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乗り越えるべき壁
気づいてしまったこと ※No Side※
「じゃあ、アウクスティ。そこで待っていてちょうだい」
「……はい、母上」
学園某所の渡り廊下にて、第二皇妃は文化祭に連れて来ていたアウクスティにそう言うと、その場を離れた。今から学園長に挨拶をしに行くのだ。
アウクスティは従順に返事をすると、ぼんやりと景色を眺めた。そこからは屋外広間が見え、学生たちが楽しげに後夜祭をしている様子が見えた。
アウクスティの目はとても冷たいものだった。だが人形というよりは、魂の抜けた人間のような瞳だった。
ある程度成長した状態でかけた第二皇妃の洗脳は、エルネスティの時ほど完璧にかかってはいなかった。アウクスティはここ最近ずっと意識がぼやぼやしており、時折自分が何をしているかすらわからない時があった。
第二皇妃の命令に従え。己は皇帝になる人間だ。
そんな声が絶え間なくアウクスティの脳内をこだまする。初めは吐き気を催したアウクスティだが、今やその声にも順応し、暗示のように自分に言い聞かせるようになっていた。
そんなアウクスティに、近づく人影がひとつ。
「……どうかされマシタカ?アウクスティ皇子」
アウクスティは声のする方へと向いた。そこには研究者のような服装をした、異国風の男がいた。恐らく学術交流で来た教師だろうと考えたアウクスティは、警戒しながらその男の方に向き直った。
「……貴方の名は?」
「これは失礼シマシタ。ワタシはチェルソ・カルメン・ソアーヴェと申しマス。アルバーニ公国出身で、魔力操作学を研究しておりマス」
チェルソは恭しく頭を下げた。他国の研究者が何故アウクスティの顔と名前を知っているのか、と疑問に思いつつ、アウクスティは会話を続ける。
「……何の用だ?」
「いえいえ、どこかを見つめて悲しそうな表情を浮かべたので、声をかけたまでデスヨ」
「……悲しそう?俺が?」
「ハイ。寂しそうデシタヨ」
アウクスティは自分の頬を揉んでみた。第二皇妃に振り向いてもらってからというもの、毎日第二皇妃が付きっきりで皇帝になるための勉強をしてきた。人脈作りにパーティに参加することも増えた。以前に比べ、格段に一人でいることが少なくなったはずだ。寂しいはずがない。そう思ったアウクスティは怪訝な表情を浮かべた。
「……気の所為ではないか?」
「……おや、これはこれは……アナタは随分と不可解な性格をしているのデスネ」
「……?どういう意味だ?」
「いえ、こちらの話デス」
チェルソの溌剌とした笑顔に、アウクスティは警戒を強める。掴み所がなく、不気味に感じたのだ。アウクスティの肩に力が入っていることに気づいたチェルソは、徐に懐から一輪の花を取り出し、アウクスティに差し向けた。
「こちらをドウゾ。ワタシが育てた花デス」
「……何故花が貴方の懐から出てきたのに枯れてないのだ?」
「ワタシの研究の賜物デスヨ」
アウクスティは差し出された花をじっと見つめる。ふと昔よく行っていた孤児院で手入れしていた花壇を思い出した。第二皇妃の庇護に入ってから一度も行けてないが、どうなっているだろうか。恐らく荒れ果てているだろうが、もしかしたらイェレたちが手入れしてくれているかもしれない、と淡い期待を寄せる。
しかしここでアウクスティはハッとなる。もう二度行くことのない孤児院のことなど気にする必要はない。ましてやイェレたちなど、もう他人だ。皇帝になる自分に関係のない人間など、切り捨ててしまわなくてはいけない。
そう頭を切り替えたアウクスティはもう一度花を見つめ直す。それでも花は自分の心情をかき乱すものだった。植物を育てることが好きだったアウクスティは、ゆくゆくは植物学の研究したかったのだ。しかし皇帝になることを目指すようになって、特定の学問を究めることが許されなくなってしまった。
