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第4章 真実の扉
第22話 解き放たれた絶望
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声にならない叫びが迸る。掌にずぐんと鈍い感触が返ってきた。
「あ?」
事態の把握が遅れ、幹雄が不思議そうに口を開く。それから己の脇腹に突き立つ割れたガラス瓶を目にすると、先程のまりあのような声を発した。――悲鳴とも怒号ともつかない、痛切な叫び。
「ぁああぁあぁああっ!! 痛え!! 痛え!!」
慌てて自らガラス瓶を引き抜くが、それが悪手となった。途端に患部からどうと鮮血が溢れ出し、忽ち服を紅く染め上げていく。強烈な鉄の臭いがアルコールのそれと混ざり合い、更には染み付いた煙草の化学物質とも絡まって、噎せ返るような酷い悪臭が辺りに充満した。
床に落ちたガラス瓶の尖頭が、血のコーティングでぬらぬらと妖しく煌めく。そこに放り出されたシフォンの白い毛皮が、じわじわと紅を吸い上げて彩られていった。
「血が……っ血が!! ちくしょう!!」
夥しいまでの出血を止めようとして、幹雄は患部を手で押さえた。しかし効果は得られず、ぼたぼたと指の隙間から命の雫が零れ落ちていく。
落ちていく。落ちていく。止められない。
その悪夢の光景を、まりあは茫然自失の体でただ眺めていた。
立ち尽くす。自分が何をしたのか、してしまったのか、理解が追い付かなかった。頭の中は空っぽで、けれど本能からか掌が小刻みに震えている。
「わ、たし……わたし」
目の焦点は合わない。慄く唇。凝った喉から硬い声が漏れた。
幹雄の表情が、恐怖から憤怒に切り替わる。
「――てめえッ!!」
飛びかかる。激情のまま、幹雄はまりあの身体をその場に押し倒した。鮮やかな紅の液体が宙を舞い、まりあの頬にぴしゃりと降り掛かる。不快な生温かさ。鉄臭。
背中をしとどに打ち付けて息を詰まらせる彼女の細首を、幹雄の無骨な両掌が包み込んだ。
強烈な圧迫感。骨の軋む音。どくどくと血管が収縮する音が、やたら大きく耳元に響いた。その他の音は急激に遠くなる。
(苦しい)
息が出来ない。
酸素を求めて、喉がひくつく。押し潰された気道からは何も取り込まれず、まりあは苦悶に喘ぐ声すらも出せない。
首に巻き付く幹雄の手を外そうと、必死に爪を立てて抗った。けれど皮膚を引っ掻く感覚も、次第に失われていく。
霞み始めた視界の中、見上げた幹雄の般若の形相が脳裏に焼き付いた。
(シフォン……)
シフォンは無事だろうか? 最後に気掛かりが浮かぶも、視線を転じてそちらを確認することは叶わず、まりあの意識はそのまま闇に溶かされて消えた。
◆◇◆
「はっ、はぁ、はぁ……っ」
荒い呼吸音で目が覚めた。それが自身のものだと気付くより先に、仰向けになった視界の中、覗き込む白い存在に意識が向く。焦点を合わせて、ぼやけた象を克明に結び合わせると、まりあは息を呑んだ。
「まりあ、しっかり!」
白い毛色のチワワ、シフォンが血相を変えてこちらに呼びかけていた。
喉の奥が、熱くなる。鼻の奥が、ツンとした。堪らなくなり、まりあは飛び起きると同時に愛犬の小さな身体を抱き寄せた。
「シフォン!」
しっかりと重量のある温かな感触が、腕に返ってくる。指先に脈動が伝わった。
(生きてる)
シフォンが生きている――!
