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67話 食人鬼
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…村は阿鼻叫喚の地獄絵図になっていた。例の兵器による難を逃れた無傷の兵達に、怪我を負った兵達が襲い掛かっている。
ブラックレオンの騎士団同士が殺し合っている…ただし、無傷の兵達は明らかに圧迫されていた。
建物の壁に追い詰められた一人の騎士が組みつかれ、首筋に噛みつかれて絶叫を上げた。
バイクで町に乗り入れた大淵が、そのまま襲っている兵を、殺害しない程度に轢き飛ばした。
しかしそれでも効かないのか、何事もなく起き上がってくる。
「おい、大丈夫か!?」
噛まれた男はピクリとも動かなかった。…頸動脈をやられたか…
こうなっては戦争どころでは無い…
「…あの剥奪のスキルなら…」
向かってくる男に手をかざし、消費SPを確認してみる…ダメだ…五、六人なら元に戻せるかもしれないが、この状況では却って敵の敵を増やし、犠牲者を増やすだけだ…
…複合スキルなら一度に大量に治せるかも知れないが、今度こそ自分が死んだら元も子も無い!
「くっ!」
切る事も出来ず、大淵は空間からスタン・ガンを取り出した。
「おとなしくしてろ!」
一発打ち込む。…無効。二発目。…無効。
強化して打ち込むか…しかし脳裏に、嫌なイメージが浮かんだ。…自分の強化は最早、破壊と殺傷に極限まで特化してしまっている。…こんなスタン・ガンとはいえ、殺しかねない。
足を切り落とすか…しかし、切り落とした足は二度と戻せない…彼ら騎士にとってどれほどの仕打ちか…
「クソッ、これじゃ何にもできねぇ…!」
背後から襲い掛かられ、肘鉄で振り払った。…本来なら屈強な騎士とて脳震盪を起こすか、しばらくは昏倒する筈だが、少し突き飛ばされた程度のリアクションで即座に立ち上がってくる。
見ると…敵はこの悪魔の兵器で捕虜ごと撃ったため、村の外に待たせていた捕虜はもっと惨いことになっていた。
大淵が行動不能にした騎兵達に食人鬼化した捕虜や兵が群がり、内臓を引きずり出して食っている…
捕虜たちの断末魔が聞えて来る。
アラクネによって拘束されたままの腕を自ら嚙み千切って片腕を自由にし、生者に襲い掛かっている。
だ、ダメだ…とても俺一人ではどうにも…
近づいてきた食人鬼を風神騎槍で巻き上げた。…五十メートル以上吹き飛び、そのまま落下して町の石畳の上で血をまき散らしながら潰れた。
「し、しまっ…」
…しかし体と内臓を破裂させながらもむくりと起き上がり、また迫ってくる。
村の中には生者の死体が増え、動いているのは食人鬼だけとなっていた。
「桜…日菜子…」
我に返り、四人の事を思い出して宿舎へと向かった。
高機動車はエンジン部分と座席をズタズタにされ、完全に破壊されていた。
宿舎の中には血の跡が残り、三体の食人鬼がうろついているが、誰もいない。
「ち、畜生…無事なのか…!?」
「さぁ、ダイス様、急がないとフロイライン斎城&香山が彼らのディナーになってしまいますよ!?」
空中を滑空する例のイカレ野郎が楽し気に両手を上げながら告げた。
「テメェェ! 何しやがったァ!?」
筋力アシスト起動。 瞬間的にジャンプし、三十メートル上空を華麗に飛び回るソイツの前に飛びあがると、騎兵刀を薙いだ。…とんでもない反射神経と身のこなし! 暖簾のように刃を避けられ、藍色のタキシードの切れ端が騎兵刀に虚しく残る。
