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次の日、朝から起こされた私はなんだか覚えがある状態になっていた。そう、まるでお茶会にでも行くかのような……。とにかく気がつけば何か準備がされていて、いつかのような服を着せられていた。そして、仕上げに目と髪の色を変える魔道具が付けられる。
鏡の中には数年ぶりに見る『フィーア』の姿があった。髪の色も目の色も、そして服装も。久しぶりにこの格好になった。見慣れたはずだけれど見慣れない、そんなフィーアの姿。こうして見ると、私も成長したんだということが分かる。
「それでは行ってらっしゃいませ」
「ええ、行くってどこによ」
さあさあ、とまたもや目的地も告げられず背中を押されて部屋を出る。そこにはユースルイベ殿下が待っていた。殿下もここで暮らしていた時のような恰好をしていて、記憶の中のルイさんとそのまま重なる。
「お、お待たせしました?」
「ううん。
これを君に」
そう言って、小さな箱を差し出される。この箱はことりの庭の? 何が入っているのかと開けてみると、一本のヘアピンが入っていた。ガラスでつくられた花の装飾がとても可愛らしい。貴族が付けるには少し控えめだけれど、平民が付けるには少し豪華なヘアピン。眺めていると、ヘアピンをユースルイベ殿下がとり、そのままシンプルにまとめただけの髪につけてくれた。
「よく似合っている。
じゃあ行こうか」
手を握られ、ひかれていく。踊るわけでもないのに手を握ったのは初めてで、一気に顔が暑くなる。何も言えないまま、私はユースルイベ殿下にひかれて屋敷の外へと出た。
「花祭り、今日だったのですね」
街はにぎわっていた。昨日見た装飾はやっぱり花祭りのためのものだったようだ。あの日、ラシェットさんに連れて行ってもらった花祭りを思い出す。あの日は本当にいろいろとあった。
「どうしても、君と花祭りに行きたかったんだ。
無茶をしてすまなかった」
「私と、花祭りにですか?」
どうしてわざわざ。王城にはここ以上にきれいな花々が咲き誇っている。馬を飛ばしてまでここに来る理由なんてないはずだ。でも、それを口にすることはなかった。だって、嬉しかったのだ。あの日から初めてセンタリア商会の皆に会えたことも、ただのフィーアみたいに、ただのルイさんみたいな殿下と街を歩けたことも。
人込みの中をしっかりと手をつないで歩いていく。心臓の音は相変わらずうるさいけれど、それすらもどこか心地いい。あの日はゆっくりと見られなかったパレードを見て、屋台のものも買ってみて。夢みたいに楽しい時間だった。
どうしてかその日だけは、忘れることができた。ユースルイベ殿下に拒絶されたらどうしようという恐怖も、王太子妃としてしっかりしなくてはという責務も、すべてを忘れてただルイさんと回るお祭りを楽しんだ。
でも楽しい時間は過ぎるのがあっという間で。もう辺りは暗くなっていた。そろそろ帰る時間になってしまう。
「最後に行きたいところがあるのだけれど、いいかな」
最後。その言葉に寂しさを感じてしまうけれど、私はうなずいた。こうして、時間を重ねることができたらどれだけ幸せだったろう、なんて考えても仕方ないことが頭をよぎる。それでも、今の立場だから手に入ったものも多いと知っている。それなのに、あまりにも今日一日が楽しすぎたのだ。
最後に連れていかれたのは花畑の中にあるベンチだった。2人用のベンチに隣あって座る。昨日今日でもうこの距離感に緊張することはあまりなくなった。
「ねえ、初めて会った時のこと、覚えている?」
きれいな花々を眺めていると、不意にそんなことを口にする。ルイさんと初めて会ったのは……、図書館の前だったかしら。妹に贈り物をしたいと、そんな風に声をかけられた気がする。それももう、遠い記憶の中になってしまったけれど。
「図書館の前、でしたよね」
「ルイとして君に会ったのはね。
でも、違うんだ。
本当に君と初めて会ったのは王城のお茶会。
花壇で泣いていた僕に、君が花を渡してくれた。
まるで手品みたいにさ、ステラの花を」
王城のお茶会、ステラの花。思わず数回瞬きをする。覚えはある。私にとってあの出来事は印象深かったから。でも、その時の男の子と目の前の人がうまくつながらない。あの、花壇の中で声を潜めて泣いていた男の子とは。
「覚えていないかな……」
「お、覚えています!
