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初めてのデート
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【快晴の朝】
「って言うか…時間は11時になっちゃうw
ε٩(๑>ω<)۶зもう!ロミータちゃんが私にエッチぃ事ばかりするからだよぉ!早く起きてよォ!朝食の用意をするよぉ!」
ロミータに付き合って結局4時まで起きていた2人。同じ配信者とはいえ基本的に夜更かし配信をしない亜沙美は、何とかこの時間に起きられたのだが…
「(  ̄ᐞ ̄).。んー…ロミーは朝ごはんはイイや…コーヒーだけお願い出来るぅ?」
夜更かし配信を何度も経験しているロミータは、その配信の翌日は昼過ぎまで寝てる事が多いので、この時間になってもまだ眠そうにしていた
「もぉ、ロミータちゃんったら…ズボラなんだからぁ…うぁ!?身体中ベトベトしてるぅw」
昨夜(早朝?)ロミータにパジャマの中に手を入れられたりとか、カミングアウトされたりとか「寝るよ!」と言ってから背中にひっつかれて寝ていたので、汗をかいて身体がベトベトしている亜沙美は…取り敢えずシャワーを浴びることにした
「じゃあ、朝と昼は兼用にしようね…私はお風呂に入って汗を流してくるからねぇ」
「( ⊙Д⊙)えっ!?風呂!?じゃあロミーも一緒に入るよっ!!」
「駄目ぇ!!一緒に入ったらロミータちゃんは絶対にエッチぃ事してくるんだから!ロミータちゃんとは暫く一緒にお風呂は入ってあげません!」
「そんなぁ…亜沙美の意地悪~…」
昨日はスポーツジムとかお風呂場とかベットの上でとかで散々、濃厚なスキンシップをされた亜沙美は、ロミータと一緒にお風呂に入ることに抵抗があった
【お風呂場】
「ふぅ…やっと落ち着けたぁ♪…んもぉ!ロミータちゃんってば、隙あらばスグに私の身体を触ってくるんだからぁ!………そんなに私って触りたくなるくらい可愛く見えてるのかなぁ?」
亜沙美は自覚していないようだが高校1年生と言えば…肉体的には十分に大人として見られる年頃である。そんな年齢になってもまだ初心(ウブ)な小学生のような、リアクションを取る女子高生はかなりレアな存在と言っても差し支えないだろう
その1つ1つの仕草が、今まで梨香くらいにしか同性に興味を持たなかったロミータを狂わせてしまったのだ。それに、亜沙美は気が付いていないが…そんな可愛い仕草をする亜沙美を気に入ってる彼女のファンは、クラスメイトのみならず同学年にも結構居るようだ
「ガチャ!…亜沙美お待たせっ!ロミーちゃんが入りに来たわよっ♪」
「残念ですけど、私はもう出ますから。ごゆっくりしてくださいね」
「Σ(°꒫°๑)ええー!?亜沙美の意地悪ぅ!」
スキンシップ大好きのロミータの事だから「1人で入るから!」と釘を刺しておいても入って来かねない!と予想していた亜沙美は素早く身体を洗ったので、彼女(ロミータ)の入室と同時にお風呂場を後にした
【亜沙美の部屋】
「ふぅ…お風呂上がりのミルクコーヒーは美味しいなぁ♪……ロミータちゃんとお出掛けか、何処に行こうかなぁ?…と言ってももう12時だからなぁ…そんなに遠くには行けないなぁ…」
(それにしても…ロミータちゃんが、あんなに積極的でスキンシップが激しい子だったなんて…意外だったなぁ……それに、私のことを彼女にしたい!だなんてぇ……はぁw初めての告白が可愛い女の子からかぁ…嬉しいんだけど…複雑だなぁ…)
正直、あんなに度ストーレートに愛の告白をされたことに関しては、凄く嬉しい亜沙美なのだが…初心な乙女が抱いていた【カッコ良い白馬が似合いそうな王子様のような素敵な男性とのお付き合い】の姿からは、かなりかけ離れたカップリングになってしまったので、やや複雑な気持ちの亜沙美だった
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「お待たせ亜沙美っ!( „❛ ֊ ❛„)んっ?良い匂いね!コーヒー用意してくれたのね。ありがとう亜沙美♪」
