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第九十七話 愚かな行為
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元イーガン伯爵令嬢のハンナの謹慎が明けました。心配なので様子を見に行くことにしました。
気配を消して第二寮の木に潜みます。
一人で登校するハンナを見守ります。視線を集めてますが今のところは大丈夫みたいです。
玄関に着いたので私も登校しましょう。ハンナが動きません。そっと覗くとハンナの下駄箱の中が泥まみれになってます。
「おはようございます」
ハンナに声を掛けて下駄箱に洗浄魔法で綺麗に洗い流します。風の魔石を使って乾かします。上靴がないので隠されたんでしょうか。
「ハンナ様、良ければ使ってください。私にはサイズが合わなかったので」
予備の上履きを渡します。念のため用意して良かったです。意地悪された経験は豊富なので想定内ですがイライラします。
「ビアード様、どうして」
「困っている同級生を放っておくことはできません。何かあれば遠慮なく」
戸惑うハンナに笑顔で上履きを押し付けて立ち去ります。私といることでリオのファンに目をつけられたら困ります。
「ビアード、日直じゃないのか?」
カーチス様の言葉に思い出しました。お礼を言って職員室に行きました。
配布する書類を運んでいると腕の中身が消えました。エイベルが持ってくれました。
「鞄と書類は無理だろうが」
「教室に寄ったら間に合いません。日直忘れてました」
苦笑するエイベルが教室まで運んでくれました。さり気なく優しいからファンも多いんです。
今日に限って先生に頼まれる日直の仕事が多くハンナの様子を見に行けません。
放課後に行くしかありません。意地悪する生徒なんていないと信じたいですが。下駄箱のこともあるので心配です。
放課後に3年2組に行くとハンナはいませんでした。
落書きの酷い机を見つけました。成り上がり、身の程知らずなど酷い言葉が書いてあります。なんてことを…。
ここで魔法は使えないのでハンカチを濡らして、机の落書きを落とすことにしました。マナを連れてくれば良かった。
「ビアード様!?」
「レティシア様、どうして」
インクを落としていると令嬢達が驚いた顔で近づいてきました。
「この机ではお勉強できません。勉強に適した環境を作るのも生徒会の役目です。」
「その机は・・・」
噂は広まってるんですね。気まずい顔をして視線を逸らす令嬢を静かに見つめます。
「彼女は罰を受けました。これ以上は罰を受ける必要はありません。私は正しいことを望みます。」
ハンナが姉君を止められなかったのは罪です。爵位がなくなり、謹慎という罰を受けました。
「学園の規律を乱したのに」
まだ子供の彼女達には受け入れ難いかもしれません。でも貴族として、人の上に立つ彼女達にはわかって欲しいです。
「クロード殿下が処罰しました。更生の道を示してくださった殿下のお心に報いてほしいと思います。殿下の心遣いを邪魔しようとするものは私は許しません」
「レティシア様、ですが彼女は貴方を」
眉を吊り上げて悔しそうに話すのは、私のことを心配してくれたんでしょうか。それなら、私にも責任があります。
冷たい空気を払います。
「私はクロード殿下を信じております。もし私を心配してくださるのなら、彼女を暖かく見守ってさしあげてください。クラスメイトとして愚かな行為をする者がいるなら生徒会に教えてください」
「申しわけありません」
頭を下げた令嬢に笑みを浮かべます。反省してわかってくれたならこれ以上は言いません。
「頭をあげてください。わかってくだされば構いません」
「ありがとうございます。お手伝いします。水を汲んできます」
ハンナの味方が増えればいいです。平民落ちになっても学園に通っているハンナの本質は私の友人のハンナと同じだと思います。平民になっても醜聞を抱えたハンナへ冷たい態度の者もいるでしょう。どうかハンナにとって優しい環境であってほしいですが、私が庇護すれば自由を失います。私が庇護すれば私への悪意がハンナに向きます。特に今はリオのファンが弱い立場のハンナに手を出さない保障はなく、自衛手段を持たないハンナを側におけません。全力で守るのはハンナのためになりませんし。
机を拭いているとハンカチを落としてしまいました。異臭がするのはなんでしょうか。机の下に潜るとパシャっと水がかけられ全身が濡れました。全身が臭いです。これが異臭のもとですわね。
「貴族の面汚しには、これがいいだろう?」
ハンナに水をかけようとしたんでしょうか。
制服が汚れました。新しい制服の手配がどれだけ大変か知ってるんでしょうか。
危害を加えないなら穏便に済ませようと思っていました。これは許せません。
ハンカチを拾って机の下から出ました。目の前のバケツを持つ男子生徒を見つめます。
「え!?」
驚いた顔をしていますが、容赦しません。
「水をかけた理由を教えてください」
「申し訳ありません。ビアード嬢」
顔を青くして、頭を下げても許せません。
「謝罪ではなく、理由を教えてください。貴族としてあるまじき行為です。平等の学園とはいえ令嬢に」
「ビアード様!?」
水を汲みに行った令嬢達が戻ってきました。
「レティシア様に何をするのよ」
男子生徒を睨む令嬢の介入は断ります。
「私は大丈夫です。申し開きを聞きましょう」
「レティシア!?誰にやられた」
上着を差し出すリオに首を横に振ります。上着が臭くなります。
邪魔しないで欲しいです。強引に上着を肩にかけられましたがリオの相手をする余裕はありません。
「理由を話してください。私は誰であっても人に水をかけることはいけないと思います。このクラスには殿下のお心を理解していない方が多く嘆かわしいです。ハンナ様への理不尽な仕打ちを」
「俺が引き受けるから落ち着いて。殿下には俺が説明するから洗浄魔法で綺麗に出来るか?」
邪魔するリオを睨みます。
魔法の使用許可があるなら、許しましょう。
ハンナの机に洗浄魔法をかけて落書きを消しました。
「レティシア、自分の服を」
忘れてました。異臭が凄いので制服に洗浄魔法をかけます。寒気がしてきました。
「生徒会としてしかるべき対処を取る。覚えておけ。行くよ」
リオに腰を抱かれましたが、邪魔しないで欲しいです。
「まだ言い聞かせて」
「レティシア様、私に任せてください。ビアード傘下として今度こそ間違えません」
「ビアード嬢、俺も」
顔見知りの同級生達が決意を秘めた顔で見るので、信じることにしました。
「よろしくお願いします。貴族としてふさわしい振舞いをしていただけると信じています」
ハンナの机も綺麗になったので、生徒会室に行きましょう。
生徒会室に行くと全員揃っていました。
「殿下、遅れて申し訳ありませんでした。」
「事情を聞こうか?」
ハンナがされた理不尽な仕打ちを説明しました。
「乱れているな。各派閥の筆頭を集めるか。流石に目に余る。このせまい社会で統制できないとは」
冷たい空気が流れ寒気がしました。茶会の不正だけでもありえません。その後まで・・・。
うちの派閥の生徒に愚かな事はしないように言い聞かせないといけません。正義感の捉え方を間違えている方々もいたので。
翌日から動く予定でしたが微熱がでたので部屋から出してもらえませんでした。
2日後に登校してハンナのいるクラスを覗くと、席に座って読書をしてました。
意地悪を言われる様子もありません。きっと私のお願いを叶えてくれたんでしょう。武門貴族は一度決めたらやり遂げます。これで一安心です。
ハンナ、幸せになってください。
ハンナの幸せを願っている場合ではありませんでした。
私はうちの傘下の方々に貴族として相応しい行動をするように釘をささないといけません。クロード殿下の機嫌を損ねることがないように。
放課後は魔法の訓練です。
茶会でうちの家門に興味があると言っていた侯爵令嬢も参加しました。
偏見なく後輩達と一緒に訓練を受けている様子にほっとしました。ただ火属性のため私はうまく指導できません。基本から学び直したいとおっしゃるので、いつも通りの訓練指導をすることにしました。
