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第25話 優斗の新たな野望?
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(ん……朝、か……)
カーテンの隙間から差し込む陽の光に照らされ、優斗はぼんやりとした意識の中、ゆっくりと目を開けた。
ふと隣を見ると、そこには昨晩散々愛し合った恋人がスヤスヤと穏やかな寝息を立てている。
その寝顔の可愛らしさに優斗は思わずクラリときてしまいそうになる。
(はぁ……普段の凛とした美人顔も好きだけど、こうして見ると年上とは思えないほど可愛いいよなぁ♡)
優斗は初めて見るカエサルの寝顔に感動を覚えていた。
今までは『セフレ同士一緒に朝を迎える事はない』と言われ、頑なに断られ続けて来ていた――それが今こうして愛しい人と朝を迎えていられる事に、優斗は改めて『恋人同士』になったのだという実感と幸福感を噛み締めていた。
(くう~……もう、すっげぇ幸せなんですけどぉ~……)
カエサルの寝顔を眺め、鼻の下を伸ばしただらしない表情で頬を緩めながら、優斗はそっと手を伸ばし、彼のその滑らかな頬に指を這わせる。
すると、その感触がくすぐったかったのか、カエサルは「ん……」と小さな声を上げ、ゆっくりと目を開いた。
「ん……ユウト……?」
寝起きのどこか気怠そうな表情が、昨夜の行為の激しさを思い起こさせるようで、優斗は思わずドキリとしてしまう。
(うわぁ……なんか、色っぽ!)
などと思いつつも優斗は軽く咳払いをすると、いつもの調子で声を掛けた。
「おはざすっす、カエサルさん」
言いながら、カエサルの頬へちゅっと軽く口付けを落とすと、そんな優斗の行動にカエサルはクスリと笑みを零す。
「ああ……おはよう」
そう言って腕を伸ばしてくると、優斗の頬に手を添えてカエサルはふわりと優しく微笑んだ。
朝日の中で見たその微笑みは、これまで見せた彼のどんな笑みよりも美しく、輝いて見えるものだった。
思わずその眩し過ぎるほどの笑顔に引き寄せられるように顔を寄せて行けば、カエサルはフッと笑みを零し、瞼を閉じて優斗を迎え入れた。
そして、そのまま静かに唇を重ね合わせると、甘い余韻を残して唇が離れる。
「カエサルさん、あんた今すげぇ綺麗っす」
「……またそんな歯の浮くようなセリフを……君は本当に物好きだな」
「へへっ……俺、嘘が吐けないんでね」
優斗は少し照れ笑いを浮かべながら、再びカエサルの柔らかな唇を求めて口付ける――そしてそのまま何度も啄むように唇を重ねていけば、次第にそれだけでは物足りなくなってくるのは自然なことだった。
いつの間にかお互い舌を絡ませ合い、唾液を交換するような深い口付けへと変わっていった。
「ん……ふ……」
時折漏れるカエサルの甘い吐息に優斗は益々煽られてしまう。
(やべぇ……止まらねぇかも)
朝っぱらだというのに、どんどんと身体の芯が熱くなっていくのを感じながら優斗は寝返りを打つように体勢を変えると、そのままカエサルの上へと覆い被さりまた深く口付ける。
カエサルもまたそれに抵抗することなく、優斗の首へ腕を回しながら自らも舌を絡めてきた。
「は……」
そんなカエサルの甘い吐息に酔い痴れそうになりながらふと視線を下ろせば、昨晩の情事の名残りが彼の白い肌に所々浮かび上がっており、その扇情的な光景に優斗は思わずゴクリと喉を鳴らした。
(うわ……すっげぇエロいな……)
「ね……カエサルさん」
深い口付け合間、優斗が吐息混じりにそう呼びかけると、カエサルはゆっくりと瞼を上げ、「――ん?」と、小さく返事を返し小首を傾てくる。
その仕草がまた可愛らしく、優斗の熱は更に煽られる羽目になってしまう。
そんなカエサルの様相に見惚れながら、優斗はそっと彼の耳元に唇を寄せていくと、誘うように囁いた。
