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第三章 崖の下のダンジョン 【クジラの歯】
第15話 ピエラの家族と対面
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危なげなく、港町への道を進んでいく。
半魚人などの、新しいモンスターが出現した。しかし、大ピンチといった様子はない。
ドリスさんを助けたときのように、魔物に追われている馬車も通りかからなかった。
「旅の人、ちょっといいか?」
ヒゲの中年男性が、すれ違いざまにオレたちへ声をかけてくる。
「どうした?」
「アンファンってのは、あっちかい?」
「ああ。道沿いに行けば二日でたどり着く」
「ありがとう。街に入っても、仕事はありそうかい?」
彼は、引退した冒険者だという。
「向こうで新天地を見つけて開拓するか、手頃な家を見つけて隠居するか、迷っている。なにか面白そうな場所はないか?」
「だったら、オレたちの領土を広げてみるか?」
オレは男性を、村まで転送した。
「ほほーう。こんな場所があったとは」
「いらっしゃい、旅の人。どうしたのかね?」
男性は事情を話す。彼はそれなりに、名のある冒険者だったらしい。ダンジョンに潜っては宝を探していたという。
「ところが、仲間が軒並み引退してしまって。家庭を持った者、隠居した者ばかりになってしまって、一人モンの俺は、冒険を続けられなくなった」
「若手と組むって手も、あったんじゃないか?」
オレが聞くと、男性は首を振った。
「いやあ。若い衆にオレなんかがついていっても、説教垂れるだけさ。好きにやらせたい。俺だって、そうだったからさ」
彼も、相当なヤンチャだったようである。
「で、もう潮時かなって思って、こちらにお邪魔したわけだ」
「わかりました。この村でみんなと働くか、クニミツ殿の領地を広げて住まうか、どちらかを選んでいただくが?」
「領土か。俺に務まるだろうか」
男性は、アゴのヒゲをさすった。
「やってみなきゃ、わからんだろ」
「それもそうか! よし。よろしく頼む」
オレは、男性を握手を交わす。
「ここがオレたちの領土だ」
広大な土地を見せる。
「ひえええ。広いな。さっそく木を切らせてもらっていいかな?」
「ああ。どうぞ。家は、自分で建ててくれ。あっちはオレたちの家だ。鍵がかかっているし、オレたちもこっちに毎日転送ポータルで立ち寄る。勝手には、入れないぜ」
「構わないさ。いやあ、木こり仕事なんて久しいな」
武器だった斧を伐採道具にして、男性は木を切り始めた。
腕をまくると、痛々しい傷が。
「引退のきっかけになった事件でもあった?」
気になったのか、モモコが尋ねる。
「仲間の一人がダンジョンで死んだのが、こたえちまったらしくて」
ヒゲの男性より歳上のエルフ忍者が、ダンジョンのモンスターにやられたという。
「どこにあるダンジョン? 参考までに聞いておきたい」
「港町ワントープだ」
オレたちは、ワントープと聞いて戦慄した。
「どうした?」
男性が、伐採作業を止める。オレたちの表情が変わったのが、ひっかかったか。
「実は、目的地がそこなんだ」
「おお、そうか。ダンジョンに潜るときは、気をつけろよ。あそこは、変なところにつながっている。オレたちも、必死で逃げてきたんだ。忍者の蘇生を考える余裕さえなかった」
男性は、死体を置いて逃走したのを、未だに悔やんでいるという。
「わかった。肝に銘じておこう」
木こりとなった元冒険者を置いて、オレたちは再度旅を続ける。一度開いたポータルから、男性と出会った場所まで戻る。
「今の話を聞いていると、あそこは『世界の裏側』と繋がっているモジャ」
モモコのアイテムボックスから、ウニボーが顔を出す。
「ワントープに行く、新たな目的ができた」
ウニボーの頭をなでながら、モモコはマジメな表情になる。
「ボクの両親に会うだけじゃ、済まなくなっちゃったわね」
「暗黒の気配が濃くなっているなら、向かわねば」
