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兄の苦労日記3
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俺の両親は野望がある。その野望の成就がわかる妹の魔力測定が明日に控えている。
魔力測定の結果に実は真面目な妹は戸惑うだろう。
訓練から戻ると神殿に出かけた妹が部屋に籠っていると使用人達が心配しているので妹の部屋を訪ねた。
呼ばれてないのに部屋を訪ねると驚いていた。
緊張しているのかいつもより表情が固かった。
妹は昔から寝るまで話をしてほしいとねだってくる。兵法の話をするとつまらないのかすぐに眠りにつく。久々に頼まれたので明日も早いし寝かせるか。
話をしているとすぐに妹は眠った。ぐっすり眠る妹に明日おこることは直接は伝えてやれない。無事に儀式が終わったら明日だけは甘やかしてやるか。
***
儀式の衣装に身を包んだ妹に使用人や両親は大絶賛の嵐だった。
俺は引いたが、全く止まない賞賛の嵐に儀式に遅れそうな妹の手を引いて助けてやることにした。
緊張している妹の手が震えていた。祈りの間まで手を繋いで行くと、作り笑いを浮かべた。
手を離して中に進む妹の背中に終わったらご褒美やるから頑張れと語りかけた。
儀式は滞りなく終わった。
ビアード公爵令嬢が水属性という結果に神官と妹だけが戸惑っている様子が伝わり可哀想になってきた。
神官達が立ち去った途端に歓喜の声をあげた両親にため息をついた。
両親を見て、泣きそうな顔をしている妹に近づき震える肩を抱いた。うちの両親は妹の教育には頼りにならない。妹の様子に気付かず興奮している。
「お兄様・・?」
妹が公でない場でお兄様と呼ぶのは本気で困惑している時か遊んでいる時だ。
昨夜言えなかったことを伝えることにした。
「困惑するよな。父上はお前を手元に置きたいらしい」
「はい?」
「俺が産まれた時に風属性持ちと直感が告げたんだと。二人目は水属性を持つように作ったらしい。父上は一族に優秀な治癒魔導士が欲しいと。いつまでもルーンに頼りたくないらしい。」
俺もこの話を初めて聞いた時は驚いた。
父上の直感頼りの決断力は尊敬すべきかどうかわからない。文官一族と武官一族だから相性が悪いんだろうか。
父上はルーン公爵家が苦手だから私怨でないと思いたい。
「私は風属性を継がなかったビアード公爵家の恥と言われるんではと」
想像通りの言葉を告げた妹のこれからの苦労を思うと可哀想になってきた。綺麗にセットされた妹の頭を撫でてなぐさめてやることはできない。両親の無茶に振り回される妹をできるだけ守ってやろう。
「ないだろうが。ビアードの外見で水属性なんて前代未聞だがな・・・」
「私は平穏に過ごしたいのに。将来は分家に嫁ぐんですね。」
「さぁな。まぁおめでとう」
力なく微笑む妹の手をとって、両親は放っておいて退室した。
両親は妹の成長を評価していた。ビアード公爵令嬢としてふさわしくあろうとする姿に妹は嫁がせるのではなく、俺と一緒にビアード領を支えていくように育てると方針を変えた。
属性が風でも水でもビアードとして手放すつもりはないと上機嫌な顔をした父上に言われていた。
当初はビアード傘下の貴族に嫁がせて、治癒魔導士として必要時に呼び寄せる予定だったらしい。
この後の予定は夜のビアード公爵家で妹の成長を祝う晩餐だけだ。
妹の手を引いて、庭園の椅子に座らせる。侍従が俺の視線に答えてお茶の用意を始めた。
「これは・・・」
妹は目の前のテーブルの上に並べられた好物の蜂蜜菓子に目を輝かせている。
「俺やうちの者からの祝いだ。好きなだけ食べろ」
「エイベル、大好きですわ」
弱っていた妹が幸せそうに食べはじめた。
以前父上が蜂蜜菓子を幸せそうに食べる妹を見て、大量の蜂蜜を取り寄せようとした。それに気づいた妹が、お父様のお気持ちだけで充分ですと止めていた。我儘放題の妹の言葉に父上が驚いていた。満面の笑みではしゃいで喜ぶ姿を父上は想像していたのだと思う。
「お父様、お気持ちだけで十分です」
「遠慮しなくていいんだ」
「いえ。私は昨日お父様にいただいたお菓子だけで充分です。そのお金を私のために使っていただけるなら、孤児院に教師を手配してくださいませ」
「レティ?」
「将来が楽しみな賢い子供ばかりです。孤児でも貧しくてもステイ学園に通い、将来を選べる選択肢を広げてあげたいのです。足りない分は私のお小遣いをまわしてくださっても構いません。」
