俺の世界は正常です

haru

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2日目

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ピンポーン


宅配便の音と共に目が覚めるも
目の前は真っ暗だった。


縛られてる訳ではないが
体が動かない

声も出せない



「これが噂の人形かぁ」

と箱の外から声が聞こえて
光が入ってくる


前の人形とはまた違い
体を鍛えてるスポーツ選手のような人の姿が見えた。



「もう少しお金が入ったら兄弟セットで買ってやるからな」


と良いながら、俺の体を舐め回す。

気持ち良いのに、声が出ない、筋1本も動かせない





「じゃあとりあえず、君はしばらく椅子でいいかな?」


抵抗する意識もなく、俺は知らない人の椅子になった。



その生活に慣れてきた所で弟と再開したが、
弟は功績をかわれたのか、人形としてではなく
ペットに格上げされていた。


つまりは俺はペットより格下だから
なんでも、いうことを聞かないといけないのだ。



でもよくわらないけど、俺も飼い主様も弟もみんな、幸せそうだからいいんじゃないかと思った。
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