ピエラとルイーゼも、ダンジョンの浄化に協力してくれるようだ。
一週間かけて、港町ワントープにたどり着いた。
昼食の時間と合わせ、ピエラのご両親と会うことに。場所は、港に近いオープンカフェだ。
「こちら、パラディンのクニミツとダークナイトのモモコ。クルセイダーのドラゴンニュートのルイーゼに、大精霊ウニボーよ」
ピエラが、両親にオレたちを紹介した。
「ど、どうも」
やはり、モモコは緊張している。
「あたしはプリモだ」
「ボクは妻の、マウラよ」
ピエラの両親は、やはり性別がバグっているようだ。どちらも美男美女で、とても子どもがいるようには見えない。
父親がロン毛で美少女っぽく、母親がショートカットで中性的だ。
なのに口調は普通という。これが、ノームの習性らしい。
先祖に激辛のダメージを与える呪いの人形を、両親に渡す。
両親も嬉しそうに、邪悪な笑みを浮かべた。よっぽどひどい先祖だったんだな。
「そうだ。アタシたち。実家に帰るか、錬金術の研究・アイテムの販売用に新しい土地を探そうか、母さんと迷っているんだよ。この港にしようかと思ったんだけど、他の街同様に代わり映えがしなくてね」
オレたちからすると、ここは十分に新鮮な場所だ。
とはいえ、旅慣れているお二人にはものたちないらしい。
「じゃあ、オレたちの領地に来ますか?」
ちょうどいいと思い、オレは提案してみた。ピエラも、親族が近くにいたほうが安心するだろう。
「店を構える土地の決定や建築などは、自分で行う必要があります。それでよければ」
「ありがとう! ぜひ寄せてもらうよ」
二人が立ち去ろうとする。
慌ててオレはウニボーに頼んで、ポータルを開けてもらった。
「この中に入ってください」
「いいのかしら?」
両親は、戸惑っている。
「ボクが先に入るわ。ついてきて」
お手本とばかりに、ピエラがポータルに。
二人も、ポータルへと入っていった。
オレたちも続き、領土の説明を行う。
すでに、元冒険者の木こりが自分の家を建て始めている。
「こんな感じで、自由に建築などをなさってください。トラブルなんかがあった場合は、近くに村があります。村長には、オレたちの土地も監督してもらっています」
村役場となっているポータルポイントへ戻り、二人に村長と対面させた。
お店の領土、用水路、地下を作るかどうかなど、細かい質問と説明を受ける。
ある程度イメージができているらしく、夫婦と村長の話はスムーズにまとまった。
「ありがとう。いい土地が見つかったよ」
プリモとマウラ夫妻が、土地を手に入れる。作業は、村から労力を買い取るという。
こっちは、もう大丈夫のようだな。
「もし、珍しいアイテムが見つかったら、あたしが鑑定しよう。君らでは、まだこの地で重要なアイテムなどを見つけても、判別できまい」
たしかに。ほとんどが手探りの状態だ。
「助かる。ありがとう」
「礼を言うのは、こちらだよ、クニミツ殿。感謝する」
プリモが握手を求めたので、オレは応じた。
「アイテムというか、金銭感覚がよくわからないんだ」
金・銀・銅貨があるのだけはわかるのだが、どのアイテムが高値で売れるかわからない。
「ふむ。レアリティがわからんのだね? よし、拾ったアイテムをこちらに転送できるように、君らのアイテムボックスをこちらの鑑定ボックスと紐づけしておくよ」
アイテムを鑑定し、正式な名称がわかり次第、こちらへ返してくれるとか。
特に売っても問題にならないアイテムのみ、売買をするという。
「ではボクは、銀行をやるわ。余ったお金を、預かりましょう」
「オレたちは、金には困っていません。ある程度は、そちらで使ってくれて結構です」
開発資金など、金は必要だ。
「いや。それを受け取ると、他の住人と格差ができる。もう恨まれたくない」
「そうですか。感謝します」
鑑定士と、銀行をゲットできるとは。
「ところで、ダンジョンがヤバいって聞いたんですが?」
ピエラが、話題を切り出した。
「ああ、『クジラの歯』のことかねぇ?」
