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結婚式前㉜~王都に招待状が届いたよ~
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王都エスカラに戻ったラファエロに届いたのは、アリアとエデルの結婚式の招待状だった。
添えられていた手紙にはエデルから、ウエディングドレスがすごく綺麗だからぜひ見に来て、と書かれていたが、着るのはお前だろう、ついに大勢の人の前でのお披露目になるのだがいいのか?、と聞きたくなった。
辺境伯にドレスが似合わないとは言わないが、女帝が着ると、どうしても武器がどこに隠してあるのか尋ねてしまいそうになる気がする。それに、エデルが男性の正装姿で立っていたところで、似合わない。というか、か細い男装にしか見えない。
「チッ!辺境伯め」
出来れば、隣に立つのは自分でありたかった。
別にエデルと結婚したいとかではなく、初恋相手とのそういう妄想くらいしたっていいじゃないか。
招待には当然、応じる。
ついでに女帝にエスカラの内情を探られるだろうが、どのみちスパイは入っているのだ。ラファエロ自身も、内部の情報が筒抜けであるのは承知している。
逆に辺境の情報は、ありきたりなことしかこちら側に入ってきていない。
第一王子陣営、第二王子陣営、共に相手を出し抜くための情報戦をしており、その影響で他陣営も情報を得やすくなっているせいだ。お金で口が軽くなる人物など、いくらでもいる。
「ファーバティ伯爵、陛下がお呼びです」
そんなことを思いながら仕事をしていたら、急に呼び出されて驚いた。
ラファエロから見て、国王ガイアールは本心が全く見えず、王子たちの争いをどう考えているのかも分からない人物だった。
王と臣下として話をしたことはあるが、普段は働かない上司の宰相が相手をしていることが多かった。
こうして呼び出されたのは、初めてのことではないだろうか。
呼びに来た衛兵に連れられて向かった先は、国王が個人的な休憩などに使う部屋だった。
ここに通されたということは、私事の可能性が高い。だが、ラファエロには心当り全くなかった。
「ラファエロ・ファーバティ伯爵をお連れしました」
「ああ、入れ」
衛兵は、扉の内側にラファエロが入るのを確認した後、自分も外に出てすぐに扉を閉めた。
室内には、ラファエロと国王の二人きりになった。
「呼び出してすまんな、ファーバティ伯爵」
「陛下のお呼びとあらば、いつでも参上いたします」
臣下の礼を取るラファエロに、国王はくつくつと笑った。
「まぁ、そう固くなるな。ここでの話は誰にも聞かれない。それを前提に話をしてくれてかまわん。もしこの場での会話の一部でも外に漏れるようなことがあれば、それなりの処罰を下さねばならんゆえな」
それはつまり、この場での話は当事者であるラファエロでも一切漏らすな、ということ。例え国王の弱みになるような話が出たとしても、それが外に出た瞬間に罰せられるのはラファエロだ。
「はっ!」
面倒なことにならなければいいが、とラファエロは本心で思った。
ラファエロと第一王子は、今回の後継者争いに乗じて王宮の膿を出したいと思っていた。だが、息子である第一王子でさえ、父王が何を考えているのか分からないと言っていたくらいだ。
「楽にせよ」
そう言われてラファエロは、下げていた頭を上げた。
国王は五十代のはずだが、若々しく見える。その若さを隠したいのか、口周りに立派な髭を生やしている。
薄い水色の瞳が、どこか冷たさを感じさせる人物だ。
「安心せよ。聞きたいのは、お前たちのことではない。ロードナイト辺境伯のことだ」
アリアのことなら、隠すことは何もない。ある意味ラファエロはほっとした。
「結婚すると聞いた。お前にも招待状が来た、と。お前の知り合いらしいな。相手はどのような人物だ?」
アリアのことではなく、エデルのことだった。
国王として、辺境伯の夫となる人物のことを知りたい、ということだろうか。だが、なぜそれをわざわざこの私室で聞くのか分からない。エデルとの付き合いは別に隠していないので、それこそ普通に聞けばいいのではないだろうか。