でも、それがルイさんだったなんて」
「本当に情けなかったからね。
でも、あの時君と出会えて、僕は力をもらったんだ。
そしてまた再会したいと願っていた。
でも……、そのあとにギフトが発覚して、変わっていく周りに、制御できない自分のギフトに恐怖を覚えてしまってね。
一度逃げ出してしまった。
そこでまた、君に出会った。
気がつくことはできなかったけれど、再会した君に僕はまた力をもらったんだ。
何度も君に救われたのに、僕が与えられたのは不自由だけで。
何も返すことができなかった」
「そんな!
そんなことは、ありません」
お店で、街で。ルイさんと共に過ごした時間は私にとってもかけがえのないもので。私ばかりが与えてばかりだったなんて、そんなわけはない。それに王城でだって、確かに以前より会話することは少なくなったけれど、でもいつでもユースルイベ殿下の気配りを感じていた。だから、そんなわけがないのだ。
「ありがとう……。
でもね、やるべきことに追われて向き合うべきものに向き合ってこなかった僕は、本当に情けなかったと思う。
周りの人に何度も言われたよ。
フィーアと、フリージアと話し合うんだ、と。
でも拒絶されたらって一歩を踏み出せなかった」
拒絶が怖かった、それは私と同じ理由だ。お互いが同じことを恐れて、私たちはずっと向き合えなかったの……?
「だけど、それも今日で終わりにする。
こんな情けない僕だけど、まだ君の隣にいていいかな……?」
こちらを見つめながら、花冠を取り出す。その意味を、私は知っている。花祭りの噂。花祭りで一緒になった恋人は幸せになれる。ああ、これはつまり。
返事の代わりにゆっくり頭を下げる。すると、私の頭に花冠が乗せられた。
「きれいだよ」
その言葉を聞いて、頭を上げる。顔を見ると顔を真っ赤にしている。それに少し泣きそう?
「もう、本当に情けないなぁ。
ありがとう、本当にありがとう」
そう言って泣き笑いを浮かべたユースルイベ様は一度目をつむり、再び開けたときにはもう泣きそうな顔はしていなかった。その代わりに、優しい笑みを浮かべている。私が好きだと思ったルイさんの笑顔。
「私、その笑顔好きです。
いつも王城で見せている作ったような笑顔よりも。
……、私もユースルイベ様に否定されることが怖くてずっと向き合うことから逃げてきました。
でも、もうやめます。
陛下とも約束しましたから……」
「父上……?
どういうこと?」
「ふふ、内緒です。
……、ずっと好きでした。
だから怖くて逃げてしまったんです。
ずっと自分の気持ちなんてわかっていたのに。
好きです、ユースルイベ様。
だから、これからもよろしくお願いします」
一度口に出してしまうともう吹っ切れてしまった。どうして今までこんなにもためらっていたのだろう、と不思議に思うくらい。それにこれが自分の本当の気持ちなんだってしっくりきた。言葉にするって大事かもしれない。それをようやく実感できた。
「す、好きって……。
ぼ、僕も、僕も……、好きだよ、フリージア。
愛している」
ようやく聞こえるほどに小さな声。でも確かに愛していると言ってくれた。真っ赤な顔で、そっぽを向きながら。でも、その言葉が本当の気持ちだって、どうしてか今は信じられる。言葉にならない喜びが胸の中を占めている。ああ、こんなにも幸せな気持ちだったのだ、想いが通じ合うというのは。でも、ここまで来るのにずいぶんと時間がかかってしまった。
「あ、ほら見て」
言われて、顔を上げる。すぐにパンッという乾いた音が響く。空には色とりどりの花が咲き誇っていた。
「きれい……」
「今度は一緒に見ることができたね。
本当にきれいだ」
花祭りの最後を飾る花火たち。ようやく見ることができた。空に目を奪われていると、手を握られる。それも強く。驚いて隣を見ると、ユースルイベ様がこちらを見ていた。
そしてゆっくりとこちらに近づいてくる。そして軽く唇が触れあった。それだけではあるが、お互い顔が真っ赤になっている。もう、こんなつもりではなかったのに。いつの間にか花火は終わっていた。
