10 / 25
第二章 列車上チェーンデスマッチ
第10話 用心棒
しおりを挟む
「ハンプティ・ダンプティには、本物のマギアーツを叩き込まねばならぬ。あんな女子プロレスなんかにマギアーツを持ち込むようなヤツに、本物のマギアーツなど扱えぬ!」
どうやらこの男性、マギアーツに対してかなり偏った考えを持っているようだ。
「どうしよう、ダンプ?」
頭には来るが、ダンプの力を借りていいものかどうか。
『相手してやりなよ、フロランス。なにか不満でもあるのか?』
「大ありだよ。コイツさ、名前を売りたいだけだよね?」
要は、ハンプティ・ダンプティを倒したいだけ。
色々と理由をつけているが、結局のところは、そこへ行き着く。
格闘家としての信念というより、知名度を優先している。
『なんでそう思うんだい、フロランス?』
「アイツは、本物の格闘家じゃないから」
本物なら、こんな姑息な手段を選ばず、ちゃんとアポを取る。
銀杏婦人だって、試合後といえど、事前に宣戦布告をしてきた。
相手が応じるのを待って、自分の準備もしている。
なのにコイツは、いきなり押しかけてきた。
『つまり?』
「コイツの目的は、手柄の横取り」
ご大層な大義名分を語っているが、魂胆は見え見え。
マギアーツで相手に倒されないうちに、自分が倒してやろうってのが、コイツの目的だろう。
そんなヤツを、ダンプと戦わせるわけにはいかない。
「認識阻害包帯を巻いたまま、戦うよ」
『わかった。まあ、今のアンタなら余裕だろうね』
コイツには、ダンプではなく、無名の用心棒にやられてもらわなければ。
「本来マギアーツとは、魔物討伐のために編み出された技なのだ! プロレスなどの格闘ショーで、使う技ではない!」
「お言葉ですが、我々も明日は魔物討伐なのですが?」
「なにぃ!?」
「冒険者さんたちがご存じないとは、申しませんよね?」
わたしたちレスラーは、冒険者でもあるのだ。男女問わずダンジョンや遺跡などで、増えすぎたモンスターの駆除作業などもやる。
もちろんこれも、興行に含まれるのだが。
「あなたがたのようなチンピラ冒険者と、銀杏婦人を同等に考えないように。見境なく人を襲うような冒険者と、銀杏婦人では、比べるに値しません」
「言ったな! まずは貴様から血祭りにあげてくれる!」
こちらの挑発に、乗ったな。
「やれるものなら、どうぞ」
わたしは、リングもない広い場所を選ぶ。
「ロープはなしでいいのか?」
「必要ないので」
挑発すると、格闘家はさらに苛立ちを見せた。
「アンタ一人で、できるわね?」
アナベルも、なんてことがないように受け答えする。
「ご心配なく」
わたしは、アナベルに視線を向けたまま、相手に手招きをする。
「ゴングは?」
「もう始まってます」
その挑発が利いたのか、格闘家は突っ込んできた。
「一の型、【焔おろし】!」
炎をまとった手刀で、水平に首を狙ってくる。
わたしは、「燃えている方の手」を掴む。
「なあ!?」
腕を掴まれて、格闘家は驚愕していた。
こちらも、驚いている。ヤケドすらさせてもらえないことに。
「本当に、鍛えているんですか?」
用心棒をやってスカッとするのは、「相手に何をやってもいい」ことだ。
道場破りは、たとえ殺されたとしても、文句を言えない。
「死んでも構わない者だけ、道場破りに挑戦するよう」と、事務所前の誓約書にも書いてある。
わたしは容赦なく、相手の腕を巻き込んで、へし折った。
「ぎゃああああ!」
肩から腕を砕かれて、格闘家が悶絶をする。
「プロレスの初歩技なのですが、対処できなかったんですか?」
「おのれ!」
足に土魔法を絡みつかせて、格闘家が槍を作る。
「死ね!」
土の槍が、わたしの額を貫きにかかった。
「ふんっ」