色々と疑問は尽きないが、この場では聞かれたことに答えるだけだ。
「辺境伯の夫となったエデルは、私の個人的な知り合いです。元々はどこかの旅の一座で育ったそうですが、その一座がなくなり、それからは吟遊詩人として各地を放浪していた者です」
「ほう。放浪していた吟遊詩人か。腕前はどうなのだ?」
「はい。彼の曲は音が繊細で美しく、その腕前は王宮お抱えの奏者に引けを取りません。時には、馴染みの一座で女役をして舞台に立つこともあり、容姿は女性と見間違えるほどです」
「……女顔、というやつか」
「むしろ、そこら辺の女性より女性らしいかと」
そこは力説させてもらう。じゃないと、自分の初恋が可哀想だ。
「言葉に熱が入っているな。もしや、初恋か?」
「……正直に申しますと、その通りです」
「そうか」
くっくと国王は笑っているが、それが嫌みのようには感じず、息子に対するような親しみが感じられた。
「陛下」
「悪かったな、ファーバティ伯爵。続けてくれ」
「は!あまり詳しくは聞いておりませんが、エデルと辺境伯の間には息子がいるそうです。息子は、辺境伯の異母妹の子供を引き取った、とのことでした」
「辺境伯の異母妹というと、何年か前に問題を起こした例の娘か」
「父親が辺境伯の一族の者なので、ロードナイト家の血は引いているとのことです」
「ならば問題あるまい。一族内での養子縁組ということになるな」
アリアの父親は、中央から押しつけられた者だった。その者が辺境で愛人を作ったりなど問題を起こしていたので、中央の者たちは、アリアの結婚や後継者について強くは言えない状態だ。
「ロードナイト辺境伯が認めて養子にしたのならば、今のところはその者が次期か」
「はい。辺境伯とエデルの間に子が生まれれば、話は変わってきましょうが」
自分で言っていて何だが、アリアとエデルの間に子供が生まれる、とか考えられない。
本をくれと言われたから、望みの物を辺境に送ってはおいた。だが、実行出来るかと聞かれれば、無理だろうと言うしかない。むしろ、本はアリア宛てに送った方が良かったのではないのかと思っている。
「辺境伯の子か」
「はい」
「今回の誘拐事件で二人と会ったのであろう?そなたから見て、二人の仲はどうなのだ?」
公にされていない誘拐事件のことを、国王はあっさり言った。この辺りも怖い部分だ。
ばれている以上、隠すことは出来ない。
「とても信頼しあっている二人だと思いました。辺境伯はエデルをとても大切にしており、エデルの監禁場所まで真っ先に突入していきました」
「ほう」
国王は面白そうに、にやっと笑った。
「なるほど、辺境伯はその者を大切にしているか。分かった。ご苦労だったな、ファーバティ伯爵。下がっていいぞ」
「は!」
国王の許可が出たので部屋から出たラファエロは、ふぅっと息をつ吐いてから職場へと戻って行った。
ラファエロが部屋から出て行ってしばらくすると、宰相が入ってきた。
「ラファエロに様子を聞いたのでしょう?いかがでございましたか?」
「うるせぇ。そもそもお前が俺を連れ戻さなかったら、こんな苦労なんてしてなかったんだぞ。今頃、エデルを巡って、アリア嬢ちゃんとやり合えてたのに」
「それは、残念でございましたねぇ」
にやにやしている宰相に国王は、ケッと悪態をついた。
「私だって陛下に命令されてなければ、色々と動けたのですが」
「てめーは黙って無能してろ!それが、俺がここにいる条件だろうが。俺はお前らを許してねぇぞ。エデルとアリア嬢ちゃんに手を出してみろ。今度こそ、ぶち殺してやる」
それは、国王の紛れもない本心だ。
宰相はそれを知っている。
二十年近く前、彼を無理矢理ここに戻した時、宰相は国王に約束をした。
これから先、宰相は、無難に無能でいるということを。
俺は、今までの全てを失って国王という地位に就く。お前もその才能の全てを隠せ。
本当なら、あいつらを殺したてめー等を殺してやりてぇが、お前が無能を演じるなら生きているくらいは許してやる。だが、エデルの邪魔をするな。エデルに手を出したらマジで殺す。
あの時の迫力は、すでに王だった。
いや、違う。彼は、最初から誰よりも王に相応しい人だったのだ。
