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第29話 ちょっとMなところがまた可愛い俺の恋人
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(カエサルさん、エッチのスイッチが入ったみたいだな……すげぇ、エロい顔になってる)
熱に浮かされたような潤んだ瞳と、どこか物欲しそうな表情のカエサルの姿に優斗はゴクリと生唾を飲み込みつつ、彼の濡れた唇を指で拭いながら囁く。
「カエサルさん……今日は、俺の好きなようにしても……いいっすか?」
「ふふ……構わないよ……君の好きにしてくれ」
優斗の言葉に目を細め微笑むカエサルのその瞳は、期待と興奮の色を宿し、熱を帯びていた。
「じゃ……お言葉に甘えて……」
優斗は自分の指をペロリと舐め上げて見せた後、それをカエサルの口元に持っていく。
そして、指の腹で唇をそっとなぞってから、そのまま指でカエサルの唇を割り、咥内に侵入させていった。
思ってもいなかったのか、優斗の行動に一瞬驚いた様子をみせたカエサルだったが、すぐに目を細め優斗の愛撫を受け入れていった。
優斗が人差し指と中指で舌を挟むようにしながら咥内を刺激していけば、カエサルの舌はそれに答えようとその指に絡み付く。
時折上顎を刺激してやると、ビクリと身体を震わせて反応するカエサルに、優斗の気分は益々高揚していった。
優斗に指で咥内を犯されながらも、恍惚とした表情を浮かべるカエサルの唇の端からは唾液が伝い落ちていて、その姿は何とも煽情的だ。
実は優斗はここ最近でカエサルについて新たに発見した事があった――それは、彼が意外とM気質であるという事だった。
あの優斗の嫉妬事件の時にもその片鱗を見せてはいたが、付き合いか深まっていく内にどうやら彼は少しばかりそちらのほうが好みだと解ってしまった。
とはいえ、もちろん優斗は彼を傷付けたいなどと思っているわけではないが、カエサルの気質に触発されるように自分の中で”征服欲”のような感情が湧きあがってくるのを感じていたのだ。
そんな優斗が今回試みたこの行為――これが予想以上に良い反応を見せ、うっとりとした表情のカエサルに思わずゾクゾクとした感覚が背筋を走り抜ける。
(うわ……えっろ)
込み上げて来る興奮のなか、暫しカエサルの咥内を蹂躙し続けていた優斗だったが、ゆっくりと指を引き抜くと、そっとカエサルの耳元へと唇を寄せる。
「カエサルさん……一緒にシャワー行こっか?」
熱い息を吹き込むように耳元で囁けば、彼は期待にその瞳を潤ませながらコクリと頷いた。
「ああ……そうだね」
薄く微笑みながら応えるカエサルの言葉を合図とでもするように、二人は再び口付けを交わし、身体を弄り合いながら互いの服を剥ぎ取って行き……そして、そのままシャワールームへとなだれ込んだのだった。
*****
「ん……はぁ……っ……」
薄暗い部屋、窓から差し込む月明りだけが頼りなその部屋で、二つの影が重なり合っている。
ベッドの上に座る優斗の膝の上にカエサルが向かい合う形で乗っかり、お互いの熱を感じあっていた。
先程シャワールームで一度致していたにも関わらず、二人の熱は未だ冷めることなく、早くも二度目の交わりがはじまろうとしていた。
「カエサルさん……可愛い」
思わず口から零れた優斗の言葉は、自分の声とは思えぬほどに甘やかで熱を孕んだものだった。
その言葉にカエサルは苦笑いを浮かべる。
「まったく……ユウトったら、さっきからそればかりじゃないか――こんなおじさんのどこが可愛いと言うんだい?」
そう言いながらも、どこか照れた様子で視線を逸らせる仕草を見せるカエサルはとても7歳も年上とは思えないほどに可愛らしくて、優斗は思わずクスリと笑みを零す。
「そういうとこがまた可愛いんすけどねー」
「……もう……本当に君ってやつは……」
呆れつつも満更でもなさそうな様子の呟きと共に、今度はカエサルからの口付けが優斗の唇に降りてきた。
歯列を割り、差し込まれてきた熱い舌をすかさず絡めとり優しく吸い上げると、膝の上のカエサルの身体はヒクリと震えて素直な反応を返す。
(カエサルさん、キス好きだもんな……)
そう思いつつ優斗がカエサルの咥内を貪るように犯していけば、彼の瞳には益々興奮の色が浮かんでいくのだ。
そんなカエサルの反応に気をよくした優斗は、つい意地悪をしたくなってしまい――むくむくと悪戯心が湧き上がって来る。
