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第四章 悪魔のような真犯人と解決編 ~これであたし、ピのところにいけるかな?~
始まりの場所
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堂本に向けて、オレは銃を構える。
パートナーの緋奈子が、斗弥生 尚純の手錠を引きちぎった。どえらい強さだな。
潮風が強い上に、油臭い。埋立地独特の、ゴミのような匂いも漂う。
「サツだと……どうしてここが!?」
『キリちゃすの住んでいた場所』がバレて、堂本は動揺を隠せない。
おお、驚いてる驚いてる。『キリちゃすがアジトにしていた森の家』ではなく、『埋立地』に来たんだから。
こここそ、魔王が封印されていた地であり、爆心地でもある。
「とある政党がカジノ誘致しているって、ウワサがあってな。そこがきな臭いって思っていたんだよ」
それに、村田を聴取したとき、『すべてが始まった場所』といった。
「おかしいだろ? キリちゃすの隠れ家ていったら、普通に森の中っていえばいいじゃねえか」
しかし、森には現地の警官がうじゃうじゃ張っている。森の中ではない。
ならばどこだ? 始まりの場所といえば、魔王が生まれた爆心地、つまり、カジノ誘致予定の埋立地ってわけだ。
「この埋立地は、キリちゃすの家族が住んでいた。バイト先もここにあった。しかし、カジノが建設されるってんで、立ち退きになった。そうだよな、おっさん?」
尚純は、うなずく。
「灯芯 キリカは、ここにあった工場で働いていた。しかし、工場はカジノ予定地だったので、立ち退くことになったんだ」
堂本は、まだ納得していないようだ。
「な、なんで警察が知っている!?」
「あたしが呼んだ」
寝転んだ状態で、キリちゃすは隠し持っていたスマホを地面に落とす。もう用はないとばかりに。
「そうか、コイツは元々配信者だった!」
苦々しい顔をして、堂本はオレにオートマチックを向けた。
「オレはあんたの動画は見ていなかったが、最後の動画にしては最高だったぜ、キリちゃす」
「それはどうも」
初めてまともに会話してみたが、キリちゃすは案外クールな女性のようだ。
「弟を、名塚 燿を売っていたなんてな」
「そうさ。弟を実験体にして、何が悪い? 血は半分しか繋がっていない。でも私の弟だ。弟は、兄のいうことを聞くもんだろ?」
ゲラゲラと、堂本が笑う。
「一一年前、聖奈が自分の地位を上げるために魔王を復活させると言い出した。私は丁度いい素体がいるから使えと言ってやったのだ」
「それが、名塚耀だと」
コクコクと、堂本はうなずいた。
「灯芯 キリカを、父親に襲わせたのも私だ」
「んだと……」
「弟を覚醒させるためには、刺激が必要だと思ったんだ」
堂本は、耀が幼い頃からキリちゃすに好意を持っていることを知っていたらしい。度々児相に世話になっていたキリちゃすに、耀は声をかけられずにいたという。
「ずっと遠目で見ているだけだったそうだ。私もたまに様子を見に行ったが、誰とも打ち解けられていなかったようだな」
しかし、堂本は耀の想い人がキリちゃすだとわかったらしい。
「これは使える。私はそう思った! だから、灯芯キリカを私の能力でセクシーな女性に似せて、父親に抱かせた。キリカの父親は、まさか自分が娘を抱いたなんて思いもしなかったろう」
たびたびセクハラまがいのことはしていたらしいが、最後の一線だけは守っていたという。
「で、弟は暴走した。弟には、刺激が強かったようだった」
壊れた人形のように、堂本は愉快そうに笑う。
「しかし、実験は大失敗だった。案の定だ。弟では不安定だった。警察の邪魔が入ったし」
「そいつはオレのオヤジだ。だった、っていえばいいかな」
「ああ。余計なことをしてくれたよ。子が子なら、親も親だ」
堂本が、舌打ちをした。
