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学園生活をエンジョイする
閑話:或男爵令嬢の独白【後編】
人目を避けて家具作りに没頭する。そんな生活を繰り返していたが、ついにこの時がやって来てしまった。
帝都学園入学である。
私は嫌だった。同い年の令嬢には、自分の趣味を馬鹿にされた記憶しか残ってなかったからだ。あの時は幼かったから、もう私の趣味を覚えている人なんていないだろうとはわかっていたけど、もし覚えていて馬鹿にされて、それが家族の耳に入ってしまったら。そう考えるだけで身の毛がよだつ思いだった。
お父さんには「同級生には第四皇子殿下がおられるから、絶対に寵愛を受けて来るのだぞ」と言われた。そんな無茶ぶりな、とは思ったけど勿論口にはしない。私は黙って頷いた。
まあ私は自分で言うのもアレだけど、人と比べれば顔は良い方だ。巷では身分の低い少女が高貴な方に愛される恋愛小説が流行ってるし、私もワンチャン出来るかも、と言う変な期待もあった。高貴な方から愛されてこの家から抜け出せたなら、なんて考えるくらいには私の中にも乙女心があったのだ。
だけどそんな夢は入学初日で崩れ去る。
エルネスティ殿下が神聖すぎたのだ。
イケメンとか顔が良いとかみんな言ってたけど、そんな言葉じゃ表せられないオーラがエルネスティ殿下にはあった。あの方の隣に立てるのは、相当の美形じゃないと釣り合わない。私みたいな平凡に毛が生えた程度の顔じゃ見劣りしてしまう。てか私なんかが隣に立つなんて、私自身が許せない。切腹する。
そんなことを考えている中耳にした、エルネスティ殿下には彼氏がいる、と言う噂。ああ、初めから女なんて恋愛対象じゃないんだ、と諦めがついた。お父さん、寵愛を受けるのは不可能だから、交友関係を広げるのに専念するね。私は心の中でそうお父さんに伝えて、クラスの令嬢たちとの交流に勤しんだ。
幸い私はとあるグループに属することが出来たけど、そのグループの他の子は皆、私のトラウマの中に出てくるような典型的なお嬢様だった。『令嬢の嗜み』を重んじて、それから逸脱する子を蔑む。彼女たちは同じクラスの男勝りな公爵令嬢のことでさえ、陰で悪口を言っているのだ。私のこの趣味がバレたら、ハブられてしまう。私は器用貧乏を武器になんとか彼女たちの話に合わせていった。
本当の自分は隠さないといけない。私はその一心で自分の趣味をひた隠して来た。
でも心のどこかで『自分を認めて欲しい』ってずっと思ってた。
誰か気づいて。本当の私を。私の、本当の価値を。
自己顕示欲とトラウマが葛藤して、私の頭の中はぐちゃぐちゃだった。
だけど、最終的には自己顕示欲が少しだけ勝った。だから図書室と言う人の目に止まるような場所で設計図なんかを描いていた。これは大きな賭けだった。本当の私を最初に見つけてくれるのは、私の望むような人間か、それとも私の嫌う人間か。
エルネスティ殿下に見つかった時は、本気で社会的死を覚悟した。いくら何でも影響力が大きすぎた。私はもっと身分の近い、語り合える同士が欲しかったのに。もし彼に自分の趣味を否定されては、もう学園では生活出来ない。中退すれば家名に傷がつく。そうすれば家族からなんて言われるか。考えただけでゾッとする。
だけど私のその不安は杞憂に終わった。
『好きなことならやらないと損だし、上手ならそれは誇って良いことだ』
エルネスティ殿下は私の趣味を否定するどころか、肯定して私に依頼までしてくれた。私は嬉しかった。工房の職人たち以外で、認められたのは初めてだった。
本当は、その場ですぐにエルネスティ殿下の依頼を受けたかった。でも私は臨時とは言えテラスト工房の職人だ。工房を介さず勝手に依頼は受けられない。
私は高揚感が収まらないうちに工房へと向かい、工房長に依頼注文の依頼を受ける許可をお願いした。工房長は初めは渋ったが、私の覚悟を決めた表情に最終的には折れてくれた。
では早速、と私がエルネスティ殿下の名前を出すと、工房長は瞠目して考え込む素振りを見せた。そして私に、エルネスティ殿下の依頼を受ける前に、一度断ったアウッティ商会からの依頼を受けてくれ、と言った。
私としては今すぐにでもエルネスティ殿下の依頼を受けたかったけど、工房長がわざわざそう言うのだから何か深い事情があるのだろうと察した。それに初っ端から我が国の第四皇子の依頼を受けるのは不安が残るため、少しでも慣れるためにも良いかもしれないと思い、私は工房長の提案を了承した。