わたしは頭に少し力を入れただけで、頭突きで槍を砕く。
凶器攻撃より、モロい。
その足も、わたしはアキレス腱固めで粉砕した。
「ぎいいいいいいいい!」
これでもう、彼は戦闘不能だろう。
「帰りなさい。もう十分、恥はかいたでしょう」
まだ悶絶している男のアキレス腱に、わたしは容赦なく蹴りを放つ。
「ひぎゃああああ!」
「婦人を侮辱していた割に、たいした腕ではありませんでしたね」
もう一度、アキレス腱を蹴ってやった。
「あぐううう!」
治癒魔法を施してる最中にも、詠唱を止めるために、ノドを踏みつける。
「もうやめろ! 人の心はないのか!?」
仲間たちが、わたしに静止を呼びかけた。
「あなたたちは、ノー・フューチャーにケンカを売ったのです。それくらいの覚悟で、挑んできたのでは? それとも、ただの冷やかしだったので許してくれとでも?」
冒険者のこめかみを、グリグリと踏みつける。
今のわたしは、ダンプではない。ただの用心棒だ。
「用心棒ごときに負けて、よく婦人を悪く言えますね」
相手の頭を踏みつけながら、さらに罵倒した。
「誤解なきよう。マギアーツが弱いのではありません。あなたが弱いだけです」
もっと精神的に、相手を追い込む。
「このまま踏み潰しても、構いませんよね?」
わたしはさらに、足に力を入れた。
「よせ!」
仲間が止めに入ろうとしたが、巨大化したアナベルが全員を抑え込む。
イキった冒険者を寄り付かせない方法は、たった一つしかない。
相手の心を、徹底的に折ること。
「ここにいたら、殺されてしまうんだ」と思わせなければ、彼らはこれからもウチにちょっかいをかけてくる。
我々が子どもや年寄りを相手にしていたから、油断していたのだろう。
本質は、そういう団体ではないと、わからせる。
然るべき相手には、然るべき対応を取ることが、大事なのだ。
「そのへんにしてやれ」
最高責任者のオニ太が、わたしを止めに入る。
「はい」
わたしは、冒険者から足を離す。
「覚えていろ」の言葉でも出てくるかと思いきや、冒険者たちは怯えたまま逃げ出してしまった。
「かなり、ブチギレていたな。ダンプ」
「婦人を侮辱したので」
対戦相手をコケにするような輩は、叩き潰す。
自分たちが、リングに上がるわけではないのに。外野は、引っ込んでいてほしい。
「それに、あれでも手加減したので」
さっきの戦闘で、わたしは一〇分の一の力も出していない。
「そのへんの魔物のほうが、まだ強いです」
「アハハハ。たしかにな。イライラ解消ついでに、メシにしよう。ついてこい」
今日はデーモン・マシマのおごりで、ごちそうが出るという。
マシマ興行の事業は、プロレスだけではない。
料理店、インフラ、グッズ販売、ダンジョン運営、本職の魔王業務など、様々である。
マシマはわたしたちを、自身の運営するホテルに連れて行ってくれた。
「お前たちお嬢様たちなら、アタシの店の料理なんて食べ飽きているだろうけど」
「とんでもありません。魔界特製の料理なんて、めったにお目にかかれませんから」
魔界の郷土料理らしき、【スキヤキ】をいただく。
タレで煮込んだ肉を、溶いた生卵に浸して食べる料理だ。
たったそれだけなのに、目玉が飛び出るくらいにうまい。
お肉を体が欲していたので、余計に美味しく感じる。
「おいしいです」
「これに白米を入れても、うまいぞ。ウチの道場では、普段から出している」
「マネしてみます」
「まあ、かしこまらなくていいよ。ダンプちゃん。ここは個室だし、アンタをダンプだと見破れるやつはいない」
「そうですが」
魔王相手には、認識阻害魔法など意味がないようだ。
「マシマ、お前さんが教えたいってのは、極上の肉の食い方じゃないだろ?」
