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シロ(3-7)
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「『加速』!」
「おや?」
加速途中の方向転換に加えて重ねがけで発動した加速により、シロの身体はクロの手前からグリエロの前まで一瞬の間に移動した。
シロの標的はクロだろうと眺めていたグリエロはその急激な移動に対応できない。
「ふっ!」
構えた右手の短剣をグリエロの首に突き立てようと、魔力を纏わせ振り下ろす。
「おっ、と。危ないですね」
反応が遅れながらもシロの攻撃に気がついたグリエロが軽く手を振るった。それだけで何かに弾かれたように右の短剣が押し返される。短剣ごと弾かれたシロは魔力を通した左の短剣でグリエロの右手を切り払いながら後ろに吹き飛ばされた。
「高速の移動で不意を突いて僕を殺そうとするとは。剣気に気がつかなければ危ないところでした。ですが、残念。呪具の前には貴女の速さも無力でしたね」
「無力なんかじゃない」
くつくつと笑うグリエロを睨みながら、シロは少しずつ後退る。
「無力ですよ。今のは僕を殺す最初で最後の機会だった。それなのに傷つけたのは僕の右手だけ」
冷たい視線でグリエロはシロを見つめ返して小さく鼻で笑うと、傷つけられた右手から滴る血を舐め取った。そこでグリエロは初めて気がつく。右手の人差し指に着けた指輪が壊れていたのだ。
「なっ……。これが目的だったわけですか」
「それでクロを操ってた。違う?」
グリエロに飛びかかったシロが狙っていたのは初めから指輪だった。クロに異変が起きていた時に光った指輪をシロは確認していたのだ。
「彼女を導いていたのは確かにこの指輪です。けれど、この指輪を壊すくらいならやはり貴方は僕を殺すべきだった。呪具に負けたクズを助けたところで意味がない」
「殺せたなら、殺してる」
クロを馬鹿にされ、シロが苛立ち混じりに吐き捨てる。実際、囮の一撃とはいえシロは殺す気で魔力を纏った短剣を首に叩きこんだのだ。それほどでないと、呪具に対するグリエロの意識を逸らせなかった。その上で、【ひっそり】と音もなく振り払った短剣でようやく指輪を一つ破壊することができたのだ。
呪具を使いこなすグリエロは、手が読めない点も含めてシロにとって戦い難い敵だった。
「いえ、完全に油断してましたから殺せましたよ。つまり貴方は好機を無駄にしたわけです。クロミャウラさんも呪具一つ扱えないことが判明しましたから、もういいでしょう。貴方達は導くに値しない。ウォーリさん、二人とも始末してください」
グリエロがウォーリに左手を向けると、その中指にはまった指輪がぼんやりと光る。その光を受けて、ウォーリは顔を歪めた。
「くそっ、悪いな嬢ちゃん達。これも約束なんでな」
出入り口に陣取って動かなかったウォーリが剣を構えて戦意を滾らせる。それだけでズンッと押し潰すような圧迫感がシロに襲いかかった。
勝てない。そう感じさせる威圧感に、けれどシロは挫けない。この場にいるのはシロ一人だけではなかったから。
「『クロ、合わせられるよね?』」
蹲ったままのクロに、シロはウォーリ達には理解できないように猫人族の言葉で声をかける。一人では無理でも二人なら。よく知るクロとならばウォーリも超えられるとシロは信じていた。
「『もう少し、時間くれてもいいじゃない』」
クロが立ち上がり、杖を構える。自らの想いをグリエロに弄ばれたクロは怒りに毛を逆立たせていた。
「『呪具は使わないで。魔法でウォーリーをグリエロの側に誘導して』」
それだけを告げ、シロは地を蹴るとウォーリの視界から外れるように横に跳ぶ。ウォーリの視線はシロを追いかけようとはしなかった。
「見えなかろうと関係ねぇぜ。俺の命に関わる攻撃なら気がつくからなぁ」
認識外から飛びかかってきたシロの一撃をウォーリは容易く剣で弾く。反撃で振り払われた腕に、シロの身体が吹き飛ばされた。
「『からころ鳴れや礫の楽団』」
その隙にクロが魔法の一節を唱える。高まる魔力にウォーリは視線を向けて不敵に笑うと、クロに向けて駆けた。
