココほしい……///」
 拓也は切なく自分の秘部を示して、寝そべりながら所謂”チンチン”のポーズをとる。
 「ちゃんと言葉で言わないと、アタシわからないわよぉ♡ドコを触って欲しいのか、もういっか
い、ちゃんと言って…♡」
 私は元々責められるかイチャイチャするかのどちらかが好きなマゾだから、なかなか心の底からSにはなりきれない。拓也は別のお客さんを相手する時はドSモードで臨むときもあるらしいから、本職の人はすごいなあと思う。
 「オッ♡アッ、アンッ♡お、おちんぽ..♡おちんぽさわってぇええ♡」
 毎回、私はイジワルをする。まだ、ペニスには触ってあげない。
 「おちんぽ触ってほしいの…?」
 「うんっ、うんっ!」
 拓也はもう理性など吹っ飛んでしまったかのように、肩くらいまで伸ばしたその髪を振り乱し、狂ったように頷く。
 「悪いコね…♡」
 思いっきり、おやつカルパスをつねる。
 また拓也は体をくねらせて喘いだけど、私が拓也を喜ばせるのは、ここで一旦終わりになる。
 「ほしいなら、アタシも気持ちよくして♡」
 拓也の反応速度ははやい。すぐに私の下半身の方へまわり込んで、私のペニスを実にムダのない動きで咥えた。拓也は結構抜けてるように見えるけれど、その鍛えられた体は意外に力が強くて、ベッドの上での動きはとても速い。
 生暖かい唾液の感覚が、私のペニスを包んだ。
 「ジュルッ♡レロ…レロ…ジュパッ♡」
 拓也のフェラチオは、うまい。
 「ズジュルルルルッ♡グポッ♡グポッ♡チュパッ♡チュパチュッ、ズチュッ♡ジュルッ♡レロレロッ♡」
 拓也のフェラチオは、本当にうまい。
 私も思わず嬌声が漏れる。
 「んぐっ…きもちイイ…ッ♡」
 拓也の下が私の尿道口をつつくたびに思わず足を閉じたくなるけれど、私の足首を掴んでいる拓也の手はがっしりしていて、足は動かせずに拓也のなすがままになる。前に一度拓也にどうしてそんなにフェラチオが上手いのか尋ねてみたことがあるけれど、「企業秘密です」と拓也ははにかんだ。でも私が料金を上乗せしてでも教えてほしいと頼むものだから、しまいには「経験ですかね…」と折れた。
 拓也の繰り出す凄まじい舌技に私はすっかり気をやられて、気づけば椋鳥の体勢になっている。
 お互いにペニスにむしゃぶりついて、拓也がしたことを私はそのまま拓也に仕返しする。
 拓也のペニスにはコックリングがついていて、そのまま咥え込むと口の中に固い異物があって少し奇妙な感覚になるけれど、もう慣れた。
 「ハァ…ンチュっ♡グリグリ…ペロ…ペロ…」
 「ハァ…ンチュっ♡グリグリ…ペロ…ペロ…」
 頑張って拓也に喰らいつく。
 「ジュルポッ♡ジュルポッ♡あふぅん♡ジュルルルッ、グポッ♡」
 「ジュルポッ♡ジュルポッ♡んあ…♡ジュルルルッ、グリュ…ゲェッ」
 イマラチオ、これだけはどうも、慣れない。
 私の喉の一番奥に溜まっている濃い粘液が、拓也のペニスから太い糸をひいて、私の鎖骨のあたりに垂れた。
 私が草臥れている間にも、拓也は容赦無く私を責め立てる。
 「グポッ♡グジュルルルッ♡グリュ♡グリュ♡」
 拓也は咽頭で私のペニスを締め付ける。次第に拓也の喉からは強い粘り気のある唾液が溢れ出し、私のペニスや睾丸をあたたかく包み込む。
 「グポポポポッ♡ング、ングッ!レルレルレルレルん♡ゴポッ♡ジュプッ♡ジュプッ♡チュルッ♡レロレロ」
 (あっやばいイくっ)
 また、拓也にイカされる。
 拓也の技に、イカされてしまう。
 私も、元”オトコ”だ。その本来の性が、今日はちょっとだけ頑張った。思いっきり舌を突き出して、拓也のアナルをつつく。
 「んふあァッ!?」
 突然の私の反撃に、拓也も驚いたみたいだ。
 私はここぞとばかりに、拓也のアナルを容赦無く攻め立て、舌で犯す。本職の拓也にとってアナルは商売道具だから、すごく綺麗に手入れされている。注意深く観察してみてもいっさい無駄毛はなく肌荒れもしていないし、シワのひとつひとつがよく見える。じっと見ていると、なんだか少し芸術的にさえ思えてくる。
 私は、拓也のアナルにチロリと舌を滑らせた。肛門は括約筋にとって閉じられているけれど、きつい括約筋の壁を抜けるとちょっとだけ雄膣内(なか)に”ゆとり”がある。これがどういうものなのか、アナルを開発したことのある人は理解してくれると思う。
 アナルファックでは、奥までお行儀よく肉に包まれるメス膣とは異なり、この”ゆとり”の中でどう自由に動き気持ちよくなるかが肝心なのだ。
 なので今回、拓也のアナルを犯すのに体のあらゆる部位の中で最も自在に動く”舌”を選択したのは正解だったかもしれない。アナルを舌で掻き回し、舐め、吸い、時々息を吹きかけたりキスしたりして舌を出し入れしつつ、丹念に犯していく。
 「んアッ♡ヤバイ、ヤバいッ」
 拓也はもうフェラチオをやめて、恍惚とした表情で私の愛撫を受けている。何度も丹念に愛撫していくうちに、私は拓也のアナルの内部あに、舌が軽くひっかかる場所があることに気づいた。
 「アヒャッ!?]
 拓也が軽く叫んだ。気持ちいのだろうか。少し強く舌で刺激してみる。
 「それ、ほんとヤバいんで……、勘弁、してください…!」
 拓也はここに来て初めて言葉らしい言葉を発した。商売用のオネエキャラではなく、まともな敬語だ。だいたい演技してるのはわかっていたけれど、露骨に切り替えられると腹が立つ。ええい、罰金でもなんでも払ってやるわよ。
 私はなおも愛撫を続けた。私が見つけた拓也の”弱点” はデキモノみたいなもので、最初は直腸の中で舌先で弄んでいたけれど、どんな感じなのか気になって、私は舌で”それ”を外に引っ張り出そうとした。
 「マジ…だめ…だめ…だめェエッ!!!!」
 多分これが、拓也の”ガチ”なのだ。今までの演技じみた喘ぎと違い本気でシャウトしている。けれど拓也の体はますます火照り、彼の前立腺がビクビクと脈打つように動いているのを私は感じている。
 「んぅっ/////」
 拓也が、哭いた。メスイキしたのだ。私は満足して、舌を引き抜いて叫んだ。
 「んアッ、拓也ッ!もう欲しいッ」
 しょせん私の本性など、こっちなのだ。拓也が本気で感じているのを全身で感じて、私のリミッターはとうに限界を超えていた。ちんぽが、欲しい。拓也のちんぽで、私を犯して欲しい。
 拓也は少し物憂げな表情で私をみたけれど、すぐに私をひっくり返して、後ろから突っ込んで鵯越えの体勢になった。拓也のちんぽは、私の肉体の中でまさに躍るするように動いた。拓也が腰の動きを調節して、
 深く突いたり、浅く突いたり、捻れたり、時々ちんぽをあなるの中で跳ねさせたり、それはもう自由自在。私も余裕がある時は迎え腰で相手をするのだけど、今日の私は余裕がない。
 私は、一心不乱に喘いだ。まさしく狂乱といっていい。
 「うォッ////アアァアッ♡たくやぁ…//んッ、アッ、アッ♡きもちよすぎるよぉお♡」
 「ハァッ♡ハァッ♡おかしくなっちゃうう/////たくやのちんぽに犯されておかしくなっちゃうう//////」
 頭が、回らない。ちんぽのことしか、考えられない。
 「アァアッ♡たくや、きもちい……♡犯して…♡たくやのビンビンちんぽで私のアナルぐちゃぐちゃに犯してえぇええええッ♡」
 もう、理性なんてとうになくなっている。
 「イクッ/////たくやのちんぽでイクッ♡」
 「んッ…アンッ//////ほんとにイッちゃうッ♡ハァ…ンハァッ//////ハァアン♡」
 限界だった。
 「アッ♡オアァアッ//////イクッ♡イクッ♡イクゥーーーーっ////////////」
 私は、吠えた。野獣のように、吠えた。
 そうでなければ、肛門の奥から迫り上がってくるこのとてつもなく膨大な快楽で、私の心も体も壊れてしまうと思った。私はイった。確かにイった。けれどメスイキだから、精液は出ない。
 それが、たまらなくせつない。
 「拓也あ…♡アタシ、だめなの…///ちんぽイかせて…お願いちんぽイかせてぇえ///////」
 どうやら、私はもう壊れているらしい。私は一心不乱に尻を振って叫んだ。早く、出したい。
 精液を、ザーメンを、ちんぽ汁を、とにかく出したくて出したくて、それだけしか考えられない。
 私は、獣だった。今、私の脳内にあるのはちんぽのことだけだった。私は自分が誰でどんな姿形をしているかも全て忘れて、自分のちんぽの先っぽギリギリですさまじい密度で凝縮されている私自身の生命と快楽の熱い迸りに、脳も肉体も全て支配されていた。
 拓也は尋常じゃなく興奮して激しく動く私の体を後ろから抱き込むようにして抑え、ついに、私のちんぽを握った。
 「あああああああああああああああああああああ/////////」
 ついに、出た。射精の瞬間、私の体は断末魔をあげるようにビクンとわななき、たわみ、ついにはくたりと萎えた。私のちんぽから溢れ出す行き場のない白濁液は、ビュクビュクとおびただしい量を放ち、シーツをビチョビチョに侵していく。私は呆然と屹立していた自分のちんぽが射精を経てだんだんとしなびていく様を見つめていた。もう、体が動かない。強い快楽を浴び続けて疲れたのと、叫びすぎて酸欠になったせいだろう。とうとう、気絶した。
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