オニ太が仕切りに入って、マシマも「おお、そうだったよ」とこちらに視線を向けた。
「ダンプちゃん、マギアーツだったね? アタシがトレーナーになってやろう」
どうやらこの男性、マギアーツに対してかなり偏った考えを持っているようだ。
「どうしよう、ダンプ?」
頭には来るが、ダンプの力を借りていいものかどうか。
『相手してやりなよ、フロランス。なにか不満でもあるのか?』
「大ありだよ。コイツさ、名前を売りたいだけだよね?」
要は、ハンプティ・ダンプティを倒したいだけ。
色々と理由をつけているが、結局のところは、そこへ行き着く。
格闘家としての信念というより、知名度を優先している。
『なんでそう思うんだい、フロランス?』
「アイツは、本物の格闘家じゃないから」
本物なら、こんな姑息な手段を選ばず、ちゃんとアポを取る。
銀杏婦人だって、試合後といえど、事前に宣戦布告をしてきた。
相手が応じるのを待って、自分の準備もしている。
なのにコイツは、いきなり押しかけてきた。
『つまり?』
「コイツの目的は、手柄の横取り」
ご大層な大義名分を語っているが、魂胆は見え見え。
マギアーツで相手に倒されないうちに、自分が倒してやろうってのが、コイツの目的だろう。
そんなヤツを、ダンプと戦わせるわけにはいかない。
「認識阻害包帯を巻いたまま、戦うよ」
『わかった。まあ、今のアンタなら余裕だろうね』
コイツには、ダンプではなく、無名の用心棒にやられてもらわなければ。
「本来マギアーツとは、魔物討伐のために編み出された技なのだ! プロレスなどの格闘ショーで、使う技ではない!」
「お言葉ですが、我々も明日は魔物討伐なのですが?」
「なにぃ!?」
「冒険者さんたちがご存じないとは、申しませんよね?」
わたしたちレスラーは、冒険者でもあるのだ。男女問わずダンジョンや遺跡などで、増えすぎたモンスターの駆除作業などもやる。
もちろんこれも、興行に含まれるのだが。
「あなたがたのようなチンピラ冒険者と、銀杏婦人を同等に考えないように。見境なく人を襲うような冒険者と、銀杏婦人では、比べるに値しません」
「言ったな! まずは貴様から血祭りにあげてくれる!」
こちらの挑発に、乗ったな。
「やれるものなら、どうぞ」
わたしは、リングもない広い場所を選ぶ。
「ロープはなしでいいのか?」
「必要ないので」
挑発すると、格闘家はさらに苛立ちを見せた。
「アンタ一人で、できるわね?」
アナベルも、なんてことがないように受け答えする。
「ご心配なく」
わたしは、アナベルに視線を向けたまま、相手に手招きをする。
「ゴングは?」
「もう始まってます」
その挑発が利いたのか、格闘家は突っ込んできた。
「一の型、【焔おろし】!」
炎をまとった手刀で、水平に首を狙ってくる。
わたしは、「燃えている方の手」を掴む。
「なあ!?」
腕を掴まれて、格闘家は驚愕していた。
こちらも、驚いている。ヤケドすらさせてもらえないことに。
「本当に、鍛えているんですか?」
用心棒をやってスカッとするのは、「相手に何をやってもいい」ことだ。
道場破りは、たとえ殺されたとしても、文句を言えない。
「死んでも構わない者だけ、道場破りに挑戦するよう」と、事務所前の誓約書にも書いてある。
わたしは容赦なく、相手の腕を巻き込んで、へし折った。
「ぎゃああああ!」
肩から腕を砕かれて、格闘家が悶絶をする。
「プロレスの初歩技なのですが、対処できなかったんですか?」
「おのれ!」
足に土魔法を絡みつかせて、格闘家が槍を作る。
「死ね!」
土の槍が、わたしの額を貫きにかかった。
「ふんっ」
わたしは頭に少し力を入れただけで、頭突きで槍を砕く。
凶器攻撃より、モロい。