だがそれがアウクスティ自身が望んだものだ。エルネスティばかり期待が寄せられて放ったらかしにされていたアウクスティは、こうして第二皇妃に期待されて忙しくする生活を、喉から手が出るほど欲していた。上手く出来たら褒められて、失敗したら叱られて。そのためなら今までの生活を捨てても構わない。そう思っていた。
だから今が一番幸せだ。幸せなはずなんだ。
こんな一輪の花に心を乱されてたまるか。
「……まあ、有難くいただくとしよう」
「ありがとうございマス」
アウクスティはそう結論をつけ、チェルソから花を受け取った。チェルソにっこりと笑う。
「……おっと、ワタシはこれから用事があるのデシタ。それでは、皇子。ワタシはここで失礼シマス」
チェルソは演技くさくそう言い、一礼して去っていった。何がしたかったのだろうか、とアウクスティは気になったが、ふと受け取った花に視線を落とした。
アウクスティはその花は不思議な魅力を持っているように感じた。引き込まれるというか、飲み込まれるというか。とても心地良いのに、心地よすぎて逆に気持ち悪い。変な気分になったアウクスティは、無理矢理花から目を背けた。
そして先程と同じように、屋外広間に視線を戻した。すると賑やかな会場の中に、エルネスティを見つけた。彼はクラスの輪から少し離れた所で、一人ぽつんと佇んでいた。
アウクスティはいい気味だと思った。輪の中心にいる自分と、輪からハブられているエルネスティ。立場が逆転したのだ。第二皇妃を裏切ったエルネスティには、当然の報いである。
アウクスティがほくそ笑んでいると、エルネスティに話しかける人影が見えた。クラスメイトだ。それにつられるように他のクラスメイトもエルネスティに話しかける。するとエルネスティはいきなり泣き始め、その後、幸せそうに満面の笑みを浮かべた。エルネスティの笑みにつられ、クラスメイトたちも笑い始める。
どこからどう見ても、暖かい空気だった。
アウクスティはその光景に、自分とイェレたちの姿が重なったように見えた。
元はアウクスティもそうだった。身分の差を越えて孤児院の皆と仲良くして。好きな植物の世話もして。家族には見向きもされなかったが、確かにあの時間はかけがえのないもので、幸せだった。
だが今はどうだ?自分はエルネスティの代替品。常に第二皇妃から重圧にも似た期待を押し付けられ、周囲からは出来のいいエルネスティといつも比べられ、そして失望されるのだ。いつまで経っても自分の評価はエルネスティの下位互換。それがどう幸せと言えるのか。
本当に今のこの状態が、自分の望んだ結果なのか?もしかしたら自分は、前までの方が幸せだったのではないか?
そして裏切って見捨てられたと思っていたエルネスティの方が、幸せに過ごしているのではないか?
そんなことない。あってたまるか。
でも、もし、そうならば。
自分が今まで固執していたものは、一体何だったのだ。
自分がここまで苦しんでしがみついて来たものに、意味なんてなかったのではないか。
もがき苦しんで掴み取った現実は、実は憎くて仕方なかったエルネスティを救う結果となったのではないか。
自分は、選択を間違えたのではないか。
全てが無駄だった。頑張ってきたことも、泣く泣く切り捨ててきたことも。
「……ああ、もういっか」
アウクスティはぽつりと呟いた。努力が全て無意味だった。しかもそんな価値のないもののために、かけがえのないものを捨ててしまった。エルネスティへの劣等感を拗らせて、全てを見失っていた。無理矢理優越感に浸ろうとして、ちっぽけなプライドしか自分には残らなかった。
けど、もういいんだ。
空っぽな自分も、理不尽な世の中も、全部全部、どうでもいいんだ。
アウクスティがそう思った、その瞬間。
プツンと、アウクスティの中で何かが切れる音がした。アウクスティの内側から、強烈な何かが押し寄せてくる。
だが全てを諦めたアウクスティはそんなもの気にも止めない。アウクスティは内側から溢れる衝動に身を任せて、目を閉じる。
