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にんにく

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1章

Break time

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達紀が拗ねたあと機嫌を直す暇もなく一限目が始まってしまった。
まぁ怒ってる割には、授業中めっちゃ見てきたけど。
そんなこんなで一限目も無事終わり、いまは休憩時間だ。
達「颯斗。何か言うことは?」
颯「…大変申し訳ありませんでした」
と渋々言い、仲直りをしていると、
大「お、やっと仲直りしたか!…しかしお二人さんほんと仲いいよなぁ。
…俺も混ぜてよ?」
達「お前は勝手に混ざってんだろ?」
大「ひでぇな!…ところでさ、颯斗」
颯「ん?」
大「あのさ…ちょっとお願いが…」
颯「なんだ?」
大「今度バスケの助っ人来てくんねぇ?」
颯「んーいいよー」
達「ねぇ颯斗、親友の俺のお願いは聞かなくて、
知り合い程度のやつのお願いは聞くんだな」
大「ねぇねぇ知り合い程度じゃないよ達紀お前はともかく俺と颯斗は親友だぞ!
なぁ颯斗!」
颯「そうだな、なんなら大親友だな」
達「ふぁ!? 俺の方が先に知り合ったじゃん!」
大「いや、俺と颯斗は、小学校の頃から友達だぞ…」
突然のカミングアウトに戸惑っている達紀をみていると背後から声が
香「はーやと!ちょっきて!」
颯「なんだよ香織」
香「…あのね、職員室にプリントはこぶの手伝って!」
颯「…え?なんで俺?」
香「いいから!はやく!」
大×達「行ってらっしゃいー」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Corridor(渡り廊下)

颯「なんで俺なんだよ…他に運ぶやついただろ」
香「颯斗がいいの!」
颯「なんだよ…それ…  期待するじゃねぇか((ボソッ…」
香「?なんか言った?」
颯「いや、なんでもねぇ」
香「えっとね」
といつもより真剣な顔で香織が言ったので俺も真剣に聞くことにした。
香「あのね…」
颯「なんだよ」
香「彼氏役して欲しいの!」
颯「は?」
香「…自分で言うのもなんだけど、私ってモテるじゃん?」
颯「まぁそうだな」
ホントにモテるので反論はできない。
香「だから最近ストーカーとかで困ってるんだよ」
颯「!!それ大丈夫か?」
香「大丈夫じゃないから彼氏役してもらいたいの!
で、返事は?」
少し照れくさそうに俺は
颯「やるよ、彼氏役やってやるよ!」
香「ありがとう!やっぱり颯斗に頼ってよかった!」
颯「で、彼氏役って何すればいい?」
香「えっとね、帰り道手を繋いで帰ったり、
休日お出かけとか!」
颯「いいけどほんとに俺でいいのか?もっとイケメンの方が…
部活で帰り遅くなるし!」
香(いや颯斗もモテてるんだよなぁ…)
香「寧ろ颯斗がいいんだよ!
ランニングとか一緒にしてるのストーカーも
見てると思うし!」
颯「まぁ香織がいいなら出来る限りやってやるよ」
と言っているが俺の心境は手を繋ぐ?の1つだった
好きな人と手を繋ぐのがどれだけ緊張するか
あいつはわかってない…まぁ伝えてない俺が悪いんだけど…
ほんと…どうしようと思いながら俺はプリントを置いている香織を眺めるのであった

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