片思いの先輩に

如月 永

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嫉妬深い先輩と

後編

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先輩早く帰って来てぇ……。
先輩が出掛けてから数時間が経った頃、僕は全身汗だくになっていた。
乳首がジンジン痺れて、バイブをくわえ込んでいる穴がヒクつく。
エネマグラが前立腺をグリグリ刺激して、ちんぽからは先走りがダラダラ垂れ流し状態だ。
この状態で放置されてもう二時間くらい経つ。
幸いなのか不幸なのか、少し前に電池が切れたのかバイブが止まってしまった。
だが、僕は疼く身体を持て余して、何度も腰を揺らした。
イキたくてもイケないのは辛い。
そんな時、ヘッドフォンからの音声が変わった。
『敦』
ビクンと身体を震わせる。
まるで先輩に後ろから囁かれているような声だ。
『敦、愛してる。大好きだよ』
その甘い声に僕は夢中で聞き入る。
もっと……、先輩の声を聞きたい。
そんな願いが届いたのか、先輩は僕に囁き続ける。
その声があまりに艶めいていて、僕は欲情してしまった。
『好き……好き……大好き』
僕も!僕も大好き!
ギャグボールが邪魔で声が出せないから頭の中で愛の言葉を返す。
『エッチな敦も大好きだよ。今もちんぽ欲しくて堪らないんだろう?………雌豚』
「んぉっ!!」
優しかった声が急に低く、そしてより鼓膜に近い位置で聞こえてゾワゾワと背筋に痺れが走る。
堪らずに尻にキュッと力を入れてしまい、前立腺がエネマグラに押し上げられた。
「ほぉっ♡」
思わず変な声が出た。
やばいやばいやばい。先輩の声でイっちゃうよぉ♡
『雌豚って呼ばれてイキそうになっちゃった?淫乱だね』
「んひっ♡」
『帰ったらいっぱい犯してあげる』
「おほっ♡」
先輩の息遣いが乱れる。
録音しながら興奮していたのだろうか。僕まで興奮してくる。
『俺のチンポが欲しい?』
欲しいよぉ。おっきいので奥まで突いて欲しいの。
あぁ、想像したらアナルがきゅんきゅんしてきた。
先輩の指でぐちゃぐちゃにして、それからちんぽ突っ込んでズボズボして欲しいの。
ヘコヘコと腰が動く。
『早く敦のおまんこにぶち込みたい』
「お"っ♡」
『犯したい。虐めたい。泣かせたい。めちゃくちゃにしたい。ザーメンぶっかけて汚したい』
全部して!雄臭くてドロドロの濃いザーメンでデコレーションしてぇ!
ううん、精子もったいないからお口の中に注いで、特濃ミルクを飲ませて!
あぁ先輩のちんぽ舐めたい。
喉の奥まで突っ込まれて口の中犯して欲しい。
ケツ穴も喉まんこもいっぱい使って。
先輩は僕がどんな風にされると感じるか知っているから、きっと僕の好きなやり方で虐めてイカせてくれるだろう。
早く帰って来て!早く早く早く!
鼓膜を愛の言葉といやらしい言葉で交互に犯された僕は、気が狂いそうな程焦らされ続けた。
妄想オナニーする時と同じように目を閉じて先輩の姿を思い浮かべていた。
だから先輩が帰ってきた事にも気付かずに、ヘッドフォンを外されて漸く気付いたのだ。
「ただいま、敦」
生の声に僕は嬉しさで腰を振りまくっていた。
「んーーっ♡んーーっ♡」
先輩が帰ってきた!帰ってきた!
「俺がどれだけ敦を好きか解ったかな?」
コクコクと首を何度も縦に振る。
「それとも縛ってこんな場所に閉じ込めたから怖くなった?」
僕は首を横に振る。
そりゃ写真を貼りまくった異様な空間に少しは驚いたけど、それが興奮した。
「そう、良かった。良い出来だと自分でも思ってたんだよね。昨日は写真の敦に囲まれて我慢出来なくてここでオナニーしちゃったよ。聞いたでしょ?その時の音声」
「おっ…ほぉっ♡」
さっきの音声はオナニーしながら録音したのだと思ったら、キュンキュンと下腹部が疼いた。
「拘束外してあげるけど、家族が帰ってきてるから騒いじゃ駄目だよ?」
ハッと現実を思い出させる言葉に僕は冷や汗を流した。
ギャグボールをしていたとはいえ、下手したら気付かれていたかもしれない。
拘束を解いてくれた先輩は長く縛られて膝をガクガクとさせている僕を立たせてクローゼットから出す。
部屋の明るさに目を細めた。
半ば引きずるようにベッドへ連れていかれてすぐに覆い被さってきた先輩は、声を出さないように念を押してから僕の口に嵌まっていたギャグボールを外してくれた。
久しぶりに自由になった口から唾液が糸を引く。
その唾液を先輩は美味しそうに啜ってから投げ捨てた。
「敦。良い子でお留守番出来たからご褒美あげるけど、まだ監禁されているって忘れちゃ駄目だよ。家族もいるからね。良い?」
「……はい」
か細い声で返事をする。
だって、あんなにいやらしく囁かれたら逆らえっこない。
僕は先輩に従順になるしかない。
先輩はそんな僕に満足そうに微笑むと、両手を伸ばしてきた。
何だろうと不思議に思っている間に首に手が掛けられ、次の瞬間にはグイッと引き寄せられていた。
そしてそのまま唇を奪われる。
貪るようなキスに翻弄されながら、僕はうっとりと瞼を閉じる。
