22 / 24
番外編
番外編③ おじさんと隕石
しおりを挟む
「今日も早いねえ、ミトレンさん」
朝露を払いながら、隣の屋台主さんが開店準備を始める。
「そちらこそですよ、ベンジルさん」
軽く挨拶をして、私は肉を串に刺し始めた。
この場所で商売を始めて、早十年。
ベンジルさんとはすっかり顔馴染みだ。
隣を見れば、ベンジルさんが大量の野菜を棚に並べている。
今日も採れたてで美味しそうだ。
私のそばで、先ほど起こした炭火がぱちんと爆ぜる。
「……頃合いだな」
私はそう呟くと、準備しておいた串肉を焼き始めた。
じゅうっという音が耳に広がる。
じわじわと溶けた脂が炭火に滴り、火が大きく上がった。
だんだんと美味しそうな焼き目がついてくる。
私は火加減を見ながら、肉が焦げないよう串の場所を入れ替えていった。
私はこの時間が好きだ。
静かな、肉との対話の時間——。
やがて全ての肉に焼き目がつくと、私はタレを塗っていく。
香ばしい煙があたりに広がり、空へと昇っていった。
「いやぁ、今日もいい匂いだね」
ベンジルさんに声をかけられる。
「ありがとうございます。ベンジルさん、一本いかがです?」
私はベンジルさんに串焼き肉を一本差し出した。
ベンジルさんは笑って、肉に手を伸ばす。
「さっすがミトレンさん。商売上手だねえ」
ベンジルさんは肉にかぶりつきながら「こいつと交換でどうだい」と、自慢の採れたて野菜を差し出した。
私は「もちろんです」とそれを受け取る。
商売は人付き合いが大切だ。
それに、ベンジルさんの野菜は肉にとても合う。
今日の夕飯は何にしようか。
わくわくと野菜を使った献立を考えていたら、大通りから幼い声が聞こえた。
「おじさん、もうお店やってる?」
声がした方を見れば、一人の男の子が立っていた。
片手にお金を握りしめ、香ばしい匂いにつられて来たのだろうか。
「ああ、もちろんだ。ほれ」
男の子に串焼き肉を差し出す。
「ありがとう!」
男の子の顔がぱっと輝く。
そして嬉しそうにかぶりついた。
いい顔だ。
やっぱりこの瞬間はたまらないな。
男の子を眺めながら微笑む。
そこへ一人の女の子が駆け寄ってきた。
「いい匂い!」
元気いっぱいで可愛らしい女の子だ。
「嬢ちゃん、串焼き肉はいかが?」
私はそう言って肉を差し出しながら、あることに気づく。
この子、お代を持っているようには見えないな……。
「わーい! やったあ」
嬢ちゃんは手を広げ、肉を受け取ろうとする。
やはりお代は持っていないのか。
それに、よく見ればこの辺りではあまり見ない格好だ。
私は肉を引っ込め、代金を求めた。
嬢ちゃんは不思議そうな顔をして首を傾げる。
どういうことだ?
家の人はいないのだろうか。
その時、嬢ちゃんの後ろから大男が現れた。
「おい、急に走んなって言ったろ」
頭をかきながら私の前に立った彼は、背中に大きな翼を持っているようだった。
「翼の生えた人間……!? おたく、空のもんかい?」
私は、思ったことをそのまま口に出してしまった。
「んあ?」
彼は、だからなんだと言いたげな顔でこちらを見る。
「いやぁ、すまない。ほんとにいるんだね……」
私は非礼を詫びたが、彼はあっけらかんと「細けえことはいい。俺たち、金は持ってねえんだが」と言い放つ。
流石にそれは商売にならないよなあ。
目の前の彼にそう伝えると、「こいつでどうだ」と懐から何かを取り出した。
ごつごつとした見た目の、小さくて黒い——
「ま、まさか隕石か!」
私のあまりに大きな声に、彼は少し驚いたようだ。
瞬きをすると、私に近づき声をひそめた。
「俺の国で拾ったもんだ。こっちで売りゃ相当な値がつくと聞いたが?」
なんてこった。これがあれば大金持ちだ。
毎日遊んで暮らせるじゃないか。
私はそれを受け取り、大慌てで袋に串焼き肉をあるだけ全て詰め込む。
最高の気分だ。
今日はもう店を閉まって、これを売りにいこう。
翼の彼と幼い少女が、肉を詰めた袋を抱え、通り沿いに腰掛けたのを見届ける。
すると、隣からベンジルさんが声をかけてきた。
「ミトレンさん、さっきの空国人! 大丈夫だったかい?」
「ええ。いい商売ができましたよ」
私はポケットに入れた隕石を握りしめる。
「そうかい、それなら良いんだが……」
ベンジルさんは心配そうな顔でこちらを見ている。
そして顎をさすりながら、ぽつりと呟いた。
「空国人は軽口ばっかで信用ならない。ミトレンさん、客は選んだ方がいいよ」
胸がざわっとする。
なんとも言えないこの感情はなんだ。
翼の彼は嘘を言っているようには見えなかった。
しかし考えてみれば確かに、隕石なんて珍しいものを他人にぽんっと渡せるものなんだろうか。
この手にあるものは、もしかしてただの石——……いやいやいや!
