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第三章 退魔師の中でも、ぶっちぎりでやべーやつ ~あいつ、あたしより病んでるじゃん~
日和ってんすか!?
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「なんだか最近は、『弥生の月』でも分裂が起きているみたいで、重要な情報がこちらにも送られてくるようになりましたね」
福本が、オレに捜査用のタブレットを見せる。
「斗弥生 聖奈は悪いウワサしかなくって。青嶋先輩は、SEINAって知ってます?」
バカにしたような聞き方を、福本がした。
「あのなあ、福本。オレだってそいつがアーティストだってことくらい知ってるさ」
「でも、『キリちゃすのスキャンダル』で知った口ですよね?」
「……まあな」
オレと福本が話していると、緋奈子が首をかしげる。
「カオル、SEINAってなんですか?」
そっか、こいつはロシアにいたから、日本のアーティストに疎いんだった。
「SEINAはかつて、ミュージシャンだった。自称だけどな」
母親は本物のチェロ奏者で歌手だったが、実力は母親の足元にも及ばない。それでも、ネットではそこそこ活躍していた。
「あいつがタレコミの張本人だって、話題になったっけか」
「でもあれって、キリちゃすの登場で再生数が伸びなくなったってんで、スキャンダルを撒き散らしたとか」
その騒動で、SEINAは表舞台から姿を消す。
「たしかに、あの騒動は仕組まれたものだって、ウワサが流れたよな?」
ネット情報の受け売り程度では流れていた。しかし、『弥生の月』のメンバーから直接聞けたそうだ。
「聖奈がキリちゃすを追い込んで、同時に消えたと」
「仲介のフリをしてけしかけたのは、茶々号こと笹塚《ササヅカ》 史那だっていうよな?」
先日、キリちゃすに殺された女性だ。
「あれも、聖奈にやらされたんじゃないかって」
「ひでえな」
「そんなこともあって、『弥生の月』は斗弥生への忠誠心って最悪に近いんですよ。今は秘書……っつ―か、若頭の堂本派が大半らしくって」
「若頭って、ヤクザかよ?」
「実態はそんなもんなので」
福本は悪びれない。
複数の警察官が、ドタドタと廊下を走る。交通課だ。
署内の大画面テレビで、報道番組が流れていた。
高速道路で、キリちゃすと【弥生の月】が暴れているらしい。
騒動は終わったみたいだが、死傷者多数と報道されていた。罪もない人が多数犠牲になったと。
現場へ向かわないと。
「待った。キミたちは、名塚 燿の素性を調べてくれ」
千石さんから、意外な指示を受ける。
「と、いいますと?」
「キリちゃすの彼氏の氏名が名塚 燿だとはわかったが、実態が知れていない。彼がどこから来て、何をしている人物だったのかわかれば、キリちゃすにもたどり着くんじゃないかな」
そんなことを調べて、何になるんだ?
「オレらは、現場に行く必要がないんですか?」
「管轄外なんだよ。県境だしねぇ。それに行っても、消防・救急の邪魔になるだけだよ」
どうも、千石さんの態度がおかしい。
「日和ってんすか!? オレだって警察ですよ!」
「わかってんだよ。そんなことは!」
千石さんが、声を荒らげる。
「ただ、青嶋くんたちにもしものことがあったら、誰もキリちゃすを止められない。オヤジさんの墓に顔向けもできん」
「千石さんが気に病むことじゃねえよ」
自分の身は、自分で守れるんだ。その力をくれたのは、間違いなく千石さんである。
「オレは、千石さんに恩は返しきれませんよ。感謝してます」
「あ、ああ。ありがとう」
顔をそらしつつ、千石さんは何度もうなずいた。
「だが、キリちゃすを倒せるのは、おそらくキミたちだけだ。それを忘れないでくれ」
「オレには、あいつを倒す自信がありませんよ」
キリちゃすを止めるのは、正直骨が折れる。
この間戦って、キリちゃすの実力は思い知った。
破片を倒すだけでも、あそこまで苦戦した。本体を倒せるのか?