その足も、わたしはアキレス腱固めで粉砕した。
「ぎいいいいいいいい!」
これでもう、彼は戦闘不能だろう。
「帰りなさい。もう十分、恥はかいたでしょう」
まだ悶絶している男のアキレス腱に、わたしは容赦なく蹴りを放つ。
「ひぎゃああああ!」
「婦人を侮辱していた割に、たいした腕ではありませんでしたね」
もう一度、アキレス腱を蹴ってやった。
「あぐううう!」
治癒魔法を施してる最中にも、詠唱を止めるために、ノドを踏みつける。
「もうやめろ! 人の心はないのか!?」
仲間たちが、わたしに静止を呼びかけた。
「あなたたちは、ノー・フューチャーにケンカを売ったのです。それくらいの覚悟で、挑んできたのでは? それとも、ただの冷やかしだったので許してくれとでも?」
冒険者のこめかみを、グリグリと踏みつける。
今のわたしは、ダンプではない。ただの用心棒だ。
「用心棒ごときに負けて、よく婦人を悪く言えますね」
相手の頭を踏みつけながら、さらに罵倒した。
「誤解なきよう。マギアーツが弱いのではありません。あなたが弱いだけです」
もっと精神的に、相手を追い込む。
「このまま踏み潰しても、構いませんよね?」
わたしはさらに、足に力を入れた。
「よせ!」
仲間が止めに入ろうとしたが、巨大化したアナベルが全員を抑え込む。
イキった冒険者を寄り付かせない方法は、たった一つしかない。
相手の心を、徹底的に折ること。
「ここにいたら、殺されてしまうんだ」と思わせなければ、彼らはこれからもウチにちょっかいをかけてくる。
我々が子どもや年寄りを相手にしていたから、油断していたのだろう。
本質は、そういう団体ではないと、わからせる。
然るべき相手には、然るべき対応を取ることが、大事なのだ。
「そのへんにしてやれ」
最高責任者のオニ太が、わたしを止めに入る。
「はい」
わたしは、冒険者から足を離す。
「覚えていろ」の言葉でも出てくるかと思いきや、冒険者たちは怯えたまま逃げ出してしまった。
「かなり、ブチギレていたな。ダンプ」
「婦人を侮辱したので」
対戦相手をコケにするような輩は、叩き潰す。
自分たちが、リングに上がるわけではないのに。外野は、引っ込んでいてほしい。
「それに、あれでも手加減したので」
さっきの戦闘で、わたしは一〇分の一の力も出していない。
「そのへんの魔物のほうが、まだ強いです」
「アハハハ。たしかにな。イライラ解消ついでに、メシにしよう。ついてこい」
今日はデーモン・マシマのおごりで、ごちそうが出るという。
マシマ興行の事業は、プロレスだけではない。
料理店、インフラ、グッズ販売、ダンジョン運営、本職の魔王業務など、様々である。
マシマはわたしたちを、自身の運営するホテルに連れて行ってくれた。
「お前たちお嬢様たちなら、アタシの店の料理なんて食べ飽きているだろうけど」
「とんでもありません。魔界特製の料理なんて、めったにお目にかかれませんから」
魔界の郷土料理らしき、【スキヤキ】をいただく。
タレで煮込んだ肉を、溶いた生卵に浸して食べる料理だ。
たったそれだけなのに、目玉が飛び出るくらいにうまい。
お肉を体が欲していたので、余計に美味しく感じる。
「おいしいです」
「これに白米を入れても、うまいぞ。ウチの道場では、普段から出している」
「マネしてみます」
「まあ、かしこまらなくていいよ。ダンプちゃん。ここは個室だし、アンタをダンプだと見破れるやつはいない」
「そうですが」
魔王相手には、認識阻害魔法など意味がないようだ。
「マシマ、お前さんが教えたいってのは、極上の肉の食い方じゃないだろ?」
オニ太が仕切りに入って、マシマも「おお、そうだったよ」とこちらに視線を向けた。