「しかも、弟は元々体が弱いときている。まあ、二一年も生きられたからいいだろう。しかし、新たな素体が必要だ。で、照準を合わせたのが」
「キリちゃすか」
「ああ。彼女は弟と親和性が高かった。ひょっとすると、弟の子どもを宿している可能性も高い。で、賭けてみた」
「まさか、天鐘にキリちゃすを襲わせたのは……」
「私だよ」
金を積んで、やってこいと言ったそうである。
「弟よりも魔王を飼いならしていて、驚いたよ! キリちゃすは素晴らしい逸材だった! 弟への愛だけで、ただの一般人が退魔師どころか人間すら超える存在になったんだからな!」
「なんて奴だ。テメエ!」
尚純が、堂本にわめく。
「オレの家族を巻き込んだ挙げ句、組織まで壊滅しやがって! テメエは、人間じゃねえ!」
「……全部、お前らのせいだろうが!」
堂本が、尚純に対して逆ギレした。
「誰が、弥生の月の尻拭いをしてやったと思ってるんだ!? 誰のおかげで、弥生の月がいつまでも活動できると思っていた!? この私だろーがっ! むしろ今まで生かしてやったんだから、感謝してほしいくらいだ!」
総本山は、とっくに弥生の月なんて見限っている。
「もう、私では弥生の月はカバーしきれなくなったんだ! もうあの組織は、誰がトップになっても変わらん! 潰すしかなかった!」
「潰すのが目的だったくせに、偉そうにしてんじゃねえ!」
「はあ!? てめえらの存在価値は、この土地を管理・運営することだろうが! 自分の権力維持のために、監視をおろそかにしやがって! だから、政党が代わったら身動き取れなくなったんじゃねえか! ガキの使いもできなかったのは、そっちだろうがよ! ああ!?」
天を仰ぎながら、堂本は歯ぎしりをした。
「だから、私がすべてを仕切る。魔王を使って、わたしが総本山の頂点に立つのだ」
「比叡山が黙っちゃいねえ!」
「なにが比叡山だ。日本のトップではないか。総本山は、世界のトップだ。そして」
堂本が、キリちゃすの前に立つ。
「この私が、その世界の頂点に立つのだ!」
手に短剣を携えて、堂本がキリちゃすを見下ろす。
「さて、灯芯キリカよ。ご苦労だった。魔王を明け渡せ」
堂本は、短剣のカバーを外した。
「この銀の剣は、警察のオカルト課で用いられている金属を使用している。退魔師は警察にばかりいるわけじゃない。自衛隊にも結成されているのだよ」
短剣をキリちゃすのノドに押し付け、堂本が詰め寄る。
「魔王を、こちらに渡すのだ」
「……嫌だって言ったら?」
キリちゃすからの言葉が意外だったのか、堂本はフッと笑う。
「お前は今まで痛い思いをしてきたはずだ。魔王の再生能力があると言っても、痛みも辛さも感じる。お前は完全なアンデッドではない。なので、人間としての苦しみを味わっている。魔王さえ解き放てば、お前は自由だ。楽に死ねる」
脅しの言葉を投げかけられても、キリちゃすは首を縦に振らない。
「強情だな。今でも痛いだろう? お前を撃った弾は、スラッシャー退治に用いられる銀弾丸を調節したものだ。殺すのではなく、相手の動きを封じる」
「ピが大事にしていた魔王を、簡単に手放すと思ってんの?」
キリちゃすは抵抗しようとしているが、手も足も出ない。見えない力に拘束されているのか。
「まだ、耀を引きずっているのか? あれはすでに人間ではなかった。お前と会った当時から。耀と一夜を共にして、情が移ったのはわかる。弟を可愛がってくれて、私も感謝しているよ。だが、その力は人には過ぎたものだ。明け渡すがよい」
どこまでも、自分本位のやつだ。
「テメエは、その力を得るために、どれだけの血を流してきた?」
オレは、堂本にナンブを向ける。
「奴らにとっては、名誉の死だ。魔王のエサになれるのだから。魔王を手に入れるためなら、むしろ血は糧となる。そんな銃では、相手にならん」
「じゃあ、こっちでどうだ?」
オレは、銀の銃を手にとった。