そしてアウクスティの中に秘められていた強大な魔力が、けたたましい音と共に爆散した。
「……はい、母上」
学園某所の渡り廊下にて、第二皇妃は文化祭に連れて来ていたアウクスティにそう言うと、その場を離れた。今から学園長に挨拶をしに行くのだ。
アウクスティは従順に返事をすると、ぼんやりと景色を眺めた。そこからは屋外広間が見え、学生たちが楽しげに後夜祭をしている様子が見えた。
アウクスティの目はとても冷たいものだった。だが人形というよりは、魂の抜けた人間のような瞳だった。
ある程度成長した状態でかけた第二皇妃の洗脳は、エルネスティの時ほど完璧にかかってはいなかった。アウクスティはここ最近ずっと意識がぼやぼやしており、時折自分が何をしているかすらわからない時があった。
第二皇妃の命令に従え。己は皇帝になる人間だ。
そんな声が絶え間なくアウクスティの脳内をこだまする。初めは吐き気を催したアウクスティだが、今やその声にも順応し、暗示のように自分に言い聞かせるようになっていた。
そんなアウクスティに、近づく人影がひとつ。
「……どうかされマシタカ?アウクスティ皇子」
アウクスティは声のする方へと向いた。そこには研究者のような服装をした、異国風の男がいた。恐らく学術交流で来た教師だろうと考えたアウクスティは、警戒しながらその男の方に向き直った。
「……貴方の名は?」
「これは失礼シマシタ。ワタシはチェルソ・カルメン・ソアーヴェと申しマス。アルバーニ公国出身で、魔力操作学を研究しておりマス」
チェルソは恭しく頭を下げた。他国の研究者が何故アウクスティの顔と名前を知っているのか、と疑問に思いつつ、アウクスティは会話を続ける。
「……何の用だ?」
「いえいえ、どこかを見つめて悲しそうな表情を浮かべたので、声をかけたまでデスヨ」
「……悲しそう?俺が?」
「ハイ。寂しそうデシタヨ」
アウクスティは自分の頬を揉んでみた。第二皇妃に振り向いてもらってからというもの、毎日第二皇妃が付きっきりで皇帝になるための勉強をしてきた。人脈作りにパーティに参加することも増えた。以前に比べ、格段に一人でいることが少なくなったはずだ。寂しいはずがない。そう思ったアウクスティは怪訝な表情を浮かべた。
「……気の所為ではないか?」
「……おや、これはこれは……アナタは随分と不可解な性格をしているのデスネ」
「……?どういう意味だ?」
「いえ、こちらの話デス」
チェルソの溌剌とした笑顔に、アウクスティは警戒を強める。掴み所がなく、不気味に感じたのだ。アウクスティの肩に力が入っていることに気づいたチェルソは、徐に懐から一輪の花を取り出し、アウクスティに差し向けた。
「こちらをドウゾ。ワタシが育てた花デス」
「……何故花が貴方の懐から出てきたのに枯れてないのだ?」
「ワタシの研究の賜物デスヨ」
アウクスティは差し出された花をじっと見つめる。ふと昔よく行っていた孤児院で手入れしていた花壇を思い出した。第二皇妃の庇護に入ってから一度も行けてないが、どうなっているだろうか。恐らく荒れ果てているだろうが、もしかしたらイェレたちが手入れしてくれているかもしれない、と淡い期待を寄せる。
しかしここでアウクスティはハッとなる。もう二度行くことのない孤児院のことなど気にする必要はない。ましてやイェレたちなど、もう他人だ。皇帝になる自分に関係のない人間など、切り捨ててしまわなくてはいけない。
そう頭を切り替えたアウクスティはもう一度花を見つめ直す。それでも花は自分の心情をかき乱すものだった。植物を育てることが好きだったアウクスティは、ゆくゆくは植物学の研究したかったのだ。しかし皇帝になることを目指すようになって、特定の学問を究めることが許されなくなってしまった。
