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7.僕の名前
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◇◇◇◇
撫でられている感覚が気持ち良くて、夢心地でくふくふと鼻を鳴らした。
「そんなに寝てると目が溶けてしまうんじゃないか?」
「うにゃ……はっ!御主人様!」
「ただいま」
「おっ、おかえりなさいませ」
チュッと御主人様が頬にキスをしてくれる。そして御主人様は頬を指差す。
「私にもおかえりのキスをしてほしいな」
「はい。おかえりなさい」
御主人様を真似して頬にキスする。御主人様は満足げに微笑んだ。
「寂しくなかったかい?」
「ずっと寝てたから……ごめんなさい」
「ははっ、店主も猫は寝るのが好きだと言っていたしな。寂しくなかったなら良かった」
御主人様は僕をギュッと抱き締めて撫でてくれる。
御主人様の匂いがして落ち着く。
「御主人様は………寂しくなかったですか?」
御主人様は撫でるのをやめて僕の顔を見てから、豪快に笑った。
「ははははっ!私が寂しいかって?うんうん。寂しかったよ」
御主人様は嘘つきだ。
だってそんな風に見えないもん。
寂しくなくても別に良いけど、嘘つかなくっても良いじゃないか。
ツンとそっぽを向いた。
「ごめんごめん。からかったんじゃないよ。仕事をしていてもお前が抱きたくなって身体が寂しかったんだ」
御主人様はまた笑いながら謝ってくる。
でも謝りながらもまた頭をわしゃわしゃしてくる。
御主人様に頭を撫でられるのはやっぱり好きなので許してあげることにする。
「御主人様は身体が寂しかったの?セックスする?」
「したいけど、お出掛けするよ。早く行かないとお店が締まるからな」
買い物と夕飯は外食にすると言う。
「首輪を買いに行くんだ」
「首輪?!僕に買ってくれるんですか!」
ピョーンと飛び跳ねてしまいそうに嬉しかった。
外を連れ歩くにはペットに首輪を着用させなければならない。
今は購入時ペットショップから渡された仮のリボンが首輪代わりになっていたけれど、首輪を買ってくれるらしい。
嬉しさで尻尾をブンブン振っていると、御主人様が苦笑した。
「そんなに喜ぶなら昨日買って帰れば良かったな。でも名前も決まってなかったから」
僕の瞳が輝く。もしかして名前決めてくれたの?だから首輪くれるの?
「あまり期待されると言いにくいな」
「御主人様がつけてくれ名前ならどんな名前でも嬉しいです!」
「そうか。それならばお前は今日から『純』だ。ありきたりだけれど純白な容姿と純真な性格だから純」
最初に聞いたシロという名前が頭に残っていてそこから連想したららしい。
「ジュン……純!僕の名前!ありがとうございます!御主人様だぁ~い好き!」
御主人様に飛び付くと御主人様は優しく受け止めて撫でてくれた。
◇◇◇
それから僕は御主人様と一緒にお出掛けした。
車に乗ってジュエリー店みたいな高級そうな店で首輪を購入した。
本当は首輪には名前や所有者や住所が刻まれたプレートを嵌め込むもしくはぶら下げるのだが、すぐには出来ないみたいで1時間くらいかかるらしい。
安物なら10分くらいで出来るらしいんだけど、御主人様がこだわったから時間がかかる加工になったらしい。
でも先に首輪だけは受け取ってご主人様から付けてもらったから、その首輪の重さにルンルンしていた。
プレートが出来るまでの時間を利用して獣人用の衣類店へ向かった。
人間用の服は尻尾の穴が空いていないからね。上着は人間用でも大丈夫なんだけど。
10着くらいの服と下着を買ってくれたけど、ちょっとエッチな下着もあったよね?
ねぇ御主人様、僕にそれ着せたいの?
でも御主人様が喜んでくれるなら着てあげようと思う。
あとは靴屋さんに行って新しいスニーカーも購入した。
しばらくは公な場所には連れて行かないからフォーマルな服は後日オーダーで作るよと言われたが意味は分からなかったので、とりあえず頷いておいた。
それからプレートを受け取って、食事をして帰って来ても僕は浮かれていた。
「今日は首輪つけたまま寝て良いですか?」
余所の家は分からないけれど、首輪をつけるのは普通は外出する時くらいだ。
「良いけど寝苦しいだろう。明日昼間ずっと付けてて良いから、夜は外さないかい?」
「でも……でも……」
「首輪をしていると首が噛めないからね」
ネックグリップをしてもらえない方が嫌で、首輪を外してもらった。
初めてのプレゼントの名前が刻印された首輪は僕の宝物だ。
「明日、お仕事行く前に忘れないで付けてくださいね」
「分かったよ。さぁ、今夜も私の相手をしてくれないか?」
「セックスするの?」
「あぁ」
御主人様に抱っこされてベッドへ連れて行かれた。
すぐに服を脱いで、ピンと立てた尻尾をゆらゆら揺らしながらお尻を振って見せる。
どんどん淫乱になっていく気がする。でも性処理用だから淫乱な方が良いのかもね。
「半日も経ったから、お尻も閉じてしまったかな?」
お尻を上げた状態で上半身を下げるようにさせられた。
すると御主人様はローションを付けた指をアナルに入れてきた。
御主人様の指は太くてゴツゴツしている。それが2本入れられて、グチュッグチャッと音を鳴らしながらかき混ぜられる。
「ふぅ、ふっ、んっ、くっ、あっ、あんっ、ひっ、ひんっ」
触診するみたいな指の動きで探られ、前立腺を見つけられてしまった。
揃えられた中指と薬指でそのシコリを挟まれて上下左右に揺すられる。