「テメエが魔王になった瞬間、コイツでぶち抜いてやるぜ」
「ワタシも、参戦しましょう」
緋奈子が、手袋を外す。
元の力を開放する気だ。
魔王に匹敵する、神の力を。
パートナーの緋奈子が、斗弥生 尚純の手錠を引きちぎった。どえらい強さだな。
潮風が強い上に、油臭い。埋立地独特の、ゴミのような匂いも漂う。
「サツだと……どうしてここが!?」
『キリちゃすの住んでいた場所』がバレて、堂本は動揺を隠せない。
おお、驚いてる驚いてる。『キリちゃすがアジトにしていた森の家』ではなく、『埋立地』に来たんだから。
こここそ、魔王が封印されていた地であり、爆心地でもある。
「とある政党がカジノ誘致しているって、ウワサがあってな。そこがきな臭いって思っていたんだよ」
それに、村田を聴取したとき、『すべてが始まった場所』といった。
「おかしいだろ? キリちゃすの隠れ家ていったら、普通に森の中っていえばいいじゃねえか」
しかし、森には現地の警官がうじゃうじゃ張っている。森の中ではない。
ならばどこだ? 始まりの場所といえば、魔王が生まれた爆心地、つまり、カジノ誘致予定の埋立地ってわけだ。
「この埋立地は、キリちゃすの家族が住んでいた。バイト先もここにあった。しかし、カジノが建設されるってんで、立ち退きになった。そうだよな、おっさん?」
尚純は、うなずく。
「灯芯 キリカは、ここにあった工場で働いていた。しかし、工場はカジノ予定地だったので、立ち退くことになったんだ」
堂本は、まだ納得していないようだ。
「な、なんで警察が知っている!?」
「あたしが呼んだ」
寝転んだ状態で、キリちゃすは隠し持っていたスマホを地面に落とす。もう用はないとばかりに。
「そうか、コイツは元々配信者だった!」
苦々しい顔をして、堂本はオレにオートマチックを向けた。
「オレはあんたの動画は見ていなかったが、最後の動画にしては最高だったぜ、キリちゃす」
「それはどうも」
初めてまともに会話してみたが、キリちゃすは案外クールな女性のようだ。
「弟を、名塚 燿を売っていたなんてな」
「そうさ。弟を実験体にして、何が悪い? 血は半分しか繋がっていない。でも私の弟だ。弟は、兄のいうことを聞くもんだろ?」
ゲラゲラと、堂本が笑う。
「一一年前、聖奈が自分の地位を上げるために魔王を復活させると言い出した。私は丁度いい素体がいるから使えと言ってやったのだ」
「それが、名塚耀だと」
コクコクと、堂本はうなずいた。
「灯芯 キリカを、父親に襲わせたのも私だ」
「んだと……」
「弟を覚醒させるためには、刺激が必要だと思ったんだ」
堂本は、耀が幼い頃からキリちゃすに好意を持っていることを知っていたらしい。度々児相に世話になっていたキリちゃすに、耀は声をかけられずにいたという。
「ずっと遠目で見ているだけだったそうだ。私もたまに様子を見に行ったが、誰とも打ち解けられていなかったようだな」
しかし、堂本は耀の想い人がキリちゃすだとわかったらしい。
「これは使える。私はそう思った! だから、灯芯キリカを私の能力でセクシーな女性に似せて、父親に抱かせた。キリカの父親は、まさか自分が娘を抱いたなんて思いもしなかったろう」
たびたびセクハラまがいのことはしていたらしいが、最後の一線だけは守っていたという。
「で、弟は暴走した。弟には、刺激が強かったようだった」
壊れた人形のように、堂本は愉快そうに笑う。
「しかし、実験は大失敗だった。案の定だ。弟では不安定だった。警察の邪魔が入ったし」
「そいつはオレのオヤジだ。だった、っていえばいいかな」
「ああ。余計なことをしてくれたよ。子が子なら、親も親だ」
堂本が、舌打ちをした。
「しかも、弟は元々体が弱いときている。まあ、二一年も生きられたからいいだろう。しかし、新たな素体が必要だ。で、照準を合わせたのが」
「キリちゃすか」