先代の王は、それを見誤った。残すなら、彼を残すべきだったのだ。
「もちろんです。エデル様には手を出しません」
その才能の全てを表舞台で発揮していたら、稀代の名宰相と言われたであろう男は、彼の王の前で頭を垂れたのだった。
添えられていた手紙にはエデルから、ウエディングドレスがすごく綺麗だからぜひ見に来て、と書かれていたが、着るのはお前だろう、ついに大勢の人の前でのお披露目になるのだがいいのか?、と聞きたくなった。
辺境伯にドレスが似合わないとは言わないが、女帝が着ると、どうしても武器がどこに隠してあるのか尋ねてしまいそうになる気がする。それに、エデルが男性の正装姿で立っていたところで、似合わない。というか、か細い男装にしか見えない。
「チッ!辺境伯め」
出来れば、隣に立つのは自分でありたかった。
別にエデルと結婚したいとかではなく、初恋相手とのそういう妄想くらいしたっていいじゃないか。
招待には当然、応じる。
ついでに女帝にエスカラの内情を探られるだろうが、どのみちスパイは入っているのだ。ラファエロ自身も、内部の情報が筒抜けであるのは承知している。
逆に辺境の情報は、ありきたりなことしかこちら側に入ってきていない。
第一王子陣営、第二王子陣営、共に相手を出し抜くための情報戦をしており、その影響で他陣営も情報を得やすくなっているせいだ。お金で口が軽くなる人物など、いくらでもいる。
「ファーバティ伯爵、陛下がお呼びです」
そんなことを思いながら仕事をしていたら、急に呼び出されて驚いた。
ラファエロから見て、国王ガイアールは本心が全く見えず、王子たちの争いをどう考えているのかも分からない人物だった。
王と臣下として話をしたことはあるが、普段は働かない上司の宰相が相手をしていることが多かった。
こうして呼び出されたのは、初めてのことではないだろうか。
呼びに来た衛兵に連れられて向かった先は、国王が個人的な休憩などに使う部屋だった。
ここに通されたということは、私事の可能性が高い。だが、ラファエロには心当り全くなかった。
「ラファエロ・ファーバティ伯爵をお連れしました」
「ああ、入れ」
衛兵は、扉の内側にラファエロが入るのを確認した後、自分も外に出てすぐに扉を閉めた。
室内には、ラファエロと国王の二人きりになった。
「呼び出してすまんな、ファーバティ伯爵」
「陛下のお呼びとあらば、いつでも参上いたします」
臣下の礼を取るラファエロに、国王はくつくつと笑った。
「まぁ、そう固くなるな。ここでの話は誰にも聞かれない。それを前提に話をしてくれてかまわん。もしこの場での会話の一部でも外に漏れるようなことがあれば、それなりの処罰を下さねばならんゆえな」
それはつまり、この場での話は当事者であるラファエロでも一切漏らすな、ということ。例え国王の弱みになるような話が出たとしても、それが外に出た瞬間に罰せられるのはラファエロだ。
「はっ!」
面倒なことにならなければいいが、とラファエロは本心で思った。
ラファエロと第一王子は、今回の後継者争いに乗じて王宮の膿を出したいと思っていた。だが、息子である第一王子でさえ、父王が何を考えているのか分からないと言っていたくらいだ。
「楽にせよ」
そう言われてラファエロは、下げていた頭を上げた。
国王は五十代のはずだが、若々しく見える。その若さを隠したいのか、口周りに立派な髭を生やしている。
薄い水色の瞳が、どこか冷たさを感じさせる人物だ。
「安心せよ。聞きたいのは、お前たちのことではない。ロードナイト辺境伯のことだ」
アリアのことなら、隠すことは何もない。ある意味ラファエロはほっとした。
「結婚すると聞いた。お前にも招待状が来た、と。お前の知り合いらしいな。相手はどのような人物だ?」
アリアのことではなく、エデルのことだった。
国王として、辺境伯の夫となる人物のことを知りたい、ということだろうか。だが、なぜそれをわざわざこの私室で聞くのか分からない。エデルとの付き合いは別に隠していないので、それこそ普通に聞けばいいのではないだろうか。
色々と疑問は尽きないが、この場では聞かれたことに答えるだけだ。