「ダンプちゃん、マギアーツだったね? アタシがトレーナーになってやろう」
0
あなたにおすすめの小説
氷の精霊と忘れられた王国 〜追放された青年、消えた約束を探して〜
fuwamofu
ファンタジー
かつて「英雄」と讃えられた青年アレンは、仲間の裏切りによって王国を追放された。
雪原の果てで出会ったのは、心を閉ざした氷の精霊・リィナ。
絶望の底で交わした契約が、やがて滅びかけた王国の運命を変えていく――。
氷と炎、愛と憎しみ、真実と嘘が交錯する異世界再生ファンタジー。
彼はなぜ忘れられ、なぜ再び立ち上がるのか。
世界の記憶が凍りつく時、ひとつの約束だけが、彼らを導く。
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
外れギフト魔石抜き取りの奇跡!〜スライムからの黄金ルート!婚約破棄されましたのでもうお貴族様は嫌です〜
KeyBow
ファンタジー
この世界では、数千年前に突如現れた魔物が人々の生活に脅威をもたらしている。中世を舞台にした典型的なファンタジー世界で、冒険者たちは剣と魔法を駆使してこれらの魔物と戦い、生計を立てている。
人々は15歳の誕生日に神々から加護を授かり、特別なギフトを受け取る。しかし、主人公ロイは【魔石操作】という、死んだ魔物から魔石を抜き取るという外れギフトを授かる。このギフトのために、彼は婚約者に見放され、父親に家を追放される。
運命に翻弄されながらも、ロイは冒険者ギルドの解体所部門で働き始める。そこで彼は、生きている魔物から魔石を抜き取る能力を発見し、これまでの外れギフトが実は隠された力を秘めていたことを知る。
ロイはこの新たな力を使い、自分の運命を切り開くことができるのか?外れギフトを当りギフトに変え、チートスキルを手に入れた彼の物語が始まる。
帰国した王子の受難
ユウキ
恋愛
庶子である第二王子は、立場や情勢やら諸々を鑑みて早々に隣国へと無期限遊学に出た。そうして年月が経ち、そろそろ兄(第一王子)が立太子する頃かと、感慨深く想っていた頃に突然届いた帰還命令。
取り急ぎ舞い戻った祖国で見たのは、修羅場であった。
精霊に愛される(呪いにもにた愛)少女~全属性の加護を貰う~
如月花恋
ファンタジー
今この世界にはたくさんの精霊がいる
その精霊達から生まれた瞬間に加護を貰う
稀に2つ以上の属性の2体の精霊から加護を貰うことがある
まぁ大体は親の属性を受け継ぐのだが…
だが…全属性の加護を貰うなど不可能とされてきた…
そんな時に生まれたシャルロッテ
全属性の加護を持つ少女
いったいこれからどうなるのか…
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
魔道具は歌う~パーティ追放後に最高ランクになった俺を幼馴染は信じない。後で気づいてももう遅い、今まで支えてくれた人達がいるから~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界転生者シナグルのスキルは傾聴。
音が良く聞こえるだけの取り柄のないものだった、
幼馴染と加入したパーティを追放され、魔道具に出会うまでは。
魔道具の秘密を解き明かしたシナグルは、魔道具職人と冒険者でSSSランクに登り詰めるのだった。
そして再び出会う幼馴染。
彼女は俺がSSSランクだとは信じなかった。
もういい。
密かにやってた支援も打ち切る。
俺以外にも魔道具職人はいるさ。
落ちぶれて行く追放したパーティ。
俺は客とほのぼのとした良い関係を築きながら、成長していくのだった。
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる