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一日だけ何でも望みが叶うとしたら何をお願いする?
「俺だけフリーセックス」01:朝
しおりを挟む37歳。会社員。男。満員に近い電車に乗り込んで出勤中。
長椅子の前に立っていた俺は左手でつり革につかまりながら右手でズボンのチャックを下までおろした。社会の窓からボロンと俺のイチモツがこぼれ落ちる。
俺の目の前に座っていた制服姿の女の子がそれに気が付くと、
「あ……」
と息を漏らした後、座席のお尻は動かさずに顔だけを前に突き出して――パクンと俺のイチモツを口にくわえた。
「んッ」と俺はその快感に反応を示してしまった。だが電車内に多く居た人間は皆、俺や女の子の存在に気が付いていないかのように無反応だった。
見て見ぬ振りともまた違う。それが普通、それが当然であるかのように皆が無関心だった。……これが「俺だけフリーセックス」か。
「ん……ッ、ふ……ッ。ん……ッ」と俺は遠慮無く息を強める。
俺のイチモツを根本まで口に含んだ女の子は野暮ったい黒髪で化粧っ気の全くない地味なその姿からは想像もできなかった激しさで唇を、舌を動かしていた。
ギュッ――と絞って。ベロベロ――と舐めて。ヂュルル――と吸ってくる。
顔の輪郭が変わるほど強く頬をすぼめた女の子はとてもブサイクで、しかしそれが最高にエロかった。
「……イクぞ」と声を掛けてすぐ俺は女の子からの返事も反応も待てず、その口内にドバッと射精してしまった。我慢なんてできなかった。
女の子は「ンんッ」と少しだけ苦しそうにしながらも喉を鳴らしてゴックンと俺のザーメンを全て飲み込んだ。俺のイチモツを深くその口にくわえたままだ。
女の子はチューッと長く吸いながら、突き出していた顔を引いて――キュポンッと俺のイチモツを解放する。
「はぁ……よかった。ありがとう。気持ち良かったよ」
俺は素直に感謝を述べて女の子の頭を撫でた。
「え? あ……いえ」
と女の子は戸惑いの表情を見せた後、
「当然のことをしただけですから」
はにかんで頬を赤らめた。かわいらしい。
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