「魔法使いからヤるのは定石だよなぁ!」
一歩一歩が地を揺るがすウォーリの力強い走りにクロは少し後退る。しかしクロはピクリと耳を震わせると、真っ向から立ち向かうようにウォーリを見つめ詠唱を続けた。
「『巌も貫くーー』」
「おせぇ!」
クロの詠唱が終わる直前。踏み込み終えたウォーリの剣がクロに迫った。
「させない!」
ガンッと鈍いを音を響かせ、ウォーリの剣が弾かれる。跳びこんだシロが剣を横から蹴ったのだ。
「『ーー雨となれ』!」
弾かれた剣につられて体勢を崩すウォーリに、小石の弾丸が降り注ぐ。咄嗟に崩れた姿勢のままに重心を落としウォーリは地面を転がった。破砕音を響かせ横を通り過ぎる小石を見つめ、ウォーリは獰猛に笑う。
「やるじゃねぇか! お返しだ!」
立ち上がると同時に吠えたウォーリは魔力を纏わせた剣を掬い上げるように一閃。石畳の床が剣により砕け、礫となってクロに降りかかる。
「『堅体』」
慌てることなく自己強化魔法によりクロは自分の周囲を魔力の壁で覆って堅くすると、守りの姿勢をとった。難なく礫を受けられると確信したその刹那、何かに弾かれたようにクロの身体が吹き飛び宙に浮く。憎しみをこめてクロが視線を一瞬移した先、グリエロが嫌らしい笑みで手を振りかざしていた。
その隙を見逃すウォーリではない。構える剣に荒れ狂う魔力を纏わせて、ウォーリは横薙ぎの一閃を放った。
「あっ……」
死ぬのだと、ゆっくりに進む世界でクロは確信する。
叶うなら冒険をしたかった。里の誰も知らないことを知って。里の誰も持っていない物を手に入れて。そして、里のみんなに認めてもらいたかった。いつもピリピリと怒ったように見てくる友達が『凄いね』と笑う顔をただクロは見たかったのだ。
でも、それも叶わず終わる。クロは諦めて目を閉じようとした。その瞬間ーー。
「『誘導、ありがとう』」
クロを突き飛ばしてシロが剣の前に踊り出る。グリエロもウォーリも凝視していたその場所に飛びこんだシロは、手のひらで顔を覆ってフェクトから買った指輪に魔力を通した。
瞬間、【カッ】と激しい光が爆発しウォーリとグリエロの視界を白で塗り潰す。
「うぉっ! なんだ、何も見えねぇ!」
「何をしたんです!?」
「『ちょっと、何これ!?』」
目を押さえて、シロ以外の全員が蹲った。
「『ウォーリを抑えて』!」
シロは一言叫び、グリエロに向けて駆ける。目が眩んだ状態のグリエロはシロを認識できていないはずだ。しかしそれは隙を突いた前回と変わらない。
正面から首を突くか、背面から刺すか。どの攻撃ならば通じるのか。悩む間すらも惜しいとシロは駆けた。
「『加速』っ!」
安全に使える使用回数を超えて魔法を使用し、速度を上げたシロはグリエロの首に向けて左手の短剣を投げる。
投擲と同時に地を強く蹴り、短剣と同じ速度でシロはグリエロに迫った。グリエロを超えて右手の短剣を構えるシロの横で投げた短剣が弾かれる。
ならばと背後に回ったシロは握りしめた短剣をグリエロへと振り下ろした。
「残念ですね」
背中に突き刺さる直前、何かに握られたように短剣が動きを止めて吹き飛ばされる。振り返ったグリエロは勝ち誇った笑みを浮かべていた。
「残念なのは貴方」
鮮血が舞う。グリエロの左手、その手首から先がゴトリと落ちた。視点の定まらない瞳を見開いてグリエロは左腕を押さえ、痛みに震える。
「何故っ! もう、武器はないはず!」
未だ眩しさに見えない目でグリエロはシロを睨みつけて叫んだ。その間に、グリエロの右手までもが切り離される。
「貴方は殺さない。でも、呪具は全部外す」
グリエロは何をされているかもわからないまま、ただ呪具が身体ごと切り落とされていくのを感じた。そして全ての呪具がなくなった頃、ようやく取り戻した視界でグリエロはシロを見つめて武器の正体を知る。
「アタシ達がまだ行商人から武器を買っていなかった頃、それでもアタシ達は里で魔物を狩っていた。猫人族自慢の爪でね」
「魔爪。魔物を狩るために生み出された、わたし達の技術」
シロの爪を延長するように纏われた魔力。それがグリエロを切り裂いた武器の正体だった。
「これで、目標達成」
グリエロを無力化したシロは、床に落ちていた『結界』の魔道具を拾うとグリエロとウォーリを結界に閉じこめた。こうしてシロは奴隷の保護に成功したのだった。