強い安堵が駆け抜けるも、すぐに違和感を覚えた。
「まりあ、気が付いたんだね!」
シフォンが、人語で話している。
視線を横にずらした。そこは、見慣れたアパートの一室。酒と煙草と血の臭いの充満した、狭いリビングだった。床には割れたガラス瓶の残骸と、零れたアルコール。それから夥しい血の痕がある。
今しがた体験した惨劇を思い起こし、まりあの身体が震えた。
「ここは……」
「まりあチャンが黒い影と接触したら、急にこの建物が出現したんだヨォ」
ハッとして振り返ると、背後に派手なピエロ服の男が立っていた。
「クラウン」
「まりあチャンを探しに入ってみたら、血まみれで倒れてるんだモン。一体何があったノ? 怪我は大丈夫ゥ?」
「これは……わたしの血じゃないから」
シフォンを放し、自身の恰好を見下ろして、まりあが返答する。白いワンピースは所々血で汚れ、おまけに床の酒を吸って冷たくなっていた。――あの時のまま。けれど、まりあは悟る。
「わたし……現世に戻った訳じゃないんだね」
シフォンが目顔で肯定を示した。
「ここは、まだ亡者の国だよ。このアパートは、まりあの心が生み出したんだと思う」
それから躊躇うように一拍間を置いて、彼は訊ねた。
「まりあ……思い出したの?」
何を、とは聞かなかった。それだけでシフォンの言わんとすることが分かった。まりあは重々しく頷き、そのまま俯いた。
「わたし……人を殺したんだね」
実の父親を、この手にかけた。服と皮を突き破り、深々と肉を抉った感触が、両の掌に残っている。
「それで、自分も殺されて……ここに来たんだ」
この世界は、天国の門を潜ることを許されなかった、罪人の流刑地。
(わたしは、罪人だ)
シフォンが何か言いたげに口を開くも、突如突き上げるような振動が場を揺らし、発声を遮った。
「地震!?」
「っ……まりあ!」
驚愕を表したのはクラウンとシフォンのみで、まりあは無反応で黙り込んでいる。彼女を包む生命の光が急速に翳り出し、代わりに細首に蛇の如く絡みつく掌の痕が、燃えるように赤光を帯びた。
「まりあ、駄目だ!」
揺れが激しくなる。彼女の動揺に呼応するように、部屋が軋んで悲鳴を上げた。四方から亀裂が走り、それがあっと言う間に広がって、大きく裂けた壁面からは漆黒が覗いた。
外の景色は窺えない。そこには何も無い。ガラガラと崩れた瓦礫は奈落の底に落ちていき、闇に呑まれて消えるのみ。
壊れ始めたのは、建物ではなく、空間そのもの。――まりあの心だった。
「まりあ、気をしっかり持って! きみは生きてる! 死んでなんかいない!」
「だとしてもっ!」
叫んで、まりあは一度言葉を詰まらせた。唇を震わせ、掠れた声で続ける。
「だとしても……もう、帰れないよ」
もう、帰れない。帰る訳には、いかない。
「だって、わたし人殺しだもん」
一際大きな揺れが襲った。まりあの足元の床がピンポイントに崩れ、大穴を開けて滑落する。
「まりあ!」「まりあチャン!」
シフォンとクラウンの声が同時に上がり、クラウンが伸ばした手でまりあの手首を掴まえた。すんでのところで落下を免れたまりあの身体が、ぶらりと意思の無い人形のように力無く垂れ下がる。
「まりあチャン、そっちの手も!」
クラウンがもう片方の手を差し出すも、まりあは応じない。彼女はただ、虚ろな瞳で暗闇を見下ろしていた。纏った白い光は、寿命の近い蛍光灯のように僅かな点滅を繰り返し、今にも消えてしまいそうだ。
「まりあ、違う!」
自身も危うく落ちかけながらも、穴を覗き込みシフォンが必死に説く。
「違うんだ、まりあ! きみは、誰も殺してなんかいない!」
途端、まりあの瞳に微かな光が宿った。ゆっくりと面を上げて、穴の上を見上げる。シフォンは真剣な表情をしていた。
「あの男は、死んでない。まりあの母親が丁度帰って来たんだ。まりあも、あの男もすぐに病院に運び込まれて、助かったんだ!」
――助かった?
