新世界で… 妖精少女は、ロボットを夢見る

チキンとり

文字の大きさ
165 / 464
第9章 新世界狂想編 

元魔王、魔法国首都で絡まれる!?

しおりを挟む
「やっとついたぁ~♪」

「此処が魔法国の首都か…… 何か不思議な構造だな?」

「街の下に街が有るよ! 街の上に街を作ったのかな?」

【魔法国ウィザリース】は…… たった一人の魔法使いから始まった国。

その歴史は長く、今在る国の中で一二位を争う。

建国は眷族神の反乱後、反乱の中…… 異端と言われた魔法を極め続けた一族の最後の一人が極めた魔法で神々の争いに参戦し、その魔法で堕ちた神々に痛手を与えた事で得た神々の報酬を使い。

故郷に魔法使いの国を作ったのが、始まり……

異端と蔑まれた一族の故郷は…… 荒れ果てた大地に魔法で作った穴蔵でした。

その穴蔵に蓋をする様に神々の報酬で街を作り城を作り、今の魔法国の元になる魔法使いの国を作った。

それ以来この国は、魔法使い達が魔法や魔導具で重ね重ね増築し続けた結果……

魔法国ウィザリースの首都……【ウィザード・ゼロ】は地下が100階層からなる超多層都市になっていた。

「1番下はどうなってるのかな?」

「え~っと…… 国を作った魔法使い一族の住み処が在るみたい」

「地下100階でしょう…… どうやって降りるの?」

「ダンジョンみたいだな」

「ダンジョンみたいじゃなくて、ダンジョン化してるみたいだよ」

「「「ダンジョンなの(か)!?」」」

「地下15階から先は、古代の魔導機が徘徊してる危険地帯みたいですね。忘れられた魔法的な防衛システムが作動しているのでしょうね」

「マジかよ……」

「上に住んで平気なの?」

「地下16階から上がって来ない事から、より深い階層を守護しているみたいです。その証拠に、地下に行くほど危険性が上がるらしいです」

「今回の事が終わったら行ってみる?」

「そうだね…… でも、何か不思議な街だね…… 普通の冒険者が少ないのかな?」

「この国…… 特に首都圏は魔力と血統が全てみたいですね。剣や武術よりも魔法が優遇される国家体制なので、国民全てが魔法を鍛えて剣などの格闘スキルは二の次にされてるみたいです」

「だから【魔法国】か……」

「はい、後は…… 先ほど知りましたが、冒険者が少ないのは……「おい! 時代遅れの刃物を持った者達がいるぞ!」……と、絡む者が多いらしく」

「魔法系以外の人達は出て行ったのね?」

「その様ですね……」

趣味の悪いラメ入りのマント着けた男とその取り巻きが近付いてくる…… 何か偉そうだな? この国の貴族かな?

「女が5人か…… 一人は魔力を感じ辛いな? だが…… 見た目は悪くない」

(何だか…… ヤバそうだな?)

「貴様等…… 我と来い! 我はこの国の次期国王になる男。【魔法殺しの第4王子ギルザリオ】だ!」

(うわぁ~…… 俺様系王子キター…… 呼んでないよ? めんどくさい……)

「旅の途中なんで…… そう言うのいいです。みんな行くよ」

「「「「さようなら~」」」」

「ふん、我は来いと言ったのだ」

「王子に逆らう不届き者めが! おとなしく付いてこい!」

「このお方に逆らえると思うなよ」

「そうだ! あの〝めておん〟ですら、敵わぬお方だ!」

(え~? この俺様がめておんより、強いの?)

「今日この時から、貴様等は我の物…… 逆らうならば奴隷堕ちだ」

「だが断る! 誰があんたみたいなヤツに付いて行くか!」

「この人…… 気持ち悪い……」

「存在が無理!」

「生まれ変わって…… も、近付かないで下さい」

「めんどくさいので、消えて貰えます?」

ほんと、めんどくさい! 一応の近場の復活ポイントにする為によっただけなのに……

「何処までも、我を馬鹿にしおって…… 許さん! 叩きのめして慰み物にしてくれてるわ! 者共かかれ!」

「「「「「!?」」」」」

「街中で王族が戦闘を仕掛けるなんて!?」

「応戦するしかない?」

「あれ? おかしいです! 魔法ができません!?」

「な、魔法殺しって、スキルの事?」

「あの王子…… マジックキャンセラー持ちか?」

魔法殺しって、このスキルの事か? めんどくさい! こっち側は魔法使えないのに、向こうは低級魔法をチマチマと打って来るし……

「みんな、後退するよ」

「「「!?」」」

「戦わないの? 魔法が使えなくたって接近すれば……」

「それがアイツ等の狙いだっと思う。こっち側の魔法を封じて威力の低い魔法を単発で打って来る…… たぶん、私達が接近するのを待ってる」

「罠ですか…… ありえますね」

「囲まれる前に、逃げるよ」

「「「はい!」」」

「ふん、気付いたか…… だが、無駄な事。このウィザード・ゼロからは出れぬ。おとなしく我の物になるがいい」

「出れないなら…… こうするまでよ!」

「何!?」

「低層に飛び降りたぞ!」

「くそが! 我を虚仮にしおって…… 追え! 追って我の前に連れて来い!」

「「「「「ハッ!」」」」」

 ・
 ・
 ・

「みんな、いる?」

「「「「はい」」」」

「みんな飛行系スキル持ちで良かったよ」

「困りましたね…… 街から出れないのでは神国に向かえませんよ」

「転移陣も試してみたけど…… キャンセルされた」

「転移が出来ない…… クエストかも?」

速くジノさん達と合流したいのに! 厄介なクエストに巻き込まれた!?

「おい! お前等、俺様の縄張りに無断で降りるとはいい度胸だ」

やっぱり厄介なクエストかな? また変なのが現れた。

しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

国外追放だ!と言われたので従ってみた

れぷ
ファンタジー
 良いの?君達死ぬよ?

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

農民レベル99 天候と大地を操り世界最強

九頭七尾
ファンタジー
【農民】という天職を授かり、憧れていた戦士の夢を断念した少年ルイス。 仕方なく故郷の村で農業に従事し、十二年が経ったある日のこと、新しく就任したばかりの代官が訊ねてきて―― 「何だあの巨大な大根は? 一体どうやって収穫するのだ?」 「片手で抜けますけど? こんな感じで」 「200キロはありそうな大根を片手で……?」 「小麦の方も収穫しますね。えい」 「一帯の小麦が一瞬で刈り取られた!? 何をしたのだ!?」 「手刀で真空波を起こしただけですけど?」 その代官の勧めで、ルイスは冒険者になることに。 日々の農作業(?)を通し、最強の戦士に成長していた彼は、最年長ルーキーとして次々と規格外の戦果を挙げていくのだった。 「これは投擲用大根だ」 「「「投擲用大根???」」」

タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。

渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。 しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。 「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」 ※※※ 虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。 ※重複投稿作品※ 表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。

戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに

千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」 「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」 許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。 許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。 上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。 言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。 絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、 「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」 何故か求婚されることに。 困りながらも巻き込まれる騒動を通じて ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。 こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。

スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~

深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】 異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!

処理中です...