「ああ。彼女は弟と親和性が高かった。ひょっとすると、弟の子どもを宿している可能性も高い。で、賭けてみた」
「まさか、天鐘にキリちゃすを襲わせたのは……」
「私だよ」
金を積んで、やってこいと言ったそうである。
「弟よりも魔王を飼いならしていて、驚いたよ! キリちゃすは素晴らしい逸材だった! 弟への愛だけで、ただの一般人が退魔師どころか人間すら超える存在になったんだからな!」
「なんて奴だ。テメエ!」
尚純が、堂本にわめく。
「オレの家族を巻き込んだ挙げ句、組織まで壊滅しやがって! テメエは、人間じゃねえ!」
「……全部、お前らのせいだろうが!」
堂本が、尚純に対して逆ギレした。
「誰が、弥生の月の尻拭いをしてやったと思ってるんだ!? 誰のおかげで、弥生の月がいつまでも活動できると思っていた!? この私だろーがっ! むしろ今まで生かしてやったんだから、感謝してほしいくらいだ!」
総本山は、とっくに弥生の月なんて見限っている。
「もう、私では弥生の月はカバーしきれなくなったんだ! もうあの組織は、誰がトップになっても変わらん! 潰すしかなかった!」
「潰すのが目的だったくせに、偉そうにしてんじゃねえ!」
「はあ!? てめえらの存在価値は、この土地を管理・運営することだろうが! 自分の権力維持のために、監視をおろそかにしやがって! だから、政党が代わったら身動き取れなくなったんじゃねえか! ガキの使いもできなかったのは、そっちだろうがよ! ああ!?」
天を仰ぎながら、堂本は歯ぎしりをした。
「だから、私がすべてを仕切る。魔王を使って、わたしが総本山の頂点に立つのだ」
「比叡山が黙っちゃいねえ!」
「なにが比叡山だ。日本のトップではないか。総本山は、世界のトップだ。そして」
堂本が、キリちゃすの前に立つ。
「この私が、その世界の頂点に立つのだ!」
手に短剣を携えて、堂本がキリちゃすを見下ろす。
「さて、灯芯キリカよ。ご苦労だった。魔王を明け渡せ」
堂本は、短剣のカバーを外した。
「この銀の剣は、警察のオカルト課で用いられている金属を使用している。退魔師は警察にばかりいるわけじゃない。自衛隊にも結成されているのだよ」
短剣をキリちゃすのノドに押し付け、堂本が詰め寄る。
「魔王を、こちらに渡すのだ」
「……嫌だって言ったら?」
キリちゃすからの言葉が意外だったのか、堂本はフッと笑う。
「お前は今まで痛い思いをしてきたはずだ。魔王の再生能力があると言っても、痛みも辛さも感じる。お前は完全なアンデッドではない。なので、人間としての苦しみを味わっている。魔王さえ解き放てば、お前は自由だ。楽に死ねる」
脅しの言葉を投げかけられても、キリちゃすは首を縦に振らない。
「強情だな。今でも痛いだろう? お前を撃った弾は、スラッシャー退治に用いられる銀弾丸を調節したものだ。殺すのではなく、相手の動きを封じる」
「ピが大事にしていた魔王を、簡単に手放すと思ってんの?」
キリちゃすは抵抗しようとしているが、手も足も出ない。見えない力に拘束されているのか。
「まだ、耀を引きずっているのか? あれはすでに人間ではなかった。お前と会った当時から。耀と一夜を共にして、情が移ったのはわかる。弟を可愛がってくれて、私も感謝しているよ。だが、その力は人には過ぎたものだ。明け渡すがよい」
どこまでも、自分本位のやつだ。
「テメエは、その力を得るために、どれだけの血を流してきた?」
オレは、堂本にナンブを向ける。
「奴らにとっては、名誉の死だ。魔王のエサになれるのだから。魔王を手に入れるためなら、むしろ血は糧となる。そんな銃では、相手にならん」
「じゃあ、こっちでどうだ?」
オレは、銀の銃を手にとった。
「テメエが魔王になった瞬間、コイツでぶち抜いてやるぜ」
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