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第9章 新世界狂想編
決戦!? リビングデストロイ!
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「すごい…… 大きい!?」
アーデとエルが新装備を試す為に破壊した……
【リビングメイル】
【リビングドール】
【戦士像ゴーレム】
の残骸達が空中に舞い、現れた【黒い球体】に集合して合体した。
残骸の集合体は【リビングデストロイ】と言うらしい……
「待ちなさい! フラン」
『フッ、フハ、フハハハハハハハ……』
「わ、笑ってる?」
【リビングデストロイ】から、少女の笑い声が響く。
『待つ? そんなの待つ訳無いじゃないですか』
「「な!?」」
『知ってますか? マスター…… 貴女方が倒した【リビングメイル】【リビングドール】【戦士像ゴーレム】は、私と人造人間メイドの手作りなんですよ。良く出来ていたでしょ?』
「「……」」
『そんな訳で、私達の労働の結晶の痛みを思いしれ!!!』
【リビングデストロイ】の巨大な手が、アーデとエルを襲う!
「この!」
「遅いよ!」
【リビングデストロイ】の腕を掻い潜り、アーデとエルが反撃を狙う!?
『あまいですね! リビングキャノン発射です!!!』
「な!?」「うそ!?」
「「「「「緊急回避!!!」」」」」
【リビングデストロイ】の巨体の身体中から砲身が飛び出した瞬間、アーデの使い魔達とエルの式神が反応した。
ドドドドドドドド……!!! ドゴン!ドカッーン!!!
砲弾の雨霰が降り注ぐ!
それぞれの使い魔と式神は主を守る為に、砲弾の中を主を連れて飛び回る。
「近付けない!?」
「止まったら、ダメ!」
『逃がしませんよ』
アーデとエルが回避に集中して、リビングデストロイの砲撃が続く……
「砲弾は何だろう?」
アーデとエルが戦闘中…… 私は観客席から見物中です♪
「ゴーレムの一部?かな…… 魔力で飛ばしてる?」
リビングデストロイの砲弾は…… ゴーレムの残骸でした。
(動力が魔力なら…… この戦いも長く無いかな?)
激しい砲弾の雨の中…… アーデとエルがリビングデストロイに近付こうとしている。
『無駄だ!』
リビングデストロイの上半身が腕を広げ、独楽の様に回転する!?
「くっ!?」「あぶな!?」
アーデとエルが距離を取ると、リビングデストロイの砲撃が再び始まる。
「ハァハァ……」「ハァ、さすがに辛いね」
砲撃を避けきれなくなり、アーデとエルは砲弾を切り払ったり打ち落としていく。
『そろそろ限界かしら? 墜ちなさい!』
「こうなれば、エルさん!」
「O.K、アーデ! 突っ込むよ!」
アーデとエルが覚悟を決めて、リビングデストロイに突っ込む!
リビングデストロイは二人を叩き潰す為に前傾姿勢になって、腕を振り上げた瞬間!?
バキッ
「はい、時間切れ」
リビングデストロイが崩れ始めた…… 魔力切れだ。
「な!?」「ち、ちょっ!?」
「「『きゃ~~~……』」」
リビングデストロイの崩壊に、突っ込んだアーデとエルが巻き込まれる…
「う~ん…… ダブルノックアウト…… かな?」
闘技場にリビングデストロイの残骸が…… 山になっている。
アーデとエル…… そして、フランケンシュタイン博士は崩壊に巻き込まれて、残骸に生き埋め状態だ。
「メイドさん、三人を掘り起こすの…… 手伝って?」
「はい、直ぐに手配します」
・
・
・
~ ぼうけん屋 女湯 ~
「「「ふう~~」」」
アーデとエル…… それに、フランケンシュタイン博士のフランが湯船に浸かると息を吐いた。
「危なかった」
「ひどい目にあったよ」
「元はと言えば、マスターが悪い!」
「そうだよ。アーデ、フランちゃん達に謝りなさい」
洗い場で体に付いた埃を洗いながら、私はアーデを注意する。
フランと一緒に来た【人造人間メイド隊】達が頷いてる。
「う…… ごめんなさい」
あの後…… リビングデストロイの残骸から、総出で三人を掘り起こして埃まみれになった私達は……
ぼうけん屋の温泉に来ました。
「初めまして、マスターの先生! 私はフランです♪」
湯船の中で、フランが元気良く私に挨拶してくれました。
「初めまして、私はカナエ。アーデのダンマスの先生かな?」
「先生は、この世界での私のお手本ですね」
「お姉ちゃんはロボットの事以外なら、まともな人だよ…… たぶん」
うっ、確かにロボット関係は暴走するかも…… 否定出来ない。
「マスターの先生、先生があの機械の大蜘蛛作ったのでしょ?」
見た目がリンちゃん達と同じくらいかな?