「でも……」
まりあに、そんな記憶は無い。惑う彼女を、シフォンが真っ直ぐに見つめ返した。
「思い出して、まりあ。きみはもう、知ってる筈だよ。後の記憶は、初めからきみの中にある。だけど、きみ自身が封じ込めてしまっていたんだ。……おかしいと思わないかい? きみがここに来たのは、ハロウィンの夜だ。なのに、どうしてきみはそんな薄着なんだい? あの事件が起きたのは、ハロウィンじゃない。夏だ。あれからもう、随分と時が経っているんだよ」
「あ?」
事態の把握が遅れ、幹雄が不思議そうに口を開く。それから己の脇腹に突き立つ割れたガラス瓶を目にすると、先程のまりあのような声を発した。――悲鳴とも怒号ともつかない、痛切な叫び。
「ぁああぁあぁああっ!! 痛え!! 痛え!!」
慌てて自らガラス瓶を引き抜くが、それが悪手となった。途端に患部からどうと鮮血が溢れ出し、忽ち服を紅く染め上げていく。強烈な鉄の臭いがアルコールのそれと混ざり合い、更には染み付いた煙草の化学物質とも絡まって、噎せ返るような酷い悪臭が辺りに充満した。
床に落ちたガラス瓶の尖頭が、血のコーティングでぬらぬらと妖しく煌めく。そこに放り出されたシフォンの白い毛皮が、じわじわと紅を吸い上げて彩られていった。
「血が……っ血が!! ちくしょう!!」
夥しいまでの出血を止めようとして、幹雄は患部を手で押さえた。しかし効果は得られず、ぼたぼたと指の隙間から命の雫が零れ落ちていく。
落ちていく。落ちていく。止められない。
その悪夢の光景を、まりあは茫然自失の体でただ眺めていた。
立ち尽くす。自分が何をしたのか、してしまったのか、理解が追い付かなかった。頭の中は空っぽで、けれど本能からか掌が小刻みに震えている。
「わ、たし……わたし」
目の焦点は合わない。慄く唇。凝った喉から硬い声が漏れた。
幹雄の表情が、恐怖から憤怒に切り替わる。
「――てめえッ!!」
飛びかかる。激情のまま、幹雄はまりあの身体をその場に押し倒した。鮮やかな紅の液体が宙を舞い、まりあの頬にぴしゃりと降り掛かる。不快な生温かさ。鉄臭。
背中をしとどに打ち付けて息を詰まらせる彼女の細首を、幹雄の無骨な両掌が包み込んだ。
強烈な圧迫感。骨の軋む音。どくどくと血管が収縮する音が、やたら大きく耳元に響いた。その他の音は急激に遠くなる。
(苦しい)
息が出来ない。
酸素を求めて、喉がひくつく。押し潰された気道からは何も取り込まれず、まりあは苦悶に喘ぐ声すらも出せない。
首に巻き付く幹雄の手を外そうと、必死に爪を立てて抗った。けれど皮膚を引っ掻く感覚も、次第に失われていく。
霞み始めた視界の中、見上げた幹雄の般若の形相が脳裏に焼き付いた。
(シフォン……)
シフォンは無事だろうか? 最後に気掛かりが浮かぶも、視線を転じてそちらを確認することは叶わず、まりあの意識はそのまま闇に溶かされて消えた。
◆◇◆
「はっ、はぁ、はぁ……っ」
荒い呼吸音で目が覚めた。それが自身のものだと気付くより先に、仰向けになった視界の中、覗き込む白い存在に意識が向く。焦点を合わせて、ぼやけた象を克明に結び合わせると、まりあは息を呑んだ。
「まりあ、しっかり!」
白い毛色のチワワ、シフォンが血相を変えてこちらに呼びかけていた。
喉の奥が、熱くなる。鼻の奥が、ツンとした。堪らなくなり、まりあは飛び起きると同時に愛犬の小さな身体を抱き寄せた。
「シフォン!」
しっかりと重量のある温かな感触が、腕に返ってくる。指先に脈動が伝わった。
(生きてる)
シフォンが生きている――!