「でしょうね。この辺で恐ろしいダンジョンと言えば、そこよ」
クジラの歯、か。
物騒な名前のダンジョンだ。
半魚人などの、新しいモンスターが出現した。しかし、大ピンチといった様子はない。
ドリスさんを助けたときのように、魔物に追われている馬車も通りかからなかった。
「旅の人、ちょっといいか?」
ヒゲの中年男性が、すれ違いざまにオレたちへ声をかけてくる。
「どうした?」
「アンファンってのは、あっちかい?」
「ああ。道沿いに行けば二日でたどり着く」
「ありがとう。街に入っても、仕事はありそうかい?」
彼は、引退した冒険者だという。
「向こうで新天地を見つけて開拓するか、手頃な家を見つけて隠居するか、迷っている。なにか面白そうな場所はないか?」
「だったら、オレたちの領土を広げてみるか?」
オレは男性を、村まで転送した。
「ほほーう。こんな場所があったとは」
「いらっしゃい、旅の人。どうしたのかね?」
男性は事情を話す。彼はそれなりに、名のある冒険者だったらしい。ダンジョンに潜っては宝を探していたという。
「ところが、仲間が軒並み引退してしまって。家庭を持った者、隠居した者ばかりになってしまって、一人モンの俺は、冒険を続けられなくなった」
「若手と組むって手も、あったんじゃないか?」
オレが聞くと、男性は首を振った。
「いやあ。若い衆にオレなんかがついていっても、説教垂れるだけさ。好きにやらせたい。俺だって、そうだったからさ」
彼も、相当なヤンチャだったようである。
「で、もう潮時かなって思って、こちらにお邪魔したわけだ」
「わかりました。この村でみんなと働くか、クニミツ殿の領地を広げて住まうか、どちらかを選んでいただくが?」
「領土か。俺に務まるだろうか」
男性は、アゴのヒゲをさすった。
「やってみなきゃ、わからんだろ」
「それもそうか! よし。よろしく頼む」
オレは、男性を握手を交わす。
「ここがオレたちの領土だ」
広大な土地を見せる。
「ひえええ。広いな。さっそく木を切らせてもらっていいかな?」
「ああ。どうぞ。家は、自分で建ててくれ。あっちはオレたちの家だ。鍵がかかっているし、オレたちもこっちに毎日転送ポータルで立ち寄る。勝手には、入れないぜ」
「構わないさ。いやあ、木こり仕事なんて久しいな」
武器だった斧を伐採道具にして、男性は木を切り始めた。
腕をまくると、痛々しい傷が。
「引退のきっかけになった事件でもあった?」
気になったのか、モモコが尋ねる。
「仲間の一人がダンジョンで死んだのが、こたえちまったらしくて」
ヒゲの男性より歳上のエルフ忍者が、ダンジョンのモンスターにやられたという。
「どこにあるダンジョン? 参考までに聞いておきたい」
「港町ワントープだ」
オレたちは、ワントープと聞いて戦慄した。
「どうした?」
男性が、伐採作業を止める。オレたちの表情が変わったのが、ひっかかったか。
「実は、目的地がそこなんだ」
「おお、そうか。ダンジョンに潜るときは、気をつけろよ。あそこは、変なところにつながっている。オレたちも、必死で逃げてきたんだ。忍者の蘇生を考える余裕さえなかった」
男性は、死体を置いて逃走したのを、未だに悔やんでいるという。
「わかった。肝に銘じておこう」
木こりとなった元冒険者を置いて、オレたちは再度旅を続ける。一度開いたポータルから、男性と出会った場所まで戻る。
「今の話を聞いていると、あそこは『世界の裏側』と繋がっているモジャ」
モモコのアイテムボックスから、ウニボーが顔を出す。
「ワントープに行く、新たな目的ができた」
ウニボーの頭をなでながら、モモコはマジメな表情になる。
「ボクの両親に会うだけじゃ、済まなくなっちゃったわね」
「暗黒の気配が濃くなっているなら、向かわねば」
ピエラとルイーゼも、ダンジョンの浄化に協力してくれるようだ。
一週間かけて、港町ワントープにたどり着いた。
昼食の時間と合わせ、ピエラのご両親と会うことに。場所は、港に近いオープンカフェだ。