妹の言葉に両親が目を丸くしていた。
両親の様子に妹が頬に手を添えて首を傾げた。しばらくして一人で頷いてにっこり笑って父上を見つめた。
「お父様、私はドレスは最低限で構いませんわ。体が大きくなるまではドレスは今あるものだけで充分です。お洋服はお兄様のお古で構いませんわ。」
妹を飾り立てるのが趣味な母上が顔を青くした。
「レティ、違うわ。教師の手配はしてあげる。貴方のお小遣いを減らすほどうちは困ってないわ。お洋服もお古はやめて」
「私の我儘を聞いてくださりありがとうございます」
妹はにっこり笑って頭を下げた。
それから妹の欲しがるものは本だけだった。いつも小遣いを渡し騎士に買い出しを頼んでいた。
両親に頼むのは民のことだけだった。
遠慮深くなった妹の成長は寂しくても頼もしいと両親が誇らしげに笑い俺に負けるなと言葉をかけた。両親の目は曇っていなかったらしい。両親の妹の評価を全く信じていなかったことを心の中で謝罪した。
だから父上に妹と共にビアードを繁栄させろという言葉も受け入れた。妹の思い付きはビアード領のためになっている。悔しいけど俺よりも発想力が豊かである。
ビアードの縁者を集めた晩餐では妹は過剰な賞賛を受けていた。
父上が今後のビアードを担うのは俺とレティシアと表明した。
風属性の俺と水属性の妹で新たな時代を開くという言葉に騎士達が雄たけびを上げた。
ビアードのために生涯を捧げますと綺麗な礼をした妹に盛大な拍手が沸き起こった。
挨拶が終わり、壇上から降りた妹が涙を隠れて拭いていた。
気付かれないように背中に隠してやることにした。しばらくすると笑みを浮かべた妹に手を引かれてお礼回りに付き合わされた。
上機嫌の両親は放っておく。
今日は突然の父上による腕試しが庭で始まっても加わらず妹の傍にいることにした。
ビアードの宴会では突然、力試しの手合わせが始まるのはよくあることだ。
そのため広間の外扉は手合わせできるように作られた庭園に繋がっている。
***
妹の儀式が終わるとすぐにビアード公爵令嬢の水属性の噂が広がっていた。
今まではビアード公爵令嬢は病弱以外は何も知られていなかった。
ビアードは結束が固いので妹をネタにするバカはいない。
神殿通いはローブを着せているから、ビアード公爵令嬢とは気づかれない。
噂のネタ探しに余念のない貴族達にとってビアード公爵令嬢の水属性は格好の餌食だった。
俺は第一王子のクロード殿下の側近候補として定期的に王宮に足を運んでいる。
クロード殿下との時間も終わり帰る途中に声をかけられ足を止めた。
「ビアード、お前の妹のこと聞いたよ」
「深窓のまがいものだろ」
「出来の悪い妹を持って可哀想にな」
ビアード領を訪ねる俺の友人達は妹の水属性に何も言わない。
目の前のあざ笑う男達は同情するフリをしながらビアードを貶めたいんだろう。
ビアードを嫌う奴は多い。他人の評判を落として足の引っ張り合いに余念のない相手にする価値もない子息達。自分より下位なので無視してもいいが、勝手に解釈されて噂のネタにされるよな。
お転婆だけど、妹が周りの令嬢達に劣っているとは思わない。
「人違いだろ。うちにそんな妹はいない」
「ビアード公爵家で水属性だから認めないか」
「お前がどんなに優れていても、」
「頭を下げるならうちでもらってやっても」
「俺はレティシアの兄であることを後悔したことは一度もない」
蔑む言葉に不愉快になり睨みつけると黙った。何も言わないので放置し帰ることにした。
ビアード公爵邸に帰ると妹が飛びついてきた。
「おかえりなさい」
「ただいま」
「意地悪言われなかったですか?」
不安そうな顔で見上げるのは俺が王宮に行くのを知っていたのか。
「ああ」
「良かったです」
小さく笑った妹への中傷が頭をよぎった。
ビアードでは誰にも責められない。だがビアードを出れば、奇異の視線を受け誹謗中傷を受けるだろう。
「風属性が欲しかったか?」
「エイベルはどっちがよかったですか?」
「俺は属性なんて気にしない」
「私はエイベルとお父様達が必要とするなら水属性で良かったと思います。立派な治癒魔導士を目指します。でもエイベルが色々言われるのは」
一番責められるであろう妹は俺達のために水属性で良かったと笑うのに、俺の顔を見て暗い顔をしていた。
自分のことより俺のことを心配するのか・・・。
「バカだな。俺は何を言われても気にしないし負けない。お前は俺の妹だ。一緒にビアード公爵家を盛り立てるんだろう?」
「はい。頑張りますわ」