「それでも、オレは人が死んでいくのを見過ごせない」
画面の中で逃げ惑う人を見ながら、オレは拳を固めた。
「ああ、その気持ちを捨てなければ、キミはずっと警察官としてやっていける」
「ありがとうございます」
「だから、今は堪えるんだ。他の仕事にあたってくれ」
千石さんが、元のトーンに戻る。
「……それが、魔王とどういう関係があると?」
「大アリだ。魔王の弱点がわかるかも」
魔王の?
「関係あるかどうかわからないんですが」
福本が、またタブレットを開く。
「聖奈は一一年前、『奇跡を起こす』とかいって、とんでもない事故を起こしたそうです」
ネットの噂程度の情報ですが、と福本は前置きした。
「一一年前っていったら、オレのオヤジが死んだ年じゃねえか!」
オレは、千石さんと顔を見合わせる。
オヤジは昔、大型のスラッシャーと相打ちになったという。
白銀の銃を握ったまま、干からびた姿で霊安室に横たわっていた。
その姿を、オレは一生忘れることはできない。
そこから、千石さんによる地獄の特訓に耐え、学業と鍛錬の日々が始まった。
千石さんのシゴキに比べたら、厳しいと評判の警察学校も楽勝だったのを覚えている。
「福本くん、まさかあの事故は、聖奈の仕業だったのかい?」
「ボクは当時まだ警察じゃなかったので、わかりません。実態も、自衛隊やその他機関から揉み消されたようです」
同時に聖奈の名前も、『弥生の月』のリストから消えたが。
「そんな権限を使ってまで事件の真相を抹消しようっていうんだから、聖奈が仕組んだ可能性は高いね」
とはいえ、魔王が一一年前に復活したとなると。
「キミの仇は、魔王ということになるね」
「当時のスラッシャーが何者かってのまでは、千石さんもわからないんですよね?」
「真っ黒い影のようなスラッシャーだとしか。あれから一一年も経っているからね」
千石さんでも、オヤジを殺したスラッシャーと魔王は結びつく手がかりを持っていなかった。
「ワタシがロシアへ呼び出されたのも、魔王が絡んでいると思われます。おそらく、海外へ逃亡されられていたのでは?」
「ありえるな。だから、情報が何も入ってこなかったと」
とにかく、腹になにか入れてから動くか。
おそらく、最後の食事になるかもしれない。
オレたちは、いきつけの青梅食堂へ。
「いらっしゃいませ! なんや、カオルちゃんやん!」
店に入ると、エプロンをつけた弓月ちゃんが朗らかな笑顔を見せる。
「おっ。弓月ちゃん、昼からいるのか?」
「臨時休業やねん。クラスメイトが一人、亡くなってんて」
弓月ちゃんのクラスにいたギャル連中の一人が、バスの下敷きになったらしい。
「ひどい事件だな」
確かに、ウチに捜査本部も置かれていた。
ラーメンをすすりながら、オレは写真を眺める。
「あれ、この人、チャン・シドンやんか」
オレの手から、弓月ちゃんが写真をひったくった。
「誰だよそれ?」
「韓流のスターやで。もう二〇年以上前に、俳優してはったわ」
兵役に出て、事故死したという。たった三年の役者人生だった。
「『調子どう? チャン・シドン!』って、栄養ドリンクのCMもあってんて」
「よく知ってるな?」
「オカンが韓流ドラマのマニアやねん。このテレビもやあ、韓流の再放送ばっかり流すねん」
弓月ちゃんが、テレビをつける。
「カオル、ピという人物をあたりましょう」
緋奈子まで、千石さんの意見に賛同した。
「どうしたんだ? こういう地味な作業には興味ないと思っていたぜ」
「たしかに、何も進展がなさそうに思えます。人間を一人探したところで、どうなることでもないでしょう。普通の人間なら」
「何がいいたいんだ?」
「……彼は、名塚 燿は、人工的に作られたのかもしれません」
