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第6章 魔王の新世界放浪記?編
カナエ、魚介を求めて… 戦艦を作る
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ダンジョンで…… アグラにお仕置き中(蛇に縛られ正座中のアグラの膝の上に力士オークを載せた)、他の力士オークがちゃんこを作って、おもてなしてくれました…… 美味でした!
「魚介類も欲しくなるお味です!」
「魚介類か~…… 海の幸…… 食べたいね……」
「それは、うまそうですね♪」
「「「「「!?」」」」」
「GMのお姉さん! 私達…… 何か違反しましたか?」
「あっ、違いますよ。実は…… カナエさんの作った蜘蛛型ロボットの問い合わせが多く…… カナエさん、スパイダーの設計データ…… 特許申請しませんか?」
「特許申請ですか?」
GMのお姉さんが言うには…… 新世界では、色んな技術のデータを集めて…… 現実の技術発展に貢献してる…… らしいです。
「例えば…… 義手や義足ですね。現実では障害を抱えている方の脳データを使用して可動式のより良い、高性能な義手や義足を作っています」
「スパイダー達が…… 現実で役に立つの?」
「多脚機構が自動車メーカー等に人気ですね。道を選ばずに進めますから…… 特殊な車両を作れますから」
「軍事車両だね? どうしようかな……」
「確かに、軍事転用されるかも知れませんが…… 救われる命も多いと私は思います」
災害時の緊急車両や山岳救助車両とか、小型化して介護車両に等の意見があるみたいです。
(確かに、スパイダー達がお年寄りの足になるなら、安全になるかも……)
「それにですね…… 車両が出来ても、カナエさんのみたいなAI制御システムが作れませんから…… 類似品は作れ無いと思いますよ」
一緒にちゃんこをつつく、ベビー系モンスターちゃん達の子守りをするスパイダー達を指差して、GMのお姉さんが微笑む。
力士オークがちゃんこを作り始めた時に、教育に来ていたルビーとエメラを呼んだら…… 付いて来たんだよね。
急いで、お仕置き中のアグラを隔離して…… ダンジョンモンスター達と急遽ちゃんこの試食会になって、みんなでちゃんこを食べてる途中でした。
「勿論! かかる費用や手続きは、当社が責任を持って行いますが…… いかがでしょうか?」
「う~ん…… そこまで言うなら……」
このやり取りから数年後、現実リアルのカナエの家に大きな荷物が届く。
その荷物は…… 完成したリアルスパイダー1号機であった。
後に、カナエの通院用に使われるこの機体だが…… 突っ込んで来た車から子供達を守ったり、老人を狙うひったくりを捕まえたりとか、大活躍するのだった。
そして……
その姿は、ニュースや動画で世界中に広まり、スパイダー達は…… 爆発的に売れに売れた。
その後……
カナエ製のAIをコピーしたスパイダー達が災害地や紛争地域での救助活動、介護現場での献身的な介護で更に大人気になる事を……
そんな事になるとは、夢にも思わなかったカナエは……
「と、言うわけで…… 海の幸を獲りに行きたいです」
また何を作ろうとしていた。
「主…… と、言うわけで…… が、解らないんだが?」
「お肉も良いけど、魚介も食べたいです! なので! 100㍍級の母艦を作りたいと思います! ……むしろ、今から作ります! 決定事項です!」
「主様…… デザインは出来ていますか?」
「エナ!?」
「姉さん、私達の使命は……」
「解った解った! 主の願いを叶える事だよ! 作るよ。作りますよ! でも、妖精は? 妖精と奪い返した機神の修理と改修はどうするんだ?」
「その事も関係あるの。行った事があるシュウ君とアンちゃんの話だとね…… 商業連合のある諸国連合に島国もあって、海竜とかのモンスターが居るんだって…… 妖精達の素材になるかも知れないの」
「素材の回収のついでに魚介も欲しいと…… フェアリーガーデンじゃあ、ダメなのか?」
「フェアリーガーデンは…… 私達の家だからね~…… なるべく、戦闘になりそうな事は避けたいの…… だからね! 先行偵察する為の母艦が欲しいのです」
「主…… ただ作りたいだけだろ……」
「姉さん、私達「解った! 解りました! 作る…… 作ります!」主様、どの様な母艦にしますか?」
「え~っとねぇ……」
こうして、新たな万能戦艦の建設を開始しました。
最初はダンジョンの鉱山から、素材を集めて作るつもりでしたが…… マッスルゴーレム達がいきなり、体の一部を砕いてスパイダー達に食べさせ始めました!?
「ちょ、ちょっと!? 何してるの!」
「主様、大丈夫ですよ…… ほら、この通り」
エナが、スパイダー達に体を食べさせたマッスルゴーレムを指差す…… そこには、一回り小さくなったマッスルゴーレムが元気に動いていました!?