「おや?」
加速途中の方向転換に加えて重ねがけで発動した加速により、シロの身体はクロの手前からグリエロの前まで一瞬の間に移動した。
シロの標的はクロだろうと眺めていたグリエロはその急激な移動に対応できない。
「ふっ!」
構えた右手の短剣をグリエロの首に突き立てようと、魔力を纏わせ振り下ろす。
「おっ、と。危ないですね」
反応が遅れながらもシロの攻撃に気がついたグリエロが軽く手を振るった。それだけで何かに弾かれたように右の短剣が押し返される。短剣ごと弾かれたシロは魔力を通した左の短剣でグリエロの右手を切り払いながら後ろに吹き飛ばされた。
「高速の移動で不意を突いて僕を殺そうとするとは。剣気に気がつかなければ危ないところでした。ですが、残念。呪具の前には貴女の速さも無力でしたね」
「無力なんかじゃない」
くつくつと笑うグリエロを睨みながら、シロは少しずつ後退る。
「無力ですよ。今のは僕を殺す最初で最後の機会だった。それなのに傷つけたのは僕の右手だけ」
冷たい視線でグリエロはシロを見つめ返して小さく鼻で笑うと、傷つけられた右手から滴る血を舐め取った。そこでグリエロは初めて気がつく。右手の人差し指に着けた指輪が壊れていたのだ。
「なっ……。これが目的だったわけですか」
「それでクロを操ってた。違う?」
グリエロに飛びかかったシロが狙っていたのは初めから指輪だった。クロに異変が起きていた時に光った指輪をシロは確認していたのだ。
「彼女を導いていたのは確かにこの指輪です。けれど、この指輪を壊すくらいならやはり貴方は僕を殺すべきだった。呪具に負けたクズを助けたところで意味がない」
「殺せたなら、殺してる」
クロを馬鹿にされ、シロが苛立ち混じりに吐き捨てる。実際、囮の一撃とはいえシロは殺す気で魔力を纏った短剣を首に叩きこんだのだ。それほどでないと、呪具に対するグリエロの意識を逸らせなかった。その上で、【ひっそり】と音もなく振り払った短剣でようやく指輪を一つ破壊することができたのだ。
呪具を使いこなすグリエロは、手が読めない点も含めてシロにとって戦い難い敵だった。
「いえ、完全に油断してましたから殺せましたよ。つまり貴方は好機を無駄にしたわけです。クロミャウラさんも呪具一つ扱えないことが判明しましたから、もういいでしょう。貴方達は導くに値しない。ウォーリさん、二人とも始末してください」
グリエロがウォーリに左手を向けると、その中指にはまった指輪がぼんやりと光る。その光を受けて、ウォーリは顔を歪めた。
「くそっ、悪いな嬢ちゃん達。これも約束なんでな」
出入り口に陣取って動かなかったウォーリが剣を構えて戦意を滾らせる。それだけでズンッと押し潰すような圧迫感がシロに襲いかかった。
勝てない。そう感じさせる威圧感に、けれどシロは挫けない。この場にいるのはシロ一人だけではなかったから。
「『クロ、合わせられるよね?』」
蹲ったままのクロに、シロはウォーリ達には理解できないように猫人族の言葉で声をかける。一人では無理でも二人なら。よく知るクロとならばウォーリも超えられるとシロは信じていた。
「『もう少し、時間くれてもいいじゃない』」
クロが立ち上がり、杖を構える。自らの想いをグリエロに弄ばれたクロは怒りに毛を逆立たせていた。
「『呪具は使わないで。魔法でウォーリーをグリエロの側に誘導して』」
それだけを告げ、シロは地を蹴るとウォーリの視界から外れるように横に跳ぶ。ウォーリの視線はシロを追いかけようとはしなかった。
「見えなかろうと関係ねぇぜ。俺の命に関わる攻撃なら気がつくからなぁ」
認識外から飛びかかってきたシロの一撃をウォーリは容易く剣で弾く。反撃で振り払われた腕に、シロの身体が吹き飛ばされた。
「『からころ鳴れや礫の楽団』」
その隙にクロが魔法の一節を唱える。高まる魔力にウォーリは視線を向けて不敵に笑うと、クロに向けて駆けた。
「魔法使いからヤるのは定石だよなぁ!」
一歩一歩が地を揺るがすウォーリの力強い走りにクロは少し後退る。しかしクロはピクリと耳を震わせると、真っ向から立ち向かうようにウォーリを見つめ詠唱を続けた。