ぶんぶんと首を振る。
商売は人付き合い。
人を見る目は持ってるはずだ。
私はポケットの隕石をさらに握りしめる。
……こいつを鑑定してもらえば分かるはず。
そそくさと店じまいをして、ベンジルさんに挨拶する。
私は通りに出ると、鑑定屋に向かった。
店に入ると、白髭のお爺さんが私を出迎える。
「なにを鑑定してほしいんだね」
私は落とさないようずっと握りしめていた手を開くと、隕石をお爺さんに見せた。
するとお爺さんの顔つきがパッと変わる。
眉間に皺を寄せ、こわばったような顔で拡大鏡を取り出した。
やがてお爺さんは大きく頷くと、唸るようにこう言った。
「……これは相当な値がつきますぞ、あんた」
その瞬間、私は天にも昇る気持ちになる。
やはり、本物……! 翼の彼は嘘など言っていなかった。
私の目に、間違いはなかったのだ……!
「さて……あんた、これをどうされますかな」
お爺さんが問いかける。
もちろん売る一択……のはずだったんだが。
「少し考えさせてください」
そう言って隕石を受け取り、私は店を出た。
これを売れば大金持ちのはずなのに。
手に持った隕石を太陽にかざしてみる。
なんだか、今これを売ってしまうのは違う気がした。
あの翼の彼は、何を思ってこれを私に差し出したんだろう。
……また、食べに来てくれるだろうか。
私は隕石をぐっと握りしめ、帰路につく。
——
「おや。今日はまた一段と早いね、ミトレンさん」
私は今日も、肉を焼く。
香ばしい煙を、空へと燻らしながら……。
—おわり—
お読みいただきありがとうございます(´ー`)
ミトレンさんと隕石のその後、気になっていたので良かった……
次回は、時の流れを感じるあの方!
10/28(火)更新予定です♪
朝露を払いながら、隣の屋台主さんが開店準備を始める。
「そちらこそですよ、ベンジルさん」
軽く挨拶をして、私は肉を串に刺し始めた。
この場所で商売を始めて、早十年。
ベンジルさんとはすっかり顔馴染みだ。
隣を見れば、ベンジルさんが大量の野菜を棚に並べている。
今日も採れたてで美味しそうだ。
私のそばで、先ほど起こした炭火がぱちんと爆ぜる。
「……頃合いだな」
私はそう呟くと、準備しておいた串肉を焼き始めた。
じゅうっという音が耳に広がる。
じわじわと溶けた脂が炭火に滴り、火が大きく上がった。
だんだんと美味しそうな焼き目がついてくる。
私は火加減を見ながら、肉が焦げないよう串の場所を入れ替えていった。
私はこの時間が好きだ。
静かな、肉との対話の時間——。
やがて全ての肉に焼き目がつくと、私はタレを塗っていく。
香ばしい煙があたりに広がり、空へと昇っていった。
「いやぁ、今日もいい匂いだね」
ベンジルさんに声をかけられる。
「ありがとうございます。ベンジルさん、一本いかがです?」
私はベンジルさんに串焼き肉を一本差し出した。
ベンジルさんは笑って、肉に手を伸ばす。
「さっすがミトレンさん。商売上手だねえ」
ベンジルさんは肉にかぶりつきながら「こいつと交換でどうだい」と、自慢の採れたて野菜を差し出した。
私は「もちろんです」とそれを受け取る。
商売は人付き合いが大切だ。
それに、ベンジルさんの野菜は肉にとても合う。
今日の夕飯は何にしようか。
わくわくと野菜を使った献立を考えていたら、大通りから幼い声が聞こえた。
「おじさん、もうお店やってる?」
声がした方を見れば、一人の男の子が立っていた。
片手にお金を握りしめ、香ばしい匂いにつられて来たのだろうか。
「ああ、もちろんだ。ほれ」
男の子に串焼き肉を差し出す。
「ありがとう!」
男の子の顔がぱっと輝く。
そして嬉しそうにかぶりついた。
いい顔だ。
やっぱりこの瞬間はたまらないな。
男の子を眺めながら微笑む。
そこへ一人の女の子が駆け寄ってきた。
「いい匂い!」
元気いっぱいで可愛らしい女の子だ。
「嬢ちゃん、串焼き肉はいかが?」
私はそう言って肉を差し出しながら、あることに気づく。
この子、お代を持っているようには見えないな……。
「わーい! やったあ」
嬢ちゃんは手を広げ、肉を受け取ろうとする。
やはりお代は持っていないのか。
それに、よく見ればこの辺りではあまり見ない格好だ。
私は肉を引っ込め、代金を求めた。
嬢ちゃんは不思議そうな顔をして首を傾げる。
どういうことだ?