最近はどんどんベリーが頼もしくなりありがたいです。
将来は私のビアードでの魔導士育成を手伝ってくれると言うので、生徒達の指導もベリーに手伝ってもらいます。努力家のベリーは私の自慢の後輩です。
気配を消して第二寮の木に潜みます。
一人で登校するハンナを見守ります。視線を集めてますが今のところは大丈夫みたいです。
玄関に着いたので私も登校しましょう。ハンナが動きません。そっと覗くとハンナの下駄箱の中が泥まみれになってます。
「おはようございます」
ハンナに声を掛けて下駄箱に洗浄魔法で綺麗に洗い流します。風の魔石を使って乾かします。上靴がないので隠されたんでしょうか。
「ハンナ様、良ければ使ってください。私にはサイズが合わなかったので」
予備の上履きを渡します。念のため用意して良かったです。意地悪された経験は豊富なので想定内ですがイライラします。
「ビアード様、どうして」
「困っている同級生を放っておくことはできません。何かあれば遠慮なく」
戸惑うハンナに笑顔で上履きを押し付けて立ち去ります。私といることでリオのファンに目をつけられたら困ります。
「ビアード、日直じゃないのか?」
カーチス様の言葉に思い出しました。お礼を言って職員室に行きました。
配布する書類を運んでいると腕の中身が消えました。エイベルが持ってくれました。
「鞄と書類は無理だろうが」
「教室に寄ったら間に合いません。日直忘れてました」
苦笑するエイベルが教室まで運んでくれました。さり気なく優しいからファンも多いんです。
今日に限って先生に頼まれる日直の仕事が多くハンナの様子を見に行けません。
放課後に行くしかありません。意地悪する生徒なんていないと信じたいですが。下駄箱のこともあるので心配です。
放課後に3年2組に行くとハンナはいませんでした。
落書きの酷い机を見つけました。成り上がり、身の程知らずなど酷い言葉が書いてあります。なんてことを…。
ここで魔法は使えないのでハンカチを濡らして、机の落書きを落とすことにしました。マナを連れてくれば良かった。
「ビアード様!?」
「レティシア様、どうして」
インクを落としていると令嬢達が驚いた顔で近づいてきました。
「この机ではお勉強できません。勉強に適した環境を作るのも生徒会の役目です。」
「その机は・・・」
噂は広まってるんですね。気まずい顔をして視線を逸らす令嬢を静かに見つめます。
「彼女は罰を受けました。これ以上は罰を受ける必要はありません。私は正しいことを望みます。」
ハンナが姉君を止められなかったのは罪です。爵位がなくなり、謹慎という罰を受けました。
「学園の規律を乱したのに」
まだ子供の彼女達には受け入れ難いかもしれません。でも貴族として、人の上に立つ彼女達にはわかって欲しいです。
「クロード殿下が処罰しました。更生の道を示してくださった殿下のお心に報いてほしいと思います。殿下の心遣いを邪魔しようとするものは私は許しません」
「レティシア様、ですが彼女は貴方を」
眉を吊り上げて悔しそうに話すのは、私のことを心配してくれたんでしょうか。それなら、私にも責任があります。
冷たい空気を払います。
「私はクロード殿下を信じております。もし私を心配してくださるのなら、彼女を暖かく見守ってさしあげてください。クラスメイトとして愚かな行為をする者がいるなら生徒会に教えてください」
「申しわけありません」
頭を下げた令嬢に笑みを浮かべます。反省してわかってくれたならこれ以上は言いません。
「頭をあげてください。わかってくだされば構いません」
「ありがとうございます。お手伝いします。水を汲んできます」
ハンナの味方が増えればいいです。平民落ちになっても学園に通っているハンナの本質は私の友人のハンナと同じだと思います。平民になっても醜聞を抱えたハンナへ冷たい態度の者もいるでしょう。どうかハンナにとって優しい環境であってほしいですが、私が庇護すれば自由を失います。私が庇護すれば私への悪意がハンナに向きます。特に今はリオのファンが弱い立場のハンナに手を出さない保障はなく、自衛手段を持たないハンナを側におけません。全力で守るのはハンナのためになりませんし。
