ご主人様と性処理ペット

如月 永

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3.初エッチ

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お尻の位置に当てられている大きな肉棒が腰の動きに合わせて布越しに尻の谷間に食い込み、ゆさゆさと身体が揺らされる。
びっくりして顔を上げると、客は舌なめずりをしていた。
その仕草に胸がキュンとした。
無意識に自分も唇を嘗めて、薄く口を開いた。
すると唇を奪われて、客の分厚い舌が僕の小さな口腔に入ってきた。
僕の小さな舌はあっと言う間に絡め取られて吸われた。
それだけで腰が抜けてしまいそうになった。
僕の唾液が客に飲み干されていくのが分かる。
凄く恥ずかしいけど、嬉しい。
「ふはっ……ハァ…ハァ」
長い接吻が終わると僕は息苦しくて口を離した。
そして客は僕の服を脱がせてきた。
怖くて僅かな抵抗をしたが、力が入らず、抵抗ともいえなかったと思う。
シャツが捲られ、客の手が肌に触れる度に、ビクンっと反応してしまう。
そのまま上半身を裸にされ、下半身にも手をかけられた。
パンツと一緒に脱がされると、僕の陰茎はピンッと上を向いていた。
「感じやすいんだね」
「あんっ、知らにゃいっ、知らないのぉ!」
知識はあるがセックスなんてしたことないし、夢精くらいで自慰だってろくにしたことがない。
それなのにキスだけでこんなに勃起していて僕の方がびっくりしていた。
でも客はそれを気にすることなく、僕を膝から下ろしてテーブルに横たえた。
全裸のまま仰向けに寝転ぶと、客が覆い被さってきた。
「痛いのは嫌だろう。ほぐしてあげるから足を開きなさい」
「足?開くの?」
ただ足を開いただけの僕を小さく笑って、こうするんだよと膝裏を持たされて尻の穴を丸見えにさせられた。
「何も知らなくて当然か。性処理ペットにされるなんて思わなかったんだろうし」
客は店員が置いていったボトルを手に取ると蓋を開け、トロリとした液体を穴の周りに塗り始めた。
冷たい感触にキュッと力が入ると、そこを宥めるように指先が触れてくる。
ぬるぬると何度も往復し、ゆっくりと指が中に入ってきた。
異物挿入に体が強張るが、痛みはない。
だが客はすぐに指を抜いてしまった。
なんで?と思わず見上げると、指先にローションを付け直して再び侵入してくる。
今度は中を探るような動きで、腸壁を押したり撫でたりする。
「どうしてそんな所を触るんですか?汚くないですか?」
「ハハッ!君は男の子だから、ここでしかセックス出来ないだろう。狭いから広げないと私のが入らないんだ」
そのうち指が二本に増え、中でバラバラに動かされる。
最初は気持ち悪かったのに、段々気持ち良くなってきた。
もっとして欲しいと思ってしまう。
いつの間にか、三本目まで入っていた。
グニグニと内壁に指が押し当てられると、腹の奥が熱くなる。
「ふにゃんっ、はふっ、ンンッ」
なんだか変な感覚だ。
何かが足りない。
それが何なのか分からないけれど、とにかく何か物足りなかった。
「少し緩んできたから、前立腺を触るよ」
そう言って触られた場所は、足りなかった快感を沸き上がらせた。
ビクンビクンと身体が跳ね、初めての快感というものが怖くて、僕はジタバタと暴れたが、すぐに押さえつけられてしまった。
「怖くないよ。気持ち良くなるんだ」
「ひぅん……怖いよぉ……気持ちいいの怖いのぉ」
「大丈夫だよ。ここ押されるとお腹が熱くなっておちんちんムズムズしてくるだろう。ほら、気持ち良いって言ってごらん」
「あぁんっ、気持ち、いいっ、気持ちぃのぉっ」
言われるままに口に出すと、どんどん気持ち良くなって身体から緊張が抜けた。
「いい子だ。イケそうならイっても良いぞ」
ぐちゅぐちゅと音が響き、中のシコリのような場所を押し込まれる。
今までとは比べものにならない快楽に目の前が真っ白になった。
そして勢い良く射精してしまった。
僕自身は射精もよく分からなかったけれど、お腹の中で触られているしこりが押されるたびにビュクッと精液を放っていた。
それを見ていた客は、可愛いと言って更に責め立てた。
そのせいで精巣が空っぽになるまで搾り取られたのだった。
もう疲れ切っていて身体を起こす気力もない。
頭がボーッとしてテーブルの上で大の字になって動けずにいると、客は僕の両足を持ち上げて大きく開いた。
そして、あの大きな肉棒が、僕のお腹に乗せられる。
「これが今から入るんだよ。見ててごらん」
「やっ……そんな大きいの、入らないよぉっ……」
「ゆっくり入れるから、ちゃんと息をするんだよ」
「ひっ……うそっ……あっ……あああっ!!」
指とは比べものにならない太い先端が入り込んでくると、息が詰まるような圧迫感に僕は悲鳴を上げた。
苦しい。苦しくて涙が溢れてくる。
でも客は止まらず、腰を進めて亀頭を飲み込ませた。
一番太くなっているカリ首の部分さえ入ってしまえば後は楽で、ローションの滑りを利用して少しずつ進んで行った。
あぁ、これが……交尾なんだ……。
そう思うと胸がドキドキした。
早く奥まで入れて欲しい。
僕が欲しくて堪らないという顔をしているこの人に、僕の全てをあげてしまいたい。
客は僕の顔を見て微笑むと、一気に腰を進めた。
お腹の奥の方までいっぱいになって内臓が押し上げられたみたいに苦しい。
客は嬉しそうな顔で僕の頬を撫でて、それから僕の手を取って結合部に持っていった。
僕も自分の手をそこに這わせると、確かに繋がっているのだと実感出来た。
「凄いね。初めてでこんなに飲み込めるなんて。あぁダメだ。我慢できない」
「ふぇ?ふわっ!にゃにっ!?」
客はいきなり激しく動き出した。
「君みたいな子が私のペットになってくれるなんて嬉しくて、初めてなのに優しく出来なくてすまない」
「ぼ、ぼくっは、性処理ペットだからっ、好きにしてくださっい!」
「煽らないで。抱き潰してしまうよ」
「にゃっ、にゃんっ、あんっ、にゃんっ」
ガツンガツンと突き上げられながら、僕は必死に喘いだ。
太いおちんぽは僕の感じるシコリも擦ってくれるから、多分気持ち良かったんだと思うけれど、奥を殴打されるみたいに突かれて揺さぶられる衝撃の方が強くて気持ち良いのかどうなのか、よく分からない。
ただ僕の御主人様になってくれる人が気持ち良くなってくれているのが嬉しかった。
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