「今日さ……二人でギルド休んじゃいましょ……?」
そんな事を提案しながらも優斗の手は休まずカエサルの身体を弄っていた――だが、その手はカエサルによって制止されてしまう。
「コラ……それは駄目だよ」
少し困ったような表情を浮かべながら答えるカエサルに優斗は口を尖らせる。
「えぇ~、なんでっすかぁ?」
そんな優斗の不満げな様子にカエサルはクスリと笑みを漏らす。
「ギルドを休むのは良いけど、それはまた今度だ――」
そう言ってカエサルは優斗の身体を押しのけるようにして起き上がると、ベッドから降り立ち壁際に置かれた振り子時計に目を遣った。
「ほら、もうこんな時間だ、早く支度しないと……な?」
「ちぇ~、わかりましたよ……でも――」
少々不満に思いながらも、カエサルに促されて渋々身体を起こした優斗だったが――。
「コレ、鎮まるまでちょっと時間かかるんすけど……」
すっかり元気になってしまった自分の愚息を指差しながら苦笑いする優斗に、カエサルはクスリと笑い「仕方ないな……」と少し呆れた様子で溜息をひとつ吐いた。
「まったく……君ときたら……」
などど言いつつも、カエサルはどこか嬉しそうな表情を浮かべると、ベッドの端に座っている優斗の足元に膝まづき、その中心に手を伸ばしながら身を屈める。
「ちょ……カエサルさん、なにを――」
戸惑う優斗をよそに、カエサルは「今はこれで許せよ」と言いながらその先端にチュッとキスを落とすと、そのままゆっくりと口を開いてそれを飲み込んでいった。
「う……っ」
温かく濡れた口内の感触に、優斗はブルリと身体を震わせる。
カエサルは優斗のそれを深く咥え込むと、ゆっくりと顔を動かし始め、舌を這わせてはまた深く飲み込むといった動きを繰り返す。
そして時折、上目遣いに見上げてくるカエサルの瞳がまた優斗の熱を煽っていった。
(やべ……なんかすげぇ興奮するかも……)
今まで何度も行為を重ねてきたが、カエサルが口でしてくれたのは初めての事だった。
しかも、朝の明るい陽射しが差し込む室内でのその行為は、爽やかな朝日とは対局にある淫らな行為として優斗を興奮かき立てるのだった。
そんな優斗の気持ちを知ってか知らずか、カエサルは咥えていたそれを一旦口から離すと顔を上げ、ゆるゆると手で扱き上げながら「気持ちいいかい?」と甘い声で囁きかけてくる。
その淫猥な響きと表情に下半身の疼きが増していくのを感じながら、優斗は正直過ぎる気持ちを口にする。
「――っ、はぁ……すげぇ、気持ちいいっす……」
「ふふ……それは良かった」
カエサルは満足げに微笑むと、長い髪を耳に掛ける仕草をしながら再び優斗のモノを口内に含み、舌で刺激を与えつつ顔を上下させていった。
「う……ぁ」
その絶妙な舌使いに、優斗は思わず呻いてしまう。
初めて味わう快感と、何よりカエサルが自分のモノを咥えているというその光景に、優斗は軽く目眩を覚える程だった。
(すげ……これ、かなりイイかも……)
自分の股間で健気に奉仕するカエサルの姿を見下ろしていると、どこか背徳感というか、支配欲を刺激されるというか――とにかく、何とも言い表せないような興奮と快感が込み上げてくるのだ。
(あぁ……やべぇ、もうイきそ……)
どんどんと高まるその感覚に思わず腰を浮かせてしまう――そんな優斗の状態を感じ取ったのか、下からクスリと笑う気配がしたかと思うと、カエサルは淫らな水音を奏でながら更にその行為を強めていった。
その激しい口淫によって一気に高みへと押し上げられていく感覚に優斗は思わず焦りを感じてしまう。
「うっ……カエサルさん、離し……も、出る……っ!」
優斗が焦った声で訴えながら慌ててカエサルを離そうと頭に手を掛けるも、カエサルは構わずに行為を続けていき――そして、追い詰めるように一層強く吸い上げられてはもう我慢の限界だった。
「く……うっ!」