あぁ、やっぱり先輩が好き……。
舌を絡ませていると、先輩の股間が膨らんできている事に気付く。
そしてすぐに先輩の肉棒はガチガチに勃起した。
僕だって欲情しっぱなしだ。
乳首が痛いくらい勃起してて、ちんぽからはダラダラと先走りが溢れてる。
アナルもヒクついてるし、もう先輩が欲しくて堪らない。
「敦……好きだよ。愛してる」
僕にしか聞こえない小さな声だけど、耳元で愛を告げられただけで身体が震えた。
「僕も」
「本当に?監禁するような彼氏でも?」
「ふふっ、監禁したり雌豚扱いする彼氏なんて最高じゃないですか」
そう言うと先輩はまた優しく笑ってくれた。
「ねぇ、早くご褒美ください」
「そうだね。俺も限界」
「んぅ♡」
先輩の勃起ちんぽが僕のアナルに触れてビクンと腰が跳ねる。
早く挿れてぇ♡
そう思ったのに、先輩のペニスが挿入ってくる気配がない。
なんで?どうして? 焦らされて泣きそうになる。
「挿れる前からそんなに期待されてるのは嬉しいんだけど、そんな状態じゃ声我慢できないでしょう?」
おちんぽしか頭に無くて、家族がいるのを忘れていた。
僕は両手で口を覆った。それを微笑ましく小さく笑った先輩は僕をひっくり返して俯せに寝かせた。
脚をまっすぐ伸ばしたその脚を先輩が跨ぐ寝バックの格好だ。
「ちょっとだけ腰上げて。そう、そのくら…いッ!!」
ドスンッ!!
挿入の心構えが整ってなかった僕は、いきなり奥まで突かれて悲鳴を上げそうになった。
だが、先輩はそれも見越していて僕の後頭部を押さえて枕に押し付けながら挿入したのだ。
あまりの衝撃に一瞬意識が飛んだ。
しかし、先輩は容赦無いピストンを開始する。
激しい♡気持ちいい♡奥まできてる♡苦しい♡イキたい♡
先輩が動く度に前立腺がゴリゴリと押し潰される。
それだけで僕のクリちんぽは壊れたみたいに精液を垂れ流した。
こんなの無理ぃ♡声出ちゃう♡ 激しく犯されて喘ぎまくりたい。
でも、先輩に言われた通り枕を噛んで声を押し殺す。
それでもどうしても漏れてしまう。
「んっ♡んっ♡んっ♡んっ♡」
パンッパチュパチュンッグッチュン!
卑猥な音を立てながら抽送を繰り返す先輩の動きに合わせて腰が揺れた。
頭がフワッとして目の前が真っ白く塗り潰されていき絶頂が近付いてきたのが分かった。
イクっ!イっちゃう!
「うるさいよ。声漏らすな」
頭を強く押さえ付けられて、僕は声を出せないまま達した。
しかし先輩は俯せの僕の脚を潰れた蛙みたいに左右に広げて、そのままズコズコと尻を掘られ続ける。
イッたばかりの敏感なおまんこに強すぎる快楽を叩き込まれておかしくなりそうだ。
もうダメ。死んじゃう!
快感と酸欠で膝下をバタバタと暴れさせて必死に抵抗しても先輩は許してくれなくて、寧ろ苛立ったのか更に強く枕に顔を押しつけられた。
息が出来なくて苦しくて涙がボロボロ流れる。
なのに、お腹の奥はキュンキュンしてもっと強い刺激を求めていて、まるで喜んで受け入れているようだ。
やがて先輩も射精した。
ドクンドクンと脈打ちながら熱い精子を注がれていく感覚にゾクゾクと背筋が震えた。
暫くすると、漸く呼吸を許された。
「すっごく気持ち良かったよ、敦。明日家族が出掛けたらもっと刺激的な事しようね」
ハァハァと呼吸をするのに精一杯だった僕は返事も出来ずにぐったりとベッドに倒れ込んだ。
まだ余韻に浸っていて、中々起き上がれなかった。
先輩は僕の頬に軽くキスしてから、僕の身体の中から出て行く。
「もう一回する?敦も疲れただろうからゆるパコにしようか。それとも明日家族が出掛けるまでクローゼットでおちんぽおあずけの監禁プレイの続きが良いかな?」
どちらを選んでも僕が悦ぶ事を解ってる先輩は、わざと選ばせる。
恥ずかしいけど、答えない訳にはいかない。
僕は震える声で返事をした。
「……クローゼット……」
「いいよ。じゃあこのまま行こうか」
僕は先輩にギャグボールを嵌め直されてクローゼットの中へ連れていかれた。


翌日は、二人きりになってから思う存分エッチな事をしたのは言うまでもないんだけど……先輩の部屋が防音だって思い出して、声抑えなくても良いんじゃないかと思ってしまった。
まぁプレイが盛り上がったんだから、まいっか。
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感想 1

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みんなの感想(1件)

pipin
2023.01.23 pipin

うわぁまさかの盗聴アプリ♡ 鬼畜な先輩最高!スパダリな先輩も読みたかったです。今後も続編があったら嬉しいです。

2023.01.23 如月 永

感想ありがとうございます!
スパダリな先輩も書こうか迷ってたんです。
でも書き始めたら変態な方に傾きそうな予感も……。
どちらにせよ、気長に待って頂ければ更新したいと思います。

解除

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