強い安堵が駆け抜けるも、すぐに違和感を覚えた。
「まりあ、気が付いたんだね!」
シフォンが、人語で話している。
視線を横にずらした。そこは、見慣れたアパートの一室。酒と煙草と血の臭いの充満した、狭いリビングだった。床には割れたガラス瓶の残骸と、零れたアルコール。それから夥しい血の痕がある。
今しがた体験した惨劇を思い起こし、まりあの身体が震えた。
「ここは……」
「まりあチャンが黒い影と接触したら、急にこの建物が出現したんだヨォ」
ハッとして振り返ると、背後に派手なピエロ服の男が立っていた。
「クラウン」
「まりあチャンを探しに入ってみたら、血まみれで倒れてるんだモン。一体何があったノ? 怪我は大丈夫ゥ?」
「これは……わたしの血じゃないから」
シフォンを放し、自身の恰好を見下ろして、まりあが返答する。白いワンピースは所々血で汚れ、おまけに床の酒を吸って冷たくなっていた。――あの時のまま。けれど、まりあは悟る。
「わたし……現世に戻った訳じゃないんだね」
シフォンが目顔で肯定を示した。
「ここは、まだ亡者の国だよ。このアパートは、まりあの心が生み出したんだと思う」
それから躊躇うように一拍間を置いて、彼は訊ねた。
「まりあ……思い出したの?」
何を、とは聞かなかった。それだけでシフォンの言わんとすることが分かった。まりあは重々しく頷き、そのまま俯いた。
「わたし……人を殺したんだね」
実の父親を、この手にかけた。服と皮を突き破り、深々と肉を抉った感触が、両の掌に残っている。
「それで、自分も殺されて……ここに来たんだ」
この世界は、天国の門を潜ることを許されなかった、罪人の流刑地。
(わたしは、罪人だ)
シフォンが何か言いたげに口を開くも、突如突き上げるような振動が場を揺らし、発声を遮った。
「地震!?」
「っ……まりあ!」
驚愕を表したのはクラウンとシフォンのみで、まりあは無反応で黙り込んでいる。彼女を包む生命の光が急速に翳り出し、代わりに細首に蛇の如く絡みつく掌の痕が、燃えるように赤光を帯びた。
「まりあ、駄目だ!」
揺れが激しくなる。彼女の動揺に呼応するように、部屋が軋んで悲鳴を上げた。四方から亀裂が走り、それがあっと言う間に広がって、大きく裂けた壁面からは漆黒が覗いた。
外の景色は窺えない。そこには何も無い。ガラガラと崩れた瓦礫は奈落の底に落ちていき、闇に呑まれて消えるのみ。
壊れ始めたのは、建物ではなく、空間そのもの。――まりあの心だった。
「まりあ、気をしっかり持って! きみは生きてる! 死んでなんかいない!」
「だとしてもっ!」
叫んで、まりあは一度言葉を詰まらせた。唇を震わせ、掠れた声で続ける。
「だとしても……もう、帰れないよ」
もう、帰れない。帰る訳には、いかない。
「だって、わたし人殺しだもん」
一際大きな揺れが襲った。まりあの足元の床がピンポイントに崩れ、大穴を開けて滑落する。
「まりあ!」「まりあチャン!」
シフォンとクラウンの声が同時に上がり、クラウンが伸ばした手でまりあの手首を掴まえた。すんでのところで落下を免れたまりあの身体が、ぶらりと意思の無い人形のように力無く垂れ下がる。
「まりあチャン、そっちの手も!」
クラウンがもう片方の手を差し出すも、まりあは応じない。彼女はただ、虚ろな瞳で暗闇を見下ろしていた。纏った白い光は、寿命の近い蛍光灯のように僅かな点滅を繰り返し、今にも消えてしまいそうだ。
「まりあ、違う!」
自身も危うく落ちかけながらも、穴を覗き込みシフォンが必死に説く。
「違うんだ、まりあ! きみは、誰も殺してなんかいない!」
途端、まりあの瞳に微かな光が宿った。ゆっくりと面を上げて、穴の上を見上げる。シフォンは真剣な表情をしていた。
「あの男は、死んでない。まりあの母親が丁度帰って来たんだ。まりあも、あの男もすぐに病院に運び込まれて、助かったんだ!」
――助かった?
「でも……」
まりあに、そんな記憶は無い。惑う彼女を、シフォンが真っ直ぐに見つめ返した。
「思い出して、まりあ。きみはもう、知ってる筈だよ。後の記憶は、初めからきみの中にある。だけど、きみ自身が封じ込めてしまっていたんだ。……おかしいと思わないかい? きみがここに来たのは、ハロウィンの夜だ。なのに、どうしてきみはそんな薄着なんだい? あの事件が起きたのは、ハロウィンじゃない。夏だ。あれからもう、随分と時が経っているんだよ」
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