優斗は深い口付けを続けながらゆっくりと右手をカエサルの太股に這わせていき、そのまま内腿まで撫で上げていくと、その手を彼の中心部へと移動させた――だが、そこでわざと肝心なトコロには触れず、その周囲をゆるゆると撫で擦るに留めたのだ。
その焦らすような行為に、カエサルは切なげに身をくねらせる。
「ゆ、ユウト……もっとちゃんと……」
もどかしそうに催促してくるカエサルだが、それでも優斗は決定的な刺激を与えようとはしなかった。
カエサルの髪と同じ翠色のヘアを指で弄びながら、わざとらしく首を傾げてみせる。
「ちゃんとって?……どこをどうしてほしいんすか?」
優斗の意地悪な質問に、カエサルは羞恥と興奮が入り混じったような表情を浮かべながらも自身の下方に目を落とす――その視線を追うように優斗もそこを見れば、まだ触ってもいない筈のそれは既に頭をもたげ、先端から涙を溢れさせながら焦れたように小さく震えていた。
「ふはっ……カエサルさんってば、もうこんなんなってるじゃないっすか」
「う……そ、それは君が焦らすからだろう?」
優斗の指摘に恥ずかしそうに視線を逸らしながら言い訳するカエサルだったが、そんな姿も可愛くて思わず笑みが零れてしまう。
(あーもう!可愛いなぁ)
少し意地悪が過ぎたかなとは思うものの、少々Mっ気のあるカエサルにはこれくらいがいいのかもしれなかった。
その証拠に――。
「へへ……すんません、カエサルさんが可愛くてつい意地悪したくなっちゃった」
そう謝りながら優斗が彼の望み通りその中心へと手を伸ばせば、途端にカエサルは甘い声をあげて身悶え、全身でその待ちわびた刺激への喜びを見せた。
「あはっ……カエサルさんってば、やーらしい」
カエサルの痴態に優斗も興奮を隠せず、思わず笑みが零れてしまう。
「――っ……君が私をこんな風にしたんだ……だから責任を取ってくれ……」
そう言って切なげに潤んだ瞳で見つめてくる恋人のなんと愛らしいことか。
そんなカエサルの様子を見つめながら、優斗は以前に抱いた小さな野望が叶った事に心の中でガッツポーズをする。
「もちろんっすよ……カエサルさん」
優斗は頬が緩んでしまうのを止められないままそう答えると、ゆっくりとカエサルの身体をベッドへ横たわらせていった。
そして、先の宣言通り、この先の戦闘でどうなってしまおうとも悔いのないよう、何度も――それこそカエサルの身体に自分の存在を刻み付けるかのように、優斗は愛しい恋人の身体を激しく求め続けた。
熱に浮かされたような潤んだ瞳と、どこか物欲しそうな表情のカエサルの姿に優斗はゴクリと生唾を飲み込みつつ、彼の濡れた唇を指で拭いながら囁く。
「カエサルさん……今日は、俺の好きなようにしても……いいっすか?」
「ふふ……構わないよ……君の好きにしてくれ」
優斗の言葉に目を細め微笑むカエサルのその瞳は、期待と興奮の色を宿し、熱を帯びていた。
「じゃ……お言葉に甘えて……」
優斗は自分の指をペロリと舐め上げて見せた後、それをカエサルの口元に持っていく。
そして、指の腹で唇をそっとなぞってから、そのまま指でカエサルの唇を割り、咥内に侵入させていった。
思ってもいなかったのか、優斗の行動に一瞬驚いた様子をみせたカエサルだったが、すぐに目を細め優斗の愛撫を受け入れていった。
優斗が人差し指と中指で舌を挟むようにしながら咥内を刺激していけば、カエサルの舌はそれに答えようとその指に絡み付く。
時折上顎を刺激してやると、ビクリと身体を震わせて反応するカエサルに、優斗の気分は益々高揚していった。
優斗に指で咥内を犯されながらも、恍惚とした表情を浮かべるカエサルの唇の端からは唾液が伝い落ちていて、その姿は何とも煽情的だ。
実は優斗はここ最近でカエサルについて新たに発見した事があった――それは、彼が意外とM気質であるという事だった。
あの優斗の嫉妬事件の時にもその片鱗を見せてはいたが、付き合いか深まっていく内にどうやら彼は少しばかりそちらのほうが好みだと解ってしまった。
とはいえ、もちろん優斗は彼を傷付けたいなどと思っているわけではないが、カエサルの気質に触発されるように自分の中で”征服欲”のような感情が湧きあがってくるのを感じていたのだ。
そんな優斗が今回試みたこの行為――これが予想以上に良い反応を見せ、うっとりとした表情のカエサルに思わずゾクゾクとした感覚が背筋を走り抜ける。
(うわ……えっろ)
込み上げて来る興奮のなか、暫しカエサルの咥内を蹂躙し続けていた優斗だったが、ゆっくりと指を引き抜くと、そっとカエサルの耳元へと唇を寄せる。
「カエサルさん……一緒にシャワー行こっか?」