その時の私には『家族にバレるかも』と言う心配はどこにもなかった。気持ちが高揚しすぎてそこまで考えが至らなかったのだ。今考えると凄く危ないことだったけど、結果オーライだから気にしない。
でも、てっきり商会の家具部門からの依頼だと思ってたらまさか商会長のご子息からの個人的な依頼で、しかもそのご子息は仲介人であって依頼主は別にいる、と知った時には流石に依頼を受けたことを少し後悔した。しかもあれよこれよと連れて来られたのは、なんと宮殿。つまり依頼主は皇族かそれに近い尊い方だと言うこと。いきなりそんな重大な仕事を任されてしまい、心臓が縮むかと思った。
私は緊張の面持ちで応接室に入り、
そしてそこでエルネスティ殿下と再会することとなる。
そこからはトントン拍子で話は進み、途中無自覚に期待をかけられたりしながらも、誓約書を書いて正式に依頼を受けることとなった。
エルネスティ殿下からの依頼は『れいぞうこ』と言うものの設計だ。クローゼットみたいな形で、中は魔法陣で冷やすから密閉して冷気が漏れないように。でも食料を入れるから完全に空気の流れが止まってしまっても困る。更には庶民向けの製品の予定だから、材料費は出来るだけ抑えるように。との指示を受けた。
それを聞いた私が思ったことはひとつだった。
『初めての依頼注文で受けるような内容じゃねえ』
難易度が高すぎた。工房長ですら頭を抱えるレベルだ。しかもエルネスティ殿下は平気で「貴女ならこれくらい作れるでしょ?」って空気を出して来る。やめて欲しい。私は今まで、趣味から片足はみ出したぐらいのものしか作ったことなかったのに。
でも、だから燃えてしまうのが、職人の性ってものじゃない?
それにやっと踏み出した第一歩を、第四皇子の依頼の完遂で飾るのも悪くない。
やってやろうじゃない。
折角エルネスティ殿下の後見があるから、家族や友人の目を気にせず自由に出来るんだ。とびきり最高なものを作ってやる。
そうして私の、設計図案に頭を悩ませる日々が始まった。
* * * * * * * * *
○お知らせ○
いつも本作品をご愛読いただき、ありがとうございます。
私事で申し訳ございませんが、次(3日後)の投稿はお休みさせていただきます。すみません。
1月21日からも元通りの投稿が出来るか不明ですが、時間を調節してなんとか3日に1度の投稿は続けていきたいと思いますので、これからも本作品をよろしくお願いします。
2022/03/16
誤字修正しました。
帝都学園入学である。
私は嫌だった。同い年の令嬢には、自分の趣味を馬鹿にされた記憶しか残ってなかったからだ。あの時は幼かったから、もう私の趣味を覚えている人なんていないだろうとはわかっていたけど、もし覚えていて馬鹿にされて、それが家族の耳に入ってしまったら。そう考えるだけで身の毛がよだつ思いだった。
お父さんには「同級生には第四皇子殿下がおられるから、絶対に寵愛を受けて来るのだぞ」と言われた。そんな無茶ぶりな、とは思ったけど勿論口にはしない。私は黙って頷いた。
まあ私は自分で言うのもアレだけど、人と比べれば顔は良い方だ。巷では身分の低い少女が高貴な方に愛される恋愛小説が流行ってるし、私もワンチャン出来るかも、と言う変な期待もあった。高貴な方から愛されてこの家から抜け出せたなら、なんて考えるくらいには私の中にも乙女心があったのだ。
だけどそんな夢は入学初日で崩れ去る。
エルネスティ殿下が神聖すぎたのだ。
イケメンとか顔が良いとかみんな言ってたけど、そんな言葉じゃ表せられないオーラがエルネスティ殿下にはあった。あの方の隣に立てるのは、相当の美形じゃないと釣り合わない。私みたいな平凡に毛が生えた程度の顔じゃ見劣りしてしまう。てか私なんかが隣に立つなんて、私自身が許せない。切腹する。
そんなことを考えている中耳にした、エルネスティ殿下には彼氏がいる、と言う噂。ああ、初めから女なんて恋愛対象じゃないんだ、と諦めがついた。お父さん、寵愛を受けるのは不可能だから、交友関係を広げるのに専念するね。私は心の中でそうお父さんに伝えて、クラスの令嬢たちとの交流に勤しんだ。
幸い私はとあるグループに属することが出来たけど、そのグループの他の子は皆、私のトラウマの中に出てくるような典型的なお嬢様だった。『令嬢の嗜み』を重んじて、それから逸脱する子を蔑む。彼女たちは同じクラスの男勝りな公爵令嬢のことでさえ、陰で悪口を言っているのだ。私のこの趣味がバレたら、ハブられてしまう。私は器用貧乏を武器になんとか彼女たちの話に合わせていった。
本当の自分は隠さないといけない。私はその一心で自分の趣味をひた隠して来た。
でも心のどこかで『自分を認めて欲しい』ってずっと思ってた。
