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異世界転移・アルフェナ王国編
プロローグ
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緩やかに波打つ艶やかな黒髪。
黒真珠をはめ込んだかの様な、鮮やかで艶やかな瞳。
肌は雪の様に白く、むしゃぶりつきたい程の色気を兼ね備えた林檎色の唇を引き立てる。
洗練され引き締められたウエスト、たわわに実り零れ落ちそうな乳房、曲線美の究極系とも言える腰と脚。
その視線一つで幾人の男を傅かせたのか。
幾人の男が、進んで地獄へと堕ちていったのか。
想像することすら、難しい。
そんな完璧なまでに美しい女が、そこにいた。
…目の前にあるはずの、鏡の中に。
_________ことの始まりは、3時間前。
残業終わり。くたびれたスーツとほつれた髪で電車に乗っていたはずの私は、突如足元に現れた魔法陣…というのだろうか。それに飲み込まれ、目を開けた時には全く見覚えのない西洋風の広い部屋に座り込んでいた。
周りには、さっきまで同じ車両に乗っていた十数人程が同じようにしていて。目の前の老人が『よくぞいらしてくださいました』というのを、どこか遠い事のように感じていた。
それから混乱が残るままに、【ここは私達からする異世界であること】、【今この世界が魔王によって危機に瀕していること】、そして【それを斃す為にこの召喚の儀を行ったこと】と、【この中の誰かがこの世界を救える力を持つ勇者若しくは聖女であること】が伝えられた。
勿論、そんな説明で納得できない人は多く、殴りかかる人だっていて。まぁ周りにいた騎士のような人間達に取り押さえられたのだが、そんなこんなで気がつけば3時間。取り敢えずと一人一人に部屋が与えられて、今に至る。
そして私はというと、こちらに来てすぐの辺りから我が身にいい知れぬ異変を感じていた。
私、山内凛(30)という人間は可もなく不可もなくと言った、よく言えば普通の、悪く言えば地味な容姿の人間だ。それが何やらこう、召喚された直後からチラチラと視線を向けられるのだ。それも頬を染めながら。
そしてはじめの方は混乱していて気がつかなかったが、何やら慎ましやかだった私の胸部が、こう、増殖しているのだ。正直言って、ブラジャーが張り裂けそうであった。
そして暫く私の面倒を見てくれるという大人しめの美人なメイドさんも、恋する乙女のような面持ちで私を上目使いで見上げてくるのだ。…今思えば、150と少ししかなかった身長も、少し伸びているような気がする。
我が身に何が起きたのか。それを知ったのは、メイドさんに使用方法を教えてもらった魔法式のバスルームでのこと。そこにあった大きな鏡を、不意に覗き込んだから。
本来可もなく不可もない顔立ちを映すはずの鏡は、とてつもなく色っぽく、とてつもなく美しい女を映していたのだ。
______は?
黒真珠をはめ込んだかの様な、鮮やかで艶やかな瞳。
肌は雪の様に白く、むしゃぶりつきたい程の色気を兼ね備えた林檎色の唇を引き立てる。
洗練され引き締められたウエスト、たわわに実り零れ落ちそうな乳房、曲線美の究極系とも言える腰と脚。
その視線一つで幾人の男を傅かせたのか。
幾人の男が、進んで地獄へと堕ちていったのか。
想像することすら、難しい。
そんな完璧なまでに美しい女が、そこにいた。
…目の前にあるはずの、鏡の中に。
_________ことの始まりは、3時間前。
残業終わり。くたびれたスーツとほつれた髪で電車に乗っていたはずの私は、突如足元に現れた魔法陣…というのだろうか。それに飲み込まれ、目を開けた時には全く見覚えのない西洋風の広い部屋に座り込んでいた。
周りには、さっきまで同じ車両に乗っていた十数人程が同じようにしていて。目の前の老人が『よくぞいらしてくださいました』というのを、どこか遠い事のように感じていた。
それから混乱が残るままに、【ここは私達からする異世界であること】、【今この世界が魔王によって危機に瀕していること】、そして【それを斃す為にこの召喚の儀を行ったこと】と、【この中の誰かがこの世界を救える力を持つ勇者若しくは聖女であること】が伝えられた。
勿論、そんな説明で納得できない人は多く、殴りかかる人だっていて。まぁ周りにいた騎士のような人間達に取り押さえられたのだが、そんなこんなで気がつけば3時間。取り敢えずと一人一人に部屋が与えられて、今に至る。
そして私はというと、こちらに来てすぐの辺りから我が身にいい知れぬ異変を感じていた。
私、山内凛(30)という人間は可もなく不可もなくと言った、よく言えば普通の、悪く言えば地味な容姿の人間だ。それが何やらこう、召喚された直後からチラチラと視線を向けられるのだ。それも頬を染めながら。
そしてはじめの方は混乱していて気がつかなかったが、何やら慎ましやかだった私の胸部が、こう、増殖しているのだ。正直言って、ブラジャーが張り裂けそうであった。
そして暫く私の面倒を見てくれるという大人しめの美人なメイドさんも、恋する乙女のような面持ちで私を上目使いで見上げてくるのだ。…今思えば、150と少ししかなかった身長も、少し伸びているような気がする。
我が身に何が起きたのか。それを知ったのは、メイドさんに使用方法を教えてもらった魔法式のバスルームでのこと。そこにあった大きな鏡を、不意に覗き込んだから。
本来可もなく不可もない顔立ちを映すはずの鏡は、とてつもなく色っぽく、とてつもなく美しい女を映していたのだ。
______は?
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