7 / 221
帝位継承権争い?興味ねえ!
人形が急に変人になったらそりゃ話題になるわな
さてさて前世の記憶を思い出して母親を脅し……ゲフンゲフン、説得して図書館行って本読んで魔法陣ひゃっほいしてカレルヴォ兄上呼びするという怒涛の一日が過ぎて、ただ今翌朝のベッドの上であります。掛け布団に頭からすっぽりと入っていると、ヴァイナモがモーニングコールをしに来た。えっ?君って護衛騎士だよね?なんで使用人みたいなことしてるの?まあ第二皇妃が執事を付けてくれなかったんだけど。
「おはようございます、殿下。昨日は良く眠れましたか?」
「10秒に1回くらいは魔法陣のことを思い出して大興奮してしまったので寝不足です」
「寝たら元に戻ってたとか無くて良かった……いや良いのか?」
「聞こえてますよ」
「あっ、すみません」
定型化してきたこの会話だけど、いちいち反省するヴァイナモぐう真面目。でも猛反省って訳じゃないから気安くて良いな。
「ちなみに興奮して鼻血を出すこと15回。見てください、枕が血だらけです」
「えっ!?大丈夫ですか!?貧血なっていませんかっ!?頭痛は!?吐き気は!?脱水症状は!?鼻血を舐めてはいけませんよ!?ああお顔にも鼻血の跡が!髪にも固まった血がこべりついてる!」
俺は鼻血のことを冗談めかして言ったのだが、ヴァイナモが血相を変えて俺の布団をひっぺがした。そして俺の顔を見すごい形相で詰め寄ってくる。ちょちょっ、近いって……!
「殿下、メイドを呼びますので今すぐ湯浴みしてきてください。このベッドも片付けさせます」
「いや、お風呂ぐらい自分で……」
「何を仰るかっ!何処に血が付いているかわからないのですよ!?それにいつも……っと、すみません。殿下はいつも自分でお風呂に入られていましたね」
湯浴みにメイドが同行するのを渋る俺に鬼気迫る表情で詰め寄っていたヴァイナモは、ふと我に帰って謝罪を口にする。皇族などの身分の高い人はメイドなどに身体を洗ってもらうのが普通だ。しかし俺の場合、第二皇妃がそれを拒否した。下手に他人に身体を触られて、魔力が暴走するのを恐れたからだ。まあその点に関しては母親に感謝してなくもない。前世の記憶が色濃い俺にとって、身体を洗われるのには抵抗があるし。しかも中身成人男性だからね?若い女の子に身体洗われるとか、セクハラにならないかといたたまれない。
「……わかりました。湯の準備をさせますので、お風呂はお独りでお入りください。その代わり、全身隈無く洗ってくださいね」
「わかってますよ。ベッドの片付け、よろしくお願いします」
「と言っても、やるのはメイドですがね」
ヴァイナモは苦笑いをした後、ベッドの様子を再確認して「うわ~これは酷い」と零した。殺人事件があったのかと疑うほど血だらけだから無理もないよな。あ~貧血でちょっとふらふらするな。
俺が少しふらつくと慌ててヴァイナモが俺の肩を支えて「本当に一人で入れますか?」と不安げに聞いてきた。心配性だなあ全く。……嫌じゃないけど。寧ろ嬉しいけど。俺は「大丈夫ですよ」と笑って答えた。ヴァイナモは眉を下げたままだ。
お風呂から上がった俺を待っていたのは鉄分たっぷりの朝食達であった。料理人に命じて作ってもらったのだろう。ヴァイナモ……心遣いは嬉しいけど、朝からレバーはキツいって……。
* * *
俺の鼻血事件はお風呂の準備とベッドの片付けをしたメイド達、そして鉄分朝食を作った料理人達によって瞬く間に広まったようだ。図書館へ向かう途中、いつも以上に視線がこちらをちらちらと向いては、コソコソと話し声が聞こえてくる。ヴァイナモは申し訳無さげに「他言無用にしとけば良かったですね。気が利かなくてすみません」と謝ってきたから、大丈夫だと笑っておいた。俺の金剛メンタル舐めんなよ!人の視線はアクセサリーだ!……イキってすんません。
「兄上!」
視線が鬱陶しいなあと思いつつ歩いていると、背後から声をかけられた。俺を兄上と呼ぶ奴は一人しかいない。
