引き籠もりVTuber 配信者編

龍之介21時

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大人の階段を登る

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【コンサート・プリンセス】
それがオリビアやロミータ、メルル達の所属しているライバー事務所の会社名なのだが…今、その会社の社長室で自分の未来の為に身体を売ろうとしている蒼空メルル

「あの…それで社長。僕はどんな個性を追加していくべきだと考えているんですか?」

「キミは柔らかく落ち着いた声をしているから、実年齢の19歳より少し年上に思われガチだったな…」

「は、はい。20代前半がリスナーの予想で1番多かったと思います」

「だったら…もっと大人的(アダルティー)な1面を付加するのが1番だろう。キミがまだした事がないASMR配信を始めると良いな…が、当然…視聴者を虜にするような魅力が必要になる訳だが…メルル君。キミは男性と身体の関係を持った経験は有るのかね?」

「い、いえ。声に反して見た目が幼く見られちゃうので、そういった方向で相手をされた経験も無くて…身体を重ねた事なんて僕は…」

VTuberの視聴者層は、主に学生が多いらしい。小の学生から大の学生の割合が高いと言われている

「ふふ。清純派なのは知っていたが…まさか、男性経験も無かったとはね。これは、私自らが手解きをしてあげないとイケナイね。モチロンだが、女性ライバーの異性交友は絶対的にNGな業界だからね。だから…キミに男を教えられるのは私しか居ないだろうね(ニヤ)」

「は、はい。お願いします社長…」

「まずは、そうだね…キミは童顔っぽいが立派な胸をしているね。ふふ、とても窮屈そうじゃないか。ボタンを外して楽にしなさい」

「えっ!?しゃ、社長の前でですか?」

「当たり前だろう?…だが、全部は外さなくて良いぞ。上からヘソ上辺りまでで良い。それから足を大きく開きなさい」

「こ、こうでしょうか?」
 

メルルは震える手でシャツのボタンを約半分外し、下着が見えない範囲で足を開いた。男性経験の無い彼女は、それだけでも羞恥心に押し潰されそうになり顔を赤くしている

「おいおい。本当に純粋なんだな…この程度で恥ずかしがっていては、若い男の子たちを虜にするなんて出来ないぞ?」

「は、はい…でも、恥ずかしいです…」

新しい1面を持つための行為だと自分に言い聞かせ、顔から火が出そうな程の羞恥心に耐えているメルル。しかし、社長の思惑は本当に彼女の未来を想ってなのだろうか?


【向かいのビルの上】
「亜沙美殿たちは帰るようだ…ん?あのオリビアとかいう面接者も一緒に帰るのか?…であれば、社長室には社長とメルルとかいう子の2人だけでござるな…なぁ茜。その2人だけがマジックミラーを展開して、部屋に留まってする事は何だと思う?」

「そりゃ~…どう見たって、社長と所属ライバーさんとの密会じゃないですか?という事はですよ、ヤル事は1つしか考えられませんよ。合体ですよ、ドッキング❤︎」

「だよな。茜もそう思うよな…亜沙美殿。ヤバい事務所と契約しようとしてるでござるな。さて、コレはどうすべきか?」

「頭領!私達が、そこまで心配する事ではないと思いますよ。高校生ともなれば、自分で考えて判断できる年齢なんですから過度な干渉は控えて、私達は私達の仕事に専念しましょうよ!」

「全く茜は真面目でござるな。仕方ない、亜沙美殿たちも帰ったことだし、我々は仕事の打ち合わせに大臣の家へ赴くとするか…」

気に掛けている亜沙美が半契約しようとしている会社の社長が、まさか自分の会社の所属ライバーに手を出そうとしている。当然、亜沙美が心配になる服部だが…彼にはしなくてはならない仕事があるのだ。個人的なことばかりも、していられないようだ。服部と茜は変装し、階下へと降りていった



【社長室】
「あっ!はぁはぁ…しゃ、社長…」

「あー、心配は要らんぞメルル君。私はキミを抱いたりはしない。まぁ、しばらくはな。今日のところは人差し指で触るだけだ。そんなに固くなることはなかろう?」

「で、ですけど…身体が熱くなってきて、僕の中でナニかが弾けそうなんです…」
 

「やれやれ。まさかとは思うが、その年齢にもなって自分でした事も無いとは言わないよな?」

「あの…週1くらいならしますけど、自分でするのと社長にされるのとでは全然、感じが違うんです。足が震えて…こんなの僕もう我慢できません!」

「キミの純粋さは天然記念物並みだな。良いだろう、しばらくは指だけで開発しよう。キミが言ったように、急なキャラ付けは視聴者に引かれてしまうからな。ただ、キミが更なる刺激が欲しくなったらその都度言いなさい。私は協力を惜しまない社長だからな(笑)」

「う!あ、はい…」

「そろそろ1度達しておくかね?…この辺りはどうかな?気持ち良いかね?」

「は、はい!僕もう、そろそろ…うあっ!?」

それから社長の手解きは続けられ、2人はその後も1時間ほど社長室で特別なレッスンを続けたのだった…



続く
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