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十章 新学期
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「生徒会は全生徒のあこがれですよ?」
そうポツリとつぶやかれた声が聞こえた。
ああ、そうか。
この学園では生徒会に入れると将来安泰と言われている。
中でも初等部はメンバーが最も少ないため、この後も滅多なことがない限り高等部まで生徒会メンバーの一員だ。
つまり、生徒会の中でも初等部のは皆が入りたがる、と。
「そ、そうですね……」
「そろそろ話を始めてもいいか?」
見かねたように言ったのは先生だ。
ほかの人も多少呆れたようにこちらを見ている。
そんなに時間たってしまったかな。
「はい、すみませんでした」
ここはもうおとなしく話を受けるしかないんだろう、そう諦めて一息ついた。
「では、そろそろ始めようか。
まずはお茶会に参加する人数の確認。
用意するお茶の選別や用意、お菓子も同様だな。
あとは……」
やったことがないとは言いつつ、さすがと言うべきか生徒会長がつらつらと決めなくてはいけないことを上げていく。
しかし、結構多いな。
「ひとまず、参加者については各学級委員に任せようか。
あとはまずコンセプトを決めないとな」
その言葉に皆うーんとなる。
コンセプト、何にしたらいいんだろうか。
「今回は文化祭の打ち上げだろう。
コンセプトはそのままでいいんじゃないか?」
そこでそう言ってきたのはバレス先生だ。
ちょっと意外でした。
「打ち上げが、コンセプト。
なるほど……。
そうですね、それでいいかもしれないですね」
びっくりするほどにあっさりと、会長がうなずいている。
あ、本当にそれでいいんですね。
「しかし、会長。
打ち上げがコンセプトですと、会場はどのようにセッティングしますか?」
「そうですね、せっかくパーティではなくお茶会という体なのですから気軽に参加できるものにしましょう」
「あの、それでしたら立食式のものはどうでしょうか。
もちろん椅子も用意しますが」
一つが決まると次々と意見が出ていく。
この辺り、さすが生徒会のメンバーは優秀なのだろう。
私、いてよかったのでしょうか?
「アーネミリア嬢はどう思う?」
急に話を振られてしまいました。
えっと、形式の話だったよね?
「立食式がいいと思います。
椅子は会場の端の方に、日陰になるように置いておくといいのではないのでしょうか」
そういうと、皆うなずいている。
これで一番基礎の部分はクリアかな。
「今日はお茶会についてはこのくらいにしておきましょうか。
ほかの業務もやっておかないといけませんし」
会長の一言で解散、というかそれぞれ何かの仕事に手を付ける。
先生もそれのチェックをしているようだ。
私はもう帰っていいってことかな?
「では、私はこれで失礼いたしますね」
「もう帰るのかい」
「はい」
というか、帰らなくてもやることないしな~。
「では、また明日」
にっこりと笑顔でそう言ってくる。
はい、明日も来るのですね。
そうポツリとつぶやかれた声が聞こえた。
ああ、そうか。
この学園では生徒会に入れると将来安泰と言われている。
中でも初等部はメンバーが最も少ないため、この後も滅多なことがない限り高等部まで生徒会メンバーの一員だ。
つまり、生徒会の中でも初等部のは皆が入りたがる、と。
「そ、そうですね……」
「そろそろ話を始めてもいいか?」
見かねたように言ったのは先生だ。
ほかの人も多少呆れたようにこちらを見ている。
そんなに時間たってしまったかな。
「はい、すみませんでした」
ここはもうおとなしく話を受けるしかないんだろう、そう諦めて一息ついた。
「では、そろそろ始めようか。
まずはお茶会に参加する人数の確認。
用意するお茶の選別や用意、お菓子も同様だな。
あとは……」
やったことがないとは言いつつ、さすがと言うべきか生徒会長がつらつらと決めなくてはいけないことを上げていく。
しかし、結構多いな。
「ひとまず、参加者については各学級委員に任せようか。
あとはまずコンセプトを決めないとな」
その言葉に皆うーんとなる。
コンセプト、何にしたらいいんだろうか。
「今回は文化祭の打ち上げだろう。
コンセプトはそのままでいいんじゃないか?」
そこでそう言ってきたのはバレス先生だ。
ちょっと意外でした。
「打ち上げが、コンセプト。
なるほど……。
そうですね、それでいいかもしれないですね」
びっくりするほどにあっさりと、会長がうなずいている。
あ、本当にそれでいいんですね。
「しかし、会長。
打ち上げがコンセプトですと、会場はどのようにセッティングしますか?」
「そうですね、せっかくパーティではなくお茶会という体なのですから気軽に参加できるものにしましょう」
「あの、それでしたら立食式のものはどうでしょうか。
もちろん椅子も用意しますが」
一つが決まると次々と意見が出ていく。
この辺り、さすが生徒会のメンバーは優秀なのだろう。
私、いてよかったのでしょうか?
「アーネミリア嬢はどう思う?」
急に話を振られてしまいました。
えっと、形式の話だったよね?
「立食式がいいと思います。
椅子は会場の端の方に、日陰になるように置いておくといいのではないのでしょうか」
そういうと、皆うなずいている。
これで一番基礎の部分はクリアかな。
「今日はお茶会についてはこのくらいにしておきましょうか。
ほかの業務もやっておかないといけませんし」
会長の一言で解散、というかそれぞれ何かの仕事に手を付ける。
先生もそれのチェックをしているようだ。
私はもう帰っていいってことかな?
「では、私はこれで失礼いたしますね」
「もう帰るのかい」
「はい」
というか、帰らなくてもやることないしな~。
「では、また明日」
にっこりと笑顔でそう言ってくる。
はい、明日も来るのですね。
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