次の瞬間、優斗はブルリと身体を震わせると、カエサルの口内に熱い迸りを叩きつけていた。
ドクンドクンと脈打ちながら放たれたソレをカエサルは躊躇うことなく飲み下していき、最後の一滴まで搾り取るかのように吸い上げる。
その刺激に、優斗はまたも情けない声を上げながら腰を震わせてしまう。
そして全て飲み干した後、カエサルは名残惜しそうにゆっくりと口を離すと、最後にペロッと先端を軽く一舐めしてようやく顔を上げた。
「はぁ……ご馳走さま……」
そう言って満足げに微笑むカエサルの表情はとても淫猥なもので、その表情を見ているだけで優斗の中心はまたすぐに元気を取り戻してしまいそうになってしまう程だった。
初めて経験した口淫とその刺激にまだポ~ッとしたままの優斗に、カエサルはクスリと笑いながら立ち上がると、手を伸ばしてきてポンと頭に手を乗せる。
「ふっ……気持ち良かったかい?」
優しく頭を撫でられて漸く我に返った優斗は、まだどこかフワフワとした気分で素直に頷いた。
「すげぇ、よかったっす……」
そんな優斗の素直な言葉にカエサルは満足そうに微笑んだ。
「ふふ、なら良かったよ……しかし、君は本当に元気だな。昨夜、あれだけシたというのに……」
(うっ……18歳の性欲舐めんなよ……つうか、誰のせいだと――)
少し呆れたようなカエサルの言葉に内心そうつっこみながらも、優斗が「へへ……」と照れ笑いを返すと、彼にペチリと軽く額を叩かれた。
「ったく、ほら――早く支度をしないと、遅刻してしまうぞ?」
やれやれと呆れたような口調でそう言った後、カエサルはクスリと笑みを零しながら踵を返すとそのままさっさとシャワーを浴びに行ってしまった。
ついさっきまで恍惚とした表情で優斗のモノをしゃぶっていたとは思えない程の通常運転なその姿に、優斗は少々拍子抜けしてしまう。
(いや……まぁ、カエサルさんらしいっちゃあらしいけど)
エッチに対してとても積極的で貪欲かと思えば、こうしてあっさりとした一面も見せるカエサルに、優斗は翻弄されっ放しだ。
だが、そんなカエサルに振り回されている自分に、どこか喜びを感じてしまうのも確かだった。
(ま……それがまたいいんすけどねぇ……でも――)
カエサルのそういうところが魅力的だと感じる反面、いつかはそんな余裕さえなくなる程に自分に夢中にさせてやりたいという気持ちも優斗の中に芽生えてくる。
(みてろよ……いつか、めちゃくちゃに乱れさせてやるかんな)
そんな新たな野望を心に秘めながら、優斗はまだ余韻の残る身体で部屋中に散乱した服を搔き集めると、カエサルの後を追うように浴室へと向かった。
カーテンの隙間から差し込む陽の光に照らされ、優斗はぼんやりとした意識の中、ゆっくりと目を開けた。
ふと隣を見ると、そこには昨晩散々愛し合った恋人がスヤスヤと穏やかな寝息を立てている。
その寝顔の可愛らしさに優斗は思わずクラリときてしまいそうになる。
(はぁ……普段の凛とした美人顔も好きだけど、こうして見ると年上とは思えないほど可愛いいよなぁ♡)
優斗は初めて見るカエサルの寝顔に感動を覚えていた。
今までは『セフレ同士一緒に朝を迎える事はない』と言われ、頑なに断られ続けて来ていた――それが今こうして愛しい人と朝を迎えていられる事に、優斗は改めて『恋人同士』になったのだという実感と幸福感を噛み締めていた。
(くう~……もう、すっげぇ幸せなんですけどぉ~……)
カエサルの寝顔を眺め、鼻の下を伸ばしただらしない表情で頬を緩めながら、優斗はそっと手を伸ばし、彼のその滑らかな頬に指を這わせる。
すると、その感触がくすぐったかったのか、カエサルは「ん……」と小さな声を上げ、ゆっくりと目を開いた。
「ん……ユウト……?」
寝起きのどこか気怠そうな表情が、昨夜の行為の激しさを思い起こさせるようで、優斗は思わずドキリとしてしまう。
(うわぁ……なんか、色っぽ!)
