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戦いの準備
エルフとの戦い②
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「グハハハ!エルフ如きが選ばれた種族?何を勘違いしている?ただ自国に引き篭もっていた奴らは世界を知らんな!」
「なっ!お前はさっきの人族か!?なぜ俺の精霊術を受けたのに無傷でここにいる!」
「貴様らエルフ族がどれほど優秀だとしても、勇者に敵うはずがないだろう!魔王を倒すべくして生まれた者たちをな!」
「なんだと!ま、まさか貴様が勇者だというのか!」
「いや、俺は勇者ではない。しかし俺と共に戦ってくれる勇者がここに3人いる。世界を救うべく戦う男たちがな!」
正確には女神から認められた勇者は正人1人なんだけどね。
でも魔王と戦える事が勇者だとするのなら、他の2人も充分過ぎるほど戦えるはずだ。
「そ、そんな馬鹿な!勇者が3人だと!?そんなはずがない!勇者は魔王が現れたときに時を同じくして現れる。しかしそれは選ばれた1人のはずだ!」
「ならばお前たちの現状をどう説明する?たかが人族と思っていた俺たちにここまでの被害を被ったのだ。それが何よりの証拠だろう!」
正確には、やったのはアキーエさんなんですけどね。
しかし興が乗ってきた‥
これで段ボールが自国に戻ったら、何と報告するだろう?
それだけで面白‥エルフ国は混乱するはずだ。
「マルコイさん‥まるでマルコイさんが魔王みたいなんですけど‥」
何を言うかねラケッツさん。
演技だよ演技。
決してこれが本性とか、面白くなってきたとかないんだからね。
「くっ!お前たち!襲撃者を倒せ!勇者が3人など嘘に決まっている!それに勇者とはいえ高貴なるエルフ種劣るはずがない!行け!」
高貴なるエルフ種さんたちは、アキーエさんの魔法でボロボロになったの忘れてますか?
エルフの中でその場で精霊術を使い始めた者たちがいる。
召喚された精霊は怪我をした味方の周りを何度か回ると、別の負傷しているエルフの元に飛んでいく。
なるほど。
精霊術には回復できる精霊もいるのか。
傷を癒したエルフが散らばった正人たち勇者の元に向かう。
もちろん俺たちのところにも結構な数が向かってくる。
「みんな聞いてくれ。殲滅が目的じゃないが、向かってくる奴には手加減しなくていいぞ。変に手加減してこっちが怪我するのも馬鹿らしい。行くぞ!」
勇者たちがそれぞれ動き出す。
それじゃあラケッツさんも行こうかね。
「ラケッツさん、準備はいいか?」
「ダメって言っても行かせるんでしょ?」
もちろん!
俺は『スペース』からラケッツさんの装備を取り出す。
そして装備はラケッツさんを包むように動き、それぞれ所定の場所に納まる。
まるで装備品がラケッツさんを守るために動くかのように‥
「俺は『魔道具の勇者』ラケッツ!行くぞ!」
そしてラケッツさんは魔道具の勇者としてエルフたちの元に向かっていく。
やっぱり演出って大事だよね!
何人かのエルフはラケッツさんが魔道具を異空間から取り出して装着したように見えたんじゃないだろうか?
実際は俺が『スペース』から出したし、俺がいないと出来ないことなんだけど、勇者っぽくてかっこいい。
それに打合せ通りだけど、ラケッツさんの台詞もまたかっこいいな。
さて他の勇者たちはどうなってるかな?
正人たち勇者組に目を向ける。
あいつらの装備は元々つけていたし、装着させる必要はなかったけど、どんな感じかね。
「な、なんだあの頭は!ふ、ふざけるな!」
ふっふっふ。
びっくりしたかねエルフ諸君。
彼は『異世界の勇者』改め『ビッグアフロ勇者そのうちスキンヘッド勇者』だ。
長いな‥
しかしあれだけ大きいと、こういった木々の中では動きにくそうだな。
あ、アフロから枝が出てる。
「その頭ごと燃やしてやる『火の精霊よ!我の‥』」
「させないわよ!」
あやめが精霊術を使おうとしていたエルフの元に駆ける。
速い!
一瞬でエルフの懐まで入った!
今までのあやめの速さとは段違いだ‥
おそらく鎧に内蔵した羽根人形も使った移動なんだろうが、動きがスムーズ過ぎる。
自身が地面を蹴る動作と羽根人形の推進力をうまく合わせる必要がある。
どちらかが早過ぎたりすると、派手に転ける。
経験者は語るだ。
「なっ!」
あやめは槍の側面を使い、エルフの胴を薙ぎ払う。
エルフは身体をくの字に曲げ、他のエルフを巻き込みながら吹っ飛んだ。
おお‥
やはりモンスターじゃない相手に槍を突き刺すのは抵抗があったのかもしれないが、槍に刺されるよりも酷い目に遭ってる気がする。
「く、くそっ!全員で精霊術を放つぞ!いくら速くても全員に攻撃する事はできない!」
近くにいたエルフたちが精霊術を使おうと魔力を練り始める。
あの程度の範囲にいる奴らなら、全員あやめ1人で倒せると思うが‥
特にあやめは動く様子を見せない。
ん?