頭を撫でると嬉しそうに笑った。あいつら斬ればよかった・・。
特に最後のやつを。
まがいものと言うやつは手合わせを申し込むことを決めた。兄として妹を守るのは当然だし、両親も徹底的にやれと言いそうだ。手合わせを申し込んで負けるわけにはいかないから、もっと強くならないといけない。訓練するか。
魔力測定の結果に実は真面目な妹は戸惑うだろう。
訓練から戻ると神殿に出かけた妹が部屋に籠っていると使用人達が心配しているので妹の部屋を訪ねた。
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妹は昔から寝るまで話をしてほしいとねだってくる。兵法の話をするとつまらないのかすぐに眠りにつく。久々に頼まれたので明日も早いし寝かせるか。
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手を離して中に進む妹の背中に終わったらご褒美やるから頑張れと語りかけた。
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ビアード公爵令嬢が水属性という結果に神官と妹だけが戸惑っている様子が伝わり可哀想になってきた。
神官達が立ち去った途端に歓喜の声をあげた両親にため息をついた。
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「困惑するよな。父上はお前を手元に置きたいらしい」
「はい?」
「俺が産まれた時に風属性持ちと直感が告げたんだと。二人目は水属性を持つように作ったらしい。父上は一族に優秀な治癒魔導士が欲しいと。いつまでもルーンに頼りたくないらしい。」
俺もこの話を初めて聞いた時は驚いた。
父上の直感頼りの決断力は尊敬すべきかどうかわからない。文官一族と武官一族だから相性が悪いんだろうか。
父上はルーン公爵家が苦手だから私怨でないと思いたい。
「私は風属性を継がなかったビアード公爵家の恥と言われるんではと」
想像通りの言葉を告げた妹のこれからの苦労を思うと可哀想になってきた。綺麗にセットされた妹の頭を撫でてなぐさめてやることはできない。両親の無茶に振り回される妹をできるだけ守ってやろう。
「ないだろうが。ビアードの外見で水属性なんて前代未聞だがな・・・」
「私は平穏に過ごしたいのに。将来は分家に嫁ぐんですね。」
「さぁな。まぁおめでとう」
力なく微笑む妹の手をとって、両親は放っておいて退室した。
両親は妹の成長を評価していた。ビアード公爵令嬢としてふさわしくあろうとする姿に妹は嫁がせるのではなく、俺と一緒にビアード領を支えていくように育てると方針を変えた。
属性が風でも水でもビアードとして手放すつもりはないと上機嫌な顔をした父上に言われていた。
当初はビアード傘下の貴族に嫁がせて、治癒魔導士として必要時に呼び寄せる予定だったらしい。
この後の予定は夜のビアード公爵家で妹の成長を祝う晩餐だけだ。
妹の手を引いて、庭園の椅子に座らせる。侍従が俺の視線に答えてお茶の用意を始めた。
「これは・・・」
妹は目の前のテーブルの上に並べられた好物の蜂蜜菓子に目を輝かせている。
「俺やうちの者からの祝いだ。好きなだけ食べろ」
「エイベル、大好きですわ」
弱っていた妹が幸せそうに食べはじめた。
以前父上が蜂蜜菓子を幸せそうに食べる妹を見て、大量の蜂蜜を取り寄せようとした。それに気づいた妹が、お父様のお気持ちだけで充分ですと止めていた。我儘放題の妹の言葉に父上が驚いていた。満面の笑みではしゃいで喜ぶ姿を父上は想像していたのだと思う。
「お父様、お気持ちだけで十分です」
「遠慮しなくていいんだ」
「いえ。私は昨日お父様にいただいたお菓子だけで充分です。そのお金を私のために使っていただけるなら、孤児院に教師を手配してくださいませ」
「レティ?」
「将来が楽しみな賢い子供ばかりです。孤児でも貧しくてもステイ学園に通い、将来を選べる選択肢を広げてあげたいのです。足りない分は私のお小遣いをまわしてくださっても構いません。」
妹の言葉に両親が目を丸くしていた。
両親の様子に妹が頬に手を添えて首を傾げた。しばらくして一人で頷いてにっこり笑って父上を見つめた。
「お父様、私はドレスは最低限で構いませんわ。体が大きくなるまではドレスは今あるものだけで充分です。お洋服はお兄様のお古で構いませんわ。」
妹を飾り立てるのが趣味な母上が顔を青くした。