亜沙美が用意したコーヒーは少し温度が冷めていた。それだけロミータの風呂が長いからだ。普段はツインテールにしてるので、あまり気になっていなかったが…昨夜、髪をほどいた彼女(ロミータ)と一緒に寝てその髪が、実はかなり長いことを知った亜沙美
「ねぇロミータちゃん。今日はもう、お昼をすぎちゃったし…お出掛けは鈴鹿サーキットで良いかな?ここから近いし…それに…」
「あ、ごめんね亜沙美。ロミー行きたい所があるんだけど良いかな?」
「そうなの?…何処?」
「【椿大社】に行きたいのっ♪」
「えっ!?神社に?」
元気で行動派のロミータならば、何処か遊べる場所が良いのだろう。と考えていた亜沙美は、意外な場所の選択に驚いた
【椿大社行きバス停】
椿大社は【伊勢神宮】に続き【多度大社】とどちらが上か?を争えるほどの立派な神社だ
(ベテラン配信者のロミータちゃんは、かなり都会派なタイプかと思ってたけど…神社に参拝に行きたいだなんて意外だなぁ…)
それほど三重県内では大きな神社ではあるのだが…鈴鹿山脈の麓にある神社なので、その周囲には人が賑わいそうなスポットは無い。なのでバスも1時間に1本しかない
とは言え、まだ今日が夏休みの最後の日曜日だったからまだ良かったのだ。平日となるとバスの本数は更にその半分以下になるから
「次の【椿大社】行きは…30分後くらいだねぇ。待ってる間に昼ごはん済ませちゃおうか?」
「そうね、それが良いわ!ロミーはもうお腹スカスカなんだからっ!」
「ε٩(๑>ω<)۶зもう!ソレはロミータちゃんが、いつまでも布団から出てこなかったからでしょ!」
「( ̄▽ ̄;)あはは、そうね。亜沙美がお風呂入る!って言わなかったら、まだ起きてなかったかもね~」
取り敢えずバスが来るまでの待ち時間を利用して、白子駅前のチェーン店の飲食店で朝食と昼ごはんを兼用した食事を済ませる2人だった
しかし、現代っ子なロミータが歴史ある【椿大社】をデートの目的地に選んだ理由は何なのか?それを気にもせずにロミータに付き合う亜沙美だった
続く
「って言うか…時間は11時になっちゃうw
ε٩(๑>ω<)۶зもう!ロミータちゃんが私にエッチぃ事ばかりするからだよぉ!早く起きてよォ!朝食の用意をするよぉ!」
ロミータに付き合って結局4時まで起きていた2人。同じ配信者とはいえ基本的に夜更かし配信をしない亜沙美は、何とかこの時間に起きられたのだが…
「(  ̄ᐞ ̄).。んー…ロミーは朝ごはんはイイや…コーヒーだけお願い出来るぅ?」
夜更かし配信を何度も経験しているロミータは、その配信の翌日は昼過ぎまで寝てる事が多いので、この時間になってもまだ眠そうにしていた
「もぉ、ロミータちゃんったら…ズボラなんだからぁ…うぁ!?身体中ベトベトしてるぅw」
昨夜(早朝?)ロミータにパジャマの中に手を入れられたりとか、カミングアウトされたりとか「寝るよ!」と言ってから背中にひっつかれて寝ていたので、汗をかいて身体がベトベトしている亜沙美は…取り敢えずシャワーを浴びることにした
「じゃあ、朝と昼は兼用にしようね…私はお風呂に入って汗を流してくるからねぇ」
「( ⊙Д⊙)えっ!?風呂!?じゃあロミーも一緒に入るよっ!!」
「駄目ぇ!!一緒に入ったらロミータちゃんは絶対にエッチぃ事してくるんだから!ロミータちゃんとは暫く一緒にお風呂は入ってあげません!」
「そんなぁ…亜沙美の意地悪~…」
昨日はスポーツジムとかお風呂場とかベットの上でとかで散々、濃厚なスキンシップをされた亜沙美は、ロミータと一緒にお風呂に入ることに抵抗があった
【お風呂場】
「ふぅ…やっと落ち着けたぁ♪…んもぉ!ロミータちゃんってば、隙あらばスグに私の身体を触ってくるんだからぁ!………そんなに私って触りたくなるくらい可愛く見えてるのかなぁ?」
亜沙美は自覚していないようだが高校1年生と言えば…肉体的には十分に大人として見られる年頃である。そんな年齢になってもまだ初心(ウブ)な小学生のような、リアクションを取る女子高生はかなりレアな存在と言っても差し支えないだろう
