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異世界での一歩
花嫁の蓐 お子様は眠る時間2
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意を決して、リリィーの部屋迄、来たんだ。
メイド達が恭しく、出迎えてくれた。
彼女達が、静かに退室していく。
ベットの中から、微かな気配が漂う。
だから、そっ~と、天涯から垂れる薄絹を開けたんだ。
「アル、今宵は、サイラスも私も屋敷にいない。
もしもの事があれば、叔父上に相談するように。
何も無い事を願うよ」
その時、僕も願った。
蓐の儀で、父親に相談するような事態にならない事を。
フリーゲル兄さんとの、会話を、こんなに時に思い出すなんて、縁起でもない。
寝台の上に、リリィーが、ちょこんと座って居たんだ。
真っ白な、寝衣を着てニコニコしてるんだ。
「アル、今日凄く楽しみにしていたんだよ」
今日は夜更かし、していいんだよね。
「私も、楽しみにしていたんだよ」
えっ?なんか、違うような。
リリィーは、魔獣図鑑を広げ始めたんだ。
「魔梟に魔力を渡す事が、出来るように………」
リリィーは、一生懸命、魔獣図鑑を読んでくれる。
暫くすると。
「アル、魔術、見たい!」
僕は、光の玉を出してあげたんだ!
光の玉は、初歩的な魔術で、属性関係なく使えるんだけどリリィーは、凄く喜んで、ベットの上で光の玉を追いかけ始めたんだ。
「アル、もっと小さい光の玉を、沢山出して!」
僕にとって、それは難しい事では無いからね。
リリィーが望むなら。
小さな光の玉が溢れる、天涯の中でリリィがくるくる回る姿は、まるで妖精のように見えるんだ。
寝着が捲れ、真っ白な足が露になり僕を誘っているの?何て思ってしまう。
くるくる回る、愛らしい妖精が座っている僕に抱きついて来たんだ。
「アル、有り難う。とても綺麗だった」
僕はリリィーを抱きしめて、キスをした。
「アル?」
「嫌?」
「嫌じゃ無い」
アルが突然キスしてきたのは、少し驚いてしまった。
でも、嫌じゃ無かった。
「リリィー、舌を出して」
リリィーは、素直に舌を出してくれた。
僕は、舌を絡め取るように自分の、舌を合わせたんだ。
リリィーの、顔色で高揚してるのが解った。
「リリィー、とても可愛いよ」
僕は、リリィーの額に再びキスをした。
部屋に用意されていた、果物をリリィーに、食べるように促すと、リリィーは喜んで食べるんだ。
リリィー、ごめんね。
フリーゲル兄さんから、果物の効果は聞いていた。
性的な、嫌悪感を持たせ無い為の行為。
食べ終わった、リリィーは、僕の胸の中で眠りに着いた。
眠っている姿は、精密な美術品の様。
僕が、此れからする、行為が酷く思えてしまう。
『白百合の君。聖なる母、純血、無垢、威厳。』
リリィーの資質。
フリーゲル兄さんから、教えて貰った。
娼館での筆下しに罪悪感が合ったんだけど、フリーゲル兄さんが、僕に経験させた意図が解った。
理性が、凶暴になったり、怯んだりしてしまうんだ。
童貞のままだったら、僕はリリィーを、壊してしまったかも知れない。
真っ白な肌から寝着を、そっと剥ぎ取る。
肌に、手を合わせる。
小さな子供特有の柔らかさが、襲ってくるんだ。
唇を合わせると・・・・・。
秘部を、そっと覗く。
ガラスのように脆いのがわかった。
壊れ無いように、そっーと、そっーと、舌を挿入したんだ。
下半身が熱くなってくる。
ガラス細工の秘部に、ぺニスを挿入するなんて、不可能だ。
リリィーの手を、欲望の塊と一緒に、手のひらで包む。
何だか、とても悪い事をしてる気分だ。
ごめんね。少し、動かすよ。
リリィーに謝ってしまうんだ。
「うっ!!うっ…っ…っ」此だけで達してしまう自分が情けなくなる。
産まれた姿のリリィーを、抱きしめ添い寝してみる。
「ピッピッ・・・ピッピッ!ピッピッ!」
解ってるよ。餌の催促だ。
フリーゲル兄さんの、メモが書かれた紙を開く。
1、毛玉への餌やリ。
本来、使い魔の食事は主の魔力なんだ。
リリィは、魔力測定が終わってないから魔力の壌渡ができ無い為の処置だ。
高さ、15センチ位の瓶に魔虫が詰まってる。
瓶の中の魔虫は、くねくね動いているんだ。
僕は、くねくねしている魔虫を、ピンセットで一匹、一匹、丁寧に食べさせた。
雛は一瓶分、食べると、満足したのか、眠りに就く。
2、リリィーの身体を清める。
肌が赤くなっていたら、軟膏も塗る。
パンツも、必ず履かせるように。
アルフレッドは、理性と葛藤しながらも、やり遂げた。
3、朝の儀式で出される、黒パン、チーズなどは、アルが9割、食べる事。
リリィーに心配されながらも、食べきった。
アルは、理性と葛藤し、魔虫に引きつり、黒パンに、四苦八苦しながらも、蓐の儀を乗り切ったのだ
アル10歳、リリィー6歳の時の出来事。
メイド達が恭しく、出迎えてくれた。
彼女達が、静かに退室していく。
ベットの中から、微かな気配が漂う。
だから、そっ~と、天涯から垂れる薄絹を開けたんだ。
「アル、今宵は、サイラスも私も屋敷にいない。
もしもの事があれば、叔父上に相談するように。
何も無い事を願うよ」
その時、僕も願った。
蓐の儀で、父親に相談するような事態にならない事を。
フリーゲル兄さんとの、会話を、こんなに時に思い出すなんて、縁起でもない。
寝台の上に、リリィーが、ちょこんと座って居たんだ。
真っ白な、寝衣を着てニコニコしてるんだ。
「アル、今日凄く楽しみにしていたんだよ」
今日は夜更かし、していいんだよね。
「私も、楽しみにしていたんだよ」
えっ?なんか、違うような。
リリィーは、魔獣図鑑を広げ始めたんだ。
「魔梟に魔力を渡す事が、出来るように………」
リリィーは、一生懸命、魔獣図鑑を読んでくれる。
暫くすると。
「アル、魔術、見たい!」
僕は、光の玉を出してあげたんだ!