「レティ、違うわ。教師の手配はしてあげる。貴方のお小遣いを減らすほどうちは困ってないわ。お洋服もお古はやめて」
「私の我儘を聞いてくださりありがとうございます」
妹はにっこり笑って頭を下げた。
それから妹の欲しがるものは本だけだった。いつも小遣いを渡し騎士に買い出しを頼んでいた。
両親に頼むのは民のことだけだった。
遠慮深くなった妹の成長は寂しくても頼もしいと両親が誇らしげに笑い俺に負けるなと言葉をかけた。両親の目は曇っていなかったらしい。両親の妹の評価を全く信じていなかったことを心の中で謝罪した。
だから父上に妹と共にビアードを繁栄させろという言葉も受け入れた。妹の思い付きはビアード領のためになっている。悔しいけど俺よりも発想力が豊かである。
ビアードの縁者を集めた晩餐では妹は過剰な賞賛を受けていた。
父上が今後のビアードを担うのは俺とレティシアと表明した。
風属性の俺と水属性の妹で新たな時代を開くという言葉に騎士達が雄たけびを上げた。
ビアードのために生涯を捧げますと綺麗な礼をした妹に盛大な拍手が沸き起こった。
挨拶が終わり、壇上から降りた妹が涙を隠れて拭いていた。
気付かれないように背中に隠してやることにした。しばらくすると笑みを浮かべた妹に手を引かれてお礼回りに付き合わされた。
上機嫌の両親は放っておく。
今日は突然の父上による腕試しが庭で始まっても加わらず妹の傍にいることにした。
ビアードの宴会では突然、力試しの手合わせが始まるのはよくあることだ。
そのため広間の外扉は手合わせできるように作られた庭園に繋がっている。
***
妹の儀式が終わるとすぐにビアード公爵令嬢の水属性の噂が広がっていた。
今まではビアード公爵令嬢は病弱以外は何も知られていなかった。
ビアードは結束が固いので妹をネタにするバカはいない。
神殿通いはローブを着せているから、ビアード公爵令嬢とは気づかれない。
噂のネタ探しに余念のない貴族達にとってビアード公爵令嬢の水属性は格好の餌食だった。
俺は第一王子のクロード殿下の側近候補として定期的に王宮に足を運んでいる。
クロード殿下との時間も終わり帰る途中に声をかけられ足を止めた。
「ビアード、お前の妹のこと聞いたよ」
「深窓のまがいものだろ」
「出来の悪い妹を持って可哀想にな」
ビアード領を訪ねる俺の友人達は妹の水属性に何も言わない。
目の前のあざ笑う男達は同情するフリをしながらビアードを貶めたいんだろう。
ビアードを嫌う奴は多い。他人の評判を落として足の引っ張り合いに余念のない相手にする価値もない子息達。自分より下位なので無視してもいいが、勝手に解釈されて噂のネタにされるよな。
お転婆だけど、妹が周りの令嬢達に劣っているとは思わない。
「人違いだろ。うちにそんな妹はいない」
「ビアード公爵家で水属性だから認めないか」
「お前がどんなに優れていても、」
「頭を下げるならうちでもらってやっても」
「俺はレティシアの兄であることを後悔したことは一度もない」
蔑む言葉に不愉快になり睨みつけると黙った。何も言わないので放置し帰ることにした。
ビアード公爵邸に帰ると妹が飛びついてきた。
「おかえりなさい」
「ただいま」
「意地悪言われなかったですか?」
不安そうな顔で見上げるのは俺が王宮に行くのを知っていたのか。
「ああ」
「良かったです」
小さく笑った妹への中傷が頭をよぎった。
ビアードでは誰にも責められない。だがビアードを出れば、奇異の視線を受け誹謗中傷を受けるだろう。
「風属性が欲しかったか?」
「エイベルはどっちがよかったですか?」
「俺は属性なんて気にしない」
「私はエイベルとお父様達が必要とするなら水属性で良かったと思います。立派な治癒魔導士を目指します。でもエイベルが色々言われるのは」
一番責められるであろう妹は俺達のために水属性で良かったと笑うのに、俺の顔を見て暗い顔をしていた。
自分のことより俺のことを心配するのか・・・。
「バカだな。俺は何を言われても気にしないし負けない。お前は俺の妹だ。一緒にビアード公爵家を盛り立てるんだろう?」
「はい。頑張りますわ」
頭を撫でると嬉しそうに笑った。あいつら斬ればよかった・・。
特に最後のやつを。
まがいものと言うやつは手合わせを申し込むことを決めた。兄として妹を守るのは当然だし、両親も徹底的にやれと言いそうだ。手合わせを申し込んで負けるわけにはいかないから、もっと強くならないといけない。訓練するか。
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