家の人はいないのだろうか。
その時、嬢ちゃんの後ろから大男が現れた。
「おい、急に走んなって言ったろ」
頭をかきながら私の前に立った彼は、背中に大きな翼を持っているようだった。
「翼の生えた人間……!? おたく、空のもんかい?」
私は、思ったことをそのまま口に出してしまった。
「んあ?」
彼は、だからなんだと言いたげな顔でこちらを見る。
「いやぁ、すまない。ほんとにいるんだね……」
私は非礼を詫びたが、彼はあっけらかんと「細けえことはいい。俺たち、金は持ってねえんだが」と言い放つ。
流石にそれは商売にならないよなあ。
目の前の彼にそう伝えると、「こいつでどうだ」と懐から何かを取り出した。
ごつごつとした見た目の、小さくて黒い——
「ま、まさか隕石か!」
私のあまりに大きな声に、彼は少し驚いたようだ。
瞬きをすると、私に近づき声をひそめた。
「俺の国で拾ったもんだ。こっちで売りゃ相当な値がつくと聞いたが?」
なんてこった。これがあれば大金持ちだ。
毎日遊んで暮らせるじゃないか。
私はそれを受け取り、大慌てで袋に串焼き肉をあるだけ全て詰め込む。
最高の気分だ。
今日はもう店を閉まって、これを売りにいこう。
翼の彼と幼い少女が、肉を詰めた袋を抱え、通り沿いに腰掛けたのを見届ける。
すると、隣からベンジルさんが声をかけてきた。
「ミトレンさん、さっきの空国人! 大丈夫だったかい?」
「ええ。いい商売ができましたよ」
私はポケットに入れた隕石を握りしめる。
「そうかい、それなら良いんだが……」
ベンジルさんは心配そうな顔でこちらを見ている。
そして顎をさすりながら、ぽつりと呟いた。
「空国人は軽口ばっかで信用ならない。ミトレンさん、客は選んだ方がいいよ」
胸がざわっとする。
なんとも言えないこの感情はなんだ。
翼の彼は嘘を言っているようには見えなかった。
しかし考えてみれば確かに、隕石なんて珍しいものを他人にぽんっと渡せるものなんだろうか。
この手にあるものは、もしかしてただの石——……いやいやいや!
ぶんぶんと首を振る。
商売は人付き合い。
人を見る目は持ってるはずだ。
私はポケットの隕石をさらに握りしめる。
……こいつを鑑定してもらえば分かるはず。
そそくさと店じまいをして、ベンジルさんに挨拶する。
私は通りに出ると、鑑定屋に向かった。
店に入ると、白髭のお爺さんが私を出迎える。
「なにを鑑定してほしいんだね」
私は落とさないようずっと握りしめていた手を開くと、隕石をお爺さんに見せた。
するとお爺さんの顔つきがパッと変わる。
眉間に皺を寄せ、こわばったような顔で拡大鏡を取り出した。
やがてお爺さんは大きく頷くと、唸るようにこう言った。
「……これは相当な値がつきますぞ、あんた」
その瞬間、私は天にも昇る気持ちになる。
やはり、本物……! 翼の彼は嘘など言っていなかった。
私の目に、間違いはなかったのだ……!