などと思いつつも優斗は軽く咳払いをすると、いつもの調子で声を掛けた。
「おはざすっす、カエサルさん」
言いながら、カエサルの頬へちゅっと軽く口付けを落とすと、そんな優斗の行動にカエサルはクスリと笑みを零す。
「ああ……おはよう」
そう言って腕を伸ばしてくると、優斗の頬に手を添えてカエサルはふわりと優しく微笑んだ。
朝日の中で見たその微笑みは、これまで見せた彼のどんな笑みよりも美しく、輝いて見えるものだった。
思わずその眩し過ぎるほどの笑顔に引き寄せられるように顔を寄せて行けば、カエサルはフッと笑みを零し、瞼を閉じて優斗を迎え入れた。
そして、そのまま静かに唇を重ね合わせると、甘い余韻を残して唇が離れる。
「カエサルさん、あんた今すげぇ綺麗っす」
「……またそんな歯の浮くようなセリフを……君は本当に物好きだな」
「へへっ……俺、嘘が吐けないんでね」
優斗は少し照れ笑いを浮かべながら、再びカエサルの柔らかな唇を求めて口付ける――そしてそのまま何度も啄むように唇を重ねていけば、次第にそれだけでは物足りなくなってくるのは自然なことだった。
いつの間にかお互い舌を絡ませ合い、唾液を交換するような深い口付けへと変わっていった。
「ん……ふ……」
時折漏れるカエサルの甘い吐息に優斗は益々煽られてしまう。
(やべぇ……止まらねぇかも)
朝っぱらだというのに、どんどんと身体の芯が熱くなっていくのを感じながら優斗は寝返りを打つように体勢を変えると、そのままカエサルの上へと覆い被さりまた深く口付ける。
カエサルもまたそれに抵抗することなく、優斗の首へ腕を回しながら自らも舌を絡めてきた。
「は……」
そんなカエサルの甘い吐息に酔い痴れそうになりながらふと視線を下ろせば、昨晩の情事の名残りが彼の白い肌に所々浮かび上がっており、その扇情的な光景に優斗は思わずゴクリと喉を鳴らした。
(うわ……すっげぇエロいな……)
「ね……カエサルさん」
深い口付け合間、優斗が吐息混じりにそう呼びかけると、カエサルはゆっくりと瞼を上げ、「――ん?」と、小さく返事を返し小首を傾てくる。
その仕草がまた可愛らしく、優斗の熱は更に煽られる羽目になってしまう。
そんなカエサルの様相に見惚れながら、優斗はそっと彼の耳元に唇を寄せていくと、誘うように囁いた。
「今日さ……二人でギルド休んじゃいましょ……?」
そんな事を提案しながらも優斗の手は休まずカエサルの身体を弄っていた――だが、その手はカエサルによって制止されてしまう。
「コラ……それは駄目だよ」
少し困ったような表情を浮かべながら答えるカエサルに優斗は口を尖らせる。
「えぇ~、なんでっすかぁ?」
そんな優斗の不満げな様子にカエサルはクスリと笑みを漏らす。
「ギルドを休むのは良いけど、それはまた今度だ――」
そう言ってカエサルは優斗の身体を押しのけるようにして起き上がると、ベッドから降り立ち壁際に置かれた振り子時計に目を遣った。
「ほら、もうこんな時間だ、早く支度しないと……な?」
「ちぇ~、わかりましたよ……でも――」
少々不満に思いながらも、カエサルに促されて渋々身体を起こした優斗だったが――。
「コレ、鎮まるまでちょっと時間かかるんすけど……」
すっかり元気になってしまった自分の愚息を指差しながら苦笑いする優斗に、カエサルはクスリと笑い「仕方ないな……」と少し呆れた様子で溜息をひとつ吐いた。
「まったく……君ときたら……」
などど言いつつも、カエサルはどこか嬉しそうな表情を浮かべると、ベッドの端に座っている優斗の足元に膝まづき、その中心に手を伸ばしながら身を屈める。
「ちょ……カエサルさん、なにを――」
戸惑う優斗をよそに、カエサルは「今はこれで許せよ」と言いながらその先端にチュッとキスを落とすと、そのままゆっくりと口を開いてそれを飲み込んでいった。
「う……っ」
温かく濡れた口内の感触に、優斗はブルリと身体を震わせる。
カエサルは優斗のそれを深く咥え込むと、ゆっくりと顔を動かし始め、舌を這わせてはまた深く飲み込むといった動きを繰り返す。
そして時折、上目遣いに見上げてくるカエサルの瞳がまた優斗の熱を煽っていった。
(やべ……なんかすげぇ興奮するかも……)
今まで何度も行為を重ねてきたが、カエサルが口でしてくれたのは初めての事だった。
しかも、朝の明るい陽射しが差し込む室内でのその行為は、爽やかな朝日とは対局にある淫らな行為として優斗を興奮かき立てるのだった。
