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第八章 バ美肉、新春特番!
第76話 七人のバ美肉、一周年
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「みなさーん、あけましておめでとう~ 円城景 つばさです!」
今月は我が【尾鰭なき野郎ども】の、結成一周年となる。
「おめでとうございま~す」
メンバーそれぞれも、カメラに向かってあいさつをした。
「さて、年末はクリスマスライブも無事に終わりまして。新曲も、メタクソ増えましたね!」
スタジオに、拍手が鳴り響く。
「t@N.Δ/Mさんが加入したことで、案件も充実したものになってきましたよ」
ゆーなちゃんが、しみじみと去年を振り返る。
社長が抜けた代わりに入ってきたt@N.Δ/Mさんのおかげで、会社はいわゆる「バズり期間」に入った。
スタッフも増えたので、彼らも食べさせなければならない。
大変な、半年だったと思う。
「おまけにライバル企業が、台頭してきましたね」
スケる豚が、ライバルたちの名前を挙げていく。
「ねえ。すごいよね。ここ最近で、一気にバ美肉系のVが増えた気がしますね」
山梨 水沢が、相槌を打った。
「ですが、我々も今年はよりパワーアップして、がんばっていこうと考えていますよ」
「うっす」
七光ちゃんと、OYA・KATAが、拳を振り上げる。
「はい。ということでですね、我々は今後も、いつもどおり全力でやっていくわけですよ。みなさん。で、今回はなにをするかというと、初笑いです」
「バラエティ企画なんですね?」
「そうです。リスナーにはせっかくですから、楽しく新年を迎えてもらいたいじゃないですか」
「ええ。今は色々と、大変ですからね。ネットすら、高額になりかねませんし」
「でしょ? 高いお金を払って、このチャンネルを広告ナシで見てくださっているかもしれんじゃない?」
「はい~」
「ですから、我々のわちゃわちゃしているところを見てもらって、笑っていただこうと」
「わかりました。では本題に入りましょう」
駆け足で、ゆーなちゃんが催促する。
「いや~。この企画、キツイわ」
自分で設計しておいてなんだが、かなりひどい企画だと思う。
「今回みなさんに挑んでいただくのは、足ツボ二人三脚でございます」
会場から、大げさな「え~っ」という声が轟いた。
「現在、みなさんは裸足でございます。理由はですね、この足ツボマットです。みなさんには二人一組になっていただいて、この足ツボマットを突破していただきますよ」
「えっと、すいません。一人、足りませんが?」
t@N.Δ/Mさんが、挙手した。
「ご安心を。そのための、ファン社長です」
ファン・レバレッジ社長が、「まいど!」と舞台袖から現れる。
今月は我が【尾鰭なき野郎ども】の、結成一周年となる。
「おめでとうございま~す」
メンバーそれぞれも、カメラに向かってあいさつをした。
「さて、年末はクリスマスライブも無事に終わりまして。新曲も、メタクソ増えましたね!」
スタジオに、拍手が鳴り響く。
「t@N.Δ/Mさんが加入したことで、案件も充実したものになってきましたよ」
ゆーなちゃんが、しみじみと去年を振り返る。
社長が抜けた代わりに入ってきたt@N.Δ/Mさんのおかげで、会社はいわゆる「バズり期間」に入った。
スタッフも増えたので、彼らも食べさせなければならない。
大変な、半年だったと思う。
「おまけにライバル企業が、台頭してきましたね」
スケる豚が、ライバルたちの名前を挙げていく。
「ねえ。すごいよね。ここ最近で、一気にバ美肉系のVが増えた気がしますね」
山梨 水沢が、相槌を打った。
「ですが、我々も今年はよりパワーアップして、がんばっていこうと考えていますよ」
「うっす」
七光ちゃんと、OYA・KATAが、拳を振り上げる。
「はい。ということでですね、我々は今後も、いつもどおり全力でやっていくわけですよ。みなさん。で、今回はなにをするかというと、初笑いです」
「バラエティ企画なんですね?」
「そうです。リスナーにはせっかくですから、楽しく新年を迎えてもらいたいじゃないですか」
「ええ。今は色々と、大変ですからね。ネットすら、高額になりかねませんし」
「でしょ? 高いお金を払って、このチャンネルを広告ナシで見てくださっているかもしれんじゃない?」
「はい~」
「ですから、我々のわちゃわちゃしているところを見てもらって、笑っていただこうと」
「わかりました。では本題に入りましょう」
駆け足で、ゆーなちゃんが催促する。
「いや~。この企画、キツイわ」
自分で設計しておいてなんだが、かなりひどい企画だと思う。
「今回みなさんに挑んでいただくのは、足ツボ二人三脚でございます」
会場から、大げさな「え~っ」という声が轟いた。
「現在、みなさんは裸足でございます。理由はですね、この足ツボマットです。みなさんには二人一組になっていただいて、この足ツボマットを突破していただきますよ」
「えっと、すいません。一人、足りませんが?」
t@N.Δ/Mさんが、挙手した。
「ご安心を。そのための、ファン社長です」
ファン・レバレッジ社長が、「まいど!」と舞台袖から現れる。
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