士農工商

助っ人

江戸の、大地震の一報を、受けて三河国の、松平家は、素早かった。人夫、徒歩組を、三万人動員すると、江戸へ走らせた。物資が其れを追う。水、握り飯、味噌を乗せて一路江戸へと。
震災復興支援の為。品川宿へ、到着した、第一陣は、人命救助の、任務に着いた。家屋の下敷きになっている人の救助が主だった。コンガリバーベキューになっている人達。懸命です救助が進み、救助者は、二桁。
品川宿全体の人口で、二桁である。そこへ、物資が届いた。もう、何日も、飯を食べて居ない。握り飯にかぶりつく、味噌を
食う、水を呑む。救助された人達は、涙乍らに礼を言った。


大災害である。こうして、二か月が過ぎて江戸の街全域に、手が届いた。
アチラ此方で、金槌の音が響いている。

江戸の夜明け。
将軍宣下大工仕事が復興が、進んでいる。
ぷう～ん
街街に、味噌汁の香りがする。
千代田城は、堅牢であった。震災に見舞われるながら
瓦が落ちた位であった。
儲けたのは、大工職。フル稼働での連日。木材を仕入れ釘を買いかんなばを、新調する。
大工職が儲かると、その何倍も材木商は、潤う。
震災商、億満商
異名を、取る材木商が幾つも跋扈している。
武蔵野森の樹木が大量に伐採されて地元の人夫たちは、稼いだ。弾ける汗流れる汗。人夫たちは、逞しい。問屋業を経営する、坂本屋。武蔵野森の、所有者である。

【はあーっはっははっは】
思わず馬鹿笑い。

士商工農
この構図は、明らかになっている。
これ、この様に、虐げられたらる農民に、士分に貢ぐ商人その配下の大工。

果たして、遊女は、、、、、、。
序列化出来ない程の最下位。えたひにんと同じ。
ランク付けには、それなりに意味があると言える。
通常士商工農は、大っぴらに乱れない。
常識的に。
、、、、、、？
、、、、、、？
然し、この時勢そうであろうか？
変態行為は、密かに行われる。然し、常識的に入れられない。鬱積した欲望は、日常的に異常性にハケを求める。そんな、狂った性は、士分にも流行している。
ここ大奥では、三千人の女達が、狂宴に狂っている。
ご時世であろうか、将軍はインポ。唯一の男が不能者。男っ気の絶無な状態に、大奥の女達は女同士の裸の絡み合いに、熱狂している。
恋人達は、愛し合い睦まじく。
女同士の話しである。それはもう日常化しており通常の恋人達と、なんら相違ない。


バトル

そう、大奥の女達で誰が一番美しいか。
元々、見目麗しく大奥に上がったものばかり。
一位から、五十位迄を決める投票。