「私の事など良いから、さっさとハッスルしてきてください!教会ですよ、教会!例の地下室に逃げ込んで、二百人のケダモノと化したブラックレオンの屈強な騎士達に押し入られそうになってますよ!?早くしないと、みーんな無残に食べ散らかされて、お骨にすら会えなくなってしまいますよ~!?アァー!サクラァ~!ヒナァ~!ってね♪」
「クソ畜生がぁッ!」
バイクに着地しつつ即座に走らせた。
言われた通り、教会には夥しい黒い甲冑を着込んだ騎士達が押し掛け、奥の扉に体当たりしていた。
…このリミッターが外れたような怪力だ、今、持っているのが奇跡だろう。
「オイオイ、頼む、やめてくれ!目を覚ませッて!」
敷地に乗り入れてバイクを乗り捨て、ツヴァイハンダーに切り替えた。
鉄扉がぐしゃりと歪み、隙間が見えた。
「許せッ!」
思い切り足を薙ぎ払った。六人の騎士が永遠に足を無くして転がった。
…しかし、足を無くしても腕だけで驚異的なスピードで這いずり、大淵の足にしがみ付いた。
「くッ!?」
23式メイル・アーマーの上から噛みつかれ、皮膚と肉を工業機械で強く捻じられたような痛み。
「グゥッ!」
振り払い、進もうとしても他の食人鬼に阻まれ、チマチマと脚を切り崩してはまた捕まって傷を受ける。
しつこくしがみ付いて噛みついていた食人鬼たちの歯がメイルアーマーを食い破り、大淵の脇腹と大腿に噛みついた。更に首筋にも歯が当たり…
…とうとう、防御本能が働いた。
瞬時に騎兵刀に持ち替え、自分に噛みつく食人鬼の頭部をまとめて切り払った。…向かってくる者も、邪魔する者も。
鉄扉が壊され、押し入ろうとする食人鬼の間に割り込み、何体となく串刺し。それ以上に押し寄せて来るが、これもツヴァイハンダーで串刺し…騎兵刀を抜いてまとめて首を削ぎ落した。
…今、香山や斎城が来たら、彼女らも殺してしまう…それだけは…
階段の上にある天井部分を幾つか破壊し、地下室を封鎖した。
…それが大淵の精一杯、最後の理性だった。
そのままたった一つの目的を死守すべく、鉄扉の前で殺戮人形となり果てた。
その場を一歩も動かず、向かってくる食人鬼を寸分違わず首だけ斬り落として始末した。
「ビューティフォーです、ダイス様! 最愛の乙女らを守るため盾となり果て、操られた味方を斬って斬って斬りまくる…流石でございます!」
教会の出入り口から拍手を送るが、もはや殺戮技巧以外を失った自動人形と化した大淵は反応すら見せない。
「…これ、殺れちゃいますなぁ?」
偉大なるカロン先生謹製の、勇者絶対ぶっ殺すマン…ならぬ対勇者魔造兵…そのいくつかを彼の隠された工房を見つけ出してくすねてきた。
大淵の意識と理性がある内ならオーバースキルである「剥奪」によって破壊されてしまうだろうが…今の大淵にはそれができない。
仲間がいれば簡単に破壊してくれるだろうが、その仲間は彼が閉じ込めた上、今の彼に近づけばその美しい首を食人鬼と共に刎ねてしまうだろう。
勝ち確だ。
…逆に、今くらいしかこんなチャンスは無いだろう。
「…」
握り締めたカプセルを手に逡巡する。
嗚呼…こんなに迷ったのはいつ以来だろうか…ダンジョンで最後の命の水を自分に使うか親友に使うか迷った時か… …それとも夕飯の献立を海老ピラフにするかアジフライ定食にするか迷ったとき以来か…?