「辺境伯の夫となったエデルは、私の個人的な知り合いです。元々はどこかの旅の一座で育ったそうですが、その一座がなくなり、それからは吟遊詩人として各地を放浪していた者です」
「ほう。放浪していた吟遊詩人か。腕前はどうなのだ?」
「はい。彼の曲は音が繊細で美しく、その腕前は王宮お抱えの奏者に引けを取りません。時には、馴染みの一座で女役をして舞台に立つこともあり、容姿は女性と見間違えるほどです」
「……女顔、というやつか」
「むしろ、そこら辺の女性より女性らしいかと」
そこは力説させてもらう。じゃないと、自分の初恋が可哀想だ。
「言葉に熱が入っているな。もしや、初恋か?」
「……正直に申しますと、その通りです」
「そうか」
くっくと国王は笑っているが、それが嫌みのようには感じず、息子に対するような親しみが感じられた。
「陛下」
「悪かったな、ファーバティ伯爵。続けてくれ」
「は!あまり詳しくは聞いておりませんが、エデルと辺境伯の間には息子がいるそうです。息子は、辺境伯の異母妹の子供を引き取った、とのことでした」
「辺境伯の異母妹というと、何年か前に問題を起こした例の娘か」
「父親が辺境伯の一族の者なので、ロードナイト家の血は引いているとのことです」
「ならば問題あるまい。一族内での養子縁組ということになるな」
アリアの父親は、中央から押しつけられた者だった。その者が辺境で愛人を作ったりなど問題を起こしていたので、中央の者たちは、アリアの結婚や後継者について強くは言えない状態だ。
「ロードナイト辺境伯が認めて養子にしたのならば、今のところはその者が次期か」
「はい。辺境伯とエデルの間に子が生まれれば、話は変わってきましょうが」
自分で言っていて何だが、アリアとエデルの間に子供が生まれる、とか考えられない。
本をくれと言われたから、望みの物を辺境に送ってはおいた。だが、実行出来るかと聞かれれば、無理だろうと言うしかない。むしろ、本はアリア宛てに送った方が良かったのではないのかと思っている。
「辺境伯の子か」
「はい」
「今回の誘拐事件で二人と会ったのであろう?そなたから見て、二人の仲はどうなのだ?」
公にされていない誘拐事件のことを、国王はあっさり言った。この辺りも怖い部分だ。
ばれている以上、隠すことは出来ない。
「とても信頼しあっている二人だと思いました。辺境伯はエデルをとても大切にしており、エデルの監禁場所まで真っ先に突入していきました」
「ほう」
国王は面白そうに、にやっと笑った。
「なるほど、辺境伯はその者を大切にしているか。分かった。ご苦労だったな、ファーバティ伯爵。下がっていいぞ」
「は!」
国王の許可が出たので部屋から出たラファエロは、ふぅっと息をつ吐いてから職場へと戻って行った。
ラファエロが部屋から出て行ってしばらくすると、宰相が入ってきた。
「ラファエロに様子を聞いたのでしょう?いかがでございましたか?」
「うるせぇ。そもそもお前が俺を連れ戻さなかったら、こんな苦労なんてしてなかったんだぞ。今頃、エデルを巡って、アリア嬢ちゃんとやり合えてたのに」
「それは、残念でございましたねぇ」
にやにやしている宰相に国王は、ケッと悪態をついた。
「私だって陛下に命令されてなければ、色々と動けたのですが」
「てめーは黙って無能してろ!それが、俺がここにいる条件だろうが。俺はお前らを許してねぇぞ。エデルとアリア嬢ちゃんに手を出してみろ。今度こそ、ぶち殺してやる」
それは、国王の紛れもない本心だ。
宰相はそれを知っている。
二十年近く前、彼を無理矢理ここに戻した時、宰相は国王に約束をした。
これから先、宰相は、無難に無能でいるということを。
俺は、今までの全てを失って国王という地位に就く。お前もその才能の全てを隠せ。
本当なら、あいつらを殺したてめー等を殺してやりてぇが、お前が無能を演じるなら生きているくらいは許してやる。だが、エデルの邪魔をするな。エデルに手を出したらマジで殺す。
あの時の迫力は、すでに王だった。
いや、違う。彼は、最初から誰よりも王に相応しい人だったのだ。
先代の王は、それを見誤った。残すなら、彼を残すべきだったのだ。
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