「どうかしましたか?アウクスティ」
「どうしたもこうしたもない!昨日母上に何を言った!?」
アウクスティ・エスコ・ケルットゥリ・ニコ・ハーララ。この国の第六皇子であり、第二皇妃の次男、つまり俺の同母弟だ。母親の熱意が全て俺に向いていたから、俺のことをライバル視している。
「何をって……私のことは放っておいてくれと伝えただけですよ」
「嘘だ!母上は可哀想なぐらい震えていた!」
ええ~でも本当に大したこと言って無いんだけどな~。俺がコテンと首を傾げるとヴァイナモから「惚けても無駄なのでは……?」という視線を送られた。本当に何のことだかわからねえんですわ~(棒)
「ふっはは!兄上も落ちぶれたな!母上は『もうアウクスティだけが頼りだ』と仰ってくれた!つまり兄上は見限られたのだ!残念だな!今まであんなに頑張って母上に媚び売っていたのに!」
アウクスティはドヤ顔で言ってきた。ああ~俺に言うこと聞かせるのは無理だと判断して、アウクスティの方に行ったか~。まあアウクスティは母親に構って欲しがってたし、丁度良いんでね?
てか誰があんな自己中に媚び売るかよ。あれ完成に恐怖政治予備軍だよ。好きでやってた訳無いじゃん。
「その点俺は母上の期待に答えられる!俺は兄上に勝った!今まで俺を見下しやがって、ざまあみろ!」
おお~すごい自信。そしてめっちゃシンプルな罵倒。今まで鬱憤が溜まってたんだな~。お前も大変だな。
アウクスティの失礼な物言いにヴァイナモが剣を抜きそうになったから片手で制した。ヴァイナモは納得いかないといった視線をこちらに寄せて来るが、俺は笑顔で首を振る。こんな子供の癇癪にいちいち反応しても意味ないよ。
そんな余裕の対応が気に食わなかったのか、アウクスティは唇を噛み締めて睨んできた。そんなに強く噛むと唇荒れるぞ~。
「っ!聞いたぞ、兄上!魔法陣学とか言う落ちこぼれ学問の研究をしていると!はっ!魔法の神童と謳われたのははったりだったとはな!余計な見栄を張るから恥をかくんだ!」
「……は?今、何と言いましたか?」
「えっ……だっ、だから余計な見栄を……」
「魔法陣学を、貴方は、何と、呼びましたか?」
「だから……!落ちこぼれ学問……ヒィッ!」
俺の様子が急変したことに当惑したアウクスティは、俺が魔力で威圧すると涙を浮かべて腰を抜かした。こんな所で座り込むのはばっちいぞ?
「私のことを馬鹿にするのは一向に構いません。変人なのは事実ですし、気にしませんので。ですが、私の愛してやまない魔法陣を侮辱するのなら……即刻、死ね」
笑顔から急変、絶対零度の眼差しをアウクスティに向けると涙と鼻水でぐしゃぐしゃにした顔のまま逃げるように踵を返して行った。この程度で恐怖するのであれば、アウクスティは誰かの物を奪う権利はない。
他人の大切な物を奪うのであれば、それ相応の責任が必要なのだから。
* * * * * ** * *
2020/06/20
アウクスティの説明を『同母兄』から『同母弟』に修正しました。
「おはようございます、殿下。昨日は良く眠れましたか?」
「10秒に1回くらいは魔法陣のことを思い出して大興奮してしまったので寝不足です」
「寝たら元に戻ってたとか無くて良かった……いや良いのか?」
「聞こえてますよ」
「あっ、すみません」
定型化してきたこの会話だけど、いちいち反省するヴァイナモぐう真面目。でも猛反省って訳じゃないから気安くて良いな。
「ちなみに興奮して鼻血を出すこと15回。見てください、枕が血だらけです」
「えっ!?大丈夫ですか!?貧血なっていませんかっ!?頭痛は!?吐き気は!?脱水症状は!?鼻血を舐めてはいけませんよ!?ああお顔にも鼻血の跡が!髪にも固まった血がこべりついてる!」
俺は鼻血のことを冗談めかして言ったのだが、ヴァイナモが血相を変えて俺の布団をひっぺがした。そして俺の顔を見すごい形相で詰め寄ってくる。ちょちょっ、近いって……!