カプセルを懐に戻した。
…主殿には申し訳ないが、これで自分は、この男を二度と殺せないだろう。
だが、この男が味方殺しをしてしまった事実に苦悩する姿は、自分にとって遥かに価値がある。
どんな美しい表情を見せてくれるだろうか。最強の英雄にして、自責の念を抱え…少なからず、心に闇を抱えて狂っていくかも知れない。そうなれば尚良いのだが。
「…まぁ、主殿ももうどうでも良くなっちゃってるっぽいし、ね♪ …ダイス様、またお会いいたしましょう!…デュワッ!」
教会の出入り口から飛び立とうとして、強かに頭部をぶつけた。…しばらく頭を抱えて打ち震え…パッ、と大淵のリアクションを振り返り…何の反応も無い事に落胆しつつ、夜空に消えた。
…やがて、全ての敵の気配が消え、大淵はその場に崩れ落ちた。
封鎖を解いた香山と斎城が恐る恐る顔を出したのは、その直後だった。
ブラックレオンの騎士団同士が殺し合っている…ただし、無傷の兵達は明らかに圧迫されていた。
建物の壁に追い詰められた一人の騎士が組みつかれ、首筋に噛みつかれて絶叫を上げた。
バイクで町に乗り入れた大淵が、そのまま襲っている兵を、殺害しない程度に轢き飛ばした。
しかしそれでも効かないのか、何事もなく起き上がってくる。
「おい、大丈夫か!?」
噛まれた男はピクリとも動かなかった。…頸動脈をやられたか…
こうなっては戦争どころでは無い…
「…あの剥奪のスキルなら…」
向かってくる男に手をかざし、消費SPを確認してみる…ダメだ…五、六人なら元に戻せるかもしれないが、この状況では却って敵の敵を増やし、犠牲者を増やすだけだ…
…複合スキルなら一度に大量に治せるかも知れないが、今度こそ自分が死んだら元も子も無い!
「くっ!」
切る事も出来ず、大淵は空間からスタン・ガンを取り出した。
「おとなしくしてろ!」
一発打ち込む。…無効。二発目。…無効。
強化して打ち込むか…しかし脳裏に、嫌なイメージが浮かんだ。…自分の強化は最早、破壊と殺傷に極限まで特化してしまっている。…こんなスタン・ガンとはいえ、殺しかねない。
足を切り落とすか…しかし、切り落とした足は二度と戻せない…彼ら騎士にとってどれほどの仕打ちか…
「クソッ、これじゃ何にもできねぇ…!」
背後から襲い掛かられ、肘鉄で振り払った。…本来なら屈強な騎士とて脳震盪を起こすか、しばらくは昏倒する筈だが、少し突き飛ばされた程度のリアクションで即座に立ち上がってくる。
見ると…敵はこの悪魔の兵器で捕虜ごと撃ったため、村の外に待たせていた捕虜はもっと惨いことになっていた。
大淵が行動不能にした騎兵達に食人鬼化した捕虜や兵が群がり、内臓を引きずり出して食っている…
捕虜たちの断末魔が聞えて来る。
アラクネによって拘束されたままの腕を自ら嚙み千切って片腕を自由にし、生者に襲い掛かっている。
だ、ダメだ…とても俺一人ではどうにも…
近づいてきた食人鬼を風神騎槍で巻き上げた。…五十メートル以上吹き飛び、そのまま落下して町の石畳の上で血をまき散らしながら潰れた。
「し、しまっ…」
…しかし体と内臓を破裂させながらもむくりと起き上がり、また迫ってくる。
村の中には生者の死体が増え、動いているのは食人鬼だけとなっていた。
「桜…日菜子…」
我に返り、四人の事を思い出して宿舎へと向かった。
高機動車はエンジン部分と座席をズタズタにされ、完全に破壊されていた。
宿舎の中には血の跡が残り、三体の食人鬼がうろついているが、誰もいない。
「ち、畜生…無事なのか…!?」
「さぁ、ダイス様、急がないとフロイライン斎城&香山が彼らのディナーになってしまいますよ!?」
空中を滑空する例のイカレ野郎が楽し気に両手を上げながら告げた。
「テメェェ! 何しやがったァ!?」
筋力アシスト起動。 瞬間的にジャンプし、三十メートル上空を華麗に飛び回るソイツの前に飛びあがると、騎兵刀を薙いだ。…とんでもない反射神経と身のこなし! 暖簾のように刃を避けられ、藍色のタキシードの切れ端が騎兵刀に虚しく残る。