熱い息を吹き込むように耳元で囁けば、彼は期待にその瞳を潤ませながらコクリと頷いた。
「ああ……そうだね」
薄く微笑みながら応えるカエサルの言葉を合図とでもするように、二人は再び口付けを交わし、身体を弄り合いながら互いの服を剥ぎ取って行き……そして、そのままシャワールームへとなだれ込んだのだった。
*****
「ん……はぁ……っ……」
薄暗い部屋、窓から差し込む月明りだけが頼りなその部屋で、二つの影が重なり合っている。
ベッドの上に座る優斗の膝の上にカエサルが向かい合う形で乗っかり、お互いの熱を感じあっていた。
先程シャワールームで一度致していたにも関わらず、二人の熱は未だ冷めることなく、早くも二度目の交わりがはじまろうとしていた。
「カエサルさん……可愛い」
思わず口から零れた優斗の言葉は、自分の声とは思えぬほどに甘やかで熱を孕んだものだった。
その言葉にカエサルは苦笑いを浮かべる。
「まったく……ユウトったら、さっきからそればかりじゃないか――こんなおじさんのどこが可愛いと言うんだい?」
そう言いながらも、どこか照れた様子で視線を逸らせる仕草を見せるカエサルはとても7歳も年上とは思えないほどに可愛らしくて、優斗は思わずクスリと笑みを零す。
「そういうとこがまた可愛いんすけどねー」
「……もう……本当に君ってやつは……」
呆れつつも満更でもなさそうな様子の呟きと共に、今度はカエサルからの口付けが優斗の唇に降りてきた。
歯列を割り、差し込まれてきた熱い舌をすかさず絡めとり優しく吸い上げると、膝の上のカエサルの身体はヒクリと震えて素直な反応を返す。
(カエサルさん、キス好きだもんな……)
そう思いつつ優斗がカエサルの咥内を貪るように犯していけば、彼の瞳には益々興奮の色が浮かんでいくのだ。
そんなカエサルの反応に気をよくした優斗は、つい意地悪をしたくなってしまい――むくむくと悪戯心が湧き上がって来る。
優斗は深い口付けを続けながらゆっくりと右手をカエサルの太股に這わせていき、そのまま内腿まで撫で上げていくと、その手を彼の中心部へと移動させた――だが、そこでわざと肝心なトコロには触れず、その周囲をゆるゆると撫で擦るに留めたのだ。
その焦らすような行為に、カエサルは切なげに身をくねらせる。
「ゆ、ユウト……もっとちゃんと……」
もどかしそうに催促してくるカエサルだが、それでも優斗は決定的な刺激を与えようとはしなかった。
カエサルの髪と同じ翠色のヘアを指で弄びながら、わざとらしく首を傾げてみせる。
「ちゃんとって?……どこをどうしてほしいんすか?」
優斗の意地悪な質問に、カエサルは羞恥と興奮が入り混じったような表情を浮かべながらも自身の下方に目を落とす――その視線を追うように優斗もそこを見れば、まだ触ってもいない筈のそれは既に頭をもたげ、先端から涙を溢れさせながら焦れたように小さく震えていた。
「ふはっ……カエサルさんってば、もうこんなんなってるじゃないっすか」
「う……そ、それは君が焦らすからだろう?」
優斗の指摘に恥ずかしそうに視線を逸らしながら言い訳するカエサルだったが、そんな姿も可愛くて思わず笑みが零れてしまう。
(あーもう!可愛いなぁ)
少し意地悪が過ぎたかなとは思うものの、少々Mっ気のあるカエサルにはこれくらいがいいのかもしれなかった。
その証拠に――。
「へへ……すんません、カエサルさんが可愛くてつい意地悪したくなっちゃった」
そう謝りながら優斗が彼の望み通りその中心へと手を伸ばせば、途端にカエサルは甘い声をあげて身悶え、全身でその待ちわびた刺激への喜びを見せた。
「あはっ……カエサルさんってば、やーらしい」
カエサルの痴態に優斗も興奮を隠せず、思わず笑みが零れてしまう。
「――っ……君が私をこんな風にしたんだ……だから責任を取ってくれ……」
そう言って切なげに潤んだ瞳で見つめてくる恋人のなんと愛らしいことか。
そんなカエサルの様子を見つめながら、優斗は以前に抱いた小さな野望が叶った事に心の中でガッツポーズをする。
「もちろんっすよ……カエサルさん」
優斗は頬が緩んでしまうのを止められないままそう答えると、ゆっくりとカエサルの身体をベッドへ横たわらせていった。
そして、先の宣言通り、この先の戦闘でどうなってしまおうとも悔いのないよう、何度も――それこそカエサルの身体に自分の存在を刻み付けるかのように、優斗は愛しい恋人の身体を激しく求め続けた。
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