「殿下、メイドを呼びますので今すぐ湯浴みしてきてください。このベッドも片付けさせます」
「いや、お風呂ぐらい自分で……」
「何を仰るかっ!何処に血が付いているかわからないのですよ!?それにいつも……っと、すみません。殿下はいつも自分でお風呂に入られていましたね」
湯浴みにメイドが同行するのを渋る俺に鬼気迫る表情で詰め寄っていたヴァイナモは、ふと我に帰って謝罪を口にする。皇族などの身分の高い人はメイドなどに身体を洗ってもらうのが普通だ。しかし俺の場合、第二皇妃がそれを拒否した。下手に他人に身体を触られて、魔力が暴走するのを恐れたからだ。まあその点に関しては母親に感謝してなくもない。前世の記憶が色濃い俺にとって、身体を洗われるのには抵抗があるし。しかも中身成人男性だからね?若い女の子に身体洗われるとか、セクハラにならないかといたたまれない。
「……わかりました。湯の準備をさせますので、お風呂はお独りでお入りください。その代わり、全身隈無く洗ってくださいね」
「わかってますよ。ベッドの片付け、よろしくお願いします」
「と言っても、やるのはメイドですがね」
ヴァイナモは苦笑いをした後、ベッドの様子を再確認して「うわ~これは酷い」と零した。殺人事件があったのかと疑うほど血だらけだから無理もないよな。あ~貧血でちょっとふらふらするな。
俺が少しふらつくと慌ててヴァイナモが俺の肩を支えて「本当に一人で入れますか?」と不安げに聞いてきた。心配性だなあ全く。……嫌じゃないけど。寧ろ嬉しいけど。俺は「大丈夫ですよ」と笑って答えた。ヴァイナモは眉を下げたままだ。
お風呂から上がった俺を待っていたのは鉄分たっぷりの朝食達であった。料理人に命じて作ってもらったのだろう。ヴァイナモ……心遣いは嬉しいけど、朝からレバーはキツいって……。
* * *
俺の鼻血事件はお風呂の準備とベッドの片付けをしたメイド達、そして鉄分朝食を作った料理人達によって瞬く間に広まったようだ。図書館へ向かう途中、いつも以上に視線がこちらをちらちらと向いては、コソコソと話し声が聞こえてくる。ヴァイナモは申し訳無さげに「他言無用にしとけば良かったですね。気が利かなくてすみません」と謝ってきたから、大丈夫だと笑っておいた。俺の金剛メンタル舐めんなよ!人の視線はアクセサリーだ!……イキってすんません。
「兄上!」
視線が鬱陶しいなあと思いつつ歩いていると、背後から声をかけられた。俺を兄上と呼ぶ奴は一人しかいない。
「どうかしましたか?アウクスティ」
「どうしたもこうしたもない!昨日母上に何を言った!?」
アウクスティ・エスコ・ケルットゥリ・ニコ・ハーララ。この国の第六皇子であり、第二皇妃の次男、つまり俺の同母弟だ。母親の熱意が全て俺に向いていたから、俺のことをライバル視している。
「何をって……私のことは放っておいてくれと伝えただけですよ」
「嘘だ!母上は可哀想なぐらい震えていた!」
ええ~でも本当に大したこと言って無いんだけどな~。俺がコテンと首を傾げるとヴァイナモから「惚けても無駄なのでは……?」という視線を送られた。本当に何のことだかわからねえんですわ~(棒)
「ふっはは!兄上も落ちぶれたな!母上は『もうアウクスティだけが頼りだ』と仰ってくれた!つまり兄上は見限られたのだ!残念だな!今まであんなに頑張って母上に媚び売っていたのに!」
アウクスティはドヤ顔で言ってきた。ああ~俺に言うこと聞かせるのは無理だと判断して、アウクスティの方に行ったか~。まあアウクスティは母親に構って欲しがってたし、丁度良いんでね?
