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勇者との再会
楽しい実験準備②
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「マルコイさん。これは真ん中に立つ感じでいいんですか?」
スネタさんが早速『脚がいっぱい速いぞ君』に乗り込もうとしている。
「はい。そのまま中央の布でできている袋に両足を入れてください。宙に吊られたような感じになりますが、その中で脚を動かしてもらうと、魔道具のそれぞれの脚がその動きに沿って動きます。」
もちろん中の布袋も俺が【スードウクリエイター】で作り出した伸縮性の高い布だ。
それに魔力回路を貼り付けて、人の動きをそのまま魔道具に伝わるようにしている。
外についている脚は同じく【スードウクリエイター】で作った木製の脚だ。
これも壊れにくいように魔力回路で強化している。
予想では脚が2本の時の3倍の速さになるんじゃないかと思っている。
だって脚の数が3倍になってるからね。
スネタさんは中央の布に脚を入れる。
「そのまま魔力を流して下さい。極小量の魔力で大丈夫です。そしたら魔力回路が反応して中の動きをそのまま外部の脚に伝えてくれます。ただ自分の脚の動きに対して多少のズレはあると思うので、これは慣れてもらうしかないですね。」
【異世界の知識】で得た事だが、人の身体は頭の中の『脚を前に出す』といった信号を捉えて身体が動いてるらしい。
その信号をそのまま魔道具に伝える事が出来れば、ズレがなくて動かせるんだろうけど、今の俺には無理なのでこれが精一杯かな。
「確かに私の動きに遅れて脚が動くような感じですね。近接戦をするのには慣れが必要になると思いますけど、移動用と考えたらおそろしく優秀だと思いますよ。だってほら。」
スネタさんはそう言いながら、大きな木を縦に駆け上がった。
そして手で木の枝に捕まり、回転しながら枝の上に魔道具をつけたまま着地した。
「近接戦だと、ほんの一瞬のズレでも致命傷になってしまいますけど、エルエスさんのような遠距離で攻撃できる人には重宝すると思いますよ。」
確かにそうだと思いますけど、その魔道具ってそんな動きが出来るんですね‥
こんな風に動かせる事が出来るなんて思ってもいませんでした。
「あと、それとセットで用意してるのが、『踏んで大変木偶爆弾』になります。」
羽根人形で空から爆弾を落とすのなら、地上を駆る魔道具は設置式の魔道具を使ってもらう。
内容はほぼ木偶爆弾と変わらないけど、魔力を込めるだけだと爆発しない。
木偶爆弾の外側をもう一つ布で膜を作って、その中に余剰な魔力を流すようにしている。
しかしそれに外からの衝撃が加わると、魔力回路が反応して火を作り、爆弾に引火して大爆発って品物だ。
これで、モンスターの氾濫が起こった時に先行部隊にこれを設置させて、モンスターがそこを通れば大爆発って感じだ。
ただ問題は解除まで考えていなかった事だな。
もし不発弾があったら迷惑をかけるので、設置する個数と場所をしっかりと記録しとかないといけない。
実験は楽しく行うべきだけど、実験した後はちゃんと片付けしておかないとね。
「これで最初にモンスターの数を減らして、残ったモンスターに空から爆弾を落として更に数を減らす!そして残ったモンスターを狩りとるって作戦です!」
完璧過ぎる作戦だ。
残ったモンスターで強そうなやつはエルエス兄さんの『投げてどっかん槍』で倒すとして、残りはゴーレム0号、シャッター鎧君を着けたメンセンと新しく魔道具を渡すスネタさんが殲滅すれば問題ないだろ。
「いや、最初の爆弾の時点ですでにモンスター崩壊してると思うんだけど‥」
そんな事はないよクワイス君。
そんな事になってしまったら、残りの魔道具の実験が出来ないじゃないか。
でも少し心配だな‥
「本当にそうなったら嫌だから、少し数を減らす‥?」
「マルコイさん‥最初からだけど、目的が変わってるよ‥実験のためにモンスターを残したら駄目でしょ‥」
あっ!
そう言えばそうだった‥
スネタさんが早速『脚がいっぱい速いぞ君』に乗り込もうとしている。
「はい。そのまま中央の布でできている袋に両足を入れてください。宙に吊られたような感じになりますが、その中で脚を動かしてもらうと、魔道具のそれぞれの脚がその動きに沿って動きます。」
もちろん中の布袋も俺が【スードウクリエイター】で作り出した伸縮性の高い布だ。
それに魔力回路を貼り付けて、人の動きをそのまま魔道具に伝わるようにしている。
外についている脚は同じく【スードウクリエイター】で作った木製の脚だ。
これも壊れにくいように魔力回路で強化している。
予想では脚が2本の時の3倍の速さになるんじゃないかと思っている。
だって脚の数が3倍になってるからね。
スネタさんは中央の布に脚を入れる。
「そのまま魔力を流して下さい。極小量の魔力で大丈夫です。そしたら魔力回路が反応して中の動きをそのまま外部の脚に伝えてくれます。ただ自分の脚の動きに対して多少のズレはあると思うので、これは慣れてもらうしかないですね。」
【異世界の知識】で得た事だが、人の身体は頭の中の『脚を前に出す』といった信号を捉えて身体が動いてるらしい。
その信号をそのまま魔道具に伝える事が出来れば、ズレがなくて動かせるんだろうけど、今の俺には無理なのでこれが精一杯かな。
「確かに私の動きに遅れて脚が動くような感じですね。近接戦をするのには慣れが必要になると思いますけど、移動用と考えたらおそろしく優秀だと思いますよ。だってほら。」
スネタさんはそう言いながら、大きな木を縦に駆け上がった。
そして手で木の枝に捕まり、回転しながら枝の上に魔道具をつけたまま着地した。
「近接戦だと、ほんの一瞬のズレでも致命傷になってしまいますけど、エルエスさんのような遠距離で攻撃できる人には重宝すると思いますよ。」
確かにそうだと思いますけど、その魔道具ってそんな動きが出来るんですね‥
こんな風に動かせる事が出来るなんて思ってもいませんでした。
「あと、それとセットで用意してるのが、『踏んで大変木偶爆弾』になります。」
羽根人形で空から爆弾を落とすのなら、地上を駆る魔道具は設置式の魔道具を使ってもらう。
内容はほぼ木偶爆弾と変わらないけど、魔力を込めるだけだと爆発しない。
木偶爆弾の外側をもう一つ布で膜を作って、その中に余剰な魔力を流すようにしている。
しかしそれに外からの衝撃が加わると、魔力回路が反応して火を作り、爆弾に引火して大爆発って品物だ。
これで、モンスターの氾濫が起こった時に先行部隊にこれを設置させて、モンスターがそこを通れば大爆発って感じだ。
ただ問題は解除まで考えていなかった事だな。
もし不発弾があったら迷惑をかけるので、設置する個数と場所をしっかりと記録しとかないといけない。
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完璧過ぎる作戦だ。
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でも少し心配だな‥
「本当にそうなったら嫌だから、少し数を減らす‥?」
「マルコイさん‥最初からだけど、目的が変わってるよ‥実験のためにモンスターを残したら駄目でしょ‥」
あっ!
そう言えばそうだった‥
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