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コスプレ写メ
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【Soul Buster決着】
「あと2戦を逃さずに勝たないと…」
いくら自分が初心者とは言え、25戦の内に6勝するくらいは十分可能だと考えていた亜沙美だったが…
ここまでの23戦した結果が…4勝19敗である。そんな勝率の亜沙美が、残りの2戦を連続勝利しないとダメなところまで追い込まれていた
「くっ…あの恥ずかしい写メを視聴者(アミーゴ)に晒すことになっちゃうの?」
✱「恥ずかしいのか」
✱「期待大」
✱「(*゜∀゜*)うひょー‼︎」
✱「心を鬼にせねばなるまい」
思わずこぼれた【恥ずかしい写メ】という言葉に反応する視聴者(アミーゴ)たち。是が非でも見たくなってしまったようだ
「じゃ、じゃあ24戦目行く…ね?」
✱「俺が決めたる」
✱「エロ写メ頼むで」
✱「今更ヤメ。は無しな」
✱「分かってんな?」
「( „❛ ֊ ❛„)んっ?このキャラは…【この騒がしい世界に懺悔を】の主人公【カス間】さん?」
✱「キャラ的には不安」
✱「キャラクリ上手いな」
✱「上級者か?」
✱「似てるなー」
(確か…このアニメ。太一が大好きなヤツだ…ハンドルネームは…【チイタ】……まさか?太一なの?)
「いざ尋常に…勝負開始!!」
負けられない24戦目が始まった
「くっ!このっ!…つ、強い…」
✱「互角か?」
✱「カス間の方が上か」
✱「上手いは上手いな」
✱「けど分からんぞ」
若干対戦相手が主導権を握る形で、1勝1敗で迎えた決戦。ここで負けると写メ解放が確定するが……
「∑( °口° )えっ!?……やたっ!勝ったぁ!!」
✱「マジかぁ」
✱「落ちよった」
✱「運悪~」
✱「しゃーなしか」
カス間は飛び蹴りを放った際に、リング際に居たアミを飛び越えて場外に落ちてしまった。カス間の方が優勢に戦ってはいたのだが…カラくも勝ちを拾った亜沙美
「ふひぃ~、良かったよ。ツイてた♪」
(もしかして太一だったの?ワザとらしくない様に、上手いこと負けてくれたのかな?だとしたら…良いとこあるじゃん!……後で電話で聞いてみよ)
さり気ない優しさとハンドルネームから、相手が太一だっただろうと予想する亜沙美
✱「次のヤツ分かってるよな?」
✱「マジで頼む」
✱「生写メ見せてーな」
✱「下手な奴は入るなよ!」
「ヽ(`Д´#)ノ こら!コラ!ココは視聴者(アミーゴ)と楽しくゲームする配信なんだから、誰が入って来ても良いんだよ。制限しないの!…まぁ、個人的には弱い人に来て欲しいけどね。ははは…」
そして最終戦の相手は…
「知ってる!!【魔法少女エムカエスカ】だ!」
✱「よりによって魔法少女か」
✱「玄人だよなぁ?」
✱「キャラクリレベルたけー」
✱「流石にコレは強いやろ」
【SoulBuster】の配信が予定していた2時間を、ちょうど超えた時間になっていた。このゲームでは高い技術が要求される、武器のリーチが短い魔法使い系キャラが最後の相手になる
「お願いします。お願いします…上手くない人であってください!忖度しても良いんだよォ?」
不利な魔法使い系なら、勝てない事はない相手か?勝ち目の無い玄人のどちらかだろうと予想される。亜沙美は前者である事を切に願って最終戦に望んだ
……………………………………………
「(_`Д´)_クッソォォォォォ!!ほれほれ、見たけりゃ見なさいよ!ただし顔は剣士アミのままだからね」
亜沙美は潔く、手作り衣装を身にまとった自分の写メを公開した。とは言え首から下はリアル亜沙美だが、顔は流石に【浅宮アミ】を加工して貼り付けたモノにした
✱「うひょー可愛いやん」
✱「これが中の人?」
✱「会いたい」
✱「いや、付き合いたい!」
✱「マジ女子高生じゃねーか」
✱「スタイル良」
✱「エッロ!」
✱「衣装すげぇ!」
亜沙美の望みも虚しく、対戦相手はかなりの上級者だった。それなりに加減をしてくれたかのような戦いだったが…要所をキッチリ決められたうえに、最後は必殺技で決められ健闘も虚しく剣士アミは敗北した
グダグダした言い訳や、見苦しく逃げようとせずにスパッと写メを公開した亜沙美。顔こそは変えて見せたが、視聴者(アミーゴ)たちは大興奮していた
「それじゃあ今夜も有難うございました!…次は絶対負けないんだかんね!チックショー!…乙アミーゴ♪」
✱「おつアミ」
✱「乙アミ」
✱「アミちゃん好き」
✱「楽しかった」
✱「更に好きになった」
……………………………………………
「とるるるるる…あ!太一、まだ起きてた?あのさ、ゲーム配信してたんだけど…」
「バカ野郎!本気で顔出しするんじゃないかって…焦ったわ!…24戦目?あぁ…まぁ、俺だよ…でも、ま。頑張ったんじゃねーか」
やはり24戦目にワザとらしくなく負けてくれたのは太一だった。亜沙美は太一に感謝を述べた
「うん。ありがとう…嬉しかったよ。…えっ!?お詫びに明日、付き合え?…どこによ?…え??室内プール?…マジで?…別に良いけど?」
太一の気遣いへのお礼に、明日は室内プールに行くことになった亜沙美。人の多そうなプールに行く。もちろん露出する水着を着るのだ。亜沙美にとっては明日も試練になりそうだった
続く
「あと2戦を逃さずに勝たないと…」
いくら自分が初心者とは言え、25戦の内に6勝するくらいは十分可能だと考えていた亜沙美だったが…
ここまでの23戦した結果が…4勝19敗である。そんな勝率の亜沙美が、残りの2戦を連続勝利しないとダメなところまで追い込まれていた
「くっ…あの恥ずかしい写メを視聴者(アミーゴ)に晒すことになっちゃうの?」
✱「恥ずかしいのか」
✱「期待大」
✱「(*゜∀゜*)うひょー‼︎」
✱「心を鬼にせねばなるまい」
思わずこぼれた【恥ずかしい写メ】という言葉に反応する視聴者(アミーゴ)たち。是が非でも見たくなってしまったようだ
「じゃ、じゃあ24戦目行く…ね?」
✱「俺が決めたる」
✱「エロ写メ頼むで」
✱「今更ヤメ。は無しな」
✱「分かってんな?」
「( „❛ ֊ ❛„)んっ?このキャラは…【この騒がしい世界に懺悔を】の主人公【カス間】さん?」
✱「キャラ的には不安」
✱「キャラクリ上手いな」
✱「上級者か?」
✱「似てるなー」
(確か…このアニメ。太一が大好きなヤツだ…ハンドルネームは…【チイタ】……まさか?太一なの?)