それだけで射精してしまいそうになる。
それを堪える為に必死でシーツを掴んだ。
撫でられている感覚が気持ち良くて、夢心地でくふくふと鼻を鳴らした。
「そんなに寝てると目が溶けてしまうんじゃないか?」
「うにゃ……はっ!御主人様!」
「ただいま」
「おっ、おかえりなさいませ」
チュッと御主人様が頬にキスをしてくれる。そして御主人様は頬を指差す。
「私にもおかえりのキスをしてほしいな」
「はい。おかえりなさい」
御主人様を真似して頬にキスする。御主人様は満足げに微笑んだ。
「寂しくなかったかい?」
「ずっと寝てたから……ごめんなさい」
「ははっ、店主も猫は寝るのが好きだと言っていたしな。寂しくなかったなら良かった」
御主人様は僕をギュッと抱き締めて撫でてくれる。
御主人様の匂いがして落ち着く。
「御主人様は………寂しくなかったですか?」
御主人様は撫でるのをやめて僕の顔を見てから、豪快に笑った。
「ははははっ!私が寂しいかって?うんうん。寂しかったよ」
御主人様は嘘つきだ。
だってそんな風に見えないもん。
寂しくなくても別に良いけど、嘘つかなくっても良いじゃないか。
ツンとそっぽを向いた。
「ごめんごめん。からかったんじゃないよ。仕事をしていてもお前が抱きたくなって身体が寂しかったんだ」
御主人様はまた笑いながら謝ってくる。
でも謝りながらもまた頭をわしゃわしゃしてくる。
御主人様に頭を撫でられるのはやっぱり好きなので許してあげることにする。
「御主人様は身体が寂しかったの?セックスする?」
「したいけど、お出掛けするよ。早く行かないとお店が締まるからな」
買い物と夕飯は外食にすると言う。
「首輪を買いに行くんだ」
「首輪?!僕に買ってくれるんですか!」
ピョーンと飛び跳ねてしまいそうに嬉しかった。
外を連れ歩くにはペットに首輪を着用させなければならない。
今は購入時ペットショップから渡された仮のリボンが首輪代わりになっていたけれど、首輪を買ってくれるらしい。
嬉しさで尻尾をブンブン振っていると、御主人様が苦笑した。
「そんなに喜ぶなら昨日買って帰れば良かったな。でも名前も決まってなかったから」
僕の瞳が輝く。もしかして名前決めてくれたの?だから首輪くれるの?
「あまり期待されると言いにくいな」
「御主人様がつけてくれ名前ならどんな名前でも嬉しいです!」
「そうか。それならばお前は今日から『純』だ。ありきたりだけれど純白な容姿と純真な性格だから純」
最初に聞いたシロという名前が頭に残っていてそこから連想したららしい。
「ジュン……純!僕の名前!ありがとうございます!御主人様だぁ~い好き!」
御主人様に飛び付くと御主人様は優しく受け止めて撫でてくれた。
◇◇◇
それから僕は御主人様と一緒にお出掛けした。
車に乗ってジュエリー店みたいな高級そうな店で首輪を購入した。
本当は首輪には名前や所有者や住所が刻まれたプレートを嵌め込むもしくはぶら下げるのだが、すぐには出来ないみたいで1時間くらいかかるらしい。
安物なら10分くらいで出来るらしいんだけど、御主人様がこだわったから時間がかかる加工になったらしい。
でも先に首輪だけは受け取ってご主人様から付けてもらったから、その首輪の重さにルンルンしていた。
プレートが出来るまでの時間を利用して獣人用の衣類店へ向かった。
人間用の服は尻尾の穴が空いていないからね。上着は人間用でも大丈夫なんだけど。
10着くらいの服と下着を買ってくれたけど、ちょっとエッチな下着もあったよね?
ねぇ御主人様、僕にそれ着せたいの?
でも御主人様が喜んでくれるなら着てあげようと思う。
あとは靴屋さんに行って新しいスニーカーも購入した。
しばらくは公な場所には連れて行かないからフォーマルな服は後日オーダーで作るよと言われたが意味は分からなかったので、とりあえず頷いておいた。
それからプレートを受け取って、食事をして帰って来ても僕は浮かれていた。
「今日は首輪つけたまま寝て良いですか?」
余所の家は分からないけれど、首輪をつけるのは普通は外出する時くらいだ。
「良いけど寝苦しいだろう。明日昼間ずっと付けてて良いから、夜は外さないかい?」
「でも……でも……」
「首輪をしていると首が噛めないからね」
ネックグリップをしてもらえない方が嫌で、首輪を外してもらった。
初めてのプレゼントの名前が刻印された首輪は僕の宝物だ。
「明日、お仕事行く前に忘れないで付けてくださいね」
「分かったよ。さぁ、今夜も私の相手をしてくれないか?」
「セックスするの?」
「あぁ」
御主人様に抱っこされてベッドへ連れて行かれた。
すぐに服を脱いで、ピンと立てた尻尾をゆらゆら揺らしながらお尻を振って見せる。
どんどん淫乱になっていく気がする。でも性処理用だから淫乱な方が良いのかもね。
「半日も経ったから、お尻も閉じてしまったかな?」
お尻を上げた状態で上半身を下げるようにさせられた。
すると御主人様はローションを付けた指をアナルに入れてきた。
御主人様の指は太くてゴツゴツしている。それが2本入れられて、グチュッグチャッと音を鳴らしながらかき混ぜられる。
「ふぅ、ふっ、んっ、くっ、あっ、あんっ、ひっ、ひんっ」
触診するみたいな指の動きで探られ、前立腺を見つけられてしまった。
揃えられた中指と薬指でそのシコリを挟まれて上下左右に揺すられる。
それだけで射精してしまいそうになる。
それを堪える為に必死でシーツを掴んだ。
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