机を拭いているとハンカチを落としてしまいました。異臭がするのはなんでしょうか。机の下に潜るとパシャっと水がかけられ全身が濡れました。全身が臭いです。これが異臭のもとですわね。
「貴族の面汚しには、これがいいだろう?」
ハンナに水をかけようとしたんでしょうか。
制服が汚れました。新しい制服の手配がどれだけ大変か知ってるんでしょうか。
危害を加えないなら穏便に済ませようと思っていました。これは許せません。
ハンカチを拾って机の下から出ました。目の前のバケツを持つ男子生徒を見つめます。
「え!?」
驚いた顔をしていますが、容赦しません。
「水をかけた理由を教えてください」
「申し訳ありません。ビアード嬢」
顔を青くして、頭を下げても許せません。
「謝罪ではなく、理由を教えてください。貴族としてあるまじき行為です。平等の学園とはいえ令嬢に」
「ビアード様!?」
水を汲みに行った令嬢達が戻ってきました。
「レティシア様に何をするのよ」
男子生徒を睨む令嬢の介入は断ります。
「私は大丈夫です。申し開きを聞きましょう」
「レティシア!?誰にやられた」
上着を差し出すリオに首を横に振ります。上着が臭くなります。
邪魔しないで欲しいです。強引に上着を肩にかけられましたがリオの相手をする余裕はありません。
「理由を話してください。私は誰であっても人に水をかけることはいけないと思います。このクラスには殿下のお心を理解していない方が多く嘆かわしいです。ハンナ様への理不尽な仕打ちを」
「俺が引き受けるから落ち着いて。殿下には俺が説明するから洗浄魔法で綺麗に出来るか?」
邪魔するリオを睨みます。
魔法の使用許可があるなら、許しましょう。
ハンナの机に洗浄魔法をかけて落書きを消しました。
「レティシア、自分の服を」
忘れてました。異臭が凄いので制服に洗浄魔法をかけます。寒気がしてきました。
「生徒会としてしかるべき対処を取る。覚えておけ。行くよ」
リオに腰を抱かれましたが、邪魔しないで欲しいです。
「まだ言い聞かせて」
「レティシア様、私に任せてください。ビアード傘下として今度こそ間違えません」
「ビアード嬢、俺も」
顔見知りの同級生達が決意を秘めた顔で見るので、信じることにしました。
「よろしくお願いします。貴族としてふさわしい振舞いをしていただけると信じています」
ハンナの机も綺麗になったので、生徒会室に行きましょう。
生徒会室に行くと全員揃っていました。
「殿下、遅れて申し訳ありませんでした。」
「事情を聞こうか?」
ハンナがされた理不尽な仕打ちを説明しました。
「乱れているな。各派閥の筆頭を集めるか。流石に目に余る。このせまい社会で統制できないとは」
冷たい空気が流れ寒気がしました。茶会の不正だけでもありえません。その後まで・・・。
うちの派閥の生徒に愚かな事はしないように言い聞かせないといけません。正義感の捉え方を間違えている方々もいたので。
翌日から動く予定でしたが微熱がでたので部屋から出してもらえませんでした。
2日後に登校してハンナのいるクラスを覗くと、席に座って読書をしてました。
意地悪を言われる様子もありません。きっと私のお願いを叶えてくれたんでしょう。武門貴族は一度決めたらやり遂げます。これで一安心です。
ハンナ、幸せになってください。
ハンナの幸せを願っている場合ではありませんでした。
私はうちの傘下の方々に貴族として相応しい行動をするように釘をささないといけません。クロード殿下の機嫌を損ねることがないように。
放課後は魔法の訓練です。
茶会でうちの家門に興味があると言っていた侯爵令嬢も参加しました。
偏見なく後輩達と一緒に訓練を受けている様子にほっとしました。ただ火属性のため私はうまく指導できません。基本から学び直したいとおっしゃるので、いつも通りの訓練指導をすることにしました。
最近はどんどんベリーが頼もしくなりありがたいです。
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