だがそれがアウクスティ自身が望んだものだ。エルネスティばかり期待が寄せられて放ったらかしにされていたアウクスティは、こうして第二皇妃に期待されて忙しくする生活を、喉から手が出るほど欲していた。上手く出来たら褒められて、失敗したら叱られて。そのためなら今までの生活を捨てても構わない。そう思っていた。
だから今が一番幸せだ。幸せなはずなんだ。
こんな一輪の花に心を乱されてたまるか。
「……まあ、有難くいただくとしよう」
「ありがとうございマス」
アウクスティはそう結論をつけ、チェルソから花を受け取った。チェルソにっこりと笑う。
「……おっと、ワタシはこれから用事があるのデシタ。それでは、皇子。ワタシはここで失礼シマス」
チェルソは演技くさくそう言い、一礼して去っていった。何がしたかったのだろうか、とアウクスティは気になったが、ふと受け取った花に視線を落とした。
アウクスティはその花は不思議な魅力を持っているように感じた。引き込まれるというか、飲み込まれるというか。とても心地良いのに、心地よすぎて逆に気持ち悪い。変な気分になったアウクスティは、無理矢理花から目を背けた。
そして先程と同じように、屋外広間に視線を戻した。すると賑やかな会場の中に、エルネスティを見つけた。彼はクラスの輪から少し離れた所で、一人ぽつんと佇んでいた。
アウクスティはいい気味だと思った。輪の中心にいる自分と、輪からハブられているエルネスティ。立場が逆転したのだ。第二皇妃を裏切ったエルネスティには、当然の報いである。
アウクスティがほくそ笑んでいると、エルネスティに話しかける人影が見えた。クラスメイトだ。それにつられるように他のクラスメイトもエルネスティに話しかける。するとエルネスティはいきなり泣き始め、その後、幸せそうに満面の笑みを浮かべた。エルネスティの笑みにつられ、クラスメイトたちも笑い始める。
どこからどう見ても、暖かい空気だった。
アウクスティはその光景に、自分とイェレたちの姿が重なったように見えた。
元はアウクスティもそうだった。身分の差を越えて孤児院の皆と仲良くして。好きな植物の世話もして。家族には見向きもされなかったが、確かにあの時間はかけがえのないもので、幸せだった。
だが今はどうだ?自分はエルネスティの代替品。常に第二皇妃から重圧にも似た期待を押し付けられ、周囲からは出来のいいエルネスティといつも比べられ、そして失望されるのだ。いつまで経っても自分の評価はエルネスティの下位互換。それがどう幸せと言えるのか。
本当に今のこの状態が、自分の望んだ結果なのか?もしかしたら自分は、前までの方が幸せだったのではないか?
そして裏切って見捨てられたと思っていたエルネスティの方が、幸せに過ごしているのではないか?
そんなことない。あってたまるか。
でも、もし、そうならば。
自分が今まで固執していたものは、一体何だったのだ。
自分がここまで苦しんでしがみついて来たものに、意味なんてなかったのではないか。
もがき苦しんで掴み取った現実は、実は憎くて仕方なかったエルネスティを救う結果となったのではないか。
自分は、選択を間違えたのではないか。
全てが無駄だった。頑張ってきたことも、泣く泣く切り捨ててきたことも。
「……ああ、もういっか」
アウクスティはぽつりと呟いた。努力が全て無意味だった。しかもそんな価値のないもののために、かけがえのないものを捨ててしまった。エルネスティへの劣等感を拗らせて、全てを見失っていた。無理矢理優越感に浸ろうとして、ちっぽけなプライドしか自分には残らなかった。
けど、もういいんだ。
空っぽな自分も、理不尽な世の中も、全部全部、どうでもいいんだ。
アウクスティがそう思った、その瞬間。
プツンと、アウクスティの中で何かが切れる音がした。アウクスティの内側から、強烈な何かが押し寄せてくる。
だが全てを諦めたアウクスティはそんなもの気にも止めない。アウクスティは内側から溢れる衝動に身を任せて、目を閉じる。
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