ああ、そういう事か。
全員魔道具の具合を確かめたいんだな。
「放て!」
エルフが精霊術を放つと同時に、エルフたちは精霊の力をその身で受ける事となった‥
「なっ!お前はさっきの人族か!?なぜ俺の精霊術を受けたのに無傷でここにいる!」
「貴様らエルフ族がどれほど優秀だとしても、勇者に敵うはずがないだろう!魔王を倒すべくして生まれた者たちをな!」
「なんだと!ま、まさか貴様が勇者だというのか!」
「いや、俺は勇者ではない。しかし俺と共に戦ってくれる勇者がここに3人いる。世界を救うべく戦う男たちがな!」
正確には女神から認められた勇者は正人1人なんだけどね。
でも魔王と戦える事が勇者だとするのなら、他の2人も充分過ぎるほど戦えるはずだ。
「そ、そんな馬鹿な!勇者が3人だと!?そんなはずがない!勇者は魔王が現れたときに時を同じくして現れる。しかしそれは選ばれた1人のはずだ!」
「ならばお前たちの現状をどう説明する?たかが人族と思っていた俺たちにここまでの被害を被ったのだ。それが何よりの証拠だろう!」
正確には、やったのはアキーエさんなんですけどね。
しかし興が乗ってきた‥
これで段ボールが自国に戻ったら、何と報告するだろう?
それだけで面白‥エルフ国は混乱するはずだ。
「マルコイさん‥まるでマルコイさんが魔王みたいなんですけど‥」
何を言うかねラケッツさん。
演技だよ演技。
決してこれが本性とか、面白くなってきたとかないんだからね。
「くっ!お前たち!襲撃者を倒せ!勇者が3人など嘘に決まっている!それに勇者とはいえ高貴なるエルフ種劣るはずがない!行け!」
高貴なるエルフ種さんたちは、アキーエさんの魔法でボロボロになったの忘れてますか?
エルフの中でその場で精霊術を使い始めた者たちがいる。
召喚された精霊は怪我をした味方の周りを何度か回ると、別の負傷しているエルフの元に飛んでいく。
なるほど。
精霊術には回復できる精霊もいるのか。
傷を癒したエルフが散らばった正人たち勇者の元に向かう。
もちろん俺たちのところにも結構な数が向かってくる。
「みんな聞いてくれ。殲滅が目的じゃないが、向かってくる奴には手加減しなくていいぞ。変に手加減してこっちが怪我するのも馬鹿らしい。行くぞ!」
勇者たちがそれぞれ動き出す。
それじゃあラケッツさんも行こうかね。
「ラケッツさん、準備はいいか?」
「ダメって言っても行かせるんでしょ?」
もちろん!
俺は『スペース』からラケッツさんの装備を取り出す。
そして装備はラケッツさんを包むように動き、それぞれ所定の場所に納まる。
まるで装備品がラケッツさんを守るために動くかのように‥
「俺は『魔道具の勇者』ラケッツ!行くぞ!」
そしてラケッツさんは魔道具の勇者としてエルフたちの元に向かっていく。
やっぱり演出って大事だよね!
何人かのエルフはラケッツさんが魔道具を異空間から取り出して装着したように見えたんじゃないだろうか?
実際は俺が『スペース』から出したし、俺がいないと出来ないことなんだけど、勇者っぽくてかっこいい。
それに打合せ通りだけど、ラケッツさんの台詞もまたかっこいいな。
さて他の勇者たちはどうなってるかな?
正人たち勇者組に目を向ける。
あいつらの装備は元々つけていたし、装着させる必要はなかったけど、どんな感じかね。
「な、なんだあの頭は!ふ、ふざけるな!」
ふっふっふ。
びっくりしたかねエルフ諸君。
彼は『異世界の勇者』改め『ビッグアフロ勇者そのうちスキンヘッド勇者』だ。
長いな‥
しかしあれだけ大きいと、こういった木々の中では動きにくそうだな。
あ、アフロから枝が出てる。
「その頭ごと燃やしてやる『火の精霊よ!我の‥』」
「させないわよ!」
あやめが精霊術を使おうとしていたエルフの元に駆ける。
速い!
一瞬でエルフの懐まで入った!
今までのあやめの速さとは段違いだ‥
おそらく鎧に内蔵した羽根人形も使った移動なんだろうが、動きがスムーズ過ぎる。
自身が地面を蹴る動作と羽根人形の推進力をうまく合わせる必要がある。
どちらかが早過ぎたりすると、派手に転ける。
経験者は語るだ。
「なっ!」
あやめは槍の側面を使い、エルフの胴を薙ぎ払う。
エルフは身体をくの字に曲げ、他のエルフを巻き込みながら吹っ飛んだ。
おお‥
やはりモンスターじゃない相手に槍を突き刺すのは抵抗があったのかもしれないが、槍に刺されるよりも酷い目に遭ってる気がする。
「く、くそっ!全員で精霊術を放つぞ!いくら速くても全員に攻撃する事はできない!」
近くにいたエルフたちが精霊術を使おうと魔力を練り始める。
あの程度の範囲にいる奴らなら、全員あやめ1人で倒せると思うが‥
特にあやめは動く様子を見せない。
ん?
ああ、そういう事か。
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