光の玉は、初歩的な魔術で、属性関係なく使えるんだけどリリィーは、凄く喜んで、ベットの上で光の玉を追いかけ始めたんだ。
「アル、もっと小さい光の玉を、沢山出して!」
僕にとって、それは難しい事では無いからね。
リリィーが望むなら。
小さな光の玉が溢れる、天涯の中でリリィがくるくる回る姿は、まるで妖精のように見えるんだ。
寝着が捲れ、真っ白な足が露になり僕を誘っているの?何て思ってしまう。
くるくる回る、愛らしい妖精が座っている僕に抱きついて来たんだ。
「アル、有り難う。とても綺麗だった」
僕はリリィーを抱きしめて、キスをした。
「アル?」
「嫌?」
「嫌じゃ無い」
アルが突然キスしてきたのは、少し驚いてしまった。
でも、嫌じゃ無かった。
「リリィー、舌を出して」
リリィーは、素直に舌を出してくれた。
僕は、舌を絡め取るように自分の、舌を合わせたんだ。
リリィーの、顔色で高揚してるのが解った。
「リリィー、とても可愛いよ」
僕は、リリィーの額に再びキスをした。
部屋に用意されていた、果物をリリィーに、食べるように促すと、リリィーは喜んで食べるんだ。
リリィー、ごめんね。
フリーゲル兄さんから、果物の効果は聞いていた。
性的な、嫌悪感を持たせ無い為の行為。
食べ終わった、リリィーは、僕の胸の中で眠りに着いた。
眠っている姿は、精密な美術品の様。
僕が、此れからする、行為が酷く思えてしまう。
『白百合の君。聖なる母、純血、無垢、威厳。』
リリィーの資質。
フリーゲル兄さんから、教えて貰った。
娼館での筆下しに罪悪感が合ったんだけど、フリーゲル兄さんが、僕に経験させた意図が解った。
理性が、凶暴になったり、怯んだりしてしまうんだ。
童貞のままだったら、僕はリリィーを、壊してしまったかも知れない。
真っ白な肌から寝着を、そっと剥ぎ取る。
肌に、手を合わせる。
小さな子供特有の柔らかさが、襲ってくるんだ。
唇を合わせると・・・・・。
秘部を、そっと覗く。
ガラスのように脆いのがわかった。
壊れ無いように、そっーと、そっーと、舌を挿入したんだ。
下半身が熱くなってくる。
ガラス細工の秘部に、ぺニスを挿入するなんて、不可能だ。
リリィーの手を、欲望の塊と一緒に、手のひらで包む。
何だか、とても悪い事をしてる気分だ。
ごめんね。少し、動かすよ。
リリィーに謝ってしまうんだ。
「うっ!!うっ…っ…っ」此だけで達してしまう自分が情けなくなる。
産まれた姿のリリィーを、抱きしめ添い寝してみる。
「ピッピッ・・・ピッピッ!ピッピッ!」
解ってるよ。餌の催促だ。
フリーゲル兄さんの、メモが書かれた紙を開く。
1、毛玉への餌やリ。
本来、使い魔の食事は主の魔力なんだ。
リリィは、魔力測定が終わってないから魔力の壌渡ができ無い為の処置だ。
高さ、15センチ位の瓶に魔虫が詰まってる。
瓶の中の魔虫は、くねくね動いているんだ。
僕は、くねくねしている魔虫を、ピンセットで一匹、一匹、丁寧に食べさせた。
雛は一瓶分、食べると、満足したのか、眠りに就く。
2、リリィーの身体を清める。
肌が赤くなっていたら、軟膏も塗る。
パンツも、必ず履かせるように。
アルフレッドは、理性と葛藤しながらも、やり遂げた。
3、朝の儀式で出される、黒パン、チーズなどは、アルが9割、食べる事。
リリィーに心配されながらも、食べきった。
アルは、理性と葛藤し、魔虫に引きつり、黒パンに、四苦八苦しながらも、蓐の儀を乗り切ったのだ
アル10歳、リリィー6歳の時の出来事。
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