「さて……あんた、これをどうされますかな」
お爺さんが問いかける。
もちろん売る一択……のはずだったんだが。
「少し考えさせてください」
そう言って隕石を受け取り、私は店を出た。
これを売れば大金持ちのはずなのに。
手に持った隕石を太陽にかざしてみる。
なんだか、今これを売ってしまうのは違う気がした。
あの翼の彼は、何を思ってこれを私に差し出したんだろう。
……また、食べに来てくれるだろうか。
私は隕石をぐっと握りしめ、帰路につく。
——
「おや。今日はまた一段と早いね、ミトレンさん」
私は今日も、肉を焼く。
香ばしい煙を、空へと燻らしながら……。
—おわり—
お読みいただきありがとうございます(´ー`)
ミトレンさんと隕石のその後、気になっていたので良かった……
次回は、時の流れを感じるあの方!
10/28(火)更新予定です♪
0
あなたにおすすめの小説
娘を返せ〜誘拐された娘を取り返すため、父は異世界に渡る
ほりとくち
ファンタジー
突然現れた魔法陣が、あの日娘を連れ去った。
異世界に誘拐されてしまったらしい娘を取り戻すため、父は自ら異世界へ渡ることを決意する。
一体誰が、何の目的で娘を連れ去ったのか。
娘とともに再び日本へ戻ることはできるのか。
そもそも父は、異世界へ足を運ぶことができるのか。
異世界召喚の秘密を知る謎多き少年。
娘を失ったショックで、精神が幼児化してしまった妻。
そして父にまったく懐かず、娘と母にだけ甘えるペットの黒猫。
3人と1匹の冒険が、今始まる。
※小説家になろうでも投稿しています
※フォロー・感想・いいね等頂けると歓喜します!
よろしくお願いします!
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす
黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。
4年前に書いたものをリライトして載せてみます。
竜皇女と呼ばれた娘
Aoi
ファンタジー
この世に生を授かり間もなくして捨てられしまった赤子は洞窟を棲み処にしていた竜イグニスに拾われヴァイオレットと名づけられ育てられた
ヴァイオレットはイグニスともう一頭の竜バシリッサの元でスクスクと育ち十六の歳になる
その歳まで人間と交流する機会がなかったヴァイオレットは友達を作る為に学校に通うことを望んだ
国で一番のグレディス魔法学校の入学試験を受け無事入学を果たし念願の友達も作れて順風満帆な生活を送っていたが、ある日衝撃の事実を告げられ……
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ハイエルフ少女と三十路弱者男の冒険者ワークライフ ~最初は弱いが、努力ガチャを引くたびに強くなる~
スィグトーネ
ファンタジー
年収が低く、非正規として働いているため、決してモテない男。
それが、この物語の主人公である【東龍之介】だ。
そんな30歳の弱者男は、飲み会の帰りに偶然立ち寄った神社で、異世界へと移動することになってしまう。
異世界へ行った男が、まず出逢ったのは、美しい紫髪のエルフ少女だった。
彼女はエルフの中でも珍しい、2柱以上の精霊から加護を受けるハイエルフだ。
どうして、それほどの人物が単独で旅をしているのか。彼女の口から秘密が明かされることで、2人のワークライフがはじまろうとしている。
※この物語で使用しているイラストは、AIイラストさんのものを使用しています。
※なかには過激なシーンもありますので、外出先等でご覧になる場合は、くれぐれもご注意ください。
SE転職。~妹よ。兄さん、しばらく、出張先(異世界)から帰れそうにない~
しばたろう
ファンタジー
ブラック企業で倒れたSEが、
目を覚ますと――そこは異世界だった。
賑やかなギルド、個性豊かな仲間たち、
そして「魔法」という名のシステム。
元エンジニアの知識と根性で、男は再び“仕事”を始める。
一方、現実世界では、
兄の意識が戻らぬまま、妹が孤独と絶望の中で抗っていた。
それでも彼女は、心ある人々に支えられながら、
科学と祈りを武器に、兄を救う道を探し続ける。
二つの世界を隔てる“システム”の謎が、やがて兄妹を結びつける。
異世界と現実が交錯するとき、物語は再起動する――。
《「小説家になろう」にも投稿しています》
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる