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2章 学園生活
74話 王妃のお茶会(1)
さて、お姉様の結婚式よりしばらくが経ったのですが……。私は今日、チェルビース公爵家のお屋敷に戻ってきています。それは数日前のことーーーー
「お嬢様、奥様よりお手紙が届いております」
少し戸惑った様子のイルナから受け取ったのは普通の封筒よりも一回り大きいものだった。裏には確かにお母様の名前が書かれている。
これまでお母様は私に手紙を出したことはなかったよね。急にどうしたんだろうかと封を切ると、その中には2枚の手紙と招待状が入っていた。
招待状を見てみると、ほのかに花の香りがするものでとても上品。そして裏面を、というよりも封蝋みて私は思わず固まってしまった。
「どうかされましたか?」
「少し待ってちょうだい」
それだけ言い、今度はお母様の書かれた手紙を慌ててみてみる。そこには大方予想通りのことがかかれていた。
そう、この封蝋は王妃様の紋章が入っている。そしてお母様の手紙には今週末に王妃様主催のお茶会があるので私にも参加してもらいたいということ、お茶会にはお姉様も参加予定だということが書かれていた。
なぜだ……。一応お茶会はこの年齢になればお誘いを受けてもおかしくない。しかし、なぜ王妃様のお茶会に私が呼ばれるの? それにどうしてこんなにもギリギリになってしまったというのか。
「あの、お嬢様?」
「イルナ、急いで準備を進めて」
それだけ言うと、イルナにお母様からの手紙を差し出した。一瞬ためらったのちにその手紙を受け取ってさっと目を通すとすぐに返された。そしてあわただしく準備を始めてくれたのだ。
今回は身支度をイルナが一人で行ってくれた。髪を緩く結い、髪飾りをつける。急だったこともあり、ドレスに関しては以前から持っていたものをイルナに少し手直ししてもらったものを着る。以前から持っていたといっても一度も着たことはないから、まあ問題はない。
準備を終えると、さっそくお屋敷へと向かうことになった。一度そちらによって合流してから王宮へと入るのだ。
ガタガタと揺られるとすぐにお屋敷へと着く。するとすでにお母様方は準備を終えていて、私を待っている状態だった。そう、今日は私だけでなくお兄様も一緒なのだ。
そして冒頭に戻るというわけである。
「待っていたわ、ウェルカ!
まあ、とても可愛いわね」
馬車に乗るなりそんなことを言われてもどう反応していいのか困ってしまう……。顔に熱が集まるのを感じつつ、私の口はろくな言葉を発していなかった。
「お嬢様、奥様よりお手紙が届いております」
少し戸惑った様子のイルナから受け取ったのは普通の封筒よりも一回り大きいものだった。裏には確かにお母様の名前が書かれている。
これまでお母様は私に手紙を出したことはなかったよね。急にどうしたんだろうかと封を切ると、その中には2枚の手紙と招待状が入っていた。
招待状を見てみると、ほのかに花の香りがするものでとても上品。そして裏面を、というよりも封蝋みて私は思わず固まってしまった。
「どうかされましたか?」
「少し待ってちょうだい」
それだけ言い、今度はお母様の書かれた手紙を慌ててみてみる。そこには大方予想通りのことがかかれていた。
そう、この封蝋は王妃様の紋章が入っている。そしてお母様の手紙には今週末に王妃様主催のお茶会があるので私にも参加してもらいたいということ、お茶会にはお姉様も参加予定だということが書かれていた。
なぜだ……。一応お茶会はこの年齢になればお誘いを受けてもおかしくない。しかし、なぜ王妃様のお茶会に私が呼ばれるの? それにどうしてこんなにもギリギリになってしまったというのか。
「あの、お嬢様?」
「イルナ、急いで準備を進めて」
それだけ言うと、イルナにお母様からの手紙を差し出した。一瞬ためらったのちにその手紙を受け取ってさっと目を通すとすぐに返された。そしてあわただしく準備を始めてくれたのだ。
今回は身支度をイルナが一人で行ってくれた。髪を緩く結い、髪飾りをつける。急だったこともあり、ドレスに関しては以前から持っていたものをイルナに少し手直ししてもらったものを着る。以前から持っていたといっても一度も着たことはないから、まあ問題はない。
準備を終えると、さっそくお屋敷へと向かうことになった。一度そちらによって合流してから王宮へと入るのだ。
ガタガタと揺られるとすぐにお屋敷へと着く。するとすでにお母様方は準備を終えていて、私を待っている状態だった。そう、今日は私だけでなくお兄様も一緒なのだ。
そして冒頭に戻るというわけである。
「待っていたわ、ウェルカ!
まあ、とても可愛いわね」
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