そんな優斗の気持ちを知ってか知らずか、カエサルは咥えていたそれを一旦口から離すと顔を上げ、ゆるゆると手で扱き上げながら「気持ちいいかい?」と甘い声で囁きかけてくる。
その淫猥な響きと表情に下半身の疼きが増していくのを感じながら、優斗は正直過ぎる気持ちを口にする。
「――っ、はぁ……すげぇ、気持ちいいっす……」
「ふふ……それは良かった」
カエサルは満足げに微笑むと、長い髪を耳に掛ける仕草をしながら再び優斗のモノを口内に含み、舌で刺激を与えつつ顔を上下させていった。
「う……ぁ」
その絶妙な舌使いに、優斗は思わず呻いてしまう。
初めて味わう快感と、何よりカエサルが自分のモノを咥えているというその光景に、優斗は軽く目眩を覚える程だった。
(すげ……これ、かなりイイかも……)
自分の股間で健気に奉仕するカエサルの姿を見下ろしていると、どこか背徳感というか、支配欲を刺激されるというか――とにかく、何とも言い表せないような興奮と快感が込み上げてくるのだ。
(あぁ……やべぇ、もうイきそ……)
どんどんと高まるその感覚に思わず腰を浮かせてしまう――そんな優斗の状態を感じ取ったのか、下からクスリと笑う気配がしたかと思うと、カエサルは淫らな水音を奏でながら更にその行為を強めていった。
その激しい口淫によって一気に高みへと押し上げられていく感覚に優斗は思わず焦りを感じてしまう。
「うっ……カエサルさん、離し……も、出る……っ!」
優斗が焦った声で訴えながら慌ててカエサルを離そうと頭に手を掛けるも、カエサルは構わずに行為を続けていき――そして、追い詰めるように一層強く吸い上げられてはもう我慢の限界だった。
「く……うっ!」
次の瞬間、優斗はブルリと身体を震わせると、カエサルの口内に熱い迸りを叩きつけていた。
ドクンドクンと脈打ちながら放たれたソレをカエサルは躊躇うことなく飲み下していき、最後の一滴まで搾り取るかのように吸い上げる。
その刺激に、優斗はまたも情けない声を上げながら腰を震わせてしまう。
そして全て飲み干した後、カエサルは名残惜しそうにゆっくりと口を離すと、最後にペロッと先端を軽く一舐めしてようやく顔を上げた。
「はぁ……ご馳走さま……」
そう言って満足げに微笑むカエサルの表情はとても淫猥なもので、その表情を見ているだけで優斗の中心はまたすぐに元気を取り戻してしまいそうになってしまう程だった。
初めて経験した口淫とその刺激にまだポ~ッとしたままの優斗に、カエサルはクスリと笑いながら立ち上がると、手を伸ばしてきてポンと頭に手を乗せる。
「ふっ……気持ち良かったかい?」
優しく頭を撫でられて漸く我に返った優斗は、まだどこかフワフワとした気分で素直に頷いた。
「すげぇ、よかったっす……」
そんな優斗の素直な言葉にカエサルは満足そうに微笑んだ。
「ふふ、なら良かったよ……しかし、君は本当に元気だな。昨夜、あれだけシたというのに……」
(うっ……18歳の性欲舐めんなよ……つうか、誰のせいだと――)
少し呆れたようなカエサルの言葉に内心そうつっこみながらも、優斗が「へへ……」と照れ笑いを返すと、彼にペチリと軽く額を叩かれた。
「ったく、ほら――早く支度をしないと、遅刻してしまうぞ?」
やれやれと呆れたような口調でそう言った後、カエサルはクスリと笑みを零しながら踵を返すとそのままさっさとシャワーを浴びに行ってしまった。
ついさっきまで恍惚とした表情で優斗のモノをしゃぶっていたとは思えない程の通常運転なその姿に、優斗は少々拍子抜けしてしまう。
(いや……まぁ、カエサルさんらしいっちゃあらしいけど)
エッチに対してとても積極的で貪欲かと思えば、こうしてあっさりとした一面も見せるカエサルに、優斗は翻弄されっ放しだ。
だが、そんなカエサルに振り回されている自分に、どこか喜びを感じてしまうのも確かだった。
(ま……それがまたいいんすけどねぇ……でも――)
カエサルのそういうところが魅力的だと感じる反面、いつかはそんな余裕さえなくなる程に自分に夢中にさせてやりたいという気持ちも優斗の中に芽生えてくる。
(みてろよ……いつか、めちゃくちゃに乱れさせてやるかんな)
そんな新たな野望を心に秘めながら、優斗はまだ余韻の残る身体で部屋中に散乱した服を搔き集めると、カエサルの後を追うように浴室へと向かった。
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