てか誰があんな自己中に媚び売るかよ。あれ完成に恐怖政治予備軍だよ。好きでやってた訳無いじゃん。
「その点俺は母上の期待に答えられる!俺は兄上に勝った!今まで俺を見下しやがって、ざまあみろ!」
おお~すごい自信。そしてめっちゃシンプルな罵倒。今まで鬱憤が溜まってたんだな~。お前も大変だな。
アウクスティの失礼な物言いにヴァイナモが剣を抜きそうになったから片手で制した。ヴァイナモは納得いかないといった視線をこちらに寄せて来るが、俺は笑顔で首を振る。こんな子供の癇癪にいちいち反応しても意味ないよ。
そんな余裕の対応が気に食わなかったのか、アウクスティは唇を噛み締めて睨んできた。そんなに強く噛むと唇荒れるぞ~。
「っ!聞いたぞ、兄上!魔法陣学とか言う落ちこぼれ学問の研究をしていると!はっ!魔法の神童と謳われたのははったりだったとはな!余計な見栄を張るから恥をかくんだ!」
「……は?今、何と言いましたか?」
「えっ……だっ、だから余計な見栄を……」
「魔法陣学を、貴方は、何と、呼びましたか?」
「だから……!落ちこぼれ学問……ヒィッ!」
俺の様子が急変したことに当惑したアウクスティは、俺が魔力で威圧すると涙を浮かべて腰を抜かした。こんな所で座り込むのはばっちいぞ?
「私のことを馬鹿にするのは一向に構いません。変人なのは事実ですし、気にしませんので。ですが、私の愛してやまない魔法陣を侮辱するのなら……即刻、死ね」
笑顔から急変、絶対零度の眼差しをアウクスティに向けると涙と鼻水でぐしゃぐしゃにした顔のまま逃げるように踵を返して行った。この程度で恐怖するのであれば、アウクスティは誰かの物を奪う権利はない。
他人の大切な物を奪うのであれば、それ相応の責任が必要なのだから。
* * * * * ** * *
2020/06/20
アウクスティの説明を『同母兄』から『同母弟』に修正しました。
あなたにおすすめの小説
処刑される悪役令息に転生したらなぜか推しの騎士団長がグイグイ近づいてくる
猫に小判
BL
交通事故で死んだはずの会社員・田中悠人は、気がつくとBL小説『恋と陰謀~はじまりは夜に~』の世界に転生していた。
しかも転生先は、原作で処刑される悪役令息エリオット。
当然そんな未来は回避したい。
原作知識を頼りに慎重に立ち回るつもりだったのに、気づけば王宮を揺るがす事件に巻き込まれていき――。
さらに困ったことに、原作で一番の推しだった騎士団長ガイウスがやたらと距離を詰めてきて……?