鏡の中には数年ぶりに見る『フィーア』の姿があった。髪の色も目の色も、そして服装も。久しぶりにこの格好になった。見慣れたはずだけれど見慣れない、そんなフィーアの姿。こうして見ると、私も成長したんだということが分かる。
「それでは行ってらっしゃいませ」
「ええ、行くってどこによ」
さあさあ、とまたもや目的地も告げられず背中を押されて部屋を出る。そこにはユースルイベ殿下が待っていた。殿下もここで暮らしていた時のような恰好をしていて、記憶の中のルイさんとそのまま重なる。
「お、お待たせしました?」
「ううん。
これを君に」
そう言って、小さな箱を差し出される。この箱はことりの庭の? 何が入っているのかと開けてみると、一本のヘアピンが入っていた。ガラスでつくられた花の装飾がとても可愛らしい。貴族が付けるには少し控えめだけれど、平民が付けるには少し豪華なヘアピン。眺めていると、ヘアピンをユースルイベ殿下がとり、そのままシンプルにまとめただけの髪につけてくれた。
「よく似合っている。
じゃあ行こうか」
手を握られ、ひかれていく。踊るわけでもないのに手を握ったのは初めてで、一気に顔が暑くなる。何も言えないまま、私はユースルイベ殿下にひかれて屋敷の外へと出た。
「花祭り、今日だったのですね」
街はにぎわっていた。昨日見た装飾はやっぱり花祭りのためのものだったようだ。あの日、ラシェットさんに連れて行ってもらった花祭りを思い出す。あの日は本当にいろいろとあった。
「どうしても、君と花祭りに行きたかったんだ。
無茶をしてすまなかった」
「私と、花祭りにですか?」
どうしてわざわざ。王城にはここ以上にきれいな花々が咲き誇っている。馬を飛ばしてまでここに来る理由なんてないはずだ。でも、それを口にすることはなかった。だって、嬉しかったのだ。あの日から初めてセンタリア商会の皆に会えたことも、ただのフィーアみたいに、ただのルイさんみたいな殿下と街を歩けたことも。
人込みの中をしっかりと手をつないで歩いていく。心臓の音は相変わらずうるさいけれど、それすらもどこか心地いい。あの日はゆっくりと見られなかったパレードを見て、屋台のものも買ってみて。夢みたいに楽しい時間だった。
どうしてかその日だけは、忘れることができた。ユースルイベ殿下に拒絶されたらどうしようという恐怖も、王太子妃としてしっかりしなくてはという責務も、すべてを忘れてただルイさんと回るお祭りを楽しんだ。
でも楽しい時間は過ぎるのがあっという間で。もう辺りは暗くなっていた。そろそろ帰る時間になってしまう。
「最後に行きたいところがあるのだけれど、いいかな」
最後。その言葉に寂しさを感じてしまうけれど、私はうなずいた。こうして、時間を重ねることができたらどれだけ幸せだったろう、なんて考えても仕方ないことが頭をよぎる。それでも、今の立場だから手に入ったものも多いと知っている。それなのに、あまりにも今日一日が楽しすぎたのだ。
最後に連れていかれたのは花畑の中にあるベンチだった。2人用のベンチに隣あって座る。昨日今日でもうこの距離感に緊張することはあまりなくなった。
「ねえ、初めて会った時のこと、覚えている?」
きれいな花々を眺めていると、不意にそんなことを口にする。ルイさんと初めて会ったのは……、図書館の前だったかしら。妹に贈り物をしたいと、そんな風に声をかけられた気がする。それももう、遠い記憶の中になってしまったけれど。
「図書館の前、でしたよね」
「ルイとして君に会ったのはね。
でも、違うんだ。
本当に君と初めて会ったのは王城のお茶会。
花壇で泣いていた僕に、君が花を渡してくれた。
まるで手品みたいにさ、ステラの花を」
王城のお茶会、ステラの花。思わず数回瞬きをする。覚えはある。私にとってあの出来事は印象深かったから。でも、その時の男の子と目の前の人がうまくつながらない。あの、花壇の中で声を潜めて泣いていた男の子とは。
「覚えていないかな……」
「お、覚えています!