「私の事など良いから、さっさとハッスルしてきてください!教会ですよ、教会!例の地下室に逃げ込んで、二百人のケダモノと化したブラックレオンの屈強な騎士達に押し入られそうになってますよ!?早くしないと、みーんな無残に食べ散らかされて、お骨にすら会えなくなってしまいますよ~!?アァー!サクラァ~!ヒナァ~!ってね♪」
「クソ畜生がぁッ!」
バイクに着地しつつ即座に走らせた。
言われた通り、教会には夥しい黒い甲冑を着込んだ騎士達が押し掛け、奥の扉に体当たりしていた。
…このリミッターが外れたような怪力だ、今、持っているのが奇跡だろう。
「オイオイ、頼む、やめてくれ!目を覚ませッて!」
敷地に乗り入れてバイクを乗り捨て、ツヴァイハンダーに切り替えた。
鉄扉がぐしゃりと歪み、隙間が見えた。
「許せッ!」
思い切り足を薙ぎ払った。六人の騎士が永遠に足を無くして転がった。
…しかし、足を無くしても腕だけで驚異的なスピードで這いずり、大淵の足にしがみ付いた。
「くッ!?」
23式メイル・アーマーの上から噛みつかれ、皮膚と肉を工業機械で強く捻じられたような痛み。
「グゥッ!」
振り払い、進もうとしても他の食人鬼に阻まれ、チマチマと脚を切り崩してはまた捕まって傷を受ける。
しつこくしがみ付いて噛みついていた食人鬼たちの歯がメイルアーマーを食い破り、大淵の脇腹と大腿に噛みついた。更に首筋にも歯が当たり…
…とうとう、防御本能が働いた。
瞬時に騎兵刀に持ち替え、自分に噛みつく食人鬼の頭部をまとめて切り払った。…向かってくる者も、邪魔する者も。
鉄扉が壊され、押し入ろうとする食人鬼の間に割り込み、何体となく串刺し。それ以上に押し寄せて来るが、これもツヴァイハンダーで串刺し…騎兵刀を抜いてまとめて首を削ぎ落した。
…今、香山や斎城が来たら、彼女らも殺してしまう…それだけは…
階段の上にある天井部分を幾つか破壊し、地下室を封鎖した。
…それが大淵の精一杯、最後の理性だった。
そのままたった一つの目的を死守すべく、鉄扉の前で殺戮人形となり果てた。
その場を一歩も動かず、向かってくる食人鬼を寸分違わず首だけ斬り落として始末した。
「ビューティフォーです、ダイス様! 最愛の乙女らを守るため盾となり果て、操られた味方を斬って斬って斬りまくる…流石でございます!」
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「…これ、殺れちゃいますなぁ?」
偉大なるカロン先生謹製の、勇者絶対ぶっ殺すマン…ならぬ対勇者魔造兵…そのいくつかを彼の隠された工房を見つけ出してくすねてきた。
大淵の意識と理性がある内ならオーバースキルである「剥奪」によって破壊されてしまうだろうが…今の大淵にはそれができない。
仲間がいれば簡単に破壊してくれるだろうが、その仲間は彼が閉じ込めた上、今の彼に近づけばその美しい首を食人鬼と共に刎ねてしまうだろう。
勝ち確だ。
…逆に、今くらいしかこんなチャンスは無いだろう。
「…」
握り締めたカプセルを手に逡巡する。
嗚呼…こんなに迷ったのはいつ以来だろうか…ダンジョンで最後の命の水を自分に使うか親友に使うか迷った時か… …それとも夕飯の献立を海老ピラフにするかアジフライ定食にするか迷ったとき以来か…?
カプセルを懐に戻した。
…主殿には申し訳ないが、これで自分は、この男を二度と殺せないだろう。
だが、この男が味方殺しをしてしまった事実に苦悩する姿は、自分にとって遥かに価値がある。
どんな美しい表情を見せてくれるだろうか。最強の英雄にして、自責の念を抱え…少なからず、心に闇を抱えて狂っていくかも知れない。そうなれば尚良いのだが。
「…まぁ、主殿ももうどうでも良くなっちゃってるっぽいし、ね♪ …ダイス様、またお会いいたしましょう!…デュワッ!」
教会の出入り口から飛び立とうとして、強かに頭部をぶつけた。…しばらく頭を抱えて打ち震え…パッ、と大淵のリアクションを振り返り…何の反応も無い事に落胆しつつ、夜空に消えた。
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