突然、弓月ちゃんがお盆を落とした。
例の高速道路で置きた、事故の特番が流れている。
女子高生の写真が写っていた。事件の関係者らしい。
「あおばちゃんや……」
弓月ちゃんがつぶやく。
福本が、オレに捜査用のタブレットを見せる。
「斗弥生 聖奈は悪いウワサしかなくって。青嶋先輩は、SEINAって知ってます?」
バカにしたような聞き方を、福本がした。
「あのなあ、福本。オレだってそいつがアーティストだってことくらい知ってるさ」
「でも、『キリちゃすのスキャンダル』で知った口ですよね?」
「……まあな」
オレと福本が話していると、緋奈子が首をかしげる。
「カオル、SEINAってなんですか?」
そっか、こいつはロシアにいたから、日本のアーティストに疎いんだった。
「SEINAはかつて、ミュージシャンだった。自称だけどな」
母親は本物のチェロ奏者で歌手だったが、実力は母親の足元にも及ばない。それでも、ネットではそこそこ活躍していた。
「あいつがタレコミの張本人だって、話題になったっけか」
「でもあれって、キリちゃすの登場で再生数が伸びなくなったってんで、スキャンダルを撒き散らしたとか」
その騒動で、SEINAは表舞台から姿を消す。
「たしかに、あの騒動は仕組まれたものだって、ウワサが流れたよな?」
ネット情報の受け売り程度では流れていた。しかし、『弥生の月』のメンバーから直接聞けたそうだ。
「聖奈がキリちゃすを追い込んで、同時に消えたと」
「仲介のフリをしてけしかけたのは、茶々号こと笹塚《ササヅカ》 史那だっていうよな?」
先日、キリちゃすに殺された女性だ。
「あれも、聖奈にやらされたんじゃないかって」
「ひでえな」
「そんなこともあって、『弥生の月』は斗弥生への忠誠心って最悪に近いんですよ。今は秘書……っつ―か、若頭の堂本派が大半らしくって」
「若頭って、ヤクザかよ?」
「実態はそんなもんなので」
福本は悪びれない。
複数の警察官が、ドタドタと廊下を走る。交通課だ。
署内の大画面テレビで、報道番組が流れていた。
高速道路で、キリちゃすと【弥生の月】が暴れているらしい。
騒動は終わったみたいだが、死傷者多数と報道されていた。罪もない人が多数犠牲になったと。
現場へ向かわないと。
「待った。キミたちは、名塚 燿の素性を調べてくれ」
千石さんから、意外な指示を受ける。
「と、いいますと?」
「キリちゃすの彼氏の氏名が名塚 燿だとはわかったが、実態が知れていない。彼がどこから来て、何をしている人物だったのかわかれば、キリちゃすにもたどり着くんじゃないかな」
そんなことを調べて、何になるんだ?
「オレらは、現場に行く必要がないんですか?」
「管轄外なんだよ。県境だしねぇ。それに行っても、消防・救急の邪魔になるだけだよ」
どうも、千石さんの態度がおかしい。
「日和ってんすか!? オレだって警察ですよ!」
「わかってんだよ。そんなことは!」
千石さんが、声を荒らげる。
「ただ、青嶋くんたちにもしものことがあったら、誰もキリちゃすを止められない。オヤジさんの墓に顔向けもできん」
「千石さんが気に病むことじゃねえよ」
自分の身は、自分で守れるんだ。その力をくれたのは、間違いなく千石さんである。
「オレは、千石さんに恩は返しきれませんよ。感謝してます」
「あ、ああ。ありがとう」
顔をそらしつつ、千石さんは何度もうなずいた。
「だが、キリちゃすを倒せるのは、おそらくキミたちだけだ。それを忘れないでくれ」
「オレには、あいつを倒す自信がありませんよ」
キリちゃすを止めるのは、正直骨が折れる。
この間戦って、キリちゃすの実力は思い知った。
破片を倒すだけでも、あそこまで苦戦した。本体を倒せるのか?