「主、ゴーレム達は魔法生命体だから、倒されなければ…… 1日ぐらいで元の大きさに戻るぞ」
「そうなんだ…… びっくりした」
ゴーレム系の生態に驚きながらも、ダンジョンの鉱山で順調に金属素材を集めて行く中……
「なんだろう? 何か忘れているような…… まあ、いっか」
・
・
・
~ ダンジョン内 アグラの部屋 ~
「主様~、何時まで、こうして居れば…… いいのですか~! 放置プレイですか~!」
無数の蛇に縛られて、力士オークを膝の上に乗せたままのアグラは……
「だんだんと…… 気持ち良くなって来ました❤」
新たな快楽の扉を開き始めていた……
「魚介類も欲しくなるお味です!」
「魚介類か~…… 海の幸…… 食べたいね……」
「それは、うまそうですね♪」
「「「「「!?」」」」」
「GMのお姉さん! 私達…… 何か違反しましたか?」
「あっ、違いますよ。実は…… カナエさんの作った蜘蛛型ロボットの問い合わせが多く…… カナエさん、スパイダーの設計データ…… 特許申請しませんか?」
「特許申請ですか?」
GMのお姉さんが言うには…… 新世界では、色んな技術のデータを集めて…… 現実の技術発展に貢献してる…… らしいです。
「例えば…… 義手や義足ですね。現実では障害を抱えている方の脳データを使用して可動式のより良い、高性能な義手や義足を作っています」
「スパイダー達が…… 現実で役に立つの?」
「多脚機構が自動車メーカー等に人気ですね。道を選ばずに進めますから…… 特殊な車両を作れますから」
「軍事車両だね? どうしようかな……」
「確かに、軍事転用されるかも知れませんが…… 救われる命も多いと私は思います」
災害時の緊急車両や山岳救助車両とか、小型化して介護車両に等の意見があるみたいです。
(確かに、スパイダー達がお年寄りの足になるなら、安全になるかも……)
「それにですね…… 車両が出来ても、カナエさんのみたいなAI制御システムが作れませんから…… 類似品は作れ無いと思いますよ」
一緒にちゃんこをつつく、ベビー系モンスターちゃん達の子守りをするスパイダー達を指差して、GMのお姉さんが微笑む。
力士オークがちゃんこを作り始めた時に、教育に来ていたルビーとエメラを呼んだら…… 付いて来たんだよね。
急いで、お仕置き中のアグラを隔離して…… ダンジョンモンスター達と急遽ちゃんこの試食会になって、みんなでちゃんこを食べてる途中でした。
「勿論! かかる費用や手続きは、当社が責任を持って行いますが…… いかがでしょうか?」
「う~ん…… そこまで言うなら……」
このやり取りから数年後、現実リアルのカナエの家に大きな荷物が届く。
その荷物は…… 完成したリアルスパイダー1号機であった。
後に、カナエの通院用に使われるこの機体だが…… 突っ込んで来た車から子供達を守ったり、老人を狙うひったくりを捕まえたりとか、大活躍するのだった。
そして……
その姿は、ニュースや動画で世界中に広まり、スパイダー達は…… 爆発的に売れに売れた。
その後……
カナエ製のAIをコピーしたスパイダー達が災害地や紛争地域での救助活動、介護現場での献身的な介護で更に大人気になる事を……
そんな事になるとは、夢にも思わなかったカナエは……
「と、言うわけで…… 海の幸を獲りに行きたいです」
また何を作ろうとしていた。
「主…… と、言うわけで…… が、解らないんだが?」
「お肉も良いけど、魚介も食べたいです! なので! 100㍍級の母艦を作りたいと思います! ……むしろ、今から作ります! 決定事項です!」
「主様…… デザインは出来ていますか?」
「エナ!?」
「姉さん、私達の使命は……」
「解った解った! 主の願いを叶える事だよ! 作るよ。作りますよ! でも、妖精は? 妖精と奪い返した機神の修理と改修はどうするんだ?」
「その事も関係あるの。行った事があるシュウ君とアンちゃんの話だとね…… 商業連合のある諸国連合に島国もあって、海竜とかのモンスターが居るんだって…… 妖精達の素材になるかも知れないの」
「素材の回収のついでに魚介も欲しいと…… フェアリーガーデンじゃあ、ダメなのか?」
「フェアリーガーデンは…… 私達の家だからね~…… なるべく、戦闘になりそうな事は避けたいの…… だからね! 先行偵察する為の母艦が欲しいのです」
「主…… ただ作りたいだけだろ……」
「姉さん、私達「解った! 解りました! 作る…… 作ります!」主様、どの様な母艦にしますか?」
「え~っとねぇ……」
こうして、新たな万能戦艦の建設を開始しました。
最初はダンジョンの鉱山から、素材を集めて作るつもりでしたが…… マッスルゴーレム達がいきなり、体の一部を砕いてスパイダー達に食べさせ始めました!?
「ちょ、ちょっと!? 何してるの!」
「主様、大丈夫ですよ…… ほら、この通り」
エナが、スパイダー達に体を食べさせたマッスルゴーレムを指差す…… そこには、一回り小さくなったマッスルゴーレムが元気に動いていました!?
「主、ゴーレム達は魔法生命体だから、倒されなければ…… 1日ぐらいで元の大きさに戻るぞ」
「そうなんだ…… びっくりした」
ゴーレム系の生態に驚きながらも、ダンジョンの鉱山で順調に金属素材を集めて行く中……
「なんだろう? 何か忘れているような…… まあ、いっか」
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~ ダンジョン内 アグラの部屋 ~
「主様~、何時まで、こうして居れば…… いいのですか~! 放置プレイですか~!」
無数の蛇に縛られて、力士オークを膝の上に乗せたままのアグラは……
「だんだんと…… 気持ち良くなって来ました❤」
新たな快楽の扉を開き始めていた……
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