でも、それがルイさんだったなんて」
「本当に情けなかったからね。
でも、あの時君と出会えて、僕は力をもらったんだ。
そしてまた再会したいと願っていた。
でも……、そのあとにギフトが発覚して、変わっていく周りに、制御できない自分のギフトに恐怖を覚えてしまってね。
一度逃げ出してしまった。
そこでまた、君に出会った。
気がつくことはできなかったけれど、再会した君に僕はまた力をもらったんだ。
何度も君に救われたのに、僕が与えられたのは不自由だけで。
何も返すことができなかった」
「そんな!
そんなことは、ありません」
お店で、街で。ルイさんと共に過ごした時間は私にとってもかけがえのないもので。私ばかりが与えてばかりだったなんて、そんなわけはない。それに王城でだって、確かに以前より会話することは少なくなったけれど、でもいつでもユースルイベ殿下の気配りを感じていた。だから、そんなわけがないのだ。
「ありがとう……。
でもね、やるべきことに追われて向き合うべきものに向き合ってこなかった僕は、本当に情けなかったと思う。
周りの人に何度も言われたよ。
フィーアと、フリージアと話し合うんだ、と。
でも拒絶されたらって一歩を踏み出せなかった」
拒絶が怖かった、それは私と同じ理由だ。お互いが同じことを恐れて、私たちはずっと向き合えなかったの……?
「だけど、それも今日で終わりにする。
こんな情けない僕だけど、まだ君の隣にいていいかな……?」
こちらを見つめながら、花冠を取り出す。その意味を、私は知っている。花祭りの噂。花祭りで一緒になった恋人は幸せになれる。ああ、これはつまり。
返事の代わりにゆっくり頭を下げる。すると、私の頭に花冠が乗せられた。
「きれいだよ」
その言葉を聞いて、頭を上げる。顔を見ると顔を真っ赤にしている。それに少し泣きそう?
「もう、本当に情けないなぁ。
ありがとう、本当にありがとう」
そう言って泣き笑いを浮かべたユースルイベ様は一度目をつむり、再び開けたときにはもう泣きそうな顔はしていなかった。その代わりに、優しい笑みを浮かべている。私が好きだと思ったルイさんの笑顔。
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……、私もユースルイベ様に否定されることが怖くてずっと向き合うことから逃げてきました。
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「父上……?
どういうこと?」
「ふふ、内緒です。
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ずっと自分の気持ちなんてわかっていたのに。
好きです、ユースルイベ様。
だから、これからもよろしくお願いします」
一度口に出してしまうともう吹っ切れてしまった。どうして今までこんなにもためらっていたのだろう、と不思議に思うくらい。それにこれが自分の本当の気持ちなんだってしっくりきた。言葉にするって大事かもしれない。それをようやく実感できた。
「す、好きって……。
ぼ、僕も、僕も……、好きだよ、フリージア。
愛している」
ようやく聞こえるほどに小さな声。でも確かに愛していると言ってくれた。真っ赤な顔で、そっぽを向きながら。でも、その言葉が本当の気持ちだって、どうしてか今は信じられる。言葉にならない喜びが胸の中を占めている。ああ、こんなにも幸せな気持ちだったのだ、想いが通じ合うというのは。でも、ここまで来るのにずいぶんと時間がかかってしまった。
「あ、ほら見て」
言われて、顔を上げる。すぐにパンッという乾いた音が響く。空には色とりどりの花が咲き誇っていた。
「きれい……」
「今度は一緒に見ることができたね。
本当にきれいだ」
花祭りの最後を飾る花火たち。ようやく見ることができた。空に目を奪われていると、手を握られる。それも強く。驚いて隣を見ると、ユースルイベ様がこちらを見ていた。
そしてゆっくりとこちらに近づいてくる。そして軽く唇が触れあった。それだけではあるが、お互い顔が真っ赤になっている。もう、こんなつもりではなかったのに。いつの間にか花火は終わっていた。
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