結局、人は死んだらどうなるの?

カワカツ

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第六章 「神」の決断

断絶の「元凶者」

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  少々話しょうしょうはなし前後ぜんごします。
 「 」も「陰府よみ」も「 かみ」がつくり したものではなく、 ひとが「かみ」との 断絶だんぜつに あゆした副産物ふくさんぶつとして「 世界せかいはいんだもの」だとさきに 紹介しょうかいしました。
  本来在ほんらいあるべきではない「 陰府よみ」が、そのまま「この 世界せかい」とともに 永遠えいえん存在そんざいし つづけることはありません。
 「 かみ」が創造そうぞうされた 世界せかいとそのなかに すべての「被造物ひぞうぶつ( つくられたもの)」は、アダムとエバによって「 つみ永遠えいえんの いのちである『かみ』との 断絶だんぜつ」という状態じょうたいに おちいった結果けっか、「 わりのとき」がさだめられました。
 それは「 」と「陰府よみ」を のぞくために、なによりもアダムとエバを 誘惑ゆうわくし「かみ」から はな元凶げんきょうとなった「 へび悪魔あくま(サタン)」を 永遠えいえんほろびへ のぞくための「さだめのときわりのとき終末しゅうまつ)」です。

 さて、ここで かたられる「悪魔あくま(サタン)」について くわしくれようとすると、ただでさえ 長々ながながとした説明せつめいがさらに 長引ながびいてしまいますので、ここでは 簡単かんたんに 説明せつめいしますね。

 もともとは「 かみ」につかえる天使てんしの 1人ひとりが、「かみ」に 反旗はんきひるがえしてたたかいをいどんだわけです。自分じぶんが「 かみ」になろうとしたのでしょうね。でも「 つくられた もの」が「 創造主そうぞうしゅ」にって われるハズもく、その「敵対心てきたいしん」を いだいた瞬間しゅんかんに「 かみ」とともにはられなくなってしまいました。
 いつの 時点じてんで「悪魔あくま(つまり 堕天使だてんし)」がしょうじたのかは 聖書せいしょんでも いていませんが、わたしは「 かみ天地創造てんちそうぞうひとこと)をめられたとき」くらいなんじゃないかなぁ、と おもっています。
 その 理由りゆうとして、天地創造以前てんちそうぞういぜんから「 かみ」に敵対てきたいする「 悪魔あくま」が存在そんざいしてたのなら、そもそも「 かみ」はひとを 創造そうぞうの わざはいらなかったんじゃないかなぁ……と。 さきに「悪魔あくま」を 完全かんぜんに ほろぼしてからじゃなきゃ、あぶなくって「 あいする」を そうとはおもわないんじゃないかな? と かんがえるわけです。
 あと「 悪魔あくま」が存在そんざいする なかで「ひと」を 創造そうぞうしたのなら、「善悪ぜんあくを 知識ちしきの 」にたいする注意ちゅういを あたえるさいに「 へんなヤツがうろついてるからね!」って 注意ちゅういあたえられたんじゃないかな、と。
 ほかにも「 堕天使だてんし」ってわれるくらいですし、「 かみ」とともに られなくなって「( に)ちた」わけですから、ちるべき「 場所ばしょ)」が いとちようがいかな? とか……
 まあとにかく、いつから「 悪魔あくま」が存在そんざいしていたのかは かりません。かりませんが、これが ちゃあ、いつまでっても「かみ」との 断絶だんぜつをそそのかす 誘惑ゆうわくが つづきますからね。「かみ領域りょういき」から 永遠えいえん完全かんぜんに 隔離かくりする必要ひつようがあるんです。

 では 悪魔あくまはどこに「永遠えいえんに 完全かんぜんに 隔離かくり」されるのか? そこがいわゆる「 地獄じごく」になります。

 マタイによる 福音書ふくいんしょ25しょう41 せつなかで「 悪魔あくまとその手下てしたのために 用意よういしてある永遠えいえんの 」という領域りょういきについて れられています。「 かみ」は悪魔あくまとその 手下てしたのために「永遠えいえんの 」を用意よういされているのです。そこがいわゆる「 地獄じごく」のイメージにちかでしょう。ただそこは「 まじわりのかみ」から 完全かんぜんに はなされた 場所ばしょですから、ほかの存在者そんざいしゃとの「 まじわり」をこと不可能ふかのうです。 二度にどと、だれをも 誘惑ゆうわくすることの出来できない「永遠えいえんの 完全独房かんぜんどくぼう」みたいな 場所ばしょなのでしょう。
 いわゆる< 地獄じごく>として「かみ」が つくられたものは、悪魔あくまとその 手下てしたのために用意よういされた「 永遠えいえん(ゲヘナ)」であり、「 陰府よみ」は「 ひとつみによって しょうじた領域りょういき」ですから、 けて かんがえることが必要ひつようです。

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