その1つ1つの仕草が、今まで梨香くらいにしか同性に興味を持たなかったロミータを狂わせてしまったのだ。それに、亜沙美は気が付いていないが…そんな可愛い仕草をする亜沙美を気に入ってる彼女のファンは、クラスメイトのみならず同学年にも結構居るようだ
「ガチャ!…亜沙美お待たせっ!ロミーちゃんが入りに来たわよっ♪」
「残念ですけど、私はもう出ますから。ごゆっくりしてくださいね」
「Σ(°꒫°๑)ええー!?亜沙美の意地悪ぅ!」
スキンシップ大好きのロミータの事だから「1人で入るから!」と釘を刺しておいても入って来かねない!と予想していた亜沙美は素早く身体を洗ったので、彼女(ロミータ)の入室と同時にお風呂場を後にした
【亜沙美の部屋】
「ふぅ…お風呂上がりのミルクコーヒーは美味しいなぁ♪……ロミータちゃんとお出掛けか、何処に行こうかなぁ?…と言ってももう12時だからなぁ…そんなに遠くには行けないなぁ…」
(それにしても…ロミータちゃんが、あんなに積極的でスキンシップが激しい子だったなんて…意外だったなぁ……それに、私のことを彼女にしたい!だなんてぇ……はぁw初めての告白が可愛い女の子からかぁ…嬉しいんだけど…複雑だなぁ…)
正直、あんなに度ストーレートに愛の告白をされたことに関しては、凄く嬉しい亜沙美なのだが…初心な乙女が抱いていた【カッコ良い白馬が似合いそうな王子様のような素敵な男性とのお付き合い】の姿からは、かなりかけ離れたカップリングになってしまったので、やや複雑な気持ちの亜沙美だった
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「お待たせ亜沙美っ!( „❛ ֊ ❛„)んっ?良い匂いね!コーヒー用意してくれたのね。ありがとう亜沙美♪」
亜沙美が用意したコーヒーは少し温度が冷めていた。それだけロミータの風呂が長いからだ。普段はツインテールにしてるので、あまり気になっていなかったが…昨夜、髪をほどいた彼女(ロミータ)と一緒に寝てその髪が、実はかなり長いことを知った亜沙美
「ねぇロミータちゃん。今日はもう、お昼をすぎちゃったし…お出掛けは鈴鹿サーキットで良いかな?ここから近いし…それに…」
「あ、ごめんね亜沙美。ロミー行きたい所があるんだけど良いかな?」
「そうなの?…何処?」
「【椿大社】に行きたいのっ♪」
「えっ!?神社に?」
元気で行動派のロミータならば、何処か遊べる場所が良いのだろう。と考えていた亜沙美は、意外な場所の選択に驚いた
【椿大社行きバス停】
椿大社は【伊勢神宮】に続き【多度大社】とどちらが上か?を争えるほどの立派な神社だ
(ベテラン配信者のロミータちゃんは、かなり都会派なタイプかと思ってたけど…神社に参拝に行きたいだなんて意外だなぁ…)
それほど三重県内では大きな神社ではあるのだが…鈴鹿山脈の麓にある神社なので、その周囲には人が賑わいそうなスポットは無い。なのでバスも1時間に1本しかない
とは言え、まだ今日が夏休みの最後の日曜日だったからまだ良かったのだ。平日となるとバスの本数は更にその半分以下になるから
「次の【椿大社】行きは…30分後くらいだねぇ。待ってる間に昼ごはん済ませちゃおうか?」
「そうね、それが良いわ!ロミーはもうお腹スカスカなんだからっ!」
「ε٩(๑>ω<)۶зもう!ソレはロミータちゃんが、いつまでも布団から出てこなかったからでしょ!」
「( ̄▽ ̄;)あはは、そうね。亜沙美がお風呂入る!って言わなかったら、まだ起きてなかったかもね~」
取り敢えずバスが来るまでの待ち時間を利用して、白子駅前のチェーン店の飲食店で朝食と昼ごはんを兼用した食事を済ませる2人だった
しかし、現代っ子なロミータが歴史ある【椿大社】をデートの目的地に選んだ理由は何なのか?それを気にもせずにロミータに付き合う亜沙美だった
続く
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