平穏に生きたい元悪役令息と、過保護な騎士団長がじれじれ距離を縮める話。
ガイウス(騎士団長)×エリオット(元悪役令息)
外れ伯爵家の三女、領地で無双する
森のカフェしっぽっぽ
ファンタジー
十三歳の少女アイリス・アルベールは、人生を決める「祝福の儀」で“ゴミスキル”と蔑まれる《アイテムボックス》を授かってしまう。戦えず、稼げず、価値もない――そう断じた家族は、彼女を役立たずとして家から追放する。さらに、優秀なスキルであれば貴族に売り渡すつもりだったという冷酷な真実まで明かされ、アイリスはすべてを失う。
だが絶望の中、彼女は気付く。この世界が、自分がかつてやり込んだVRMMORPG『メデア』そのものであることに。
そして思い出す――
《アイテムボックス》には、ある“致命的なバグ”が存在することを。
市場で偶然を装いながらアイテムを出し入れし、タイミングをずらすことで発生する“複製バグ”。それは、あらゆる物資を無限に増やす禁断の裏技だった。
食料も、装備も、資金も――すべてが無限。
最底辺から一転、誰にも真似できないチートを手にしたアイリスは、冒険者として歩み始める。だがその力はやがて、経済を歪め、権力者の目に留まり、そして世界の“仕様そのもの”に干渉していくことになる。
これは――
ゴミと呼ばれた少女が、“世界の裏側”を掌握する物語。
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
婚約者の王子様に愛人がいるらしいが、ペットを探すのに忙しいので放っておいてくれ。
フジミサヤ
BL
「君を愛することはできない」
可愛らしい平民の愛人を膝の上に抱え上げたこの国の第二王子サミュエルに宣言され、王子の婚約者だった公爵令息ノア・オルコットは、傷心のあまり学園を飛び出してしまった……というのが学園の生徒たちの認識である。
だがノアの本当の目的は、行方不明の自分のペット(魔王の側近だったらしい)の捜索だった。通りすがりの魔族に道を尋ねて目的地へ向かう途中、ノアは完璧な変装をしていたにも関わらず、何故かノアを追ってきたらしい王子サミュエルに捕まってしまう。
◇拙作「僕が勇者に殺された件。」に出てきたノアの話ですが、一応単体でも読めます。
◇テキトー設定。細かいツッコミはご容赦ください。見切り発車なので不定期更新となります。
なぜ処刑予定の悪役子息の俺が溺愛されている?
詩河とんぼ
BL
前世では過労死し、バース性があるBLゲームに転生した俺は、なる方が珍しいバットエンド以外は全て処刑されるというの世界の悪役子息・カイラントになっていた。処刑されるのはもちろん嫌だし、知識を付けてそれなりのところで働くか婿入りできたらいいな……と思っていたのだが、攻略対象者で王太子のアルスタから猛アプローチを受ける。……どうしてこうなった?
王家の影一族に転生した僕にはどうやら才能があるらしい。(完結)
薄明 喰
BL
アーバスノイヤー公爵家の次男として生誕した僕、ルナイス・アーバスノイヤーは日本という異世界で生きていた記憶を持って生まれてきた。
アーバスノイヤー公爵家は表向きは代々王家に仕える近衛騎士として名を挙げている一族であるが、実は陰で王家に牙を向ける者達の処分や面倒ごとを片付ける暗躍一族なのだ。
そんな公爵家に生まれた僕も将来は家業を熟さないといけないのだけど…前世でなんの才もなくぼんやりと生きてきた僕には無理ですよ!!
え?
僕には暗躍一族としての才能に恵まれている!?
※すべてフィクションであり実在する物、人、言語とは異なることをご了承ください。
色んな国の言葉をMIXさせています。
本作は皆様の暖かな支援のおかげで第13回BL大賞にて学園BL賞を受賞いたしました!
心よりお礼申し上げます。
ただ今、感謝の番外編を少しずつ更新中です。
よければお時間のある時にお楽しみくださいませ
過労死転生した公務員、魔力がないだけで辺境に追放されたので、忠犬騎士と知識チートでざまぁしながら領地経営はじめます
水凪しおん
BL
過労死した元公務員の俺が転生したのは、魔法と剣が存在する異世界の、どうしようもない貧乏貴族の三男だった。
家族からは能無しと蔑まれ、与えられたのは「ゴミ捨て場」と揶揄される荒れ果てた辺境の領地。これは、事実上の追放だ。
絶望的な状況の中、俺に付き従ったのは、無口で無骨だが、その瞳に確かな忠誠を宿す一人の護衛騎士だけだった。
「大丈夫だ。俺がいる」
彼の言葉を胸に、俺は決意する。公務員として培った知識と経験、そして持ち前のしぶとさで、この最悪な領地を最高の楽園に変えてみせると。
これは、不遇な貴族と忠実な騎士が織りなす、絶望の淵から始まる領地改革ファンタジー。そして、固い絆で結ばれた二人が、やがて王国を揺るがす運命に立ち向かう物語。
無能と罵った家族に、見て見ぬふりをした者たちに、最高の「ざまぁ」をお見舞いしてやろうじゃないか!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。