「こちら、パラディンのクニミツとダークナイトのモモコ。クルセイダーのドラゴンニュートのルイーゼに、大精霊ウニボーよ」
ピエラが、両親にオレたちを紹介した。
「ど、どうも」
やはり、モモコは緊張している。
「あたしはプリモだ」
「ボクは妻の、マウラよ」
ピエラの両親は、やはり性別がバグっているようだ。どちらも美男美女で、とても子どもがいるようには見えない。
父親がロン毛で美少女っぽく、母親がショートカットで中性的だ。
なのに口調は普通という。これが、ノームの習性らしい。
先祖に激辛のダメージを与える呪いの人形を、両親に渡す。
両親も嬉しそうに、邪悪な笑みを浮かべた。よっぽどひどい先祖だったんだな。
「そうだ。アタシたち。実家に帰るか、錬金術の研究・アイテムの販売用に新しい土地を探そうか、母さんと迷っているんだよ。この港にしようかと思ったんだけど、他の街同様に代わり映えがしなくてね」
オレたちからすると、ここは十分に新鮮な場所だ。
とはいえ、旅慣れているお二人にはものたちないらしい。
「じゃあ、オレたちの領地に来ますか?」
ちょうどいいと思い、オレは提案してみた。ピエラも、親族が近くにいたほうが安心するだろう。
「店を構える土地の決定や建築などは、自分で行う必要があります。それでよければ」
「ありがとう! ぜひ寄せてもらうよ」
二人が立ち去ろうとする。
慌ててオレはウニボーに頼んで、ポータルを開けてもらった。
「この中に入ってください」
「いいのかしら?」
両親は、戸惑っている。
「ボクが先に入るわ。ついてきて」
お手本とばかりに、ピエラがポータルに。
二人も、ポータルへと入っていった。
オレたちも続き、領土の説明を行う。
すでに、元冒険者の木こりが自分の家を建て始めている。
「こんな感じで、自由に建築などをなさってください。トラブルなんかがあった場合は、近くに村があります。村長には、オレたちの土地も監督してもらっています」
村役場となっているポータルポイントへ戻り、二人に村長と対面させた。
お店の領土、用水路、地下を作るかどうかなど、細かい質問と説明を受ける。
ある程度イメージができているらしく、夫婦と村長の話はスムーズにまとまった。
「ありがとう。いい土地が見つかったよ」
プリモとマウラ夫妻が、土地を手に入れる。作業は、村から労力を買い取るという。
こっちは、もう大丈夫のようだな。
「もし、珍しいアイテムが見つかったら、あたしが鑑定しよう。君らでは、まだこの地で重要なアイテムなどを見つけても、判別できまい」
たしかに。ほとんどが手探りの状態だ。
「助かる。ありがとう」
「礼を言うのは、こちらだよ、クニミツ殿。感謝する」
プリモが握手を求めたので、オレは応じた。
「アイテムというか、金銭感覚がよくわからないんだ」
金・銀・銅貨があるのだけはわかるのだが、どのアイテムが高値で売れるかわからない。
「ふむ。レアリティがわからんのだね? よし、拾ったアイテムをこちらに転送できるように、君らのアイテムボックスをこちらの鑑定ボックスと紐づけしておくよ」
アイテムを鑑定し、正式な名称がわかり次第、こちらへ返してくれるとか。
特に売っても問題にならないアイテムのみ、売買をするという。
「ではボクは、銀行をやるわ。余ったお金を、預かりましょう」
「オレたちは、金には困っていません。ある程度は、そちらで使ってくれて結構です」
開発資金など、金は必要だ。
「いや。それを受け取ると、他の住人と格差ができる。もう恨まれたくない」
「そうですか。感謝します」
鑑定士と、銀行をゲットできるとは。
「ところで、ダンジョンがヤバいって聞いたんですが?」
ピエラが、話題を切り出した。
「ああ、『クジラの歯』のことかねぇ?」
「でしょうね。この辺で恐ろしいダンジョンと言えば、そこよ」
クジラの歯、か。
物騒な名前のダンジョンだ。
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