誰か気づいて。本当の私を。私の、本当の価値を。
自己顕示欲とトラウマが葛藤して、私の頭の中はぐちゃぐちゃだった。
だけど、最終的には自己顕示欲が少しだけ勝った。だから図書室と言う人の目に止まるような場所で設計図なんかを描いていた。これは大きな賭けだった。本当の私を最初に見つけてくれるのは、私の望むような人間か、それとも私の嫌う人間か。
エルネスティ殿下に見つかった時は、本気で社会的死を覚悟した。いくら何でも影響力が大きすぎた。私はもっと身分の近い、語り合える同士が欲しかったのに。もし彼に自分の趣味を否定されては、もう学園では生活出来ない。中退すれば家名に傷がつく。そうすれば家族からなんて言われるか。考えただけでゾッとする。
だけど私のその不安は杞憂に終わった。
『好きなことならやらないと損だし、上手ならそれは誇って良いことだ』
エルネスティ殿下は私の趣味を否定するどころか、肯定して私に依頼までしてくれた。私は嬉しかった。工房の職人たち以外で、認められたのは初めてだった。
本当は、その場ですぐにエルネスティ殿下の依頼を受けたかった。でも私は臨時とは言えテラスト工房の職人だ。工房を介さず勝手に依頼は受けられない。
私は高揚感が収まらないうちに工房へと向かい、工房長に依頼注文の依頼を受ける許可をお願いした。工房長は初めは渋ったが、私の覚悟を決めた表情に最終的には折れてくれた。
では早速、と私がエルネスティ殿下の名前を出すと、工房長は瞠目して考え込む素振りを見せた。そして私に、エルネスティ殿下の依頼を受ける前に、一度断ったアウッティ商会からの依頼を受けてくれ、と言った。
私としては今すぐにでもエルネスティ殿下の依頼を受けたかったけど、工房長がわざわざそう言うのだから何か深い事情があるのだろうと察した。それに初っ端から我が国の第四皇子の依頼を受けるのは不安が残るため、少しでも慣れるためにも良いかもしれないと思い、私は工房長の提案を了承した。
その時の私には『家族にバレるかも』と言う心配はどこにもなかった。気持ちが高揚しすぎてそこまで考えが至らなかったのだ。今考えると凄く危ないことだったけど、結果オーライだから気にしない。
でも、てっきり商会の家具部門からの依頼だと思ってたらまさか商会長のご子息からの個人的な依頼で、しかもそのご子息は仲介人であって依頼主は別にいる、と知った時には流石に依頼を受けたことを少し後悔した。しかもあれよこれよと連れて来られたのは、なんと宮殿。つまり依頼主は皇族かそれに近い尊い方だと言うこと。いきなりそんな重大な仕事を任されてしまい、心臓が縮むかと思った。
私は緊張の面持ちで応接室に入り、
そしてそこでエルネスティ殿下と再会することとなる。
そこからはトントン拍子で話は進み、途中無自覚に期待をかけられたりしながらも、誓約書を書いて正式に依頼を受けることとなった。
エルネスティ殿下からの依頼は『れいぞうこ』と言うものの設計だ。クローゼットみたいな形で、中は魔法陣で冷やすから密閉して冷気が漏れないように。でも食料を入れるから完全に空気の流れが止まってしまっても困る。更には庶民向けの製品の予定だから、材料費は出来るだけ抑えるように。との指示を受けた。
それを聞いた私が思ったことはひとつだった。
『初めての依頼注文で受けるような内容じゃねえ』
難易度が高すぎた。工房長ですら頭を抱えるレベルだ。しかもエルネスティ殿下は平気で「貴女ならこれくらい作れるでしょ?」って空気を出して来る。やめて欲しい。私は今まで、趣味から片足はみ出したぐらいのものしか作ったことなかったのに。
でも、だから燃えてしまうのが、職人の性ってものじゃない?
それにやっと踏み出した第一歩を、第四皇子の依頼の完遂で飾るのも悪くない。
やってやろうじゃない。
折角エルネスティ殿下の後見があるから、家族や友人の目を気にせず自由に出来るんだ。とびきり最高なものを作ってやる。
そうして私の、設計図案に頭を悩ませる日々が始まった。
* * * * * * * * *
○お知らせ○
いつも本作品をご愛読いただき、ありがとうございます。
私事で申し訳ございませんが、次(3日後)の投稿はお休みさせていただきます。すみません。
1月21日からも元通りの投稿が出来るか不明ですが、時間を調節してなんとか3日に1度の投稿は続けていきたいと思いますので、これからも本作品をよろしくお願いします。
2022/03/16
誤字修正しました。
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