「それでも、オレは人が死んでいくのを見過ごせない」
画面の中で逃げ惑う人を見ながら、オレは拳を固めた。
「ああ、その気持ちを捨てなければ、キミはずっと警察官としてやっていける」
「ありがとうございます」
「だから、今は堪えるんだ。他の仕事にあたってくれ」
千石さんが、元のトーンに戻る。
「……それが、魔王とどういう関係があると?」
「大アリだ。魔王の弱点がわかるかも」
魔王の?
「関係あるかどうかわからないんですが」
福本が、またタブレットを開く。
「聖奈は一一年前、『奇跡を起こす』とかいって、とんでもない事故を起こしたそうです」
ネットの噂程度の情報ですが、と福本は前置きした。
「一一年前っていったら、オレのオヤジが死んだ年じゃねえか!」
オレは、千石さんと顔を見合わせる。
オヤジは昔、大型のスラッシャーと相打ちになったという。
白銀の銃を握ったまま、干からびた姿で霊安室に横たわっていた。
その姿を、オレは一生忘れることはできない。
そこから、千石さんによる地獄の特訓に耐え、学業と鍛錬の日々が始まった。
千石さんのシゴキに比べたら、厳しいと評判の警察学校も楽勝だったのを覚えている。
「福本くん、まさかあの事故は、聖奈の仕業だったのかい?」
「ボクは当時まだ警察じゃなかったので、わかりません。実態も、自衛隊やその他機関から揉み消されたようです」
同時に聖奈の名前も、『弥生の月』のリストから消えたが。
「そんな権限を使ってまで事件の真相を抹消しようっていうんだから、聖奈が仕組んだ可能性は高いね」
とはいえ、魔王が一一年前に復活したとなると。
「キミの仇は、魔王ということになるね」
「当時のスラッシャーが何者かってのまでは、千石さんもわからないんですよね?」
「真っ黒い影のようなスラッシャーだとしか。あれから一一年も経っているからね」
千石さんでも、オヤジを殺したスラッシャーと魔王は結びつく手がかりを持っていなかった。
「ワタシがロシアへ呼び出されたのも、魔王が絡んでいると思われます。おそらく、海外へ逃亡されられていたのでは?」
「ありえるな。だから、情報が何も入ってこなかったと」
とにかく、腹になにか入れてから動くか。
おそらく、最後の食事になるかもしれない。
オレたちは、いきつけの青梅食堂へ。
「いらっしゃいませ! なんや、カオルちゃんやん!」
店に入ると、エプロンをつけた弓月ちゃんが朗らかな笑顔を見せる。
「おっ。弓月ちゃん、昼からいるのか?」
「臨時休業やねん。クラスメイトが一人、亡くなってんて」
弓月ちゃんのクラスにいたギャル連中の一人が、バスの下敷きになったらしい。
「ひどい事件だな」
確かに、ウチに捜査本部も置かれていた。
ラーメンをすすりながら、オレは写真を眺める。
「あれ、この人、チャン・シドンやんか」
オレの手から、弓月ちゃんが写真をひったくった。
「誰だよそれ?」
「韓流のスターやで。もう二〇年以上前に、俳優してはったわ」
兵役に出て、事故死したという。たった三年の役者人生だった。
「『調子どう? チャン・シドン!』って、栄養ドリンクのCMもあってんて」
「よく知ってるな?」
「オカンが韓流ドラマのマニアやねん。このテレビもやあ、韓流の再放送ばっかり流すねん」
弓月ちゃんが、テレビをつける。
「カオル、ピという人物をあたりましょう」
緋奈子まで、千石さんの意見に賛同した。
「どうしたんだ? こういう地味な作業には興味ないと思っていたぜ」
「たしかに、何も進展がなさそうに思えます。人間を一人探したところで、どうなることでもないでしょう。普通の人間なら」
「何がいいたいんだ?」
「……彼は、名塚 燿は、人工的に作られたのかもしれません」
突然、弓月ちゃんがお盆を落とした。
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