「いざ尋常に…勝負開始!!」
負けられない24戦目が始まった
「くっ!このっ!…つ、強い…」
✱「互角か?」
✱「カス間の方が上か」
✱「上手いは上手いな」
✱「けど分からんぞ」
若干対戦相手が主導権を握る形で、1勝1敗で迎えた決戦。ここで負けると写メ解放が確定するが……
「∑( °口° )えっ!?……やたっ!勝ったぁ!!」
✱「マジかぁ」
✱「落ちよった」
✱「運悪~」
✱「しゃーなしか」
カス間は飛び蹴りを放った際に、リング際に居たアミを飛び越えて場外に落ちてしまった。カス間の方が優勢に戦ってはいたのだが…カラくも勝ちを拾った亜沙美
「ふひぃ~、良かったよ。ツイてた♪」
(もしかして太一だったの?ワザとらしくない様に、上手いこと負けてくれたのかな?だとしたら…良いとこあるじゃん!……後で電話で聞いてみよ)
さり気ない優しさとハンドルネームから、相手が太一だっただろうと予想する亜沙美
✱「次のヤツ分かってるよな?」
✱「マジで頼む」
✱「生写メ見せてーな」
✱「下手な奴は入るなよ!」
「ヽ(`Д´#)ノ こら!コラ!ココは視聴者(アミーゴ)と楽しくゲームする配信なんだから、誰が入って来ても良いんだよ。制限しないの!…まぁ、個人的には弱い人に来て欲しいけどね。ははは…」
そして最終戦の相手は…
「知ってる!!【魔法少女エムカエスカ】だ!」
✱「よりによって魔法少女か」
✱「玄人だよなぁ?」
✱「キャラクリレベルたけー」
✱「流石にコレは強いやろ」
【SoulBuster】の配信が予定していた2時間を、ちょうど超えた時間になっていた。このゲームでは高い技術が要求される、武器のリーチが短い魔法使い系キャラが最後の相手になる
「お願いします。お願いします…上手くない人であってください!忖度しても良いんだよォ?」
不利な魔法使い系なら、勝てない事はない相手か?勝ち目の無い玄人のどちらかだろうと予想される。亜沙美は前者である事を切に願って最終戦に望んだ
……………………………………………
「(_`Д´)_クッソォォォォォ!!ほれほれ、見たけりゃ見なさいよ!ただし顔は剣士アミのままだからね」
亜沙美は潔く、手作り衣装を身にまとった自分の写メを公開した。とは言え首から下はリアル亜沙美だが、顔は流石に【浅宮アミ】を加工して貼り付けたモノにした
✱「うひょー可愛いやん」
✱「これが中の人?」
✱「会いたい」
✱「いや、付き合いたい!」
✱「マジ女子高生じゃねーか」
✱「スタイル良」
✱「エッロ!」
✱「衣装すげぇ!」
亜沙美の望みも虚しく、対戦相手はかなりの上級者だった。それなりに加減をしてくれたかのような戦いだったが…要所をキッチリ決められたうえに、最後は必殺技で決められ健闘も虚しく剣士アミは敗北した
グダグダした言い訳や、見苦しく逃げようとせずにスパッと写メを公開した亜沙美。顔こそは変えて見せたが、視聴者(アミーゴ)たちは大興奮していた
「それじゃあ今夜も有難うございました!…次は絶対負けないんだかんね!チックショー!…乙アミーゴ♪」
✱「おつアミ」
✱「乙アミ」
✱「アミちゃん好き」
✱「楽しかった」
✱「更に好きになった」
……………………………………………
「とるるるるる…あ!太一、まだ起きてた?あのさ、ゲーム配信してたんだけど…」
「バカ野郎!本気で顔出しするんじゃないかって…焦ったわ!…24戦目?あぁ…まぁ、俺だよ…でも、ま。頑張ったんじゃねーか」
やはり24戦目にワザとらしくなく負けてくれたのは太一だった。亜沙美は太一に感謝を述べた
「うん。ありがとう…嬉しかったよ。…えっ!?お詫びに明日、付き合え?…どこによ?…え??室内プール?…マジで?…別に良いけど?」
太一の気遣いへのお礼に、明日は室内プールに行くことになった亜沙美。人の多そうなプールに行く。もちろん露出する水着を着るのだ。亜沙美にとっては明日も試練になりそうだった
続く
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