ボサボサの髪で隠れた目をキラキラさせてフランちゃんが私を見る。
「機械の大蜘蛛? スパイダーの事かな?」
「スパイダーと言うのですか?」
「うん、スパイダーだよ」
「あのスパイダー達は、すごいです♪」
一生懸命に体も使い、スパイダーの事を力説するフランちゃん……
(やば、この子…… メッチャ可愛い♪)
その後…… スパイダーの事を力説するあまりに、湯船にのぼせたフランちゃんが倒れて大変でしたが……
のぼせたフランちゃんは…… とても楽しそうでした。
アーデとエルが新装備を試す為に破壊した……
【リビングメイル】
【リビングドール】
【戦士像ゴーレム】
の残骸達が空中に舞い、現れた【黒い球体】に集合して合体した。
残骸の集合体は【リビングデストロイ】と言うらしい……
「待ちなさい! フラン」
『フッ、フハ、フハハハハハハハ……』
「わ、笑ってる?」
【リビングデストロイ】から、少女の笑い声が響く。
『待つ? そんなの待つ訳無いじゃないですか』
「「な!?」」
『知ってますか? マスター…… 貴女方が倒した【リビングメイル】【リビングドール】【戦士像ゴーレム】は、私と人造人間メイドの手作りなんですよ。良く出来ていたでしょ?』
「「……」」
『そんな訳で、私達の労働の結晶の痛みを思いしれ!!!』
【リビングデストロイ】の巨大な手が、アーデとエルを襲う!
「この!」
「遅いよ!」
【リビングデストロイ】の腕を掻い潜り、アーデとエルが反撃を狙う!?
『あまいですね! リビングキャノン発射です!!!』
「な!?」「うそ!?」
「「「「「緊急回避!!!」」」」」
【リビングデストロイ】の巨体の身体中から砲身が飛び出した瞬間、アーデの使い魔達とエルの式神が反応した。
ドドドドドドドド……!!! ドゴン!ドカッーン!!!
砲弾の雨霰が降り注ぐ!
それぞれの使い魔と式神は主を守る為に、砲弾の中を主を連れて飛び回る。
「近付けない!?」
「止まったら、ダメ!」
『逃がしませんよ』
アーデとエルが回避に集中して、リビングデストロイの砲撃が続く……
「砲弾は何だろう?」
アーデとエルが戦闘中…… 私は観客席から見物中です♪
「ゴーレムの一部?かな…… 魔力で飛ばしてる?」
リビングデストロイの砲弾は…… ゴーレムの残骸でした。
(動力が魔力なら…… この戦いも長く無いかな?)
激しい砲弾の雨の中…… アーデとエルがリビングデストロイに近付こうとしている。
『無駄だ!』
リビングデストロイの上半身が腕を広げ、独楽の様に回転する!?
「くっ!?」「あぶな!?」
アーデとエルが距離を取ると、リビングデストロイの砲撃が再び始まる。
「ハァハァ……」「ハァ、さすがに辛いね」
砲撃を避けきれなくなり、アーデとエルは砲弾を切り払ったり打ち落としていく。
『そろそろ限界かしら? 墜ちなさい!』
「こうなれば、エルさん!」
「O.K、アーデ! 突っ込むよ!」
アーデとエルが覚悟を決めて、リビングデストロイに突っ込む!
リビングデストロイは二人を叩き潰す為に前傾姿勢になって、腕を振り上げた瞬間!?
バキッ
「はい、時間切れ」
リビングデストロイが崩れ始めた…… 魔力切れだ。
「な!?」「ち、ちょっ!?」
「「『きゃ~~~……』」」
リビングデストロイの崩壊に、突っ込んだアーデとエルが巻き込まれる…
「う~ん…… ダブルノックアウト…… かな?」
闘技場にリビングデストロイの残骸が…… 山になっている。
アーデとエル…… そして、フランケンシュタイン博士は崩壊に巻き込まれて、残骸に生き埋め状態だ。
「メイドさん、三人を掘り起こすの…… 手伝って?」
「はい、直ぐに手配します」
・
・
・
~ ぼうけん屋 女湯 ~
「「「ふう~~」」」
アーデとエル…… それに、フランケンシュタイン博士のフランが湯船に浸かると息を吐いた。
「危なかった」
「ひどい目にあったよ」
「元はと言えば、マスターが悪い!」
「そうだよ。アーデ、フランちゃん達に謝りなさい」
洗い場で体に付いた埃を洗いながら、私はアーデを注意する。
フランと一緒に来た【人造人間メイド隊】達が頷いてる。
「う…… ごめんなさい」
あの後…… リビングデストロイの残骸から、総出で三人を掘り起こして埃まみれになった私達は……
ぼうけん屋の温泉に来ました。
「初めまして、マスターの先生! 私はフランです♪」
湯船の中で、フランが元気良く私に挨拶してくれました。
「初めまして、私はカナエ。アーデのダンマスの先生かな?」
「先生は、この世界での私のお手本ですね」
「お姉ちゃんはロボットの事以外なら、まともな人だよ…… たぶん」
うっ、確かにロボット関係は暴走するかも…… 否定出来ない。
「マスターの先生、先生があの機械の大蜘蛛作ったのでしょ?」
見た目がリンちゃん達と同じくらいかな?
ボサボサの髪で隠れた目をキラキラさせてフランちゃんが私を見る。
「機械の大蜘蛛? スパイダーの事かな?」
「スパイダーと言うのですか?」
「うん、スパイダーだよ」
「あのスパイダー達は、すごいです♪」
一生懸命に体も使い、スパイダーの事を力説するフランちゃん……
(やば、この子…… メッチャ可愛い♪)
その後…… スパイダーの事を力説するあまりに、湯船にのぼせたフランちゃんが倒れて大変でしたが……
のぼせたフランちゃんは…… とても楽しそうでした。
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