「『巌も貫くーー』」
「おせぇ!」
クロの詠唱が終わる直前。踏み込み終えたウォーリの剣がクロに迫った。
「させない!」
ガンッと鈍いを音を響かせ、ウォーリの剣が弾かれる。跳びこんだシロが剣を横から蹴ったのだ。
「『ーー雨となれ』!」
弾かれた剣につられて体勢を崩すウォーリに、小石の弾丸が降り注ぐ。咄嗟に崩れた姿勢のままに重心を落としウォーリは地面を転がった。破砕音を響かせ横を通り過ぎる小石を見つめ、ウォーリは獰猛に笑う。
「やるじゃねぇか! お返しだ!」
立ち上がると同時に吠えたウォーリは魔力を纏わせた剣を掬い上げるように一閃。石畳の床が剣により砕け、礫となってクロに降りかかる。
「『堅体』」
慌てることなく自己強化魔法によりクロは自分の周囲を魔力の壁で覆って堅くすると、守りの姿勢をとった。難なく礫を受けられると確信したその刹那、何かに弾かれたようにクロの身体が吹き飛び宙に浮く。憎しみをこめてクロが視線を一瞬移した先、グリエロが嫌らしい笑みで手を振りかざしていた。
その隙を見逃すウォーリではない。構える剣に荒れ狂う魔力を纏わせて、ウォーリは横薙ぎの一閃を放った。
「あっ……」
死ぬのだと、ゆっくりに進む世界でクロは確信する。
叶うなら冒険をしたかった。里の誰も知らないことを知って。里の誰も持っていない物を手に入れて。そして、里のみんなに認めてもらいたかった。いつもピリピリと怒ったように見てくる友達が『凄いね』と笑う顔をただクロは見たかったのだ。
でも、それも叶わず終わる。クロは諦めて目を閉じようとした。その瞬間ーー。
「『誘導、ありがとう』」
クロを突き飛ばしてシロが剣の前に踊り出る。グリエロもウォーリも凝視していたその場所に飛びこんだシロは、手のひらで顔を覆ってフェクトから買った指輪に魔力を通した。
瞬間、【カッ】と激しい光が爆発しウォーリとグリエロの視界を白で塗り潰す。
「うぉっ! なんだ、何も見えねぇ!」
「何をしたんです!?」
「『ちょっと、何これ!?』」
目を押さえて、シロ以外の全員が蹲った。
「『ウォーリを抑えて』!」
シロは一言叫び、グリエロに向けて駆ける。目が眩んだ状態のグリエロはシロを認識できていないはずだ。しかしそれは隙を突いた前回と変わらない。
正面から首を突くか、背面から刺すか。どの攻撃ならば通じるのか。悩む間すらも惜しいとシロは駆けた。
「『加速』っ!」
安全に使える使用回数を超えて魔法を使用し、速度を上げたシロはグリエロの首に向けて左手の短剣を投げる。
投擲と同時に地を強く蹴り、短剣と同じ速度でシロはグリエロに迫った。グリエロを超えて右手の短剣を構えるシロの横で投げた短剣が弾かれる。
ならばと背後に回ったシロは握りしめた短剣をグリエロへと振り下ろした。
「残念ですね」
背中に突き刺さる直前、何かに握られたように短剣が動きを止めて吹き飛ばされる。振り返ったグリエロは勝ち誇った笑みを浮かべていた。
「残念なのは貴方」
鮮血が舞う。グリエロの左手、その手首から先がゴトリと落ちた。視点の定まらない瞳を見開いてグリエロは左腕を押さえ、痛みに震える。
「何故っ! もう、武器はないはず!」
未だ眩しさに見えない目でグリエロはシロを睨みつけて叫んだ。その間に、グリエロの右手までもが切り離される。
「貴方は殺さない。でも、呪具は全部外す」
グリエロは何をされているかもわからないまま、ただ呪具が身体ごと切り落とされていくのを感じた。そして全ての呪具がなくなった頃、ようやく取り戻した視界でグリエロはシロを見つめて武器の正体を知る。
「アタシ達がまだ行商人から武器を買っていなかった頃、それでもアタシ達は里で魔物を狩っていた。猫人族自慢の爪でね」
「魔爪。魔物を狩るために生み出された、わたし達の技術」
シロの爪を延長するように纏われた魔力。それがグリエロを切り裂いた武器の正体だった。
「これで、目標達成」
グリエロを無力化したシロは、床に落ちていた『結界』の魔道具を拾うとグリエロとウォーリを結界に閉じこめた。こうしてシロは奴隷の保護に成功したのだった。
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